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北米市場初の快挙! フレイトライナー「カスケイディア」が米国の大型トラックとして初めて累計100万台に到達!! 北米最大手のトラックメーカー、フレイトライナーの大型トラック「カスケイディア」が累計生産台数100万台に達した。大型トラックがシリーズ累計で100万台に到達するのは北米初の快挙だ。 技術開発に積極的な米国だが、世界初の公道での自動運転免許を取得した「インスピレーション」トラック(2015年)もカスケイディアがベースだった。米国政府が資金提供する「スーパートラック」プロジェクトでは、同車がダイムラーグループの先進技術の実験台となっている。 2022年からはバッテリーEVの「eカスケイディア」も量産化を開始するなど、米国で最も売れたトラックは、常に革新を模索している。 文/トラックマガジン「フルロード」編集部 写真/Daimler Truck AG ダイムラー・トラックは、同社傘下の
外国人ドライバー2万5000人を受け入れます! 労働力不足で「自動車運送業」が特定技能制度の対象分野に 労働力不足に対応するため、政府が外国人ドライバーの受け入れを決めた。「2024年問題」で顕在化しているとおり、トラックドライバーなど物流の担い手不足が深刻になっており、「特定技能1号」資格の外国人材を活用することで人手不足の緩和を図る。 バスやタクシーを含む「自動車運送業」全体として、今後5年間で2万4500人を上限に外国人の職業ドライバーを受け入れるとしているが、トラックドライバーだけで20万人が不足すると予想されるなか、国内人材の確保も引き続き重要となっている。 文・写真/トラックマガジン「フルロード」編集部 政府は2024年3月29日、「特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する基本方針」等を一部変更し、いわゆる外国人労働者の受け入れ上限数を緩和するとともに、対象となる分野を追加し
欧州トヨタはフランスのスタートアップ企業・ヒリコの大型トラック向けに燃料電池モジュールを提供すると発表した。水素燃料電池は航続距離の長い商用車に適しているとされ、欧州でもトヨタの水素パートナーシップが拡大している。 文/トラックマガジン「フルロード」編集部 写真/トヨタ・Toyota Motor Europe S.A. フランスのスタートアップ企業であるヒリコ(Hyliko)は、トヨタの第2世代水素燃料電池(FC)モジュールを組み込んだ大型トラックを開発し、ゼロエミッションフリートを提供する計画だ。 2023年2月22日に発表されたこの提携により、トヨタのFCシステムは欧州のトラックセクターへ事業を拡大する。 燃料電池や水素ソリューションは、他にも電車、バス、船舶用、定置発電機など様々なセクターでの利用拡大が見込まれるが、特に市場規模が大きくなると予想されているのがトラック用だ。 トヨタの
認証不正行為に対する社内改革を進めている日野自動車が、あいついでその改善策を発表している。 同社は9月2日、製品の企画・開発・量産までの業務プロセスを改革し、そのプロセスを運用するための体制づくりも進めていくと発表した。 文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/日野自動車、トラックマガジン「フルロード」編集部 【画像ギャラリー】業務プロセスを改革すべく再出発する日野自動車!(3枚)画像ギャラリー 日野自動車は、認証不正問題の原因とされる企業風土の問題、社内体制の不備などの是正に向けた取り組みを進めており、8月30日に「信頼回復プロジェクト」の発足を発表した。 同日、企業風土改革の一環として「パワハラゼロ活動」をスタートさせたほか、小型トラック用エンジンの認証業務で、トヨタ自動車に協力拡大を要請するといった、業務適正化を明らかにしている。 今回の業務プロセス改革は、日野自動車の開発能
国土交通省がトラック・バスへの「後退時警報装置」(バックアラーム)の搭載義務化を決定したと報じられている。バックアラームの国際基準が国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP.29)で合意されたことを受けたものだ。 国内では、バックしてきたトラックに視覚障がい者がはねられ死亡する事故が2015年に起きた。その後、新型車にバックカメラが義務付けられたほか、バックアラームの義務化も望まれていた。 ただ、トラックの「バックします」や「左に曲がります」などの警報音に対して、騒音の苦情が寄せられることもあり、搭載車は以前より減っているのが実状だ。 義務化により状況は変わるのか? 併せてトラックドライバーの安全装置に対する意見を紹介する。 文/トラックマガジン「フルロード」編集部・鰻さん・みゆさん・ひろしさん、写真/フルロード編集部・かんちゃん・尾山ママ・デンソー・ミックワークス ※2022年6月発売「
米国の非営利組織でトラック輸送に関する研究を行なっているATRIは、ゼロ・エミッション・トラックの環境への影響を評価・分析したレポートを公開した。 比較対象はディーゼル車(ICE)、バッテリーEVトラック(BEV)、水素燃料電池トラック(FCEV)の3タイプで、いずれもクラス8に相当する大型車だ。使用過程だけでなく、製造から廃車(リサイクル)までの生涯にわたるCO2排出量を分析した。 大型のBEVトラックでは、バッテリーの製造や使用する電気の発電方法などにより、生涯のCO2排出量はICE比で30%の低減にとどまった。 米国の電力網が化石燃料へ依存していることもあるが、バッテリー重量による積載量とのトレードオフを考えると、単純な電動化では排出量の削減幅は小さい。最もCO2排出量が少なかったFCEVには、車両価格や市販車の少なさなどの課題が残る。 トラックのCO2削減は、乗用車とは相応に状況が
尿素フリーに固執したことが遠因か? 排ガスレベル未達が誇り高きエンジニア達を狂わせた!! 【日野自動車不正問題】 さあ、日野自動車の不正問題の核心に迫ろう! 注目しなければならないのがHC-SCRという排ガスの後処理装置だ。 尿素を使わないので、定期的に尿素水を補給する手間も費用も要らず、装置も軽量コンパクトでリーズナブル。まるで良いことづくめの日野独自の開発技術は、数々の技術賞に輝き、エンジニアの誇りとなった。 しかし、どうしても平成28年排ガス規制のレベルを達成することができない! ここからすべての歯車が狂い出したのだ。 以下、日野の不正問題を時系列で追うと見えてくるものの実態に迫りたい。 文/フルロード編集部 写真/フルロード編集部・多賀まりお・日野自動車 【画像ギャラリー】世界トップレベルの排ガス規制に苦心!? 不正の背景にあるHC-SCRとは?(7枚)画像ギャラリー 発端は北米の
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