東氏の件の補足です. “はてな匿名ダイアリー”のエントリ「まあ、東浩紀も一応予防線は張っていて」は,tikani_nemuru_Mさんの「『無限に開かれた討議』というのは、根拠とか証拠とかデータを参照せずに、ひたすら思いこみだけでしゃべることも認めなくてはならにゃーようですにゃ」という指摘を取り上げ,これに対してありうる反論を示しておられます: それでは「ひたすら思い込みでしゃべる」人間を公共圏から駆逐していいのか、それが「公共圏」なのか?という反論も可能でしょう。 「ひたすら思い込みで」なされている発言は,まともに取り上げられないとか批判されるといった対応をされることでしょう.言い換えれば,妥当な議論の仲間入りはさせてもらえない,ということです. これが不当であるという話になりますと,そもそも議論や批判といった営みの目的が失われることになります.妥当な議論とそうでないものを吟味し区別する