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衆院選
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サイボウズは、今期、創業以来17期連続で続けてきた黒字経営に終止符を打ち赤字決算とすることにしました。 昨日発表したプレスリリース http://group.cybozu.jp/news/14062610.html 目的は、クラウド事業拡大への投資。 「赤字にする理由は?」という質問に答える前に、「今期を赤字にしない理由は?」という質問に答えてほしいというのが正直なところです。 ○クラウド事業について クラウド事業は電話料金と同じで一度契約すると複数年にわたり継続的に売上が見込まれます。詳細までは書かないですが、クラウド事業を開始してこの3年間の解約率と追加率の実績だけで考えると、理論上はこの程度の赤字など長期での財務状況に対しては、ほとんど影響がないと考えています。もちろん、今後この数字は変わっていきます。ただ、スタートしたばかりのクラウド事業ですので、5年後よりも今のほうが確からしい数
Bmailはブログの更新情報を携帯メールへお知らせするサービスです。登録前に必ず利用規約をお読みください。 ※Bmailは株式会社ゆめみの提供です。サイボウズ株式会社では問合せを受付けておりません。 サイボウズを変える 本日のクローズアップ現代でサイボウズが 取り上げられ、社長の青野も生出演しました。 タイトルは 「“ウーマノミクス(女性経済)”が日本を変える」 番組では、サイボウズの選択型人事制度(PS・DS制度)など、 ワークライフバランスを意識した制度が紹介されました。 その番組の中で寄せられた質問や意見に 「余裕のある会社だからできることで、中小企業には無理」 「ライフ重視などしてるとさらに日本の景気は悪くなる」 というようなものがありました。 これに対しては「本当でしょうか?」と聞き返したくなります。 サイボウズは、NPO法人でも、ボランティア団体でもありません。 ただ単に、企
Bmailはブログの更新情報を携帯メールへお知らせするサービスです。登録前に必ず利用規約をお読みください。 ※Bmailは株式会社ゆめみの提供です。サイボウズ株式会社では問合せを受付けておりません。 青野師匠、魂の伝承 昨日のエントリでは 「マスコミュニケーションとは」について書きましたが、 どう表現するか について、サイボウズには、 創業期から広告宣伝を担当していた 社長の青野が伝承する秘伝の巻があります。 一、目立て! ・お客様の目に入らない広告からは、何も生まない。 ・見てもらい、知ってもらって初めて次につながる。 ・お客様の目をくぎ付けにするくらい目立て。 ニ、笑顔にさせろ! ・せっかく広告を見ていただいたのだから、 まずお客様を喜ばせよ。 ・サービス精神あふれる企業なのだから、 サービス精神あふれる広告で、その姿勢を伝えよ。 三、言いたいことを言うな!
先日、「サイボウズモバイル KUNAI」を発表させていただきました。 世の中のスマートフォンが iPhone 一色のようですが、東芝さんの Windows Mobile 端末「T-01A/X02T」は本当によくできているので、私見で恐縮ですが、迷っている人のためによいところ(と悪いところ)を挙げておきます。 ◎よいところ CPU が速くて快適。ストレスが小さい。 画面が iPhone よりさらに大きい。老眼でも大丈夫(?) そのくせ薄い。ズボンのポケットに入れて邪魔にならない。 キャリアを選べる。ドコモさん/ソフトバンクさん。 端末の種類はこれから増えるので、いろいろ選べる。 たぶん、そのうち au さんからも出る(ことに期待)。 PC に、重い iTunes をインストールしなくてよい。 ActiveSync でパソコンと自由にファイルをやり取りできる。 MS-Office のドキュ
