サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
猫
www.shimotsuke.co.jp
群馬県高崎市の警報機や遮断機のない「第4種踏切」で9歳女児が死亡した電車事故を受け、栃木県内で4種踏切を利用する地域住民は8日、移動の際に近道になる「利便性」と同時に、事故に遭う「危険性」を指摘するなど、複雑な心境を口にした。一方、鉄道事業者は国の解消方針に理解を示しつつ、住民への配慮や、遮断機などを設置する費用負担の悩みも抱える。 高根沢町文挾のJR烏山線。田畑や住宅が点在する一角に、警報機や遮断機がない4種踏切がある。 「カーブで視界が悪く、電車が来ても見えづらい」 近くに住む同所、自営業阿久津政夫(あくつまさお)さん(74)は危険性を感じている。自分は利用していないが、農作業で住民に長年使われている現状を説明。踏切の閉鎖について「使う人がいるなら賛成できない」と漏らす。 同じ踏切を使う同所、農業阿久津正(あくつただし)さん(72)は「踏切がないと遠回りになってしまう」と移動時に重宝が
【宇都宮】次世代型路面電車(LRT)の停留場駐車場の利用状況について、市と芳賀町、県が実施したアンケートの結果がこのほど公表された。回答した75人中、LRTの利用目的は通勤が4割弱、目的地は市中心部が6割強でそれぞれ最多となった。 (残り:約 519文字)
【那須烏山】市内で1日に数量限定販売が始まった、JR烏山線の蓄電池駆動電車「アキュム」の模型や同線開業100周年記念グッズなど計140セットが、同日午後2時までの約半日間で完売したことが3日までに市などへの取材で分かった。販売先には2日以降も購入希望者が訪れるなど、想定以上の人気に関係者は喜んでいる。 模型は壬生町の大手鉄道模型メーカー「トミーテック」が製造。市作製の列車カードやA5判ノートなどとセットにし、金井2丁目の市観光協会と大金の観光交流施設「ナスカラ市場」の2カ所で6930円で限定販売した。 同市場によると、市内限定販売に関するメディアの報道があった3月28日から「予約販売は可能か」「何時に並べば確実に買えるか」などの問い合わせが1日20~30件寄せられたという。同市場のスタッフ阿相香菜絵(あそうかなえ)さん(41)は「あんなに来るとは。販売当日はどうなるかと焦った」と振り返った
栃木県サッカー協会は29日、県庁記者クラブで会見を開き、60代の元常務理事男性が2013年度から23年度途中まで、少なくとも約815万円を着服していたことを明らかにした。大会で審判員に支払うべき日当の領収書を偽造し、虚偽の収支報告を繰り返していた。会見で橋本健一(はしもとけんいち)会長は「ご支援を頂いている関係者の皆さまに大変なご心配をおかけし、深くおわび申し上げる」と陳謝した。 同協会によると、元常務理事は05年度からシニア年代(40歳以上)の大会を運営するシニア委員会委員長に就任し、会計などの実務を1人で担ってきた。大会出場チームの参加費から捻出する審判員の日当(約3千~4千円)を実際に支払わず、領収書に審判員の名前を自ら記入し着服した。審判員には日当の存在が知らされていなかったという。 (残り:約 393文字)
私有地への立ち入りなどが目立つため、簡易な侵入防止柵が設置された道路=21日午前7時40分、宇都宮市竹下町 次世代型路面電車(LRT)宇都宮芳賀ライトレール線の沿線で、写真愛好家などによる迷惑行為が相次いでいる。男体山と列車の往来を一望できる宇都宮市内の住宅地では路上駐車や私有地への立ち入りが目立ち、同市中心部では軌道への侵入などの危険な行為が後を絶たない。住民や運行会社の宇都宮ライトレールは「ルールを守って撮影してほしい」と訴えている。 宇都宮市竹下町の住宅地。付近の高架軌道をLRTが行き交い、軌道の奥には男体山がそびえる。雄大な風景と列車を同時に撮影できるため、昨夏の開業前から交流サイト(SNS)で注目され、空気が澄み始める昨年10月から路上駐車が目立つようになった。 周辺に駐車場はなく、地元住民によると、平日でも撮影を目当てにした人の車が歩道などに4、5台止まり、民家敷地へ駐車するケ
