サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
体力トレーニング
alao.cocolog-nifty.com
CanonEos5DM2 50mm 1.2 iso100 1/50 f2.0 アメリカで撮影中、夜になりフリーウエイの、ガソリンスタンドに寄る。 こういう場所は、あんがい好きでよく写真を撮る。 ガソリンを入れている女性の金髪がライトで映えて美しかったことと、 このちょっとした空間にひかれて、助手席の窓を開けシャッターを切る。 すると気付いたのか、カメラを見る。その怪訝そうな顔。 このあと僕は微笑み返したが、あまり機嫌が良くなかったのか、後ろを向いてしまった。 カメラの設定は、絞り優先オート。 たいていこのレンズの場合は、横位置ポートレイトを撮るので、背景をボカすため f2.0にしている。明るい時は、iso100に設定しているので、 そのままこの薄暗い場面でも撮ることになってしまった。 それでも50分の1秒で撮れた。 空のバランスも、気に入っている。 なんでもない、写真だが、好きな写真だ。
Harajuku Setagaya 上の2枚は、GRのサンプル写真ではありません。FULL CReCoしています。 「なぜGRが、28mm単焦点広角レンズなのか?」 その3 (またまた脱線。でも最後まで。) というタイトルをつけながら、全然核心にふれず放置してしました。 実は、メインで使っていたDellのパソコン、ウインドウズXPがクラッシュ、 4、5日の間に40万枚ぐらいの写真から約2000枚に写真をセレクト中のできごとでした。 約2日間分がやりなおし。 それに始まって公私にわたって色々トラブルにみまわれ、 BLOGを書いている時間がほとんどありませんでした。 やっとこの数日、落ち着いたところ。 なぜウインドウズを使い続けているかというと、 僕は2000年に本格的にデジタルカメラを使い始めたころ、 大量に撮った写真のセレクトが一番の問題でした。当時のMacでは、 大量の写真を選ぶには膨大
RICOH GR 2013年4月 RICOH GR が発表された。 GRデジタルの5代目といえる。 2011年、リコ―がペンタックスを買収し、 リコーのカメラの戦略、 しっかりとしたコンセプトを持ったカメラ作りが ペンタックスにどのように反映するのかと思っていたら、 まるでペンタックスにリコーが買収されたように、 ペンタックスからはたて続けに、さまざまな新製品が発表されているのに、 なぜか、リコーからは新しいカメラがほとんど発売されることもなく、 ちょっと心配していた。 カメラメーカーとしては、一眼、645などを持った フルラインナップのペンタックスのほうが遥かに大きく、 コンパクト機しか作っていない、リコーが吸収されるのは仕方がないとしても、 GRデジタルのような、画期的な高級コンパクトデジタルを提案し、 ユーザーに圧倒的な支持されてきた、 RICOHのカメラ作りのポリシー、 ブランド構
CanonEosKissデジタルNは、世界最軽量デジタル一眼レフカメラだ。小さいし軽いので、小学校に上がったばかりの娘に持たせたら、重くないという。首からさげていてもだいじょうぶだという。ならばと、構え方、ワンショットのピントの合わせ方、シャッターの押し方、フレーミングのやりかたを、軽くレッスンした。すると夢中になりさまざまなものを撮影する。僕がテスト中なのに、返してくれない。 キスDは、ファミリーカメラとして売り出した。 いや、本当にファミリーカメラだと思う。それは、親が子供を撮ったりするだけではなく、子供も同じように撮れるからだ。こんなカメラが今まであったろうか。何より軽く、レスポンスのよさが、子供にも何の違和感もなく撮影できる。携帯のような、液晶をみながらの撮影ではなく、きちんと構えて、ファインダーを覗いて撮る。その気持ちよさが、こどもでもわかるようだ。こいつは面白くなってきた。子供
