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筆者の藤井一至(ふじい・かずみち)さんは世界中を巡る、土の研究者。人が立ち入らないような場所へ出向き、自らスコップを持って、研究材料となる土を掘り出しています。作業中に不審者と間違えられたり、ひどい虫刺されの被害にあうことも珍しくありません。それでも土には「過酷な労働を上回るほどの魅力がある」と熱く語る、イントロ部分の一行です。 「柱が立つほどの蚊とは、一体??」と思った瞬間、そういえば、遠い昔に習った記憶がうっすら浮かびました。江戸時代に「蚊柱(かばしら)」と歌った俳人がいたような……。いやでも、蚊ってそんなに大群になるものなの?あとで調べよう、とポストイットを貼ったのでした。 ちなみに調べたら両者とも、そして他にも多くの俳人が「蚊柱」という季語を好んだそうです。蚊は柱のように群れるのか。毎夏の虫ひとつ取っても、何も知らない自分を実感しました。蚊だけではありません。「この世界は知らないこ
図書館でも古本屋でも、いつどこで出会っても「つくり手」に直接支援ができる。編集者・藤本智士さんが仕掛けた「Culti Pay」が問う、あたらしいふつう 2024.08.23 supported by greenz people supported by greenz people 小黒 恵太朗 小黒 恵太朗 突然ですが、みなさんにとって「大切な作品」はありますか? 幼い頃、何度も繰り返し読み聞かせてもらった絵本。 初めて友達と映画館で観た、アクション映画。 仕事でボロボロになったとき、勇気づけてくれたロックミュージック。 今はSNSなどを通じて、広く感想を共有できるようになりました。でも心に残る大切な作品だからこそ、もっと直接作者を応援したり、想いを届けたいと思ったりしたこともあるのではないでしょうか。 今回お話を伺った、編集者の藤本智士(ふじもと・さとし)さんの活動には、そのヒントがちり
【4ヶ月完結・オンライン+現地】わたしをいかした小さな商いをはじめる。まち商いスクール in 福島県双葉町 受講者募集中!ローカル開業カレッジ 自分の生き方を 表現する商いを始める 働きたくない、遊んで暮らしたい。人生をより低迷させる旅コミ誌『野宿野郎』編集長(仮)かとうちあきさんに聞く、誰も排除しない社会のつくりかた 2024.03.15 暮らしの変人 暮らしの変人 草刈朋子 草刈朋子 JR根岸線の石川町駅で集合し、首都高狩場線が上を走る人工河川の中村川沿いをしばらく歩く。海岸段丘の発達した横浜は、下町と山の手が狭いエリアにぎゅっと凝縮している。川の右手を行けばドヤ街(日雇い労働者の街)で知られる寿町や歓楽街の伊勢佐木町、左手の坂を登れば、外人墓地や港の見える丘公園などの高級住宅街が広がっている。その狭間に「お店のようなもの2号店」はあった。「のようなもの」とはいったい何だろう。そんな疑
【4ヶ月完結・オンライン+現地】わたしをいかした小さな商いをはじめる。まち商いスクール in 福島県双葉町 一人ひとりの暮らしから社会を変える仲間「greenz people」募集中!→ 森林を歩いていると、動物や虫たちの声がどこからともなく聞こえ、地面は前の季節に散ったであろういくつもの落ち葉が堆積し、ひんやりと湿っています。 森林は人の手が入らずとも、自らを管理し持続させる独自のシステムを保っているように見えます。それには、多様な植物たちが共生する地上の営みだけでなく、ミミズを代表とする土壌のさまざまな生物の営みが密接に関係しています。しかし、こうした生態系は農地ではなかなか見られないといいます。 長らく土壌の生態学を研究してきた金子信博(かねこ・のぶひろ)さんが著した『ミミズの農業改革』は、土壌に生きる小さな生き物たちの営みを通して、現代の日本の農業での常識を改めて見つめ直し、土壌の