大田原簡裁は21日までに、鉄道営業法違反罪で略式起訴されたいずれも20代の横浜市、男子大学生と埼玉県上尾市、男性会社員の2人にそれぞれ科料9千円の略式命令を出した。正当な理由なく2023年6月上旬、矢板市内のJR宇都宮線蒲須坂-片岡駅間で線路内に立ち入るなどした、とされた。鉄道写真ファンの「撮り鉄」とみられ、線路立ち入りの影響で臨時列車の寝台特急「カシオペア」が緊急停止した。 「撮り鉄」の記事一覧を検索
【宇都宮】県住宅協会はこのほど、次世代型路面電車(LRT)の満足度などを聞いた意識調査の結果を公表した。改善点に関する項目では、快速運転の実施や停留場の駐車場増設を求める声が多かった。 調査は昨年10月に市内で開かれた「とちぎ住宅フェア」と、県内の住宅展示場8カ所で昨年11、12月に別の住宅調査と併せて行い、501人(1家族1人)から回答を得た。 それによると、LRTに乗車した人は2割強の113人。乗車回数は1回が最多の61%で、次いで5回以上が15%だった。乗車目的は観光42%、買い物などの日常利用23%、通勤通学11%と続いた。 魅力を問う項目で「全く感じなかった」は3%。今後の利用について「全く利用したくない」は6%にとどまった。乗車していない理由は「LRT沿線に用事がなかった」が41%、「乗る機会がなかった」が30%で合わせて7割を占める一方、「車の方が便利」が16%あった。 その
東武鉄道は4日、東京・浅草-東武日光、鬼怒川温泉駅間を結ぶ特急「スペーシアX」について、16日以降、新たに臨時列車としての運行や団体貸し切り専用の運行を始め、運転エリアも拡大すると発表した。 従来、運行していなかった大宮-船橋駅間を結ぶ東武アーバンパークラインや、東武伊勢崎線などをスペーシアXが走ることになる。 同社によると、スペーシアXの臨時運行や貸し切り運行を求める声が多く寄せられていた。同日のダイヤ改正に合わせ、同社はスペーシアXを現在の2編成から4編成に増やす。このうち定期運行に3編成を当て、1編成を団体貸し切りなどに活用する。 これに先立ち、総合旅行業の東武トップツアーズ(東京都墨田区)は12日、大宮駅発東武日光駅行きのスペーシアXの特別ツアーを開催する。今後、群馬、千葉エリアでも実施する予定。 「スペーシアX」の記事一覧を検索
【小山】市議会総務常任委員会は1日、市執行部が定例市議会に提出した本庁舎駐車場条例案を全会一致で否決した。委員会での否決は異例。4月から本庁舎駐車場の利用規定を設ける中で、来庁者以外でも入場後2時間を無料とする規定などに異論が相次いだ。 市役所駐車場は第1~3の計約600台分あり、現在はいずれも無料。市はこのうち本庁舎近くの第1、第2駐車場(計117台)について利用料や利用時間などの規定を設ける考え。 条例案などによると、第1、第2駐車場にゲートを設けて駐車券を発行。利用料は市役所への用務以外でも入場後2時間以内は無料で、2時間を超えると100円。以降30分ごとに100円ずつかかり、上限は1日1200円だが、市役所各部局などで駐車券を認証機に通せば2時間を超えても無料となる。 常任委で福田幸平(ふくだこうへい)市議は、目的外利用の横行や近隣民間駐車場への影響を懸念し「料金と時間の規定は見直
今月21日朝、宇都宮市の清原地区市民センター前トランジットセンター(TC)。85台分の駐車場は7割が埋まっていた。市中心部方面への通勤者ら、次世代型路面電車(LRT)を利用する人の車だ。 隣接するロータリーからは乗客がいないまま、清原工業団地内の循環バスが出発した。TCでLRTを降りた人々は、徒歩で近くの勤め先に向かっていく。 市は車だけに頼らず、公共交通を使い誰もが快適に移動できるまちを目指している。基軸はLRT。沿線の先に広がる地域との接続は、路線バスをはじめとする2次交通が担う。 LRT開業を機に、市はJR宇都宮駅東側のバス路線を再編。循環バスを含め、LRTとの乗り継ぎ拠点であるTCと沿線地域を結ぶ路線を設けた。だが、LRTと車の組み合わせ利用が好調な半面、バスとの乗り継ぎは低調だ。 (残り:約 769文字)