新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 この年賀状は「世界の街道をゆく」のディレクター、狩野喜彦氏と一緒につくりました。 写真は、新年から放送される、「アメリカの建国の道」のなかの写真であります。 小さいので文字が読めないと思うので、紹介します。 テレビ朝日 世界の街道をゆく 昨年10月から始まった75秒のミニ帯番組、 EOS5DMarkⅡを使い、横木安良夫と狩野喜彦のコンビで、 今年も世界中を走り回ります。 放送予定 1月 アメリカ建国の道 2月 フランス英雄の道 3月 ベトナム繁栄の道 テレビ朝日 毎週 月~金 PM8時54分から 提供 キヤノン 演出 狩野喜彦 撮影 横木安良夫 テーマ音楽 篠原信彦 ナレーション 坂東三津五郎 制作著作 テレビアサヒ テレコムスタッフ ●さて、昨年は、あまりBlogを更新しなかった。12月などはなんと一度も書き込むこと
「この警察のイライラはなんなのだ!」 篠山紀信氏、家宅捜索 (長文、論理破綻は、ご勘弁を!これは、論理ではなく、叫びである) この件、写真家として避けて通れないので書く。 篠山氏の写真がワイセツかどうかなんて問題ではない。 ゲリラで撮ったということも、アートとしては当然だろう。 日本でNUDE撮影をしたいといって、許可がでることはまれだ。 まして、JRの構内など、許可は100%と無理だろう。 写真は、許可なくては撮ってはいけないのだろうか。 これは、公道で被写体に気づかれずスナップするのと同じ問題だ。 黙って写真をとってはいけないのだろうか。 当然いけない。 当然無許可で写真を撮ってはいけないのだ。 絶対にいけない! でも、表現のためには、法律やルール、慣習、おきてを破ることがままある。 それが、可能なのがアートである。 現代アートは、過去のアートを含めた、 あらゆるものへの批評だからだ。
昨年、好評のなか開催されて、3000円で写真、売りましょう、買いましょ展をことしもまた、目黒のギャラリーコスモスで開催します。 詳しくはShINCで。 ●3000円で売りましょう、買いましょ! 展 サイト (参加希望者はこちらへ) 写真を売る! 写真を買う!」 この言葉にどれくらいのリアリティがあるでしょう。 日本では、海外では、と話はよく耳にするかもしれません。 それはあなたにとって、リアリティのあるものだといえますか? 参加者140名、作品販売枚数400枚。 これは、昨年の「\3000で写真売りましょ!買いま しょ!展」の実績です。 この場に飛び込んだ有名無名の作家たちと、 作品の購入者は3,000円という値段を介して オリジナルプリントの流通に触れました。 目の前で自分の写真が売れていく、その感覚。 買う、という目線で写真を見つめる経験。 そのどちらもが、参加者にとってリアルな、 そ
Dec.2008 Asakusa DP1 ●昨日のヨドバシカメラDP1トークショー。従業員口からはいる時、まるで空港のチェックのように厳しかった。バックヤードには、各種スローガン。ここは戦場だった。で、2回のトークショー、別に会場があるわけじゃないので、ちょっと戸惑ったが、ちょっと販売員になったような気分は貴重な経験。 2回目のとき、僕のレタッチ(CReCo)を紹介している時、「トーンカーブじゃできないことがある」との僕のトークに異常に反応した男がいた。「そんな嘘教えるな!・・・そんなことトーンカーブでできる」 僕は立って、パソコンを操作しながらしゃべっているときにだ。 それは、まるで野次のように。これにはちょっとびっくりした。僕の話が終わってからにして、というのにいつまでもやめない。 ちょっと頭のおかしい人かもしれないと思ったが、ルール無視なので、プチント切れ、「貴方は写真関係者ですか?
