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ノーベル賞
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基本的に、電動シェーバーの世界ではBRAUNが圧倒的に強い。次に松下のラムダッシュだ。しかし大変面白い点があって、この両者は電動シェーバーの基本特許に於いては後れを取った2社なのである。 この2社もそうだが、電動シェーバーでは大多数が「往復刃」方式を採っている。刃が線上を往復するように動いて、網から入ってきた髭を切断する方式だ。ラムダッシュなどはリニアモーターだとか何だとかもうわけわかんねー領域にまでイッておしまいになるほどカンカンになって往復スピードを上げようとしている。 それは何故か? 往復刃方式には致命的な方式欠陥があるからだ。考えて貰ったら分かるが、往復する方式である以上、絶対に刃が静止する瞬間が発生する。これはもう指1本で逆立ちしても克服できない。宿命だ。止まらなければ戻ってくることができないんだから。故に、とんでもないスピードで動かして静止している瞬間を無かったことにしたいのが
使用熱量(エネルギー)よりも摂取熱量が多ければ太り、逆だと痩せる。例外は一切ない。 人間の変換効率は、1kJの仕事をするのにだいたい1kcalの熱量を使用する。変換効率は糖質が最も良く、脂質が一番よくない。 全く同じ総熱量、1500kcalに統一した「タンパク質偏重」「糖質偏重」「脂質偏重」の食事を摂らせて比較した場合、昔から散々出ている通り高タンパク食摂取群が最も体重減少し、次が糖質偏重、最後が脂質偏重であった。面白い事に、糖質偏重と脂質偏重に顕著な差はなかった。 朝に57%FTPの運動を45分間行うと、その後14時間に渡って基礎代謝量が有為に上昇する。 睡眠中の代謝量は誰でも想像つく通り最低だが、割合で行くと実は睡眠中が最も高い割合で脂肪を消費している。このため、寝る前に摂食すると寝ている間の脂肪の消費にストップをかけることになる。 上記理由により、睡眠する4時間以内に摂食するのが最も
実はここのところ多数の方から 「アンタの主張とやたら似てる記事があるが、どう思う?」(注:実際の表現は色々) の問い合わせを多数イタダイていた。 で、ワタシも読んでみた。 …これ、書いたのオレ!?(笑) 勿論違うのだけど、自分で読んでも驚くほど似てるのは単に「科学的な思考とか、少しは調べて書くとか、そのへんを大幅に外さずに書けばこうなるだけ」だと思う。 PowerCrank無効とかアンクリング気にすんなとかトレーニング方法としての固定ローラーは時間効率が悪いだとか、読んでて「アンタも調べてるねーこのスキモンが!」と思う。5mアドバイスだけで生きてる人とか日本語しか読めない人ではなかなかこうは行かんだろうサ。 ケイデンスに関して衝撃を受けた人が多いようだが、自分でも思い込みとか「○○さんがそーゆーてた」のバリバリ都市伝説で勝負しないで地道にテストを積み重ねたら納得行く話だこれは。歴代アワーレ
KG496の方を見て欲しい。サドル先端が切り落としてある。 サドルを切り落としてしまうのはここ最近のTTで珍しくなくなってきた光景なのだが、これはUCIの規定である 1.3.013(サドル位置) サドル先端のボトムブラケット芯からの水平後方距離は最小50mmとする。 この制限はトラックスプリント、ケイリン、500mまたは1kmタイムトライアルの競技者が乗る自転車には適用しない。 ただし、いかなる状況においてもサドル先端はボトムブラケット軸を通る垂直線の前方へ出てはならない。 をクリアするためのものだ。 サドルを切ってしまうくらい、レーサー達はサドルを前へ出したいのである。RXRの方も切り落としてこそいないがサドルレールを見るとかなりサドルを前に出してある事が分かる。 UCIの規定とは違う独自の規定で動いているトライアスロンではもっとサドル位置を前に出してよく、それに則って作られたトライアス
