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衆院選
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手編みでも機械編みでもよく使う編み込み模様の「ジャカード」や「インターシャ」という専門用語は知っていますか? 名前の意味だけでなく、それぞれの編み地の厚みや、編み方の特性を掴むことで「ニットデザイナー」も「編み物をしている人も」よりデザインの幅を広げられます。今回はジャカードの種類からインターシャとの違いを丁寧に説明していきます。 *ジャガードと間違って呼ばれますが正式名称はジャカードです。これはRadioがレディオでなくラジオと日本語として呼びやすいように変形して言ったのと同じ理由だと推測しています。 ●シングルジャカード● 手編み○家庭機○手横△工業機○ 『シングルジャカード』は❶段で2色以上の糸を使用して編んだ場合、一方が編んでいる場合にもう一方が後ろに糸が渡る一番オーソドックスな編み込み模様の表現の一つです。普通の天竺編み(表メリヤス)より伸縮性がなくなり、裏糸は表側に響かないので
織物と編物(ニット)の違いについて話したいと思います。 織物は基本的に縦糸と横糸が直角に交差して組織を形成し、編物はループによって組織を形成します。 織物とは縦糸と横糸が直角に交じり、隣りの糸と密着して平面的に連なって面を形成する織地です。織物は、縦横方向に伸縮性があまりなく、通気性が低く、シワになり易いです。 (糸や織方にもよりますが、ここでは編物と比べた時の基本的な織物全般を指します。上の写真は織物の中でも、「平織り」と言われる織物の組織です。 青色が縦糸で赤い色が横糸です。) 編物とはループを作り、そのループに次の糸を引っ掛けて連続してループを作り面を形成する編地です。 編物は、縦横に伸縮性があり、通気性が高く、シワになりづらいです。 (糸や編方にもよりますが、ここでは織物と比べた時の基本的な編物全般を指します。上の写真は天竺やメリヤスと呼ばれるニットの代表的な組織です。) 横方向の
今回の記事はニット、テキスタイルアーティスト/家庭用編み機研究家の宮田明日鹿さんと一緒に「編み機についてもっと知ってもらいたい、編み機を復活させたい」と話していたことから協力して記事を書いてもらい、最後に私たちニッティングバードが編集に携わりました。宮田さんは家庭用編み機を使い始めてはや5年。編み機の歴史や新しい変化、どんな過去があって今はどんな状況なのか、時代とともに変化する家庭用編み機の楽しみ方を研究家としての目線も含めご紹介して行きます。 ●家庭用編み機ってなに? みなさん家庭用編み機をご存知ですか?家庭用横編み機は略して「家庭機」と呼ばれています。 祖母や母親が使っていて見たこともある方もいると思います。 今ではほとんど見かけることもなくなってしまいましたが、全盛期だった昭和30年代では花嫁道具としてミシンと同じように一家に一台持っている時代もありました。祖父母に聞けば知らないと答
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