「『人を殺してはいけない』を否定しない」とか「人を殺したくない」とか最近いろんなところで書きまくってきたのですが、じゃあ僕が「殺したい」と思ったことが一度も無いかと言えば、そんなことはないです。というか、一度どころで済むような話じゃないですね、きっと。 それは10代の頃の話。「殺したい」と思った理由は、もう思い出したくもないのですが、まぁ、いじめとかそんなこと。「殺したい奴リスト」は実際には書かなかったけれど、頭の中にはあったな、確実に。あの頃は、殺す理由とか動機とか山ほど抱えていたような気がする。 それじゃあ、なんでそのときに僕は「殺さなかった」のか? 「人を殺してはいけないから」? 「命は大切だから」? 「法律で罰せられるから」? 「地獄に落ちるのが怖かったから」? うーん、どれも違うな。漠然とした「怖さ」はあったかもしれない。それは宗教的なもんではないけれど。高いところが怖いとかそん