サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
blog.livedoor.jp/ussyassya
◆印旛沼事件〜前編 連合赤軍の山岳ベースによる大量リンチ殺害事件。その序章は「印旛沼事件」と呼ばれる永田洋子が最高幹部となった京浜安保の中で既に始まっていた。(以降、かなり、陰鬱にして陰惨、おぞましく、また、胸糞の悪い話となる。) 塚田銃砲店襲撃事件後、一度、北海道へ逃れた永田洋子と坂口弘は赤軍派との連携を模索しながら上京した。革命兵士を作る為には訓練になるので、都市の中に紛れて借り上げている都市アジトだけでは足りず、山岳ベースを持って、その山岳ベースで軍事訓練が必要だという話になってゆく。そして奥多摩山中に「小袖ベース」を設けた。 1971年5月末日、その日、京浜安保の小袖ベースでは、実弾を使用しての射撃訓練などが行われた。このキャンプに参加していたのが、坂口弘、寺岡恒一、吉野雅邦、雪野健作、瀬木政児、前沢虎義、向山茂徳、早岐やす子、金子みちよ、杉崎ミサ子、大槻節子、目黒滋子、川島陽子の
現在も子宮頚がんワクチンの推奨中止について、毎日新聞はシリーズで特集してくれているんですが、どうも紙面を読んでいると、毎日新聞はやや推奨派なんですかねぇ…。 「ワクチン接種を中止すべきだ」とする全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会の言い分も掲載しているものの、一方で、一般社団法人理事の話として「検診もワクチンも大切なことが分かるはずです」とか「報道はネガティブに偏りすぎ」というコメントも紹介している。 両論併記といえば両論併記なのかも知れませんが…。 7月26日付の毎日新聞によると、以下のような一文がある。 世界保健機構が6月13日に日本での副作用の事例について触れた上で、「他国では日本のような重い症状は認められておらず、現時点でワクチンが原因だと疑う理由はほとんどない」とする声明を発表。6日後には米国の疾病対策センターが「米国ではワクチン導入前に比べ、14〜19歳の感染率が56%下がった」
学校法人・森友学園の格安払い下げ問題が、連日のようにテレビを賑わせているんですが、昨日発売の週刊文春が報じたネタが黙殺されていますやね。 週刊文春3月9日号に拠れば、森友学園と財務省近畿財務局との橋渡し役をしたという人物が実名で名乗り出ている。ここではイニシャルでK氏としますが、このK氏は、鳩山邦夫元総務大臣の下で参与として働いていた41歳の男性で、現在は大阪で経営コンサルタント業を営んでいるという。また、K氏は2012年頃から政治家・安倍晋三を支援する民間人メンバーのとなっていたという。 以下、K氏の語った内容を摘まみ食い的に並べていきます。 「安倍さんを支える民間人メンバーと知り合い、二〇一二年春ごろには安倍事務所に顔を出すようになりました。安倍さんのホームページの動画『覚悟の瞬間(とき)』の撮影を手伝ったり、三宅久之さんたちによる安倍応援団の記者会見のセッティングの手伝いをしたり。報
以下、下田淳著『「棲み分け」の世界史』(NHKブックス)に沿って、諸問題を眺めていきます。 先ず【ヨーロッパ】というものの登場は、いつ、どんなものであったか? ヨーロッパをヨーロッパとして語るには、広く世界全体を認識している事が全体になりますよね。北があって、南があって、東があって、西があって、その上で、アジアやアフリカを意識して、ヨーロッパというものが本格的に意識されることになる。 これは日本の話でも同じですよね。「倭人」というのは中国大陸側からの呼称であり、倭に住む者を指していた。「倭」は地域名だったのでしょうか。やがて「倭国」という呼称が使用された。しかし、察するに当の倭人は自分たちの帰属国を「ヤマタイ」とか「ヤマト」と名乗っていた。或る時、何らかの理由で国号を「日本」に改めたと通知した。おそらくは「日の本(もと)の方角だから」という意味であり、これは「朝陽が鮮明だから」という意味合