外国人富裕層をターゲットに、栃木県が昨年10月に売り出した1人400万円の奥日光ツアーの申し込みが、販売期限の今年1月末までに1件もなかったことが24日までに、県への取材で分かった。都内と奥日光をヘリコプターで往復する2泊3日のプランで、価格を290万円に引き下げ、販売期間も延長したが成約に至らなかった。要因について県は発売前の周知不足やプランの設定を挙げている。 ツアーは当初、奥日光の紅葉を満喫してもらおうと企画された。ヘリコプターで成田空港などから奥日光へ直行し、高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」に滞在。世界遺産「日光の社寺」やガイド付きの自然巡り、旧イタリア大使館別荘でのディナーなどが組み込まれていた。 国の観光再始動事業に採択され、県は本年度一般会計補正予算に事業費1500万円を計上。全額国庫負担で、昨年10月に販売を開始した。当初の販売期限だった12月上旬までに、県は9回の
【宇都宮】市は20日、次世代型路面電車(LRT)の安全性を維持するために設置した「ライトラインの維持向上に係る有識者会議」の内容を公表した。車輪やレールの摩耗状況に異常はなく、適正な状態であることなどが報告された。 会議は、LRTが2022年11月の試運転中にJR宇都宮駅東口付近で脱線した事故に関する調査報告を受け、市と芳賀町、宇都宮ライトレールの3者で設置した。東京大生産技術研究所の須田義大(すだよしひろ)教授ら鉄道事故の専門家4人で構成され、第1回会合が1月31日に開かれていた。 市などは、開業前から定期的に車輪とレールの形状を測定してきた。今後も現在の測定周期を維持し、車輪を2週間ごと、レールは2カ月ごとに測定し、摩耗の傾向を調査する。新年度も有識者会議を開催し、測定周期の間隔など、効率的な維持管理手法を検討していく。 「レール」の記事一覧を検索
【鹿沼】市内の経営者らでつくる鹿沼企業人の会(高橋宏(たかはしひろし)会長)はこのほど、市民情報センターで、次世代型路面電車(LRT)を運行する宇都宮ライトレール(宇都宮市下平出町)の中尾正俊(なかおまさとし)常務を講師に招き公開定例会を行った。LRT開業までの苦難などを学んだ。 (残り:約 197文字)
【宇都宮】市民団体「宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会」は15日、2024年度市当初予算案のうち次世代型路面電車(LRT)のJR宇都宮駅西側延伸に関する調査費を否決することを求めた陳情書を馬上剛(うまがみごう)市議会議長宛てに提出した。 市は予算案に、LRTの西側延伸に向けた事業費として5億1千万円を盛り込んでいる。同団体の上田憲一(うえだけんいち)代表は「大通りの車線をLRTの軌道や停留場が占拠し、道路交通や公共交通が破綻する。バスの街にLRTは必要ない」と訴えた。 「LRT」の記事一覧を検索
県警の女性警察官が2023年11月、宇都宮市内で乗用車を運転し前を走る車に追突して相手にけがをさせ、現場から立ち去ったとして、宇都宮地検が自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の罪で女性警察官を起訴していたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。県警は昨年12月、戒告の懲戒処分とし、警察官は退職した。 (残り:約 311文字)
宇都宮市は1日、次世代型路面電車(LRT)のJR宇都宮駅西側延伸について、2030年代前半の開業を目指す県教育会館までの整備区間(約5キロ)の停留場配置案を公表した。同駅西口のほか、東武宇都宮駅前など12カ所の停留場を想定。軌道建設に必要な国への特許申請は、駅西側の再開発と歩調を合わせ一体的に進めるため、当初の「2024年中」を先延ばしし、「25年度中」を目指す。 同日の市議会全員協議会で佐藤栄一(さとうえいいち)市長ら市執行部が説明した。西側の停留場はいずれも仮称で配置イメージとして提示。宇都宮駅東口停留場から、JR線の横断部を含めた教育会館前までに12カ所の停留場を置いた。JR宇都宮駅西口、東武宇都宮駅前、桜通り十文字には、路線バスなどと乗り換えられるトランジットセンターの機能を設ける方針で、24年度はこれらの案を基に市民や事業者、関係機関との協議を深めていく。 特許申請の時期見直しに