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 今年最初のブログは、少々大胆な未来予測でも書こうかと思います。 (書いているうちに、お遊びになりました。すみません。) 1. 任天堂さんが携帯電話を発売開始 DSをベースにした携帯電話。タッチペンで操作。ゲーム遊び放題。GPSで端末の場所を特定できるので、遊びに出て行った子供を待つお母さんも安心。場所を離れた兄弟が対戦ゲームをすることも。 2. 楽天さんがインターネット・テレビを発売開始 ショッピングする人のための、ショッピング特化テレビ。動的にコンテンツが変化するカタログ通販のイメージ。何度でも動画で商品の紹介が見られる。在庫はリアルタイムに変化。 3. リクルートさんから電子ブックを無料配布 R25もホットペッパーも電子配信される時代へ。利用者登録をすれば無料でもらえる。駅で本をもらって帰るのが時代遅れに。リクルートさん
昨日、海外展開のパートナーについてプレスリリースを出させていただきました。 海外展開については、国内と同様に「パートナー戦略」で拡大を図ります。 今回発表させていただいたパートナー様は、 Material Automation(Thailand)Co.,Ltd. 【タイ、ベトナム】 欧智卡信息系統商貿(上海)有限公司 (大塚商会) 【中国】 Fernridge (singapore) Pte Ltd. 【シンガポール】 SN Corporation(HK)LIMITED 【香港、中国(広東省)】 Internet Solutions Limited 【香港、中国(広東省)】 の5社です。 まずはこの5社と強固な協業体制を築き、アジア地域の日系企業におけるグループウェアの普及に向けて、結果を出してまいりたいと存じます。 サイボウズは過去、海外展開に失敗した経験がありますが、今回は必ず成
小飼弾さんのブログで血液型性格判断についてのエントリーがありまして、興味深く拝見させていただいたのですが、私も思うところをひとつ。 昨年の夏に骨髄移植手術を受けたのは報告済みですが、そのときに知ったのは、白血球の型の多さです。 ご存知の通り、赤血球の型は、A、B、O、ABの4つだけ。 しかし、白血球の型(HLA)は、数万種類。完全に一致していないと骨髄移植はできないし、一致していたとしても患者さんの体にうまく定着するかどうかはわかりません。 興味深いのはここからです。 赤血球の型、つまり血液型が違っていても、白血球の型が一致していれば移植できます。 そして、そのときは、なんと血液型が入れ替わってしまうのだそうです。 A型の人がB型になったり、O型の人がAB型になったりするのです。 血液型は再インストール可能なのです。 血液型の話が好きな人は、白血球にも型があることをぜひ覚えておいてください
「ITの仕事は東京に集中しているので、地方では腕がよくても食っていけない」などということをよく聞きます。 みなさんは、どのように考えておられますでしょうか。 サイボウズは今年の3月より、愛媛県松山市に開発&サポート部門を新設し、すでに事業になくてはならない存在になっています。 こちらにサイボウズ開発本部の門屋(松山オフィス勤務)が書き込みをしておりますので、ぜひご一読ください。 門屋の記事でも紹介しておりますが、11月22日(土)に松山市でカンファレンスを開催します。 ウノウの CTO 尾藤さんも参加されます。 松山市に限らず、広く周辺からエンジニアに参加いただけるイベントにしたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 また、本日は、今治コンピュータカレッジで講演させていただきました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました。 そして、昨日は今治市でブログを発信している
サイボウズ Office 7 用のツールバーができました! β版ですが、むちゃ便利です。 ツールバーがあるのとないのでは、使い勝手がまったく違いますね。 個人的には、新着通知を次々と画面遷移なく開いていけるのが心地よいです。 また、次の予定が常に表示されているので、計画的に行動できます。 ぜひご活用くださいませ。 ガルーン版は、しばしお待ちくださいませ。m(__)m