半藤一利著『天皇ご自身による「天皇論」』(講談社文庫)は、タイトルの通り、昭和天皇がどのような天皇論を持っていたかについて記されている。身もフタもない話ながら、いわゆる強烈な皇国史観の中に置かれていた昭和天皇ご自身の考えを、各種の資料やメモ(既存の物から「小倉侍従日記」、「富田メモ」、「卜部侍従日記」)などから「天皇の肉声」に迫っていて興味深い。 以下、参照にして、二・二六事件に対峙した、若き日の昭和天皇の《在り方》を。 1936年(昭和11年)2月26日、帝都は未明から大雪が降っていたという。ぼた雪の降る中、国家改造論に心酔した青年将校ら率いられた決起部隊1483名が午前5時頃に行動を起こした。この決起部隊は重機関銃、軽機関銃、小銃、拳銃、更に十万発を超える爆薬を持ち、更には防毒マスクをも携行するという完全武装で、同時多発クーデターを実行した。 栗原中尉が率いる栗原部隊300名が岡田啓介
週刊文春最新号の「小池百合子VS.都議会のドン」という記事は久々の大ヒット記事でした。オモシロいというか、オモシロ過ぎるゆーか。 「都議会のドン」って何なんだよって箇所からスタートしたのが「都議会のドン」問題であったと思うんですが、その背後関係が鮮明になっている。殆んど、ヤクザ抗争記事のようなノリでも楽しめるレベルでした。 ◆都議四人組について 小池百合子新都知事は親しい知人に次のように語っていたという。 「内田のドンには辞めてもらいますから。萩生田(官房副長官)さんたちは、若い頃の行状を抑えられているから何も言えない。みんな萎縮してるの。あの石原親子だってひれ伏したんだから。(09年の都議選で)落選しているのに、幹事長を辞めない。引責の〝い〟の字もないなんておかしいでしょ。噂で聞いたけど、内田の家にはお歳暮専用の部屋があるとか。資金パーティーのお金も内田に行っているという話よ」 文春記事
日曜の夕方のこと、スーパーの試食コーナーで両手に中華まんを持っている小学2年生ぐらいの男児をみかけました。「ありゃあ、両手に持っちゃって」と、まぁ、目撃者になってしまったワケです。試食をさせるマネキンさんは五十代後半か或いは六十代の女性でしたが、律儀に「一つだけだよ」と男児を嗜めたのですが、男児は悪びれることもなく「何で?」とマネキンさんを見上げていました。さぁ、その先はどうなったのか知りませんが、結構、げんなりと感じるワンシーンでもあるんですよね。世の中、よくわからないって呟きたくなるワンシーンであったというか…。 価値感の差異というか、世代的な差異なのかも知れませんが、試食って小腹の空いた胃袋を満たす為のものじゃないと私は考えている。ちょっと小腹が空いたので試食コーナーへ行くという感覚ではない。いやいや、そういう行為は卑しいじゃないかと考えてしまう。これは微妙なんですが、試食というのは
中島みゆきさんの「時代」って、ちょっとしたドラマがあったんですね…。 今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔には なれそうもないけど… 「そんな時代もあったね」と 何時か話せる日が来るわ 思い返してみると、歌い出しの「今はこんなに悲しくて/涙も枯れ果てて…」という部分ですが、この歌い出しって、物凄い導入部分ですよね。いきなり高いボルテージで絶望を謳い、その後に「そんな時代もあったねと何時か話せる日が来るわ」と歌詞もメロディーも大胆に転調してく。 で、あの「時代」という歌は、ギリギリの分岐点を経て世に出た曲だという。 1975年(昭和50年)の5月、当時、23歳だった中島みゆきは第9回ポピュラーソングコンテスト、通称「ポプコン」に出場して入賞。そして同年9月25日に「アザミ嬢のララバイ」でプロデビューを果たしている。 で、そのレコード発売日の僅か9日前という9月16日に、大アク
