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たぶん、世界で最も有名なベートーベンの「運命」の演奏会は、1947年5月25日から29日にかけて、フルトヴェングラーの指揮、ベルリン・フィルの演奏で行われたものだろう。その歴史的背景を少し確認しておこう・・・・ 「1945年5月9日、ドイツ政府は降伏文書に署名。終戦となった。そして5月28日にはベルリン・フィルが戦後第一回目の演奏会を開いた。そしてフルトヴェングラーが戻るまで指揮をしたのが、弱冠当時33歳のチェリビダッケ。 フルトヴェングラーは1945年1月23日にベルリン・フィルを指揮したのが戦中最後の演奏会となった。ヒトラー暗殺未遂事件への関与で逮捕寸前だったが、1月25日ウィーンでのコンサートの為にウィーンに脱出。そして2月7日スイスに亡命。そして2月23日のヴィンタートゥーア管弦楽団を指揮したのが、戦中最後のコンサートになった。 フルトヴェングラーはカラヤンのようにナチに入党はして
NHKラジオがパソコンで聞ける「らじる★らじる」が2015/9/1付けで仕様変更を行ったらしく、愛用の「radika」でエラーになり、うまく録音出来なくなった。この記事はその対応策を転記した、自分用のメモである。 ★2015/12/09朝から「radika」での聴取が不可能な状態に陥っています。オリジナルの「つくったもの公開所」サイトのコメント(ここ)にも、まだ解決策は挙がっていません。(2015/12/09追記) ■当方は、「Radikool4」に乗り換えました。これは非常に完成度の高い優秀なソフトで、ノントラブルで運用中です。⇒本ページの下の追記を参照。(2015/12/12) 前にも「radikaによるパソコンでのラジオ予約録音」(ここ)という記事で書いたが、自分はNHKラジオ深夜便などの番組を「radika」というフリーソフトを使ってパソコンで録音している。 それが、この9月に入っ
今日は、長いのではなはだ恐縮だが、非常に示唆に富む話なので、じっくりと読んでみたい。先日の朝日新聞に載っていた記事である。 「(インタビュー)がん治療の不信と向き合う 編集者・ライター、工藤玲子さん まっとうな懐疑心 自立と依存の間で納得目指し生きる 「がん治療は有害無益」。そんな内容の本がベストセラーになっている。広がる医療不信にどう向き合うか。がんを患いながら医療への問題提起を続け、2008年に亡くなった作家の柳原和子さんの言葉は、それを考える上での示唆に富んでいる。柳原さんの闘病を間近で献身的に支え続けた工藤玲子さんに、柳原さんの思いを聞いた。 ――柳原さんは患者の立場から、医療がはらむ問題を指摘してきました。医療不信についてもたびたび発言していますね。 「柳原さんには、がんの告知を受ける前から不信感がありました。母親が卵巣がんで亡くなった際、医療ミスが疑われ、主治医の心ない言葉を耳
母が元旦(2014/01/01)の午前10時49分に、老衰で亡くなった。大正10年5月13日生まれ、享年92歳。 故人を思い出すことは、供養になるという。自分の記憶の中で、たぶんこれから徐々に薄れていくだろう母の死までの経緯。それをメモしておくことも、ひとつの供養の姿かな・・・と思ってメモしておく。 茨城県竜ヶ崎市の実家で一人で住んでいた母は、2年少し前の2011年10月3日、自宅の玄関で転んで大腿骨転子部(足の付け根)を骨折した。それが全ての始まり。たまたま玄関だったため、大声で助けを呼び、近くの人が気が付いてくれて病院に入院した。それから1ヶ月余、入院中にいわゆる痴呆の症状が出始め、夜おとなしく寝ないため、付き添い婦さんを頼んで話し相手になって貰ったり、大変だった。 このまま実家に一人で帰すわけにも行かず、結局、2011年11月25日介護付き有料老人ホームに入れた。(ここ) しかし老人
太平洋戦争の宣戦布告遅延について、wikiにはこうある。 「アメリカ東部時間午後2時20分(ハワイ時間午前8時50分)野村吉三郎駐アメリカ大使と来栖三郎特命全権大使が、コーデル・ハル国務長官に日米交渉打ち切りの最後通牒を手交した。 この文書は、本来なら攻撃開始の30分前にアメリカ政府へ手交する予定であったのだが、駐ワシントンD.C.日本大使館の井口貞夫元事官や奥村勝蔵一等書記官(2人ともその後外務事務次官を務めた)らが翻訳およびタイピングの準備に手間取り、結果的にアメリカ政府に手渡したのが攻撃開始の約1時間後となってしまった。その為に、「真珠湾攻撃は日本軍の騙し打ちである」とのアメリカのプロパガンダに使われることとなった。」 この話はもはや定説になっているが、この説がくつがえるかも知れない・・・という。先日の日経新聞に、実は遅らせたのは外務省の故意で、その事実を隠していたという・・・。なか