動物園で動物と触れ合いながら、職業的スキルやコミュニケーション力を育むユニークな取り組みが今春始まる。長野県に本校を置く通信制高校、さくら国際高は4月1日、栃木県宇都宮市上金井町の宇都宮動物園に宇都宮キャンパスを開校し、「動物飼育」など9コースを設置する。同キャンパスの原田浩司(はらだこうじ)校長(70)は「動物園併設型の通信制高校は全国初。他にない教育環境を生かし、生徒の社会で生き抜く力や自信を育みたい」と語る。 さくら国際高は、長野県上田市に本校を置く広域通信制高校。33都府県にキャンパスや学習センターを設置している。本県へのキャンパス設置は初めてで、昨年12月28日に長野県から設置認可を受けた。 宇都宮キャンパスの校舎は、動物園内や隣接する園の施設を活用。「動物飼育」「ビデオグラフィティー」の2コースは実習も同園で行う。「動物飼育」は飼育員や獣医師の指導の下で動物の世話をし、愛玩動物
【宇都宮】佐藤栄一(さとうえいいち)市長は4日、年頭記者会見を開き、次世代型路面電車(LRT)を軸にした公共交通政策を引き続き強化していく方針を示した。年内に路線バス同士の乗り継ぎ割引を始めるほか、3月末までに交通系ICカード「totra(トトラ)」の小学生用カードを市内の全児童を対象に配布を始める。LRTの快速運転などは3月のダイヤ改正に合わせて開始できるよう、運行会社に要望しているとした。
次世代型路面電車(LRT)を運行する宇都宮ライトレールは8日まで、直射日光や反射光を遮る運転士用保護眼鏡の導入に向けた試験着用を行っている。効果や乗客の印象などについて調査し、2月ごろの本格導入を目指す。 同社によると、軌道が東西に延びているため、特に朝夕の日差しがまぶしく信号が見えづらい時があるという。安全な運転環境を確保するため、導入を検討しているのがタレックス(大阪市)製の偏光レンズ付き眼鏡。色の見え方に影響を与えず、直射日光や反射光を遮ることができる。跳ね上げ式で、乗客対応の時などはレンズを上に向けられる。 試験着用では運転士がサンプルを交代で使い、効果を調べている。乗客からも、印象などを同社ウェブサイトの問い合わせフォームから受け付けている。2月ごろをめどに、運転士約50人のうち、希望者が使用できる体制を整えていく。 全国の鉄道会社でもJR西日本の在来線と新幹線を皮切りに、JR東
2017年衆院選で落選した西川公也(にしかわこうや)元農相(81)が代表を務める政治団体「幸湖会」が、21年に所属していた自民党二階派(志帥会)から1048万円の寄付を受けていながら、政治資金収支報告書に収入として記載していなかったことが26日、分かった。同日、総務省に訂正を届け出た。西川氏は取材に「事務所の担当者が不慣れで収入として見落としてしまっていた」とし、事務的なミスだったと説明している。 志帥会の収支報告書によると、寄付は前回衆院選公示日の4日前となる21年10月15日で、国会議員関係政治団体への21年中の寄付としては最も高額だった。一方、幸湖会の収支報告書には記載されず、同年の収入はゼロとなっていた。 西川氏は二階俊博(にかいとしひろ)元幹事長との距離が近いとされ、12年12月の二階氏の派閥会長就任と同時に派閥の実務を取り仕切る事務総長に就き、農相に就任する14年9月まで約2年
自民党の上野通子(うえのみちこ)参院議員は18日夜、栃木県宇都宮市内のホテルで政治資金パーティーを開いた。自身が所属する安倍派のパーティーを巡る裏金疑惑が取り沙汰される中、報道陣には非公開で行った。 上野氏の事務所によると、この日のパーティーは規模を縮小して実施。通例なら来賓で出席する本県選出国会議員や県議、市町長の姿はなく、出席者は約150人だった。講師によるセミナーのみで、懇親会は行われなかった。 一連の疑惑を受け、上野氏は14日に「安倍派の一員として連帯責任もある」などとして首相補佐官を辞任した。パーティー券収入の自身への還流については「安倍派の1人として今は何も話せない」として受領の有無は明らかにしていない。 「政治資金パーティー」の記事一覧を検索