【4ヶ月完結・オンライン+現地】わたしをいかした小さな商いをはじめる。まち商いスクール in 福島県双葉町 参加者募集中!わたしをいかした小さな商いをはじめる。まち商いスクール in 福島県双葉町 ベストセラーはたったひとりの熱狂から生み出せる。兵庫・明石の小さな出版社「ライツ社」が自分たちのアイデアを信じ“見たことのない本”をつくる理由 2023.08.30 マイプロSHOWCASE関西編 with 大阪ガスネットワーク マイプロSHOWCASE関西編 with 大阪ガスネットワーク 杉本 恭子 杉本 恭子 「電車で寝てしまって遅れました。本当にごめんなさい!」 7月初旬のある日、兵庫・明石の小さな出版社、ライツ社にて。大塚啓志郎(おおつか・けいしろう)さんと高野翔(たかの・しょう)さんに、私は深々と頭を下げていました。 自宅のある京都市内からライツ社まで、電車で約2時間。大阪の高層ビル
【4ヶ月完結・オンライン+現地】わたしをいかした小さな商いをはじめる。まち商いスクール in 福島県双葉町 参加者募集中!わたしをいかした小さな商いをはじめる。まち商いスクール in 福島県双葉町 突然ですが、思い浮かべてください。 あなたはスーパーに夕食の食材を買いに来ています。お腹をすかせて待っている家族を思うと、一刻も早く帰りたい。でも、いまレジにはあなたより前に5人が待っています。 クレジットカード、電子マネー、QR決済。さまざまな方法で支払って、前のお客さんたちが店を出ていきます。いよいよ次は、あなたの番。しかし、あなたの前の人は現金払いのようです。しかも、小銭がなくて・・・と時間がかかっている様子。 この状況、あなたはイライラしますか。 それともゆっくり待てますか。 せっかちで時間を無駄にするのが大嫌いな僕ならばきっと、イライラしてしまうことでしょう。 新型コロナウイルスの影響
【4ヶ月完結・オンライン+現地】わたしをいかした小さな商いをはじめる。まち商いスクール in 福島県双葉町 「働く」で社会を変える求人サイト「WORK for GOOD」 意外にも科学は私たちの手のなかにあった。あなたの好奇心×「シチズンサイエンス」で、研究者やAIとともに新たな知の扉をひらく 2022.12.15 青木朋子 青木朋子 世界的に注目されている、科学者と市民が協力して、プロジェクトを進めていく「シチズンサイエンス」。 こちらのキックオフ記事でもお伝えしたとおり、現在グリーンズでは、シチズンサイエンスの力をいかして、瀬戸内海の海ごみを減らすためのプロジェクトに取り組みはじめています。 とはいえ、シチズンサイエンスについては、まだまだグリーンズも勉強中の段階。シチズンサイエンスってそもそもなに? どんな事例があるの? そこで今回は、日本におけるシチズンサイエンスの第一人者であり、
【4ヶ月完結・オンライン+現地】わたしをいかした小さな商いをはじめる。まち商いスクール in 福島県双葉町 「働く」で社会を変える求人サイト「WORK for GOOD」 今日の記事の舞台は、カナダのハミルトン。トロントとナイアガラの滝の中間にあり、夏は30度以上の高温多湿、冬はマイナス20度以下の豪雪地帯。とても厳しい気候です。 そんなハミルトンにも、他の都市と同様にホームレス状態の人びとがいます。衣服も食料もじゅうぶんな状況でない中で、過酷な気候にさらされる彼らを救うべく、この都市が建設することに決めたのが3階建24部屋の「パッシブハウス」です。 冷暖房をあまり使わなくても暮らせる。 家賃は破格の$85(日本円でおよそ1万2000円)。 なぜそんなことが可能になるのでしょう? そして、そもそも「パッシブハウス」って? 今日は、ハミルトンが準備をすすめる、ホームレスを救うためのエネルギー