北京オリンピックで熱かったこの夏、私は貴重な経験をさせていただきました。 10年以上前に骨髄バンクにドナー登録していたのですが、このたび同じ白血球の型をもった患者さんがおられることがわかり、骨髄移植のドナーとして手術を受けてきました。 手術を受けるにあたり、数多くの先輩ドナーさんの体験記に励まされましたので、私も簡単ですが体験記を残します。 手術当日までの手続きは、おそらくほとんど同じですので、いきなり手術の日から書きます。 ●手術当日 私なりにベストを尽くそうと、手術の一週間前から健康状態に気を配ってきたので体調は万全です。 相当いい骨髄が採れるはずです。 病院には前日から入院していたのですが、とてもよい環境で、気持ちよく手術の日を迎えることができました。 手術当日は、朝7時に起きて、準備をして、9時に手術室に入りました。 ベッドに仰向けになって横たわると、体の状態を測る機械や酸素マスク
Bmailはブログの更新情報を携帯メールへお知らせするサービスです。登録前に必ず利用規約をお読みください。 ※Bmailは株式会社ゆめみの提供です。サイボウズ株式会社では問合せを受付けておりません。 評価と働き方 昨日、発表された労働白書では、 成果主義賃金制度の運用改善と 年功序列賃金制度の再評価 について言及されている。 この繋がりで、サイボウズの人事制度が 昨晩「NEWS ZERO」で取り上げられました。 ただ、サイボウズの人事制度の本質は、 成果主義賃金と年功序列賃金ではなく、 「働き方」 にあると考えています。 これまでの一般的な人事制度は、 評価方法と働き方を区別せずに 考えられていたと思うのですが、 サイボウズでは、評価方法と働き方を 分離して考えてみました。 PS制度は、アウトプットにコミットして時間を ある程度フレキシブルに使う裁量労働型の働き方です。 DS制度は、9時
ここのところ、メディアによく取り上げていただいております。 今日は、その内容の一部をご紹介いたします。 -- 1. NHK「クローズアップ現代」 7/16(水)の企業の福利厚生特集で、サイボウズの部活動を取り上げていただきました。最近、掃除部やぴんぽん部がブレイクしております。 2. 幻冬舎「GOETHE(ゲーテ)」 ビジネスマンに人気の雑誌「ゲーテ」にカラーで7ページも(!)取り上げていただきました。中田英寿さんの右肩あたりに、会社と私の名前が出ております。現在、書店などでお求めいただけますので、ぜひご覧くださいませ。 3. はいから Channel ミドルエイジ向けの動画配信サイト「はいから Channel」の「成功の条件」というコーナーで、サイボウズを取り上げていただきました。こちらも現在、ネットで視聴可能です。 4. 日本テレビ「NEWS ZERO」 7/22(火)、ニュース番組
Bmailはブログの更新情報を携帯メールへお知らせするサービスです。登録前に必ず利用規約をお読みください。 ※Bmailは株式会社ゆめみの提供です。サイボウズ株式会社では問合せを受付けておりません。 「我慢」は「投資」 我慢というのは、実は、 何かの見返りを期待しているのではないかと思う。 であれば、我慢にも 「コスト対効果」 があるのではないだろうか。 (我慢) -上司の話に納得できないけど我慢する (期待効果) -チームの目標を達成するため -自分のやりたいことを実現するため -これ以上の労力をかけないため -・・・ でも、結果として、 -目標が達成できない・・・ -やりたいことができない・・・ -違うところでもっと労力がかかった・・・ となると、 「もう我慢できません!」 と投資してきた「我慢」は不良資産化する。
こんにちは! マーコム部のあきこです。 とうとう、4年ぶりのバージョンアップ、 グループウェア「サイボウズ Office 7」がリリースされました。 「Office 7」の発売を記念して、なんと!! 渋谷、表参道、新橋、虎ノ門など東京の中心を走る、 ビジネスマンの味方・東京メトロ 銀座線を 同じくビジネスマンの味方・ボウズマン仕様の電車が走ります!! (1時間に1本くらいしか遭遇できないのですが、、) そして、昨日さっそくあきこもサイボウズ TRAINを見て参りました。 銀座線 渋谷駅に着いて、待つこと15分。 その瞬間がやってきました。 ジャーン!! 銀座線の顔(?)とも言うべき正面に「Office 7」ロゴが!! 一瞬しか見れませんが、感動です! #ほとんど自己満足です ^^; そして、、、 側面にはもちろんボウズマン! そして、、、、 その横にはあきこが! モデルデビューしちゃいまし
