再生エネルギー、原発抜く 昨年の世界発電容量 風力や太陽光 米シンクタンク報告 (04/16 11:31、04/16 14:50 更新) 中国遼寧省の営口市に並ぶ風力発電施設=2010年1月(ロイター=共同) 【ワシントン共同】2010年の世界の発電容量は、風力や太陽光などの再生可能エネルギーが原発を初めて逆転したとする世界の原子力産業に関する報告書を、米シンクタンク「ワールドウオッチ研究所」が15日までにまとめた。 原発は、安全規制が厳しくなったことや建設費用の増加で1980年代後半から伸び悩み、2010年の発電容量は3億7500万キロワット。一方、再生可能エネルギーは地球温暖化対策で注目されて急激に増加し、風力と太陽、バイオマス、小規模水力の合計は3億8100万キロワットになり、初めて原発を上回った。 < 前の記事 | 次の記事 >