一般に、運動能力を高めるには、しゃにむに、全力で、ヘバるまで運動するのが良いと思われている。この時代は長く続いた。 結論からさっさと書くと、これは間違いだ。 人間の筋肉や血流はそんなに簡単には出来ていない。 LSDとは Long Slow Distance の略である。低強度運動を長時間続けるトレーニングを意味する。 エンデュランスマイルと呼んだりもする。 この運動の効果が最初に発見されたのは、かの有名な「奇跡のジョギング」あたりだった。しかしあの頃は経験論的な成果が発表されたに過ぎず、また著者自身がジョギング中に心臓発作を起こしサックリ死んでしまったアクシデントもあって眉唾説が流れてしまったのは残念な事だった。 近年、この運動による成果は思い込みとか気のせいではなくて実際に間違いない事が最新の血管造影技術によって確かめられている。 人間の血流とは面白いもので、強度の高い運動をすると「流れ
知る人ぞ知るこのトルクレンチ、FSA製ではない。 イタリアの小メーカーが作っており、ロゴを書き変えただけの全く同じモノが、ワタシが知っているだけでも少なくとも3社にOEM供給されている。例えば3Tの“純正”トルクレンチも全く同じモノだ。Effetto Giustaforza Torque Wrenchが元商品である。逆にロゴ以外何も変わらないので気分でどれを買っても同じ結果が得られる。値段もバラバラで、不思議?なことに「FSA」ネームのものが一番安く売っている傾向がある。 コレ、実にモノがいい。 幾つか長所があるのだが 小型軽量 設定できるトルクが2Nm〜16Nmである クリック型なので作業が楽 が主なものだと思う。小型軽量な点は群を抜いていて、これ以上小さいハンドルはなかなか見つからないくらい小さい。そして設定トルクが2〜16なのは「さすが自転車用として作った!」と感心する。このレンジを
ズバリ「いかにして合理的に脂肪だけを落としてキレイな身体を得るか」を、典型的ダイエット本にあるウソ抜きで書いてしまった本。簡単に書けば「正面からドーピングダイエットを解説した本」である。 この本はナントカダイエット法のための器具であるとか謎な自社サプリを売るためのモノではなく、実際にファッションモデル等があの異常なまでのスリム体型を得る(実際に自分で節制してみればわかるが、あのような体型は単に食事制限しただけでは得られない)ために行っている薬品の使用法をそのまんま解説していたりする衝撃のハウツー本だ。筋肉を落とさず脂肪だけを落とすための“ドーピング”方法が、その副作用もきちんと説明した上で解説してある。それほど副作用がないライトなものから、1日あたりキログラム単位で脂肪が減ってゆく代わり4日連続摂取しただけで三途の川を渡ってしまうアンダーグラウンドの横綱まで。 合理性の追求は徹底していて、
このカーボショッツ、個人的にも愛用しているのだけど「安い」もんじゃない。 限界に近く安売りしている店で箱(25個入り)買いして1ショッツ(と呼ぶらしい)117kcal分が200円弱。 普通に店頭でバラ買いすれば単価250円ほどもする。 「そんな較べ方をしない」だけで、カロリーあたりの単価で見るとコレは和牛肉くらい高い。換算してみると和牛肉など1ヶ月に1度も食べないことが珍しくない上に根が貧乏性な人間にはますます高く思えてくる。だから肉に換算すんなって。 最近カフェイン入りのも出たが、ようは糖質と少々のミネラル類をペースト状にした(零下でも凍らないとか、他の長所もあるのだけど)モノにしてはなんとも高い気がするワケだ。 そこで考える。 そのマルトデキストリンとやらと少しの塩を水に溶かしたらほとんど一緒のモンになるんじゃねーのか? 調べてみた。 maltodextrin ようはデンプンを分解して
「ほどほどに強く生きろ」出来る限り出来ることだけ。他人と比べず、自分に負けず。LIVESTRONG_means_challenge_myself.