「中村元―仏教の教え 人生の知恵」という本を読んだ。大哲学者の“中村元学”の入門書である。 しかし一人の人間が、一生の間にこの様に膨大なアウトプット(著述・業績)が出せるものか・・・・という事に、先ず驚嘆した。 学生時代にドイツ政府から賞を授与されたという抜群のドイツ語力や、英語、フランス語はもとより、パーリ語、サンスクリット語の仏典原典からの翻訳等、その語学力故に世界中の人が影響を受けたという中村元氏。この本で、その人柄が良く分かった。 その中で、「はじめての人のための中村学入門 中村先生が生涯をかけられた事典 堀内伸二」に書いてあったエピソードが印象に残った。(P178) 「・・・・先生は、この成果を発展させて新たな事典を編纂する必要性を感じ、この事典の刊行後ただちにその仕事に取りかかられたのである。そして実に20年という長い歳月を費やして原稿が整えられ、昭和42年暮れ、あとは出版を待
今日は日本語の勉強(?)である・・・。 今朝の朝日新聞に「座右の銘にしたい四字熟語」というアンケート結果が載っていた。曰く・・・ 「たった漢字4文字で森羅万象を表す四字熟語。表意文字である漢字の面目躍如といったところです。座右の銘にしたい四字熟語を聞いてみると、大事なのは人との絆、平穏な家庭、そして努力に真心。4文字を通じて、「いい人」日本人の姿が浮かび上がります。・・」 この記事にはベスト40が載っていたが、大きな声では言えないが、実は日本人を63年もやっている自分が、使ったことがない熟語が3つもあった。まあこれを機会に覚えておこうかと、下の表に、広辞苑で調べた意味を書いた・・・。 おっと、そこで気が付いた。それでは自分の無知を天下にさらすことになってしまう。それで全部の意味も書いて、自分の無知をカモフラージュすることにした。(広辞苑に載っていない本来の熟語の意味は、下の写真を参考に・・
今朝の朝日新聞に、何ともショッキング(?)な囲み記事があった。曰く・・・ 「ひと~「引きこもり留学」で英語の先生になった 菊池健彦さん(51) 営業のノルマを果たせず、34歳で会社を辞めた。6畳1間のアパートにひきこもる。そのうち何もしないことに疲れ果てた。英会話の入門書を買い、英語の勉強を始める。名づけて「ひきこもり留学」。 なにしろ時間はたっぷりある。英語の雑誌を1日1ページ読み、わからない単語を覚える。それを毎日繰り返す。聞き取りは海外ドラマを録画して何度も再生する。電子辞書のカバーは手作り。お金をかけずに工夫するのが楽しい。単語を覚えている間は将来の不安から解放された。 誰とも話さずに一日は終わる。外出先はスーパーと本屋。食費は1日500円と決め、夕方の安売りをねらう。レジの女性から笑顔で「またお越し下さい」と言われても、「ありがとう」とこたえる勇気がない。ただうなずくだけ。これが
昨日の日経新聞の「回顧2011 音楽」という記事で、嬉しいような悲しいような、こんな記事があった。曰く・・・ 「回顧2011 音楽~世界首位、悩み多く 2011年、日本はCDや音楽配信の売上高を合わせた音楽市場の規模で、史上初めて米国を上回り、世界第1位の音楽大国になる可能性が高い。日本はCD、配信とも縮小が続くが、単価の安い配信への移行が急速に進んだ米国の落ち込みがそれ以上に大きいからだ。音楽業界が激変し、今後の成長軸が見えない中での“悩める首位”といえそうだ。 業界関係者によると、今年上期の日本のCD、配信の売上高は約1570億円で、米国を8%ほど上回ったもよう。日本はCDが市場全体の76%を占めるのに対し、米国は40%まで減った。この差が逆転の大きな要因だ。 日本ではアイドルグループ、AKB48のシングルが5作連続でミリオンヒットを達成。複数のジャケットを用意したり、握手券などの特典
NHK BS2で放送された「ザ・ベストテレビ“全部”見せます グランプリ作品」(08/6/14放送)という番組で、「第45回ギャラクシー賞 大賞「裁判長のお弁当」(東海テレビ放送)」を見た。 NHKで民放の番組が放送されるのは珍しい。今回は、この1年にNHK・民放を問わず、日本を代表する7つのTV番組コンクールが、最優秀と推したドキュメンタリー番組を集めたのだという。 最初に放送されたのが、「裁判長のお弁当」というドキュメンタリー番組。だいたい「ギャラクシー賞」というのを、自分は知らなかったが、これは「日本国内のテレビ番組作りの最高の栄誉となっている」そうである。そして、第45回の作品は、ほんの先日(2008/6/3)発表になったばかりとのこと。 「裁判長のお弁当」という作品は、予想に反して許可された“裁判所の向こう側”の取材。「裁判所も変わろうとしているのか・・・」とナレータ。そして半年
ずっと気になっていた『中国語での般若心経』を聞いた。予想に反して、まったくの中国語だった。(まあ当然だが・・・) ひょんなことで、丸山勇という仏教写真家の事を知り、氏の「CD付 般若心教の世界」という本を買ってしまった。 その本に、サンスクリット語・中国語・韓国語の般若心経の読経のCDが付いていた。 実は、中国語での般若心経の読み方に興味があった。 何故かというと、漢字で書いてある仏典は日本も中国も同じはず。これは、日本に仏典が入ってきたときに、その神聖さを保つためにあえて日本語に訳さなかった、と聞く。 そして、どこかで『中国語は日本の音読みに似ている』と聞いたことがあった(これが間違い)。日本の読経を聞いてみても、とうてい日本語とは思えない。 ・・・とすると、『意外と中国の読経の読み方も日本の読み方も、同じかも知れないな・・・』ナンテ思ったのが間違いのもと・・・・。 CDを聞いてみると、