写真週刊誌『フライデー』(2002/8/16号)が竹中平蔵さんの住民税脱税疑惑を報じていた。内容としては1993年〜1996年までの4年間、竹中平蔵さんは住民税を払っていなかったというもの。地方税としての住民税は、一月一日時点の住民登録によって課税されるという仕組みになっているそうで、そこまで説明すれば誰でも脱税方法が脳裡をチラつきますよね。一月一日に住民登録を抹消すればいいんだねって。 一見すると、なんでもない話で、改めて、ウィキペディアで確認してみると、経緯も記載されている。竹中さんは『フライデー』の出版元の講談社と編集者に対して名誉を毀損されたとして損害賠償訴訟を起こし、勝訴している。しかし、これは、非常に際どい話ですよね。 おかしいなぁ…と思って、あちらこちらを検索してみると、詳細に触れたホームページやブログ、掲示板も沢山、ありましたが、相当、矛盾している。講談社が強気で、最高裁ま
週刊文春5月1日号(先週号)には、『ユニクロ「障がい者」社員いじめ・パワハラを告発する!〜横田増生+本誌取材班』という記事がありました。そこから。 ファーストリテイリング社では「ユニクロ一店舗あたり一人の障害者を採用する」という目標を掲げ、積極的に障害者雇用を進めてきたといい、現在も一千人以上の障害者が働いており、「障害者雇用のフロントランナー」と呼ばれているのだそうな。更生労働省によると、同社の障害者雇用率は6.64%で、従業員五千人以上の企業では首位であるという。 障害者手帳B1級を持つ自閉症の或る準社員が、店長からパワハラやいじめを受け、「次の(雇用)更新はない」と言われていることに対して、地位保全等を求める訴訟を準備し、その陳述書というものが記事として引用されている。 まぁ、ありがちな雇用問題の話と思わずに、読み進めてください。その陳述書部分を引用します。 〈私の様子をじっと見て回
ああ、そうか。これは、あんまり考えて来なかったなぁ…。 断片的に坂上田村麻呂が東北地方に遠征して、青森県に「日本中央」と刻んだ石碑を残し、それが発見されたらしい話を知っていたのですが、ウィキペディアで確認してみたら、その後もなんだか明確になっていないという。 【ひのもと】や【日高見】というのを考えていくと、結構、面白い話だったのかも。 「なんで日本の中央が青森県なんだよ?」という素朴な疑問があり、且つ又、「青森県にはキリストの墓もあるっていうし、まぁ、察しなさいよ」という暗に軽視してしまいそうな、そういう感覚もある。ですが、確かに、どこか引っ掛かる話でもあるよう。 「蝦夷」について、ざっくりと、関東以北に住んでいたヤマト勢力とは異なる勢力であっただろうという考え方がある。それが「蝦夷=アイヌ民族」と考えたり、そう限定できるものではなく、基本的には同じ倭種の人たちであるが勢力として異なる人た
週刊文春2/13号の「新聞不信」という新聞各紙を評するコラムでは「マニュアル社説の横行を憂う」と題して、マルハニチロ=アクリフーズ農薬混入問題のマラチオン男逮捕後の横並び報道を憂いている。少し引用します。 どの社説も「食の安全」の大切さを強調し、監視強化などの社内体制の整備を求めて終わる。あとは、後手に回った会社側の対応を批判したりするだけ。 先月27日の読売新聞と産経新聞が社説で触れ、先月28日に毎日新聞、東京新聞、日経新聞が触れ、何故かずっと遅れて朝日新聞が2月1日になって「フードディフェンスの難しさ」を強調したが犯行動機には言及していなかったという。 6紙のうち犯行動機に言及したのは東京新聞のみで、「まるで事件の背景から目を逸らしているのではないかと勘ぐりたくなる」と展開し、それらはマニュアル通りの社説であり、「不満が理由でも絶対に許されない行為」などと前提条件をつけてでも、踏み込む
