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「味」「子」「鹿」行く先分かる? バス系統の漢字表記廃止へ 熊本のバス事業者、交通センター改称で番号化検討 県内のバス事業者が、路線の系統を分類する漢字1文字の表記を廃止し、全事業者共通の番号表記への変更を検討している。熊本市の「熊本交通センター」が今夏に建て替えられ「熊本桜町バスターミナル」と改称されるのに合わせ、外国人や観光客にも分かりやすい行き先表記を目指す。 漢字表記は、「県20」(県庁前経由)や「北3」(北熊本経由)など熊本市内の経由地に数字を付けて行き先を表すのが原則。同市交通局が市営バス営業終了を記念して発行した「88年のあゆみ」によると、現行の表記方法は1996年3月、九州産交と熊本電鉄、熊本、熊本市営が共同で導入した。 ただ、経由地が分かりにくい漢字は少なくない。 熊本電鉄バスの担当者は数年前、外国人が「7」に横線を入れた絵を見せながらバス路線を尋ねてきた場面が忘れられな
三菱地所は9日、福岡市・天神の商業ビル「イムズ」の営業を2021年度に終了し、建て替えると発表した。福岡市が進める都心部の再開発促進事業「天神ビッグバン」の期限である24年末までの完成に間に合うように、22年度内に新ビルを着工する計画。 三菱地所によると、再開発計画の詳細は未定。今後、市と協議しながらどのような機能を持ったビルにするかを詰めるとしている。 天神ビッグバンでは24年12月末までに完成するビルを対象に、容積率の上乗せや建物の高さ制限緩和などの優遇措置がある。三菱地所は「より高機能なビルに再生するため、優遇措置の期限内での再開発を決めた」としている。 イムズは1989年4月に開業。地上14階、地下4階建てで延べ床面積約4万5千平方メートル。約130のテナントが入る。物販以外にもホールやギャラリー、イベントスペースなどを備えた複合型施設として営業。金色で八角形の特徴的な外観で約30
YouTubeとシャッター街の共通点とは… 福間慎一(ふくま・しんいち) 福岡市生まれ、2001年入社。文化部、長崎総局、本社報道センターなどで記者。1年間のヤフー出向を経て17年9月からqBiz編集長。特技は居酒屋のメニューを指1本でくるくる回すこと。 「『人生の大半の時間を動画で台無しにすることができるね』なんて話してましたよ」 福岡市・天神のアクロス福岡でイベントに登壇した、動画共有サービスYouTubeの共同創業者、チャド・ハーリー氏。創業当時を振り返る際に出たその言葉に、思わず「あ、あなたが “犯人”か…」と独りごちてしまった。 というのも、わが家の下の子(4歳)、一通りいろいろ遊びを終えると、「見ていい?」と聞いてくる。YouTubeだ。 もちろん「30分だけだぞ」などと決めて見せているが、その間は「人間ってこんなに集中することができるのか」というほど画面に見入る。時間が来たこ
「身銭を切って本気にならないとまちづくりは成功しない」と話す木下さんは東京都出身。熊本市で10年前に「熊本城東マネジメント株式会社」を設立するなど全国各地で地域再生ビジネスを手掛けている。 リーマン・ショックで主要製造業の工場が閉鎖した鹿児島県出水市中心部の商店街では、10年後の現在もシャッターを下ろした店舗が目立つ 「地域活性化」「地域再生」。記者自身、新聞社に入社して以来、何十回、いや何百回この言葉に触れただろう。人口減少が進む九州のほとんどの市町村が重要な施策として掲げているこのテーマだが、それを達成したところは多くはない。何が足りないのだろうか。 高校生のころから街の商店会の活動に参加して起業、その後大学在学中から今に至るまで全国各地で「地域づくり」に向き合ってきた、まちビジネス事業家の木下斉さん(36)が新著を発表した。<凡人のための地域再生入門>という小説だ。 20年間にわたる
