日本経済新聞社は7月21日投開票の第25回参院選の情勢を探るため、全国世論調査を実施した。取材情報を加味すると、自民、公明両党は改選124議席の過半数63議席を超える勢いをみせている。自公両党と憲法改正に前向きな日本維新の会などの「改憲勢力」は、非改選議席と合わせると国会発議に必要な3分の2に迫る。野党は立憲民主党が改選9議席からの倍増をうかがう。【情勢調査の関連記事】・自民、選挙区で堅調 「1人区」野党共闘伸び悩み・比例代表も自民が優位に・投票「必ず行く」57% 13年と16年を大きく下回る・内閣支持率49% 憲法改正は賛成・反対とも38%