小飼弾さんのブログで取り上げていただいてからというもの、本「ちょいデキ!」に関する質問をよくいただくようになりました。 今日はひとつ、裏話です。 「北斗神拳より太極拳を!」というキャッチフレーズは、サイボウズ・ラボの竹迫さんからアイデアをいただいたものです。 竹迫さんが研究されているセキュリティの分野においても、相当な知識がないと防ぐことができない手段、いわゆる「北斗神拳」的なセキュリティ技術が多いのだそうです。 より誰でもできるような「太極拳」的手段を考案し、提供していくのは、まさにサイボウズの「大衆化」精神ではないでしょうか。 「なんでもできる」より「誰でもできる」。 それが私たちが目指している理念でもあります。
Perlのハッカーであり、アルファブロガー(影響力のある先進的ブログを書く方)でもある、小飼弾さんのブログで「ちょいデキ!」を取り上げていただきました。 → 小飼弾さんのブログへ そのおかげで、今ひとつ売れてなかった「ちょいデキ!」が、アマゾンの売れ筋ランキングで初めて100位以内に入りました。 小飼さん、献本どころか紹介もせず申し訳ありませんでした。ご指摘いただいたことも改善してまいります。この甘さが、「ちょいデキ」の「ちょいデキ」たるゆえんかもしれません。(泣) 本当にありがとうございました。昨日は、大興奮させていただきました。 この教訓を活かし、サイボウズ・ラボのアルファブロガー Akky にも書いてもらおうと企んでおります。(笑) P.S. 小飼さんのブログは本当におススメです。私はこのエントリーが好きで、何度も読み直しては、「私は松下電工から逃げたけれど、今回は逃げないぞ」など
もうすぐSFAのセミナーのため準備に追われている、オオツキです。 今日は業務以外の話を書いてみます。 サイボウズには様々な部活動があります。 社員は気の向くままに部活に所属して交流を深めたり、深めなかったりします。 いまある部活動としては以下のものがあります。 ・野球部 昨年の顧客満足度V6キャンペーンで、元西武ライオンズの石毛さんとお客様チームの合同チームと西武ドームで対戦し、惜敗・・しました。 ・フットサル部 ・ダーツ部 ・写真部 ・エクストリーム部 ・テニス部 ・軽音楽部等々・・ ※詳しくはこちら その中で一際異彩を放つのが「Nintendo DS部」です。 現在部員は20名。 ニンテンドーDSの通信対戦ゲームで、遊びならコミュニケーション能力を養ったり、脳を鍛えたり、世界に挑戦したりする部活動です。 あるときは昼休みの会議室、あるときは業後に飯田橋の居酒屋の個室を借りて活
ムラマツです。 9/20に「チームワーク・オブ・ザ・イヤー 2008」についてプレスリリースを配信させていただきました。 http://group.cybozu.jp/news/08092001.html プレスリリースにも書いてありますが、今回「チームワーク」の認知向上と促進を目的に「ロジカルチームワーク委員会」を発足し、当委員会が「チームワーク・オブ・ザ・イヤー 2008」を主催しています。 「チームワーク・オブ・ザ・イヤー 2008」では、今年最も顕著な実績を残したチームリーダーを表彰!!!受賞者は下記の4名です。 ・東国原 英夫氏 (宮崎県知事) ・竹下 佳江選手 (女子バレーボール選手) ・小笹 芳央氏 ((株)リンクアンドモチベーション 代表取締役社長) ・星野 佳路氏 ((株)星野リゾート 代表取締役社長) 女子バレーボール 竹下佳江選手
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思い立って調べてみたもののあまり多くの情報を得られなかったのでちょっとタイトルの名前負けする内容になりそうですが、個々のサービスの評価ではなく市場全体としての状況についていくつかの発見がありました。 ○ 調査の発端 先日「Web 2.0 な時代の Web アプリ/サービスが備えるべきもの」の中で、以下のようなことを書きました。Yahoo!カレンダーをはじめとする Web ベースのカレンダーサービスはあくまで個人用というイメージが強く今は共有に主眼を置いていません。(大抵どのサービスもカレンダーを友人と共有する機能がありますがあまり使われているという話を聞きません。) しかし米 Yahoo! の以下のような動きは「パーソナル」だったカレンダーを「ソーシャル」にしようというものであると感じます。 そして Google もオンラインカレンダーを提供準備中という噂があるなど、これは Yahoo!