【4ヶ月完結・オンライン+現地】わたしをいかした小さな商いをはじめる。まち商いスクール in 福島県双葉町 『生きる、を耕す本』が完成!greenz peopleになるとプレゼント→ 1日約1万冊の捨てなくてはならない本を、なんとかしたい。 本のよりよい循環を目指すバリューブックスが、「本だったノート」にこめた思いとは 2022.11.22 supported by greenz people supported by greenz people 古瀬 絵里 古瀬 絵里 1日に約2万冊。 これは、オンラインを中心に本の買取・販売を手がける会社「バリューブックス」に届く本の数です。そしてその半分、つまり約1万冊は、さまざまな理由で値段がつかず、廃棄されています。 この本を使って、何かできないか。そんな思いから生まれたのが「本だったノート」です。 その名の通り、このノートはかつて本だった再生紙
取材ツアーに同行する人募集!動力を使わず、自分の脚力と腕力だけで旅する「グレートジャーニー」で知られる探検家・関野吉晴さんはなぜ今、旧石器時代の暮らしを再現しているのか \新着求人/地域の生業、伝統、文化を未来につなぎたいひと、この指とまれ!@ココホレジャパン 突然ですが、こんなポスターを見かけたらあなたは行きますか? 何かのいたずら? 冗談? なんか怪しいと警戒するでしょうか。 それとも、ちょっと気になって、様子を見に行きたくなる方もいるかもしれませんね。 このポスターをつくったのはサンフランシスコに住む43歳のCurtis Kimball(以下、カーティスさん)。 コロナ禍で友人たちが他の街へ引っ越してしまい、自分も引っ越そうかとも考えたそうですが、この場所にとどまって人とつながる方法として、こんなお誘いをすることにしたというのです。 誰も来ないかも…… 勇気を出してやってみたら 20
取材ツアーに同行する人募集!動力を使わず、自分の脚力と腕力だけで旅する「グレートジャーニー」で知られる探検家・関野吉晴さんはなぜ今、旧石器時代の暮らしを再現しているのか \新着求人/地域の生業、伝統、文化を未来につなぎたいひと、この指とまれ!@ココホレジャパン 真実はどこに。正義はどこに。ウクライナ戦争につながる2014年からの紛争を描く映画『ドンバス』が突きつける、21世紀の戦争 2022.05.13 グリーンズの本棚(レビュー) グリーンズの本棚(レビュー) 村山幸 村山幸 5月21日から公開される映画『ドンバス』。このタイトルに聞き覚えがあるかもしれません。ドンバスとはウクライナ東部、ロシアと隣り合わせの地方を指し、まさにいま、毎日のように激しい戦闘が続いている場所です。 注目したいのは、この作品が2018年に制作されたということ。そしてドキュメンタリーではなくフィクションだというこ
【4ヶ月完結・オンライン+現地】わたしをいかした小さな商いをはじめる。まち商いスクール in 福島県双葉町 「働く」で社会を変える求人サイト「WORK for GOOD」 日記とコーヒーをかけ合わせ、安定した経営でやりたいことに注力する。「日記屋 月日」から学ぶ、敷居を下げながら奥行きをもたせる店のつくりかた 2022.04.08 ソーシャルな会社のつくりかた 坪根 育美 坪根 育美 経営する出版社「NUMABOOKS」で数々の日記本をつくり、自らも日記を付け続けている内沼晋太郎さんは、ある種“日記にとりつかれた男”といえるかもしれません。ついには「日記屋 月日(つきひ)」という店までつくってしまったのだから。 でもそこは、事業を多く手がけている内沼さんのこと。ビジネスとして成り立たせるための巧みな仕掛けがあちらこちらに組み立てられていました。 内沼さんと日記屋 月日の店長・栗本凌太郎さん
取材ツアーに同行する人募集!動力を使わず、自分の脚力と腕力だけで旅する「グレートジャーニー」で知られる探検家・関野吉晴さんはなぜ今、旧石器時代の暮らしを再現しているのか 一人ひとりの暮らしから社会を変える仲間「greenz people」募集中!→ AIで顔や声を合成する技術「ディープフェイク」をドキュメンタリーに。 映画『チェチェンへようこそ-ゲイの粛清-』に見る、 デジタル技術やアバター(分身)で社会を変える方法。 2022.02.24 supported by greenz people supported by greenz people 土居 彩 土居 彩 CHECK IN チェックイン ディープフェイクとは人工知能(AI)を使って、映像や音声を本物のように合成する技術のこと。この技術をドキュメンタリー映画として初めて応用し、被写体の身元を守りながら臨場感あふれる映像を届けたのが
