27日午後0時50分ごろ、和歌山市栗栖の県警和歌山東署に、男が知人男性と弁護士に付き添われ「息子を殺した」と自首してきた。署員が男の自宅を調べたところ、布団の上で首を絞められ死んでいる男性を発見。同署は殺人容疑で、同市吐前の無職中北昇容疑者(62)を逮捕した。「暴力に耐えられなくなり殺した」と供述しているという。 逮捕容疑は26日夜、自宅で寝ていた長男で校務員の禎全さん(36)の首をひも状のもので締め、殺害した疑い。 同署によると、中北容疑者は入院中の母親と禎全さんとの3人暮らし。日常的に暴力を受けていたとみられ、調べに対し「きのう(犯行当日)も何度も殴られた」と話しているという。 【関連ニュース】 ・ 顧客の警備会社社長を逮捕=金融会社事務員殺害 ・ 被害者の39歳長男逮捕=アルバイト男性殺害 ・ 日医大病院で男性刺され死亡=殺人未遂容疑で母親逮捕 ・ 病院で男性が胸刺さ