この事案が起きたのは、2025年1月18日の未明です。首都高羽田線に1台のLUUPが侵入したのです。 そもそも、LUUPは「特定小型原付」に区分され、首都高だけでなく高速道路に入ることは禁じられており、この時点ですでに「道路交通法違反」の不法侵入ということになります。 また、特定小型原付は最高速度が時速20キロに制限されています。一方、首都高羽田線の最高速度は60キロで、多くのクルマが60キロかそれ以上を出しているのが現状です。 さらに、この出来事は真夜中だったため交通量は比較的少なかったようですが、むしろ夜間だと、日中よりも空いているためスピードが速く、タクシーなどが100キロほどでかなり飛ばしていることもあります。 周囲のクルマはビュンビュンと通過していく状況のなか、目一杯スピードを出しても20キロしか出ず、ノロノロと進むLUUP。ヘルメットの着用義務はなく、シートベルトやエアバッグと