読み書きは、あなたに”変革”を起こす。アメリカで40年以上続く、作文で社会とつながれる居場所「Just Buffalo Literary Center」 2021.11.10 greenz challengers community works greenz challengers community works 茂出木 美樹 茂出木 美樹 気持ち。 意見。 ふと見つけた気づきや学び。 私たちは、そういったものを他者と分かち合うべくコミュニケーションをし、伝えるために自分なりに表現をします。 とはいえ、「自分なり」の表現って、どうやって見つけ出すのでしょう。それはゼロからつくりあげるというよりも、他者の表現に触れる機会を積み重ねて取り入れていくうちに、徐々に見つけだしていくものかもしれません。 今回ご紹介するのは、「Just Buffalo Literary Center(以下、ジャストバ
【4ヶ月完結・オンライン+現地】わたしをいかした小さな商いをはじめる。まち商いスクール in 福島県双葉町 \新着イベント/9/19 自然の中で遊び、仕事にする生き方 ゼロイチ「だけじゃない起業」が課題解決の近道になる。秋田で起業家を生み出し続ける「ドチャベン」が、2021年に目指す地域社会の未来とは。 2021.10.14 石村 研二 石村 研二 秋田県で2015年から開催されている「ドチャベン」。土着のベンチャーを育てようと始まったプログラムも7年目を迎え、9月15日に開校式となるイベントがオンラインで開催されました。 「秋田で事業をすること」に興味があれば誰でも参加でき、ピッチイベント(成果発表会)には賞金も出るという秋田県の本気が感じられるこのプログラム。いまの秋田の特性をいかした起業を促すため、毎年テーマが設けられ、それが「野生的起業」とか「教育シェア宣言」とエッジの効いたものな
【4ヶ月完結・オンライン+現地】わたしをいかした小さな商いをはじめる。まち商いスクール in 福島県双葉町 受講者募集中!ローカル開業カレッジ 自分の生き方を 表現する商いを始める 地球の危機、もう待ったなし! 斎藤幸平、安宅和人、石山アンジュが本質的な豊かさと経済の両立を「シェア」で実現できるか考えた。 2021.10.07 supported by greenz people supported by greenz people 石村 研二 石村 研二 10月5日に、一般社団法人シェアリングエコノミー協会主催の「SHARE SUMMIT2021」がオンラインで開催されました。 「企業、個人、政府、自治体、NPO、教育機関が手を取りあい、持続可能な共生社会『Co-Society』の実現に向けた具体的な行動『Sustainable Action』を起こし、新たな社会を創造していく。」という
【4ヶ月完結・オンライン+現地】わたしをいかした小さな商いをはじめる。まち商いスクール in 福島県双葉町 受講者募集中!ローカル開業カレッジ 自分の生き方を 表現する商いを始める 「フードデザート(food desert)」という言葉を知っていますか? 日本語に訳すると、食の砂漠。 フードデザートと呼ばれるエリアに住む人びとは、近くに生鮮食品を手に入れられる店がなかったり、アクセスが悪くてなかなかたどり着けない。あるいは、近くにお店があっても、そこで販売されている食品を購入できるほどの金銭的、時間的余裕もないことが多いとされます。 生鮮食品を手に入れるのが困難な彼らが頼るのは、安価に購入でき保存もできる缶詰やレトルト食品、あるいはファストフード店です。そのような食生活が常態化することにより免疫力が低下し、病気に罹りやすくなったり、老化が加速してしまうことも…。 この食が砂漠化した状況を解