自民党の上野通子(うえのみちこ)参院議員は18日夜、栃木県宇都宮市内のホテルで政治資金パーティーを開いた。自身が所属する安倍派のパーティーを巡る裏金疑惑が取り沙汰される中、報道陣には非公開で行った。 上野氏の事務所によると、この日のパーティーは規模を縮小して実施。通例なら来賓で出席する本県選出国会議員や県議、市町長の姿はなく、出席者は約150人だった。講師によるセミナーのみで、懇親会は行われなかった。 一連の疑惑を受け、上野氏は14日に「安倍派の一員として連帯責任もある」などとして首相補佐官を辞任した。パーティー券収入の自身への還流については「安倍派の1人として今は何も話せない」として受領の有無は明らかにしていない。 「安倍派」の記事一覧を検索
次世代型路面電車(LRT)の延伸が計画されるJR宇都宮駅西口の周辺地区整備に向けて、宇都宮市は18日、基本計画の策定懇談会を発足させ、市内で初会合を開いた。整備推進へ官民で共通認識を図るため、市は約30年後の地区将来像を提示。同駅の東西自由通路から田川付近までをつなぐ公共的な空間「滞留・歩行者軸」の配置案を初めて示し、周辺景観に広がりを持たせた新たな駅前空間を演出するとした。 対象地域は、スポーツ販売大手「ゼビオ」が取得した日清製粉宇都宮工場跡地とトナリエ宇都宮、六つの再開発街区の計約11ヘクタール。 基本計画の策定は、市の同地区整備基本構想の策定から約10年が経過したことから、近年の社会変化を踏まえて改めて課題を整理、検討するのが狙い。2050年ごろの将来像を示した上で、駅前広場についてはLRT延伸計画に合わせて30年代前半の整備を目指す。 市は同地区の問題点として、建築物の老朽化や景観
次世代型路面電車(LRT)が通る県道宇都宮向田線(鬼怒通り)の9月の車両通行量が、車線規制前の2021年10月と比べ約1割減少したことが、宇都宮市東部地域渋滞対策協議会の9日までの調査で分かった。車道が1車線減り、並行する市道白楊(はくよう)高通りに一定数の車が流れたことが要因とみられ、LRTへの乗り換えの影響があるかについても今後分析する。 同協議会は情報通信技術(ICT)などを活用し渋滞対策を進めようと、県が同市や宇都宮大などと共に21年に設置した。 (残り:約 396文字)
【那須烏山】利用者の少ない地方路線としてJR東日本が県内で唯一、2022年度収支を公表し、前年度に続き赤字だった烏山線について、川俣純子(かわまたじゅんこ)市長は22日の定例記者会見で「さまざまな人の存続への努力が続くようにすることが私たちの仕事」などと述べた。 同社は21日、管内34路線62区間の22年度収支を公表。烏山線は前年度比3100万円悪化し、6億3400万円の赤字。1キロ当たりの1日平均乗客数は路線の存続が議論される千人未満に迫る1120人だった。 川俣市長は今年が烏山線開業100周年だったことに触れ、「市民も改めて烏山線のことを感じてくれたと思う。市民や利用者が協力して存続させようとしていることを一層伝えたい」と述べた。 「烏山線」の記事一覧を検索
次世代型路面電車(LRT)の宇都宮芳賀ライトレール線を運行する宇都宮ライトレールは18日までに、11月上旬に宇都宮駅東口停留場を出発した平日朝の下り線について混雑状況を公表した。5段階評価で最も混雑している状況を示す「混雑しています」は、7日間で1便だけ。調査期間が異なるため単純比較できないが、前回調査(10月2〜13日)より3便減少した。 5段階評価は、「混雑しています」「やや混雑しています」「つり革の多くが埋まっています」「座席が埋まりつり革につかまる方もいらっしゃいます」「座席に空きがございます」の順。 今回は11月1~10日に調査し、「混雑している」と評価されたのは、11月2日午前7時2分発だけだった。 「やや混雑しています」と評価された便数が最も多かったのは、午前7時18分発。調査期間の平日7日間で、全ての便が「やや混雑しています」に該当した。次いで午前7時44分発が6便だった。
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『下野新聞「SOON」:栃木の最新ニュース・スポーツ・生活情報』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く