ShINC五味彬が、今回のShINCプロジェクト「¥3000で、写真売りましょ!買いましょ!展」の、約1400点の内、売れなかった写真に関して分析をしている。 たしかに400枚売れたということは、すごい現実だと思う。だとしても、売れなかった1000枚が厳然として存在している。 ShINC Lab おおむね僕も同じ意見だが、今回は出展者が主に買ったので、単純に今回の傾向が売れる写真の傾向ではないことをお断わりする。ファイルで見せる形態は、写真をやっているものなら、見慣れているし、多くの生の写真を手にとって見ることができるのは、写真制作、プリントワークなどの参考にもなったので、ある意味この業界ないの、志向が売れ筋にかなり反映していると思う。 途中、朝日新聞の首都圏版に載ったことで、一般の方が大勢来たが、彼等のニーズに答えることはできなかった。単純に言えば、ジャンル分なりしなければ、このような大
SIGMA DP1 マニアック・マニュアル 表紙 AD Yoshinori Kikuchi Cover photo Takehiro Kato ¥1680 8月22日発売 インプレスジャパン デジタルカメラマガジン 別冊 表紙ができあがってきた。結構カメラよりの表紙だが、中身は決してメカよりではない。メカよりならば、僕の出番はない。なかの写真は、物写真、イラスト以外は全ての僕の撮りおろし写真だ。 この1ケ月集中して撮った。テーマは、「東京景色」といったところだろうか。東京を外国人の目でみてみた。なんてわけないか。さて、DP1で何が撮れるだろう。 新宿副都心線、渋谷駅?だったと思うエスカレーターで。DP1 ISO400 30分の1 F4 Raw+CReCo 写真をクリックすると、拡大します。この写真は、未掲載です。 当然、明室CReCoしてます。本のなかでも、PhotoshopElement
●SIGMA DP1 ムック、「SIGMA DP1 マニュアック マニュアル」 112ページ ¥1680 8月22日より、インプレスジャパン、デジタルカメラマガジンより発売! アマゾンで予約可能ですカメラの物写真以外、全て僕が撮りおろしています。 さて、 DP1のレンズキャップは、RICOH GX200の可動式キャップで代用できるか?答えは、可能だ。 GX100と同じように、キャップはじゃまだ。 GX200、テレコン135mmを装着してDP1を撮影 物写真を撮るには、なかなかすぐれたテレコンだ。 構造的に、DP1とGX200は、レンズの突出し方が似ている。可動キャップの径が違っているだけだ。ここでは簡単にビニールテープで止めている。実は、DP1用のレンズキャップに穴を開け、GX200用の可動式キャップを接着すれば完全だろう。脱着が可能になる。そのつもりで、DP1のプラスチックキャップにバヨ
GX200 135mm相当テレコンを装着。この写真はGX200 でズームし72mm相当で撮る ●GX200にこのテレコンをつけると、かなり立派になる。でも実際は、軽量コンパクトだ。 冬のコートの大きなポケットなら入るだろう。フォーカススピードは残念ながら、 現代のデジタル一眼の望遠とは比べ物にならない。次世代コンパクトデジカメの課題だろう。 でも、デジ一なみになったら、空恐ろしいが。 ●明日、7月4日、RICOH GX200が発売される。予想通り、 自動開閉キャップの予約がすごいらしい。さて、新しいテレコン、、 1,88倍のTC1、35mmフルサイズ、焦点距離135mm相当で接写を試してみた。 ●135mmレンズというと立派に望遠レンズだ。 一般に望遠レンズは遠くのものを撮るレンズだと思われがちだ 。かつて僕が写真を始めたころは、135mm望遠は大人気だった。 なにしろ、レンジファインダー
ウラジオストク最新情報 2008年6月 ロシア沿海地方、の都市、ウラジオストクは、 この5年以内に観光としてブームになると思う。 1999年、僕はウラジオストクを訪れた。理由は、 新潟からたった90分で行くことができる、最果てのヨーロッパだからだ。 GoogleMap Vladivostok 当時僕は、極東の町、ウラジオストクを全く、イメージすることができなかった。 それはウラジオストクがソビエト連邦の軍事拠点、 90年代になるまで外国人が入ることができない秘密の都市、軍港だったからだ。 日本のすぐ隣にある都会なのに、日本人にとって、その存在を打ち消された街だった。 9年まえ、僕ははじめてそこを訪れ衝撃を受けた。 そこは、アジアでありながら、アジアではない、たった90分で行ける、最果てのヨーロッパだった。 ●その時の、レポートがここにあるので、読んでください。。「Farthest Euro