【4ヶ月完結・オンライン+現地】わたしをいかした小さな商いをはじめる。まち商いスクール in 福島県双葉町 \新着イベント/9/19 自然の中で遊び、仕事にする生き方 何かと何かの間(あいだ)を意味する「あわい」という言葉。みなさんはどのくらいよく使う言葉、あるいは、なじみがありますか? 個人的には、「あわい」をテーマにしたフォーラムに参加することになってから意識しはじめた言葉なのですが、でもフォーラム中にいろいろな方の話を聞くにつれ、「あわい」の意味しているところは日頃からよく考えていることだった、と気づかされました。 端的に言ってしまうと、「あわい」とは白黒はっきりしない、ゆるやかで曖昧なゾーンのこと。二元論では捉えきれないような「余白」であり、また、さまざまな対象をゆるやかに結ぶ「つなぎ・媒介」でもあり、さらには、何かが変化していく「過程」でもあります。 「あわい」をテーマしたフォー
自由に対する考え方とコミュニティとの関わり方の変化は無関係ではない。山崎亮さんに聞く、わたしたちとコミュニティのこれから。 2021.04.13 グリーンズの学校 石村 研二 石村 研二 みなさん「コミュニティ」と聞いて何を思い浮かべますか? 思い浮かべるものは人それぞれ、趣味の集まりだったり、町内会だったり、ママ友だったり、仕事仲間たちだったり。 いま「コミュニティの時代」と言われたりもしますが、コミュニティってそもそも一体何なのでしょうか。なんとなく人の集まりをコミュニティと言っていますが、明確にどう定義されるのか、そういえば私は考えたことがありません。 今回は、コミュニティの教室で講師をしていただく山崎亮(やまざき・りょう)さんに、コーディネーターを務める長田涼(ながた・りょう)さんが話を聞きました。 対談に移る前に、話の中で山崎さんが「コミュニティとは」について話をしてくれたので、
9/28~29開催!未来ワークふくしま起業ツアー〜福島12市町村をフィールドに、ローカル起業を学ぶ現地スタディツアー 「働く」で社会を変える求人サイト「WORK for GOOD」 新型コロナウイルスにより世界は一変。わたしたちは、新しい生活習慣を迎えると共に、かつての習慣を手放す必要がありました。気軽に遠出すること、誰かの近くに行くこと、マスクなしで話しかけること、それまで当たり前だったこれらのことがしばらく難しいとなったとき、どうしても気にあることがありました。それは、身近なシニア世代のこと。 聞けば、90歳目前の友人のご両親は、それまで日常的に楽しんでいたカラオケと社交ダンスの場を失い、80代の親戚も40年も続いている合唱グループが休止しているといいます。 「生きがいがなくなっちゃったよねぇ」と寂しそうに話す彼らに、なんとか明るい言葉を探したあとで、思い出した映画がありました。日本で
9/28~29開催!未来ワークふくしま起業ツアー〜福島12市町村をフィールドに、ローカル起業を学ぶ現地スタディツアー 「働く」で社会を変える求人サイト「WORK for GOOD」 「本の読める店」という新しい業態をゼロからつくった「fuzkue」の阿久津隆さん。本屋「B&B」内沼晋太郎さんとの対話から見えてきた、体験から生まれる価値のつくりかた 2020.12.16 ソーシャルな会社のつくりかた 坪根 育美 坪根 育美 最近、ゆっくりと読書する時間を過ごせていますか? この問いに「どきっ」としたあなたは、「fuzkue(フヅクエ)」に行くことをおすすめします。 fuzkueは本を読みたいと思う人のためにつくられた特別な場所だから。 2014年、東京・初台に店舗をオープンしてから本好きを虜にし続けて6年。店主の阿久津隆さんが次の店舗を出す場所として選んだのが、2020年4月に誕生した下北沢