NHKラジオ深夜便「歴史に親しむ~江戸時代が生み出したもの~ 徳川宗家第十八代当主…徳川恒孝」(08/3/20~H19.4.19の再放送)を聞いた。 この方は日本郵船のサラリーマンだった人で、今は2003年に出来た「徳川記念財団」の理事長をされているという。この話で「目から鱗」が色々あったので、以下抄録してみる。 ・江戸時代265年間に戦争が無かったのは非常に素晴らしいこと。その間、ヨーロッパは戦争につぐ戦争。アジアは悲惨な植民地化。戦争は文化を生み出さない。西洋が世界の中心だったとすると、日本は一番遠い所にあったので巻き込まれなかった。これが一番幸運だった。19世紀は西欧社会が一番輝いていた。明治の日本はそれに圧倒された。 ・豊臣時代の朝鮮出兵に疲れていた日本は、徳川政治が多少悪くても、平和であればしょうがないということだったのだろう。 ・家康が力を入れたのが本の出版事業。駿府に移ってか
NHKのヒューマンドキュメンタリー「物理学者・戸塚洋二 がんを見つめる」(2009/7/26アンコール放送)を見た。(題から言って、本当は(怖くて)見たくなかったのだが・・・) やはり内容は重く、そのリアリティは、到底聞き流すような内容ではなかった。 1998年、スーパーカミオカンデでニュートリノに質量があることを発見した戸塚洋二氏。小柴昌俊博士に続きノーベル賞を受賞すると言われながら、自ら立ち上げたT2K(Tokai To Kamioka)プロジェクトの開始を見ることなく2008年7月10日に亡くなった。享年66。その戸塚氏が残したblogなどをもとに、ガンとの闘いの日々をたどる・・・。 戸塚氏に大腸ガンが見つかったのが2000年。そして2006年に職場を離れ、自宅療養に専念せざるを得なくなる。そして2007年8月に、今まで採った膨大な病状データを元に、自分の病状・心の推移を科学者の目で
今朝(07/9/3)の日経(P5)に「選択はiPodから亀山まで~国際分業の隠された真実」というコラムがあり、興味深く読んだ。 それによると、完全なブラックボックス化を図る垂直統合型のシャープ亀山工場と、その対極にある完全な水平分業型のアップルを紹介していた。 シャープは、製造技術やノウハウが競争相手に渡さないように外部への情報漏洩を完全に遮断。装置の配置はもちろんダクトの形状、パイプの太さなど全てが秘密。そして、数少ないオペレータには、その防塵服に大きなゼッケンを付け、担当部署から不用意に離れて、余計な所に行かないか、監視カメラでゼッケンをチェックしているという。 他社から購入する部材は、隣接して立地している企業から調達。まさにコンビナートの垂直製造体制だ。 その対極にあるアップルは、製品のコンセプトや設計は手がけるが、製造は100%専門のEMS(電子機器の受託製造業)に任せる。競争力の
やれやれ、やっと買い込んだ中古の松本清張の78冊を読み終えた。 まったく自分のヘンなこだわりには困ったもの。 ある作家が気になると、それにこだわってしまう。全部読んでみようと力んでしまう。 今までも藤沢周平、山本周五郎、佐伯泰英、司馬遼太郎をはじめ、漱石、龍之介などの「全部」にこだわってきた。 そして今回は松本清張である。 自分のエクセルの読書メモを見ると、「砂の器」から読み始めたのが2024年2月だった。以来集めた中古文庫本78冊。その読破に半年強かかった。そして今は読み終えて「やった~!」という自己満足感?? 確かに松本清張の作品は面白い。しかし、あまり有名で無い作品は、まあそれなり・・・ 清張といえども全作品が面白いわけでは無い。「天保図絵」はとうとう挫折してしまった。 ミステリーが主なので、最後に謎解きがあるが、難しくて良く分からない作品も多かった。 それに比べて登場人物が少ない作
先日(07/7/2)の日経朝刊に「インタビュー領空侵犯」(P4)というきわどい名前のコラムがあり、元マイクロソフト副社長の古川享(ふるかわすすむ)氏の「著作権70年は長すぎ~デジタル対応こそが本筋」という記事が載っていた。 ここで、保護期間について考えてみる。 この記事で、筆者は「・・・消費者の視点で考えると、著作権を70年に延ばすのは長過ぎだと思います。著作権は作者や音楽家などの創作意欲を高めるため、経済的対価を保証するのが狙いです。・・・」と述べている。 ここで改めて著作権法に目を通して見た。 (目的) 第一条 この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。 これが全てだ。 Wikipediaの「著作権の保護期間」
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