私は「万人に適合する適正クランク長の法則」を捜すこと自体にはほとんど興味がない。自分でやろうとしても私ごときの手には余ると思っているからだ。できるものなら調べてみたい気はするが、その力もなければそのような立場にもない。 私自身は今まで 175 172.5 170 167.5 165 と試している。我ながら飽きずによくやったもんだ。実験君な性格が出ているな。 ところで、クランクが長くなると何が起きるか?を検証してみよう。 サドルは伸ばしたクランク長と同じだけ下がる。(下げなくて済むとしたら元のポジションが誤り) クランクが伸びサドルが下がるため、ペダル上死点は伸ばしたクランク長の2倍、体に近づく。 サドルが下がるため、最も力を加えられる位置であるクランク3時(水平点)は、伸ばしたクランク長だけ、体に近づく。 最も力を加えられる位置であるクランク3時は、伸ばしたクランク長だけ、前に出る。 ここ
多くのスポーツ選手にとってストレッチングは有用だとされていて、これはもはや「ストレッチ神話」と呼んでもいい。ほとんどの人が疑いもなくやっているからだ。 …が、実際にストレッチを行った事が運動のパフォーマンスに与える結果を調べてみると、全然効果がないどころでは済まず、ストレッチを行った方がむしろパフォーマンスは低下し、怪我も起こしやすい衝撃的な調査研究結果が2000年前後から次々と発表されている。 以前Maffetone先生の「ストレッチは有害」理論にびっくりした私だが、どうやらこれはマフェトン先生のオリジナルでもなんでもなくて「あんた今頃ナニ驚いてんの」の世界なのである。 ようは 運動前にストレッチを行った方が良いとするのは何ら根拠がない。これは関節の柔軟性が高い方が故障をしにくい「イメージ」に起因すると推定される、単なる迷信・都市伝説である。運動前にストレッチを行った方がパフォーマンスが
早期投入の理由は簡単。自転車シーズンの開始に間に合わせないと待ちきれない客が他の商品を買ってしまい商機を逃すとの判断だ。営業サイドの都合である。 グラフィック的にはツール・ド・フランスでテストされていたモノの方が精悍でよいと思う。製品化された方はジャパニーズデザインの良くない面がもろに出ていてダサい。最近シマノの製品デザインは暴走している。誰か止めろ。 しかしデザインで速くなるなら誰も苦労しないのでそのへんはまあいいとしよう。 問題は重いことだ。 F662g R863g 合計1525g ここ数年、この手のカーボンディープリムホイールの全てが仮想敵とし目標とし続けてきたのがCampagnoloのBORAだが、リアがラージフランジに、HG用フリーが鉄ボディ/チタン爪から軽合金ボディにマイナーモデルチェンジした2006年型BORA ULTRAが、SHIMANOフリーモデル(HG)で F565g
当Blogでは何度か登場しているが、自転車はだいたい時速40km/hくらいになると走らせるのに必要な力の80%くらいが空気抵抗を相殺するための力で、50km/hになると90%にも達する。これはとりもなおさず空気抵抗が無いと仮定すると50km/hで走るときに必要な力は現行の10分の1で済んでしまう(!!!)事をも意味する。空気抵抗がいかにとんでもなく邪魔かが分かると思う。 ロードレースにおいて単独で逃げるよりもいいところまで集団で走っておいて最後で勝負に出た方が遙かに勝てる最大の理由もそれで、一人で空気抵抗を受けて走るのは自転車の高速走行において最もロスが大きい走り方なのと、ロードレースはタイム競技ではなく勝敗を競う競技だから途中の早い遅いはあまり意味がないからだ。UCIの公式レースなど、無用の着順競争による落車事故発生を防ぐため集団でゴールした場合は同一着順と認められるくらいだ。つまり表彰