9/28~29開催!未来ワークふくしま起業ツアー〜福島12市町村をフィールドに、ローカル起業を学ぶ現地スタディツアー greenz.jpの連載「暮らしの変人」をともにつくりませんか→ 総務省の調査によれば、2020年、日本の完全失業率は毎月増加しているそうです。職を失い生活に困窮しそうな人が増える一方で、まだ食べられるのに捨てられる食料廃棄の多さも、いまだ仕組みとしての解決は難しいままです。 同じ社会で二極化するような奇妙な状態を考えると、社会のなにか大切な部分がバランスを崩しているように思えてなりません。そこで、この2つの社会課題にまっすぐに向き合い、誠実に解決策を模索するプロジェクトとして立ち上がった「夜のパン屋さん」を訪ねました。 「夜のパン屋さん」とはパン屋さんから売れ残りそうなパンを購入し、別の場所で再販する、という取り組みです。始めたのは、ホームレス状態の人たちの自立を支援する
9/28~29開催!未来ワークふくしま起業ツアー〜福島12市町村をフィールドに、ローカル起業を学ぶ現地スタディツアー 参加者募集!9/28~29 ローカル起業を学ぶふくしまツアー 小さな「いいね」が積み重なり、まちの魅力に昇華する。市民PRチーム「いこまち宣伝部」が伝える、生駒に暮らす人たちのストーリー。 2020.11.11 ベッドタウンの新しい暮らし方 with 生駒市 ベッドタウンの新しい暮らし方 with 生駒市 狩野哲也 狩野哲也 突然ですが、みなさんは自分が住むまちの魅力を語ることができますか? 自治体がまちをプロモーションする活動として、市民にまちの魅力をレポートしてもらう取り組みが広がっています。グリーンズでもまちの魅力を発信する市民記者のお手伝いをしたことがあります。 今回ご紹介するのは、奈良県生駒市の「グッドサイクルいこま」というFacebookページで記事を書いている
9/28~29開催!未来ワークふくしま起業ツアー〜福島12市町村をフィールドに、ローカル起業を学ぶ現地スタディツアー 参加者募集!9/28~29 ローカル起業を学ぶふくしまツアー 2020年7月1日からレジ袋が原則有料となりました。エコバッグを持参することが定着し、プラスチック問題や使い捨てに対する人びとの意識が増す機会につながるといいですよね。 一方で、これまでレジ袋を家庭ごみやキッチンの生ゴミ用に活用していた方は「ゴミ袋が少なくなって困った」という声もあるようです。「100均でポリ袋を買う」という人もいるようですが、100円とはいえチリも積もれば出費ですし、それに、プラスチックの消費を減らす目的から離れてしまうのも本末転倒。 そこで今日は、レジ袋を買わずとも「新聞紙でつくるゴミ袋」についてご紹介します。 ようは折り紙。 考えるポイントは3つ 定食屋さんなどに行った際、折込チラシでつくっ
9/28~29開催!未来ワークふくしま起業ツアー〜福島12市町村をフィールドに、ローカル起業を学ぶ現地スタディツアー 「働く」で社会を変える求人サイト「WORK for GOOD」 複雑なものを複雑なまま届けることで、まちの人の関わりしろをつくる。「BONUS TRACK」が下北沢で実験する新しい商業施設のカタチとは。 2020.09.02 ソーシャルな会社のつくりかた 石村 研二 石村 研二 小田急線の地下化に伴って生まれた、東北沢から世田谷代田までの1.7キロの土地。小田急電鉄はこのエリアを「下北線路街」と名付け、13のブロックに分けて開発を行っています。 その中の一つ、世田谷代田と下北沢のちょうど真ん中あたりにあるのが「BONUS TRACK(ボーナストラック)」。グリーンズのビジネスアドバイザー・小野裕之とグリーンズの記事でもおなじみのB&B/numabooksの内沼晋太郎さんを中
