京都教育大の男子学生6人が女子学生への集団準強姦(ごうかん)容疑で逮捕された事件で、他にも数人の学生が事件当時、現場に出入りしていたことが捜査関係者への取材で分かった。 大学によると、6容疑者は当時、教員養成課程の3、4年生で体育教育を専攻し、それぞれ、陸上▽アメリカンフットボール▽サッカー▽ハンドボールの体育会系クラブに所属。2月下旬に同専攻卒業生の送別コンパがあった京都市内の居酒屋で、めいてい状態の女子学生を店内の空き部屋に連れ込み、集団で性的暴行を加えたとして逮捕された。 捜査関係者によると、ほかにも数人の学生が現場に出入りしていた。こうした学生の存在は大学の内部調査でも浮上。大学は3月31日付で、6容疑者を無期限の停学処分とし、見ていたのに止めなかったとして数人を訓告としている。 大学の説明などによると、女子学生の側から3月3日に連絡を受けた大学は京都府警へ通報せず、内々に調