私の名前について、マスコミの方などからご質問がありましたので、説明いたします。 実は、私は旧姓が「青野(あおの)」で、結婚したときに妻の姓である「西端(にしばた)」に変えました。したがって、本名は「西端慶久」で、普段の仕事では「青野慶久」を継続して使っております。 #免許証は「西端慶久」です。 理由は....特にないです。強いて挙げれば、「面白そうだったから」となるでしょうか。名前を変えるチャンスなんてそうそうないですし、2つの名前を使い分けたら面白いかなと思った、という感じです。 ところが、社長になり、本名で書かなければならない公式書類が増えたので、誤解されないように、最近は本名が西端であることを併記しております。 日本では夫婦別姓が認められておりませんので、婚姻届を出すときに、どちらかの姓に合わせなければなりません。名字を変えるのはたいへんです。世の女性の苦しみがわかります。早く夫婦
○ クリステンセンの予言 今日のエントリのタイトルは、かのクリステンセン氏の「明日は誰のものか イノベーションの最終解」の中の一節の見出しを拝借したものです。 同書の中でクリステンセン氏は IM というツールについて、今は若者がチャット(おしゃべり)をするための「おもちゃ」だという見方があるかもしれないが、IM はまさに既存の通信事業者が提供する「電話」に対する破壊的テクノロジー足りうると述べ、さらに IM マーケットに携わっているマイクロソフトについて以下のように見方を示しています。「マイクロソフトには世界のどの企業よりも、うまく動作するオペレーティングシステムのつくり方がわかっている。だからこそ、おそらく誰よりも巧みに音声のテクノロジーを統合できるかもしれない。この統合の相互依存性によって、マイクロソフトは既存のサービス業者よりも低コストの電話通信ソリューションを販売できるようになる。
問題定義 MVCやBCEパターンといったレイヤー設計の目的は、(1)変更による影響範囲を限定すること、(2)レイヤーごとに作業分担が可能であることである。しばしば分割統治と呼ばれる。分割統治の目指す目的から、以下の3点を設計課題とする。 モデル、ビュー、コントローラーそれぞれの開発と実際のOgre開発のマッピング (開発体制とのマッピング) 上記議論を背景に、Ogreのレイヤー構成 モデル、ビュー、コントローラーそれぞれの実現方法 ビュー間の遷移管理とパンくずリストの実現方法 モデルとコントローラーの接続方法 問題分析 世の中のMVCフレームワーク 想定する開発体制 MVCそのものは分割統治であり、世の開発はそれぞれのレイヤーを別々の開発者(開発部署)に割当てて作業を分担する傾向にある。特に昨今のWeb系システム開発は、数週間から数ヶ月の短期間での納品を求められることが多く、短期間に大量の
ついに「Google Calendar」が公開されました。 私たちのグループウエアと競合する恐れもあるので、早速、触ってみました。 AJAXを多用しており、Windows アプリケーションと遜色ない操作感を実現しています。 よく作りこまれたカレンダーアプリケーションです。 学ぶべきところがたくさんあります。 しかし、今回の Google Calendar は、サイボウズが提供したい価値とは違うように感じました。 私たちが提供したい価値は、情報共有による知の創造であり、誰でも使える大衆化であり、チームワークの醸成です。 私たちは、私たちなりのアプローチで、世界に価値を提供していきたいと思います。
今日は情報システムが職場における「ツー」「カー」の成立を支援できないだろうか?ということについて考えてみました。 ○ 話が通じないのはなぜ? 誰かと話していて「話が通じない。。。」というストレスは誰しもが経験していることではないかと思います。 随分前に読んだ「バカの壁」という本によれば、自分と同じ環境、境遇、体験を共有できていない人同士はどうしても「相手の立場」というものに想像力を働かせることができず理解しあえない、それが「バカの壁」であるという風に著者の養老孟司氏は書かれていたと解釈しています。 つまり人と話が通じるためには、その人と何かしらの情報なり体験なりを共有していることが前提として必要であるということが言えると思います。 子供同士の会話の中で「昨日あの TV 番組見た?」とか、友人同士の会話で「あのお店のランチ食べた?」というところから会話が始まるのと同じように、会社の中でも「あ