イニシャルというのは時に混乱をさせ、また、インターネット掲示板の内容というのも半分ぐらいは真実を反映しているが残りの半分ぐらいは信用できず、場合によってはホントに情報を撹乱する目的での操作も疑わねばならない。そういう状況下、関東連合元幹部・工藤明男著『いびつな絆〜関東連合の真実』(宝島社)は、相応にミステリアスとされてきた関東連合のタネ明かしになっている。 元々からして、掴みどころのない話で、昨今、話題になっている関東連合とは、世田谷界隈と杉並界隈の暴走族が連携した事に始まり、単純に暴走族そのものは、それ以前からあったし、関東連合と名乗っている人たちも大勢いるのだという。いわゆる世間を騒がせている「関東連合OB」とは、大雑把には昭和52年生まれから昭和58年生まれの者を指しているという。(この当たり前の実態については警察関係者も混乱しており、実際に2ちゃんねる掲示板などから関東連合を把握し
ここのところ、週刊誌各誌が一斉に「新型うつ」を取り上げていて、週刊文春では三号にわたってのキャンペーンを張ったのを筆頭に、今週号でも朝日新聞系列のアエラ誌、講談社の週刊現代も「新型うつ」を特集しているよう。元をたどるとNHK特集が「新型うつ」を取り上げた事が発端になったか、或いは週刊文春の執念か、そんな感じでしょうか。 で、改めて今週号となる週刊現代6/30号の問題提起レポート、「『新型うつ』これが真相です」が、なかなか上手に構成されていました。週刊文春のキャンペーンも目を通しているんですが、諸々の理由で週刊現代のレポートを軸に以下、太字部分は引用です。 まず、精神科医で筑波大学医学医療系助教の吉野聡医師が経験した事例を紹介しよう。患者は、他院でうつと診断されて、会社を休職中にセカンドオピニオンとして受診した患者B、20代後半の男性だった。 「彼も、休職中に海外へ旅行したと話したので、私が
22日、NHK総合「週刊・ニュース深読み」に偶然にチャンネルが合いました。あんまり視ない番組なんですが、どのチャンネルも気に入らず。 で、そこで早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問なる肩書きの野口悠紀雄さんが語るTPP反対の説明が非常に説得力のあるものに映りました。どこが眼目であったかというと、「そもそもブロック化しようという構想は、自由化だと謳いながら実は自由主義経済では無い」という説明だったでしょうか。 いや、これは私にしてみると、初めて気付かされる視点だったのですが、その翌日が日曜で様々な討論番組などがありますが、やはり、その視点は抜け落ちたまま語られていますよね。TPPに参加することが自由化だと展開する論客が多い。ですが、冷静に考えてしまうと、日本は米国と中国との間で微妙な立場に立たされており、ブロック圏に関しては、米国と中国とが日本を取り込みたいとモテている状態であると説明する。
この2〜3年、日本の政治家は「スウェーデンでは…」のような、まるでスウェーデンは理想郷であるかのような言説で語るシーンが頻発していました。それらスウェーデンを理想的だと語る意見に対して、窘める意見は「そうはおっしゃいますけど、スウェーデンのGDPに占める税収は47%ですよ」なんて意見で双方の意見が尽きて、オシマイになる。 そうしたシーンを幾度もテレビの中で眺めてきましたが、7月21日の朝日新聞の投稿欄に「スウェーデンは理想郷ではない」というスウェーデン男性と結婚して現在スウェーデンで小学校教員をしているという女性から投稿があって、それを週刊現代が件の投稿者に取材をして具体的に「スウェーデンとはどういう国なのか」を直撃している。 先ずスウェーデンの問題点は、教育、年金、医療、就職難など多岐にわたっており、「日本の方がいい国です」としている。 先ず、スウェーデン信仰者が掲げるスウェーデンは、小
