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大阪万博
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中田島砂丘が津波対策の防潮堤建設で消えようとしている。建設場所は砂丘の中央、陸側に寄せれば現状に近く残せた可能性がある。しかし、民有地があるという理由でその工法は選択されなかった。しかし、この原稿を書き終えた後、地元の方の確認で、民有地はすでに所有権が放棄されている可能性が浮かんできた。行政は本当に最善の計画を策定したのか? 消える大砂丘に寄せて書いた。 中央部の掘り込まれた部分からを基礎に、高さ13mの防潮堤がそびえることになる。 消える大砂丘 五月の三連休、各地で様々な催し事が開かれる。中部地方では昨年167万人が訪れた浜松まつりが第一だろう。まつりの見ものは「凧揚げ合戦」。凧揚げの会場に隣接する中田島砂丘は日本三大砂丘として知られているが、その大砂丘が無くなろうとしている。 23日、浜松市内で開かれた「中田島砂丘を未来へつなげるシンポジウム」に参加した。現在、遠州灘の海岸線には17.
奄美大島の#嘉徳浜。奄美大島は勿論だが、南西諸島で唯一。もしかして亜熱帯域では最後の自然海岸の砂浜だ。その浜に護岸が計画されている。この浜にはオサガメも産卵した記録がある。奄美の歌姫、元ちとせの生まれた浜でもある。 空港から国道58号線を南へ。奄美大島(鹿児島県)は森の島だ。 森を通り、山をうがつトンネルを七つばかり抜け、標高三五〇㍍の網野子峠を過ぎて県道を下る。川に沿って進むと十五戸ほどの集落がある。空港から二時間余り。 集落のトイレの脇を抜けるとアダンの茂みの先が海だ。場所を明かさず、砂浜と海の映像をネットに投稿した。ダイバー、魚類研究者、サーファーが言い当てる。「嘉徳(かとく)にいるのだね」 嘉徳浜は特別な場所だ。さして大きくもない嘉徳川が営々と山を削り、砂浜をつくった。琉球列島には川が運んだ砂だけでできた、サンゴ礁のない砂浜は七カ所しかない。そして、護岸のない砂浜はここだけだ。 ア
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