○ 「情報が多すぎる」と感じるとき 「情報が多すぎる」と感じるのは多くの場合、メーラーなりグループウエアなりを使っていて、そこで流通する情報が次第に多くなり、ある時点で「ああ!もう多すぎて追いきれない!」となるときである、というのが今までの自分自身の実感です。 それは「情報の洪水」という言葉に象徴されるように、「フロー」が多すぎてあふれ出すこと、そのようなイメージがあります。 しかし一昨日サイボウズに中途採用で入社してきた社員が勤務初日にこのような感想を漏らしました。 「いや~、情報が多すぎてなんかキツイですね」 彼は前職でも IT 系の企業で働いておりグループウエアなどを使った情報共有には十分に慣れていたはずですし、まだ入社初日の彼にそれほど多くの情報が流れてくることはないのではと私は思っていましたが、それでも彼にはそのように感じられたようです。 とはいえ、たしかに彼にとってはサイボウズ
"Employee Generated Media" という言葉は、最近しばしば耳にするキーワードである CGM(Consumer Generated Media)に引っ掛けて私が俄かに考えた造語で、別に流行らそうという意図を持っているわけではありません。 以下に書くあるできごとをきっかけに考えた、企業内での新しい知識共有のイメージを表現するためにそのようなフレーズを考えてみました。 ○ Technorati で梅の開花情報を知る 私の家の近くに大きくて比較的有名な植物園があるのですが、そこにある梅園が毎年 2 月には見ごろを迎えます。 しかし今年はなんとなく遅咲きな予感がして、試しに Technorati で以下のようなキーワードで検索してみました。「 ○○植物園 梅」 (← AND 検索です)するとやはりありました。 投稿日付が 2 日前、以下のような書き出しで始まるブログのエントリ
« インターン | トップページ | 何が優れているって? » 2006/02/07 ドキュメントチームの苦悩 本日はドキュメントチーム マネージャーです。 ドキュメントチームは、マニュアルやヘルプを作っていますが、製品上に表示されている語句・文章(私達はよく「文言」と言っています)についても監修・検討しています。 これが結構悩ましいのです。 「日本人なんだから、日本語名称くらいすぐ決められるでしょう?」と思ったら大間違い。 ドキュメントのメンバーは、マニュアルの確認もしつつ、時間に追われながら苦労して考えています。 例えば「利用する」と「使用する」の両方が意味も無く混在すると、それはもう「統一ができていない」ということになります。 似たような言葉でも意味を明確にして使い分けなければなりません。 また、文末を過去形にするか現在形にするか、といったところでも、油断していると混ざってしまうから
○ 本エントリについての説明 去る 2006/01/24 から 2006/01/31 の 6 日間に渡って wiki について調べた内容を一連のエントリの中でご紹介しました。 経営企画室 調査日報: wiki これらのエントリをご覧いただいた方から様々なコメント、トラックバックをいただくとともに、当該エントリを各所でご紹介いただいたことで、wiki についての様々な情報、意見を後日拝見することができました。 それらの中には実際に wiki の開発に携わっていらっしゃる方も含め、wiki についての豊富な知見をお持ちの方による詳しい説明などが記載されています。 私が一連のエントリを書くために要した時間は極めて短く、wiki の長所、短所や活用のためのノウハウについて十分かつ網羅的に取り上げ切れていないため、wiki に対して関心をお持ちの方で本ブログをお読みいただいた方には、ぜひ以下にご紹介
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