マスコミというのは怖いもので、普天間基地問題を単なる国内問題であるかのように論じるテレビキャスターが登場したり、総理の発言を巡る解説で「そもそも抑止力なるものがホントにあるのか?」と根本的な問題にまで遡らせ、その上で「日米同盟を根本から考える良い機会になった」なんてノンビリ楽観論まで展開させている。それら高野孟(たかのはじめ)さんや鳥越俊太郎さんの発言は、一部の鳩山応援団にとっては溜飲を下げる事になったのでしょうが、どう考えても正しくない。そもそも迷走は一方的に起こしたように見えるし、実際に失態を演じた事実を覆い隠すことは難しい。 物凄いレベルの重層的な迷走なので、後追い検証も困難なのですが、米政府がどのように日本の現政権にあたってきたのかを眺め、その視点から検証してみるのは面白い検証でしょう。先に触れておくと、或る時期からホントに米国の政府高官が【loopy】(空っぽ)や【hapless
今、日本の政界は《政治とカネ》という政治家個人に係るスキャンダルとは別の部分で、マニフェスト詐欺が起きてしまったという悲劇が起きていますよね。高速道路無料化も、子ども手当も、選挙前後には予算の組み替えをすれば財源は問題なく捻出できると公言してきたのに、それが出来てない。既に、この時点でマニフェスト違反に思える。しかも、この財源問題に関しては、御存知のように伏線があり、選挙の前から、財源が無いだろうと釘を刺されていたにも拘わらず、「有る」と突っ撥ね、その政党が選挙に勝利して政権与党となり、その挙げ句に「財源がありませんでした」という事になっている。これは、最早、マニフェスト詐欺だと揶揄されても反論できないでしょう。 赤字国債を発行して実現するというのは既に罪の上塗りだし、大増税の引金になるのを承知で実施するのも罪の上塗りです。筋として考えるなら、 「我々のアテにしていた財源は見つかりませんで
予想通り、新型インフルエンザが関東にも。「騒ぐな!」と「騒げ!」との押し問答にも発展しそうですが、個人として自分の身を守るという意識を否定するのもおかしなもの。 マスクをして交渉事に及んだりする事はどうなのか? と、先週、触れました。感染しない為、自分を守る為に予防的用途でマスクをしているのであれば、これは意思疎通を円滑にしようと心がける精神に反します。ですが、自分を守る為のマスクではなくて、相手にうつさない為のマスクというものありますよね。自分自身に熱っぽいなどの風邪の自覚症状があるとき、最も優先すべきは先方に風邪をうつさない事でしょう。潜伏期なんてものがあるのだとしたら自覚症状さえハッキリしない。でも、うつされたくないし、うつすべきではないからマスクをする。これぞ、japanese omotenashi spiritってもんで、この後者の場合は、確固たる理由があるからマスクを外す必要は
小沢代表の公設秘書が逮捕されるという事態になっても、公然とテレビの中の住人は民主党擁護を続けています。「これは陰謀だ!」とか「出る杭は打たれるものだ。今後も民主党を支援していく」とか、もう、宗教になっていませんかね。 東京地検に強制捜査に踏み込まれても尚も「これは東京地検の陰謀である」とか「政府与党がウラで力を働かせた国策捜査である」という。2日目になって多少ブレーキをかける者も登場してしたようですが、野党議員の暴走は目に余るものがありましたし、テレビの中の住人はビックリするほど破天荒な政治観、スパイ小説の読者のような政治観を露呈してしまいましたよね。 「オバマは就任と同時に対イラン戦争を開戦する」を紹介しましたけど、テレビに出ているコメンテーター氏の中には、そういうヒトも結構、マギレ混んでますよね。実際に過去には文藝春秋社の雑誌が「アウシュビッツ強制収容所はなかった」という記事を掲載し、