この樹脂製クリップ様の製品、名前はブレーキシューチューナー。 ブレーキシューの調整を簡単に行うためのグッズだ。 雑誌のメンテナンス特集だと、必ずナントカの一つ覚えのようにブレーキシューはトーインに調整せよと書いてある。 だが、いざやってみると分かるがこのToe-in調整、実際にはけっこう面倒臭くてしかもうまくいかない。あまり整備経験がない人が自力でやろうとするとかなり高い確率で途中挫折すると思われる。そこで皆1円玉挟んでみるとかコート紙を2つ折りにして挟むのがいいとか色々独自の工夫をしてみるわけだが、何か挟むとトーイン調整そのものはできても今度はシューの角度が決め難くなる。何かを挟んだ状態だとブレーキレバーを握ってもシューをリムに押さえつけ切れないので、ボルトを回すときにシューが供回りしてしまうのだ。ブレーキシューはリムの回転方向ときっちり同じに向いていないと本来のストッピングパワーからど
私が今までベアリングで一番「こりゃすげえ」と思ったのは、何を隠そうキックスケーターである。呼び方は「キックボード」が一番通りがいいか。自転車でも自動二輪車でも自動車でもない。 当初青山か原宿だったかのブティック店員達が近所に買い物に行ったりするのに使っていたのを震源地として日本中で流行し、すぐさま中国生産の粗悪品がドバドバ出回り、坂道で子供が車に突っ込んで死んだ事故を境に市場が一気にスッコーンと冷え込んだアレだ。今でも子供達が乗っているのを時々見かけるが、むしろ子供向けの乗り物では「ない」と思う。見ていると、ほとんどの子供がロクに真っ直ぐ走ることすらできていない。実際問題物凄く直進安定性が悪くてブレーキも効かず、正直「危ない乗り物」だ。危険性は自転車の比ではないと思う。私はけっこう好きなのだが。危険な時はブレーキで止まろうとするのではなく咄嗟に判断してパッと飛び降り着地する方がよほど安全で
Fulcrumの会社設立意図が「シマノユーザーにカンパのホイールを売るための別名ブランド」なのは火を見るより明らかな事実だ。このへんはもう論議の余地がほとんどない。なにしろカンパの子会社なのに最初はSHIMANO向けのホイールしか売っていなかったくらい露骨にSHIMANOに媚びた商売をしていた。 Fulcrumが作られたもう一つの意味合いは、カーボンパーツの自社生産工場を大枚を投じて建設したりとファクトリーコンプリートホイールの商売にかなり力を入れるようになったカンパとして、この分野の第一人者であるMAVICの押さえている市場に本格的に食い込みたかったのもあると思う。この時Campagnoloブランドのままだと、カンパの部品を使っていない人間にとってはいまいち不統一感を生じるのが否めない。そこで「いちホイールメーカー」として別会社のFulcrumを用意した。 MAVICはフランスのリムメー
再帰性反射と書かれてもピンと来ない人の方が多かろうが、これは「光が来た方向にまっすぐ反射し返す」反射の事だ。普通の物質は乱反射しまくりで再帰性反射の性質はない。ないからこそ光が乱反射しまくって目に見える。対して再帰性反射の物は光源以外から見ると普通だが光源と同軸から眺めると強烈に光を反射する。反射と聞くと鏡を思い浮かべる人も多いと思うが、鏡の反射は再帰性反射ではない。入射角と対称に反射する。鏡が再帰性反射を行うのは唯一光源に対して垂直に構えた時だけだ。対して再帰性反射を謳うマテリアルはどの角度から入射した光でも光源に対して反射し返す性質を持つ。このため通常時は反射性能に富むわりにあまり光って見えない。何故なら光をことごとく光源に対して反射し返してしまい、眺めている人間の目にはほとんど光を届けないからだ。この性質のため再帰性反射シートは通常時「よく見ると少し光る」程度のシートだが、光源に近い
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