写真をクリックすると拡大します。 ●5月10日に、エイ出版社より、 「横木安良夫流スナップショット」を発売しました。詳細 amazon ******************* ●さて、Blogに福岡に住むトモアキーニさんから、こんな質問をいただいた。 初めまして。福岡に住むトモアキーニといいます。(横木さんが管理人のミクシィのコミュにも参加しています) 僕も発売日と同時に横木さんの本を買いました。 僕は15年ほど前から写真を始めたんですが、ここ数年はスナップ写真をあまり撮らなくなりました。 それは正に肖像権が絡んでくるからです。 ですから今回の文庫本の肖像権に関する文章は特に興味深く拝読しましたが、一つだけ疑問に思ったことがあります。 「表現の自由がある、民主主義社会では、芸術やジャーナリズムは、法律に対して、戦う権利もあるということです。もし負けたとしても、ジャーナリスト、アーティストは
肖像権侵害 その1 肖像権侵害の判決がでて、再び2チャンネルでもりあがっている。なんとも、世界は何かが変わった。 被害者は、たった35万の損害賠償で、再びさらし者になってしまった。 と、それなのに2チャンネルのスレを紹介する、ぼくも同じ穴のむじな。 いや、ことはそんな気楽なものではない。2チャンネルの意見は錯綜しいるが、写真家の目から見ると、とても恐ろしく感じることがある。 問題点は ●SEXとプリントされた、ドルチェ&ガッバーナの服を、その女性は買い、お世辞にもよろしくない着こなしで街を歩いていた。ブランド物だから、洒落のつもりでも、(お洒落ってここからきてんだ)、SEXという文字は強烈だ。若くて綺麗な子だったらともかく、差別ではなく、区別だ、本人はどういうつもりで着ているのだろう。街を歩く人の視線はどのように感じていたのだろう。かつてだったら、仲間同士、今日の笑い話ですんだことだ。しか
衝撃の未来形コンパクトデジカメ SIGMA DP1 SIGMA DP1 シグマのサイト SIGMA DP1の記事は、「デジタルフォト4月号」(ソフトバンク)、3月20日発売号で、写真とともに紹介しています。そしてその号は、表紙から巻頭、10ページ、僕のデジタルカメラで撮ったスナップ「GLANCE OF LENS~レンズの一瞥」も、紹介されています。そちらも合わせて、是非ご覧ください。 Rawで撮影。8ビットTIFFにカスタム現像。ちょっとグリーン系に現像だ。その後、CReCo。大してなにもしていない。Web用に、解像度72、縦800Pixelにリサンプル(リサイズ)。僕はPhotoshopは、エレメントを使っている。CReCoは、それで十分だからだ。普段使うツールの階層が浅いので使いやすいからだ。(実は、写真を入れ替えた。というのも、あの写真は[デジタルフォト]誌で使う写真だったからだ)
RICOH R8 その1 その2があります。 内容はRICOH R8のサイトへ ●RICOHから、新しいコンパクトカメラ、RICOH R8 が発売された。驚いたことに、Caplioという名前がなくなっている。GX100に、Caplioとついていたことが、悪評だったことはあったとしても、Caplioブランドを、RICOHが捨てたことは驚きだった。いや、まだどこかに残すのかは、不明だが。これで新しいGX100は、RICOH GX100になるのだろう。RICOH は、GRD、GX,Rという、シンプルなラインナップになってゆくようだ。 R8は、RICOHのなかではパーソナルスタンダードという、ジャンルのカメラで、他メーカーのコンパクトデジカメとの真っ向勝負の主力製品だ。それが、デザインを、GRDやGX100と同じコンセプトのデザインに変えてきたことに、自社のカメラのポジショニングを明確にしてきて
RICOH R8 その2 その1があります。こちらを先に読んでください。 SHIBUYA RICOH R8 (写真をクリックすると弱冠、拡大します。すべてCReCo済みなのであしからず) SHIBUYA RICOH R8 ●その1で、僕はGRD1のときから、ストラップを専用のGRDストラップではなく、フジのクラッセ用を使っている。GRDもワイコンやテレコンを使うなら、専用がいいが、何もつけないのなら、カジュアルなクラッセ用が好きだ。そして、R8はもっと軽いので、クラッセ用がベストチョイスかもしれない。 というのも、R8は、なんとGRDやGX100と同じように2点吊りができるからだ。ポケット派もいるが、僕は何度も壊しているので、首からさげるほうが好きだ。胸ポケットあるタイプのシャツだっら完璧だ。下の写真は、そのストラップをつけたところ。 ●実はこれは、大学の先輩写真家、青山達雄氏に以前教え