政治はカーニバルのようなものなのか…とアンチな意味で考えました。云われてみれば「マツリゴト」ですけど、どうも日本人の感覚は、またしても違う方向へ向かっていやしないか、と。 ワイドショウ批判は誰もが飽き飽きとするところですが、正直、そこには大衆の人気が隠されていると思います。で、殊にオバマ新大統領になると、信じられないぐらいミーハーですよね、率直に。 ファッションチェックをしたり、舞踏会でセレブとしての振る舞いがどうのこうのとか、これっぽっちも政治じゃないのに。で、そういう色眼鏡を通して、米国民主主義はスゴイ、格が違う、日本もああでなきゃダメだと、なっている。勿論、ミーハーの度合いはそれぞれですが、よぉぉぉく、考えてみると、政治家のダンスとか服装とか、それこそ舞踏会なんてどうでもいいんじゃないの? 米国式の資本主義が崩壊したけど、米国式の民主主義は崩壊していないという事なのかなぁ…。大変な支
フジテレビ系列の「スーパーニュース」では麻生内閣の不支持率上昇を伝えていた。数字をおぼえていないものの、かなり高い数値。(57%ぐらい)そして支持率はFNN調べとした上で27〜28%ほどで、30%割れだとやんややんやと喜んでいました。 喜んでいたというのは大袈裟だと思います? そうでもないんです。だって、その次のテーマが「ポスト麻生」を巡るアンケート調査だったんですから。ほんでもって、次の総理総裁に最も相応しいのは小泉純一郎だというアンケート結果を談笑しながら報じていました。 う〜む。未だに小泉人気があるというのがポピュリズムそのまんまって気もします。少なくとも格差問題は小泉政権の負の遺産だし、後期高齢者医療費問題も同じですよ。 また、木村太郎さんが使い古された日経平均株価の上昇と小泉政権との比較で、「小泉政権時代は株価も上がっていた。今、日経平均が冴えないのは改革の流れを止めようとしてい
23日、総理が夕食を巡って記者に逆ギレしたという報道がワイドショウをにぎわせてます。これ、逆ギレではなく、順ギレだと思います。奇しくも橋下知事、東国原知事もマスコミとの対決姿勢を強めている折も折ですが、冷静に考えれば政治報道なのにゴシップ報道を続けているメディアの軋みでしかない。 ましてや、夕食がどうのこうのなんてのは、本質的な政治とは無縁の場外乱闘、仕掛けてるのはゴシップ記者と見紛うような未熟なジャーナリストたちでしょう? 執拗な揚げ足取り批判に対して、キレるのは必然でしょうに。 政治報道なのに芸能ゴシップ誌のクオリティになってるし、テレビの情報バラエティ番組とは、その最先端でしょう。 マンネリになるので気力が沸きませんが、ムチャクチャでしょう。安倍政権発足と同時に731部隊の写真を総理の背景に脈略もなく映しこんだTBSさんはじめ、当事の柳沢大臣の「こんな言い方をしてごめんなさいね。女性
25日、小倉智明さんがパーソナリティーを務めている「トクだね」を観ていて、衝撃をおぼえました。麻生新内閣の支持率が40%にも届いていない34.7%という最新の世論調査が提示されたんですが、正直、驚くほどの低支持率と云わざる得ない数字。26日になると新聞各紙の支持率が提示され、各紙の平均からするとおよそ50%の支持率という感じ。「ご祝儀」が少ないこの数字は自民批判の報道が溢れ、「政権交代させた方がよい」という論調の台頭が原因ではないかと感じてます。今回、麻生新内閣は想像以上の逆風の出帆になりそう...。 あんまり中身を吟味しないワンフレーズのイメージ報道が相次いで自民批判を巻き起こしていたと思うし、実際に新内閣でも組閣に於ける二世議員の多さなども不評を買ったんでしょう。 それにしても、どうしてこんなに極端な世論になるんだろう。「保守」という立場への不理解が進行しているんじゃないのかな。個人的