9/28~29開催!未来ワークふくしま起業ツアー〜福島12市町村をフィールドに、ローカル起業を学ぶ現地スタディツアー \新着イベント/9/19 自然の中で遊び、仕事にする生き方 コロナ禍の社会を牽引するのは、こんな小さな学校かもしれない。わずか1ヶ月で全生徒へのオンライン授業配信を実現した島根県立隠岐島前高校に見る、自律分散型意志決定の可能性 2020.08.21 世界と日本、子どものとなりで 世界と日本、子どものとなりで 池田 美砂子 池田 美砂子 何か新しいこと、初めてのことに踏み出そうとするときに立ちはだかる「壁」。 それはお金だったり時間だったり家庭環境だったり。ときには、法律や制度、あるいは慣習や苦手意識という心理的なハードルだったりすることもあるでしょう。 それを乗り越えられるかどうか。あるいは、乗り越えようとするかどうか。そこに人や組織としてのあり方が表れる。私はコロナ禍を生
「地方×自分」の可能性を本気で試せる3ヶ月。茨城で始まったローカルキャリアの実験場「if design project」とは? #仲間募集 2020.07.22 グリーンズジョブ グリーンズジョブ 寄稿者 寄稿者 今、「地方で生きる」という選択肢がこれまで以上に注目を集めています。 内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が行った調査によれば、20~59歳の東京圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に住む方々の約半数が、地方での暮らしに関心を持っているそう。(参考: 「移住等の増加に向けた広報戦略の立案・実施のための調査事業 報告書」内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局) この記事を読んでくださっているみなさんも、程度の差はあれど「地方で働くこと・生きること」に関心を持っているかもしれません。 しかし、移住にせよ転職にせよ、いきなり環境や働き方をガラッと変えるのは難しいもの。 だから
讃岐うどんを止めるな! コロナショックに苦しむうどん店を応援する「SAVE THE UDON」は、どのように地域文化をつなぎとめるか? 2020.07.13 supported by greenz people supported by greenz people 西村 祐子 西村 祐子 香川県は「うどん県」。 2011年より香川県観光協会がそう宣言しているほど、讃岐うどんは県民に愛され、また観光PRの目玉としてなくてはならないものです。実際、全国でうどん店の店舗数堂々1位、うどん用小麦粉使用量と関連支出金額も第1位を誇っています。(出典元) しかし新型コロナウイルス流行による全国的な外出自粛要請は、香川の讃岐うどん店にも大きな影響を与えはじめました。そんななか、「愛するうどん店を救いたい!」とスタートした「SAVE THE UDON」プロジェクト。 小さな経済圏を守ることが、その土地の文
9/28~29開催!未来ワークふくしま起業ツアー〜福島12市町村をフィールドに、ローカル起業を学ぶ現地スタディツアー greenz.jpの連載「暮らしの変人」をともにつくりませんか→ コロナ禍で浮かび上がったのは、ずっと宿題だった問題。今議論しないと、子どもをめぐる状況は悪化する。命と向き合い続ける「上町しぜんの国保育園」の保育者たちからのメッセージ 2020.06.24 世界と日本、子どものとなりで 世界と日本、子どものとなりで 池田 美砂子 池田 美砂子 緊急事態宣言が全国的に解除されてから間もなく1ヶ月。あなたの周りの環境は、落ち着きを取り戻していますか? 日常に戻るにはまだまだ時間がかかりそう、という方も多いと思います。 大きな変化に直面していたのは、小さな子どもたちも同じ。登園自粛要請、休園、応急保育、縮小保育での再開…。この数ヶ月間、子どもたちの暮らしの場所である保育園は、まさ
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