CanonF1 FD50mmF1.4 KR 1975年、5月だったろうか。まだ無名だった、真行寺君枝を撮影した。僕がフリーになるのが、9月だから、アシスタント中に撮った作品だ。君枝ちゃんは、16歳だったと思う。全くのすっぴんです。すっぴんでこんな綺麗な子はなかなかいないようね。フィルムは、コダクローム64。KR。スキャニングしたのがずいぶん前なので、コダクロームの色がでているとはいえないけれど、雰囲気はわかるかな。わかるわけないか。こんどコダクロームで撮った写真をきちんとスキャニングしてみようと思っている。 君枝ちゃんは、バレーをやっていたので、稲村ガ崎にあったバレースタジオで撮影した。後に、資生堂の「揺れるまなざし」のモデルになり、今は個性的な演技派女優になっている。 「僕のコダクロームその1」へ コダクロームとは? NEXT
●僕がどうやって、被写体を見つけて、撮るのか紹介します。約1分間の出来事です。 先日というより、EXIF情報を見ればわかるけど、おとといの夕方4時半ごろ、ぼくは下馬から中目黒に向かって自転車に乗っていた。天気はよく、夕方の太陽が傾いた光は、街に陰影を作っている。ふと、前方に、個人的に惹かれる風景が見えた。いつもの通り道、でも光の状態で違う風景に見える。目についたのは、赤い自転車。そして知らないうちに出現した空き地。前はなんだったのだろう。こんなふうに、なぜか惹かれる場所との遭遇は大切だ。さして構図をとることもなく、惹かれる場所全体を、まず撮る。僕は自転車を止め、またがったままGXのシャッターを切っている。24mm。 あれ、露出オーバー。カメラを見ると、A(絞り優先)になっている。しかも絞り開放、f2.5だ。昨日の夜撮ったままだった。シャッター速度がたりないための、オーバー露出だ。よくやるこ
Vol.01は、ここをクリック ●「VIETNAM GX TRAVELER」 5月末に、今回ベトナムで撮ったGX100の写真と、これまで13年間撮ったベトナムの旅写真のエピソードの本、「VIETNAM GX TRAVELER」を出版します。1994年に初めてベトナムを訪れ、そのときのカメラは、EOS5だった。そこであのアオザイの写真を撮った。それからベトナムへは17回通うことになる。一ノ瀬泰造やロバート・キャパ、NHKの「アオザイルネサンス」などなど、さまざまなエピソードのなかでのカメラの変遷。そしてGX100にたどりついた旅カメラの写真エッセイ集です。発行は、「あの日の彼、あの日の彼女1967-1975」を出版したアスコムです。200ページ、2000円の予定です。 GX100関連 ●Vol.1 ●Vol.2 3月1日から10日まで、GRDとGX100のベータ版を持ってベトナムに行った。ゲ
GX100にてベトナム産唐辛子とGX100を撮影。 ●VOL.01 前回のTEXT ●GX100 公式サイト GX100は、ネット上でかなり話題のようだ。GRDのズーム版という言い方に反発を感じる人もいるようだ。そのぐらいGRDは、愛されているんだなと思う。なんといって、GRDは、そのミニマムなスパッとわりきったコンセプトが潔く、その不自由さ、その手のかかりかた、でかえって愛情が深くなってしまうような、不思議なカメラだ。 それに引きかえ、GX100は、高性能、高品質コンパクトデジカメかもしれないが、万人受けするカメラで、決して高尚な趣味のカメラじゃない。 これは実用機だ。ぼくは最初からそういう認識だった。だからこそプロカメラマンである僕は、はまってしまっている。なにしろ仕事で使えるからだ。もちろんだからといって仕事のすべてに使えるわけじゃない。そういう意味では35mmサイズカメラ(デジタル
Photo RICOH プレスリリースより ●GX100公式サイト Photo by Alao Yokogi GX100で撮影 Photo by Alao Yokogi GX100で撮影 デジカメウオッチNEWS デジカメウオッチ続報 デジキャパ ●GX100リンク集 ついに、RICOHから、GRDの兄弟といえる、Caplio GX100が発表された。 前回の田中長徳氏の記事や、ベトナムロケでも、このカメラを使っていたというわけだ。 このカメラは画期的なカメラだ。そのへんを書いてみる。 1 さて、このカメラは、外観から見てわかるとおり、コンパクトデジカメ、GRデジタルと同じ、ハイエンドコンパクトデジカメのジャンルへの参入だ。実はGRという名前をつけてもいいぐらいの、高級コンパクトデジカメだ。やはり、GRD原理主義者(銀塩時代からの深いGRファンのこと。GRシリーズは、あくまで短焦点レンズカ