全国高校野球の早実vs大社の試合は大社高校が延長11回ウラにサヨナラ勝ちで終わった。どちらのチームも特に応援する気持ちもないままに視聴していたが、終盤になると大社にシンパシーが起こった。このまま、このチームを敗退させるのは胸が苦しいよなという感覚であった。高校野球というのは不思議なもので、判官びいきのようなものが起こる。私だけであれば偶々なのですが、そうではなくて、甲子園球場の雰囲気もどことなく判官びいきとなり、大社高校への声援がテレビ越しにも大きくなり、解説の方のコメントも「甲子園球場では、こういう事(判官びいき)が起こるんです」と話している。しかも、今夏の甲子園大会では似たようなコメントを二度、耳にした。石橋高校が敗退した試合だったかな。「せめて一点取れ」という思いが私自身にもありましたが、何故か球場の声援も盛り上がったらしい。 観覧・視聴している者は勝手に感情移入している訳ですが、そ
「シナリオ通りに進行されている」という主旨の報道が目立ちますかねぇ…。どことなく、民主党に加担して「あれは総裁選ごっこだ」というニュアンスの報道なのかな。先に述べておくと、民主党は9日になって小沢さん、鳩山さんともに口裏を合わせたように【総裁選ごっこ】という語句を使用しはじめてますが…。 さて、巷間で語られている《シナリオ》とは。おおよそ私が把握している部分では、盛り上げるだけ盛り上げるというものですが、これってシナリオ通りであるとか、猿芝居であるとか、総裁選ごっことかって批判に当て嵌まるのかな。結果が濃厚であるにせよ、盛り上げるという演出は、正直、当たり前という気もしますけど。逆に、ここで派閥の論理で総裁を決めるというのは、それこそマスコミの格好の餌食。打つ手は総裁選をするのみで、それこそ《せいぜい》盛り上げようとするのが自民党に残された選択肢なんだから、さほど騒ぎ立てる程の不正が行なわ
報道番組は自民党総裁選一色になってますね。で、民主党は自民党によるメディアジャックだと危機感を強めている、と。ちなみに7日夕の日テレ「真相報道バンキシャ」では番組の冒頭から、《自民党総裁選はシナリオ通りに進んでいる/辞任→候補者乱立→シナリオ通りの候補の勝利》というタレコミがあったという電子メール文を映し出すという始末。で、その総裁選は自民党によるメディアジャック陰謀説を紹介し、そのままフォローなし。 ダメだってば。先ず、その電子メールの出所を確かめなきゃ報道に値しないっちゅうの。黒く塗りつぶした電子メールをテレビ画面に映し出されたところで、永田ガセメール騒動の再現のよう。それと、陰謀説についてですが、選挙を睨んで総裁選を盛り上げたいという意向はフツウに考えればあるでしょう。但し、小池百合子氏、石原伸晃氏の総裁選立候補がヤラセであるという情報の真偽はどうでしょ…。陰謀説によれば勝者は決まっ
未だに後味の悪さを残すのが、このはなし。 livedoor ニュース 2ちゃんねるの賛否は別として、「毎度お騒がせの2ちゃんねる」というのは紛れも無い事実。ネット環境の中でもオタク色の強い特異な空間と感じる。一概に「悪」と断定できないのは、少なからず良心が働いていたりする為で、本質的には匿名を理由に無法地帯になっていると感じる。 この記事中でも紹介されている「ふしあなトラップ」、実は私も騙されそうになった。説明文が凝っていて初心者であればあるほど、それに騙されるという構造になっている為だ。ローマ字読みすると「節穴さん」となるからジョークなのだが、単なるジョークでは済まされない。トラップに引っ掛かった者を嘲笑う目的で個人情報を掲載されたなどのクレームもあり、そのことは毎日新聞が批判済みの筈である。(「おふざけでは済まされない」というニュアンスだったが、未だにシステムとして改善されず、そこに巣
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『どーか誰にも見つかりませんようにブログ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く