ここ数年、著しくカジュアル化したスーツ&ジャケット。肩パッドをはじめとする副資材を極力省いた、いわゆる“カーディガンジャケット”が主流となって久しいが、そんな潮流への反動からか、再び構築的なスタイルが復活しつつある。 その火付け役がポロ ラルフ ローレンの新型スーツ&ジャケット「ギャリソン」。幅約11cmというビッグラペルと、明らかに“盛った”肩パッドの組み合わせは男気満点! ウエストラインもかなり絞り込まれており、その逆三角形シルエットはスーツが本来もっていたマスキュリンな色気を、否応なく掻き立てるのだ。 逆三角形シルエットを描く現代のパワースーツ 2ボタンでウエストの絞り位置はかなり低め。構築的なショルダーラインをより際立たせる、グラマラスなシルエットが最大の特徴だ。そんな「ギャリソン」モデルは、大定番との呼び声高い「ポロ」モデルなどに続いて、2011年春にスタートした新型スーツであ