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インタビュー
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2025-02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728 » いま、この問題↓がにわかに議論になっているようです。 僕も男性保育士の一人としてこの問題についていくつかの面から考えてみたいと思います。 ・『男性保育士の女児担当外しは性差別? 熊谷俊人・千葉市長の発言で議論』 ・『男性保育士外しという差別』 こんなブログで書いていることですからもとよりお断りする必要もないかもしれませんが、あくまでこれは僕の主観によるものです。 さしたる根拠があるわけではありませんが、それでもよろしければお読みになって下さい。 ◆僕自身そういったケースを知らない 実は保育士になった頃、あっけらかんと男性保育士の先輩たちに「小児性愛の男性保育士がいたり、事件があったことってあるんですか?」と聞いたことがあります。 そこで返ってきた答えが「いや~ないよ、ある
2025-02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728 » 少し間があいてしまいましたが、以前の記事の続きです。 僕は、この「やる気がないならやめろ」といった「”否定”を用いた指導」が利用できる人が、ある意味ではうらやましいと思います。 おそらく「それをするのは当然だ」「それでなければ人が伸びない」と考えられる人は、もっとギリギリの状況で人を伸ばさなければならない局面にあったことがないのだろうと感じます。 「否定」を使って指導が成り立つ状況というのは、とても”ぬるい”状況でしかないのです。 否定的な手段を使ってすら、相手がついてきてくれると期待できるのだから楽なものです。 なかなかそういったシーンに実際当たる人は少ないかもしれませんので、考えるために例を挙げてみましょう。 例えば、児童相談所の相談員の立場です。 その人が指導や改善
2025-02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728 » まずはmamastaに載っているこちらの小学校1年生の詩を見てみてください。 【高知新聞】小1「おかあさんに ほめてほしかった。はんたいに おこった」 子育ての中には、この子供の思いと大人の思いとのすれ違いが少なくありません。 子育ては多くの場面でバランスなので、それもほどほどであれば大したこともないかもしれませんが、たくさんになったり、その関わりが強くなっていけば子供をかえって伸び悩ませてしまいます。 僕が多くの子を育ててきて思うのは、子供にとって「目先のできること」よりも、なにかものごとに取り組もうとする「意欲・モチベーション」の方が何十倍も大切であるということです。 このお母さんは「土曜日の分をやらせよう」とすることと引き換えに、子供の「勉強をしたい」というモチベー
2024-11 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » 今日見たら我が家のあじさいが満開になっていました。 今年は例年よりも早い気がします。 さて、幼稚園や小学校の保護者会や説明会に出ると、毎回のように感じることがあります。たぶん多くの人は気にも留めていないのではないかと思うのですが・・・・・・。 それは「~~させてください」というフレーズです。 さらに「~~してください」もあります。 例えば、 「お箸を上手に使えるように家庭でも教えてください」 「衣服の脱ぎ着ができるようにやらせてください」 「忘れ物のないように持たせてください」 小学校だと「時間割をチェックして、おうちの方がランドセルの中身を点検してあげてください」など。 これらの「~~させてください」「~~してください」は、”親に”向けられた「〇〇ください」の要
2025-02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728 » こういった「子供の心にダメージを負わせてしまうほど支配的な関わり」をしてしまう子育ての問題は、子供の問題、子育ての方法の問題というよりも、「大人の方の心のメカニズム」に原因があります。 大人が、子供に「こうさせたい」「このようになって欲しい」という願望が強いと、その通りにならない状態に”不快”や”ストレス”を感じます。 これはその願望が強ければ強いほど、その”不快・ストレス”も強くなります。 その”不快・ストレス”を大人が自分の内部で処理できる人ならばよいのですが、その”不快・ストレス”の直接の原因は一見子供にあるように見えますから、子供に向けられてしまうことがあります。 特に日本の子育てでは、「子供を大人に従属するもの」、「子供は大人の支配下にあるもの」「子供は大人の所
2024-11 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » 僕は考えるのに時間がかかって、さらに文章にするのに時間がかかるのでタイムリーな記事はかけず、この話も多くの方の頭の中からはすでに過ぎ去ってしまっているかもしれませんが、この前こんなことが話題になっていました。 音楽家の女性が、子供がゲームの時間を守らなかったと言う理由で、そのゲーム機をへし折ってそれをネットで公開したことから多くの人の批判を浴びたというものです。 このことは、広義に見ると”「子供の尊重」がなされていない社会通念が背景にある”という「子供の尊重」の問題であり、この家庭の子育てという狭い範囲で見ると、「個人の尊重」がなされていないという問題になります。 ではまず、現実の子育てという狭い範囲の方から見てみましょう。 これは、母親という存在が、”支配者”と
2024-11 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » ちょこっと前回の続きというか事例。 病院の待合室でのできごとです。 2歳くらいの女の子とそのお母さん。シールをはって楽しむタイプの絵本をみていた。 女の子がそのシールをペタペタとはりつけるが、同じところに重ねてはってしまう。 それでもはれたことで楽しんでいた。 お母さんは「そうじゃないでしょ。バラバラにはるんでしょ。」とほとんどお母さんが誘導してもう一度はらせる。 お母さんはそれで満足そう。 ↑たしかに大人から見たとききれいに貼れたかもしれないけど、子供の「私はここにいるよ」は完結できませんでした。 せっかく楽しんでいたのにもったいないね。最初に重ねてはったときに「はれたね~よかったね~」と受けてあげれば、それで子供の遊びに対する満足感はみたされたはずなのに。 別
2025-02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728 » 「甘やかす」と「甘えさせる」のちがいについて知りたいというリクエストがありましたので、ここでお答えしたいと思います。 実はこのこと現代の日本の子育てでもっとも重要なことかもしれません。 すこしまえ『公共広告機構』のCMでも「お子さんを抱きしめてあげてください」というのを放送していましたね。 「甘えさせる」というこのことはほんとに重要なことなのですが、子育てのブログをご自身で書いている方や、こうして子育てのブログをのぞきにきてくださる方は、もともとこどもや子育てに関心の高い方だと思いますので、このことは言うまでもないことかもしれません。まあ、参考までにどうぞ~。 保育士をしていて大勢のこどもを見ていると、手のかかる子・問題のあるこどもというものがいます。 どんな問題があるに
保育士おとーちゃんオンライン子育て講演 『保育とジェンダー』-保育者と保護者で考える保育のあり方- 日時 2月27日(土) 13時30分(開場13時)~15時30分 参加者:保育士、子育て中の方、子供に関わる方、どなたでも 参加方法 Zoomクラウドミーティングアプリを利用しオンラインで開催します 子育て。保育の問題に直面しているといつもいきつく、もしくは背後で大きな影響をもっているのは、ジェンダーの問題の問題です。 僕はジェンダーの問題を専門に研究してきたわけではありません。ですので、これに関して決定的なことをいえるわけではないです。 むしろ、この程度でもジェンダーの問題について声をあげていいのだと思ってもらえる方にとってもらってもいいかと思い、僕の直面してきたこと、問題意識についてをお伝えする場を設けたいと思いました。 保育士でなくとも参加可能ですが、保育者の方には、子供の人権を考える
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