●僕のコダクローム YouTubeより1970年代前半に、ポールサイモンの曲で、「僕のコダクローム」という曲があった。今メロディを思いだせないが、そのころコダクロームは、僕にとって、いや写真をやっている人だったら誰でも、特別な名称だった。 それは(カラーフィルムとブラームスというサイトコラムがある)、前のブログでも書いたが、コダクロームⅡ、KⅡ(ISO25、ASA25)(ケーツーと呼ばれていた)というフィルムのことだった。 今回、ロバート・キャパの撮った50年前のフィルムが公開され、2月に写真展が開催される。 それについては、以前のブログを読んでください。 さて、僕が助手をやっているころ、70年代前半、写真の世界、特にプロの世界では、ほぼ全員が、カラーフィルムはコダックを使用していた。富士、やコニカは、アマチュア用のネガカラーだけで、カラーポジフィルムは、99%コダックだった。当時コダック
いまどき、こんなこと思い出したように書くなんて大人気ないと思うが、アマゾンのアソシエイトプログラムを貼り付けていて、僕がノンフィクションのライター田崎健太と作った、「キューバの本、ユーツな楽園」について、ずいぶん前の、あいかわらずのレビューに、暑さで久しぶりにむかつき、ここで「ご紹介」するしだいだ。 20 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 憂鬱な国の憂鬱な人が描いた憂鬱な本, 2002/01/29 レビュアー: カスタマー Ciudad de Yokohama 通り過ぎの輩が書いたこんなお手軽本が 巷に並んでいると思うと吐き気がします、 とちょうどセントロ・アバナの馴染みのアパートを活動拠点に キューバを一ヶ月ほどフィールドワークし、帰ってきたその日に、 本屋で並んでいるのを見つけて、燃やそうとした一冊です。 自分がどのような位置関係から括弧付きの「
DtoH (Distance to the Horizon)実は、この写真は盗み撮りだ。といっても被写体は知り合いです。でも彼女には許可なく、知らないうちに撮影しています。これは盗撮の「逆撮り」に限りなく近いが、スナップショットの一種です。 DtoHを撮るときには、誤解されないようにどうどうと撮るしかありません。 それには、いろいろな方法がありますが、たやすいのはひとりで撮らないことでしょう。 美しい女性、皆が振り返るような美しい女性と一緒だったらかなり、楽に撮影できます。子供を撮る時には、子供と一緒に行くのもよいでしょう。 まあ冗談でいえば、報道という腕章をつけるとか、スクランブル交差点で撮りたければ、「ローアングル撮影中ミニの人は寄らないでくださいと」看板を立てるとか。・・・でもそれじゃ、撮ることにスリルもなくかえってつまらないか。それじゃスナップショットになりませんね。 もっとも、ス
「DISTANCE TO THE HORIZON」~地平線までの距離~ 画像をクリックしてください。 ◆◆僕が、RICOH GRDを使い出した理由は、春に開催した写真展「Teach Your Children 1967-1975」の写真、ネガやプリントをスキャニングして、モノクロデジタルプリントを作っているときにある。 僕は、かつて銀塩フィルム時代、仕事で使うメインのカメラは中盤カメラだった。 35mmカメラにしても明るい単焦点レンズのみを使っていた。理由はワイドレンズ以外、開放付近で撮ることが多かったからだ。ピントの浅い写真が好きだからだ。少しでも絞ると、レンズの性能があがるなんて、なんの興味もなかった。高価な明るいレンズを絞って撮るなんて、なんてばかばかしいと思う口だった。それなら安いレンズで十分だからだ。開放付近といったそのレンズの限界が写真を魅力的にすると、信じているからだ。 デジ
先日、ムービーのスタジオでスチール撮影をした。隣のスタジオでCMのセットが組まれ、その合間であるタレントの広告撮影だ。かつて広告では、ムービーとスチールは、時間も日にちもわかれていたしグラフィックのコンセプトが違うことさえあった。最近はこうやって、別にスタジオを取って同時進行の撮影が多い。 スチールのスタジオだと、最新の例えばオール電動になった、ファティフ(1m50x2mぐらいのボックスタイプの面光源」のような、手間いらずのバンクライトの設備もある。それだとメインライトの位置(正面、サイド)を選んで、TOPの光を使い、背景もスピーディにセットできる。 ムービーのスタジオだと、ストロボなどスチール用のセットをすべて持ち込まなければならない。最近の便利なスタジオしか使ったことがなければ、きっとパニックだろう。 スタジオ撮影は、昔から東京が盛んだった。自分でスタジオを持たないカメラマンが多かった
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『THE EYE FORGET』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く