福岡市でこの秋開催される二つの「オクトーバーフェスト」のチラシ。右が冷泉公園、左が舞鶴公園のイベントのもの ビール関連イベントがめじろ押しの福博の秋に異変が起きている。ドイツビールを紹介する「オクトーバーフェスト」を銘打ったイベントが今年は二つあるからだ。冷泉公園(福岡市博多区)で毎年開かれてきた「福岡オクトーバーフェスト2015」(10月16〜25日)と、舞鶴公園(同市中央区)に現れた新参の「舞鶴公園オクトーバーフェスト2015」(9月18〜27日)。ドイツ伝統のビール祭を手本とした運営手法に違いはなく、わずか1カ月間隔のそっくりイベントに、愛好家は「どっちに行けば」と泡を食うばかりだ。 ■友好提携を実現 「便乗商法と思わざるを得ない」−。「冷泉公園」の関係者は後発イベントへの不信感をにじませる。冷泉公園の「フェスト」は2010年、それ以前に同市早良区で開催されていた同名イベントを引き継
若い頃から一心に学び、働いた。ただ一つ、得られなかったもの。大学の学びを、学生たちに悔いなく送ってもらおうと今春、九州大に5億1600万円を寄付した。「お金は残すよりも、世間に役立たせたい」と話す。清貧を重んじ、こつこつとためた。 戦前に生まれ、旧満州から終戦翌年に引き揚げた。数学や科学が好きで小倉西高時代、恩師から九大への進学を勧められたが、家が貧しく父親の了承が得られなかった。それでも育ててくれた親への感謝の気持ちは強く、親が営む個人商店で「客の笑顔のため」に、27歳まで無給で働いた。 断ち切れない勉学への思い。独学を重ねて身に付けた知識を基に、静電気を利用したコピー機の試作機を作り上げ、米国と日本で特許を取得した。「失敗しても失敗してもあきらめない。執念を持ち続けて頑張れば道は開ける」。取得した特許は「大学の卒業証書みたいなもの」と笑う。 福岡市で創業した会社が成功。経営は次男に譲り
資さんうどん魚町店のメニューサンプル。うどんに加え、丼物、ぼた餅、おでんなど多彩な料理のバラエティーが人気の理由でもある ユニゾン・キャピタルが全株式を取得した「資さん」の本社=北九州市小倉南区 小倉都心部の繁華街にある資さんうどん魚町店。24時間営業で、深夜も飲酒後の”締め”で多くの来店がある=10日午後、北九州市小倉北区 「資さんうどん」で知られるうどんチェーン「資さん」(北九州市)が全国展開を視野に入れる――。投資ファンド「ユニゾン・キャピタル」(東京)に全株式が売却されたニュースを本紙紙面で特報したところ、ツイッターなどで拡散され大きな反響があった。「東京に来てくれ」「生きる希望が湧いた」。資さんへの愛は地元北九州にとどまらず、全国規模のものだった。 資さんの始まりは42年前の1976年。大西章資さん(2015年に死去)が、知人から同市戸畑区のうどん店を知人から譲ってもらって開業し
JR九州が来春のダイヤ改正で、鹿児島市と霧島温泉郷を結ぶ観光列車「はやとの風」(鹿児島中央−吉松)の定期運行を取りやめるほか、利用者が減少する吉都線(吉松−都城)を3割弱減便する方向で調整しているこ ...
丸源ビルのネオン 北九州市小倉北区の中心部に残る「丸源ビル」。1階の店舗部分以外は空室状態になっている=23日(左の写真は北九州市小倉北区の歓楽街に輝く丸源ビルのネオン=2013年3月撮影) 東京や福岡の繁華街に「丸源」の名称で飲食ビルを展開している貸しビル業「丸源」(東京)が、北九州市内に所有するビル全17棟(信用調査会社調べ)を売却したことが分かった。北九州市は同社の創業地。ビルの多くは老朽化し、地域衰退の象徴ともなっており、売却後の再開発による市街地活性化に期待が高まる。 丸源関係者や同市によると、17棟の多くは1960〜80年代に建設、老朽化が進み空室も多かった。数年前から複数の不動産関連会社や個人への売却を進め、今年8月、地場不動産会社のヒット(北九州市小倉北区)に最後の8棟を一括して売却し、不動産の登記移転も完了させたという。売却額は非公表。 ヒットはこの8棟と合わせ計9棟を購
JR九州が2022年度に開業する九州新幹線西九州(長崎)ルートに、新幹線の最新型「N700S」を導入する方針であることが分かった。車両はJR東海が開発し、1編成の車両数を柔軟に変更できるのが特徴。フ ...
JR九州が来春のダイヤ改正に合わせ、宮崎−鹿児島中央間の一部特急のワンマン化を検討していることが、関係者への取材で分かった。日豊線大分−宮崎空港間では今年3月から既に導入しており、これに続く措置。J ...
福岡高の東京同窓会で行われた鏡開き。スペインの未完の大聖堂「サグラダ・ファミリア」の建築に携わるOBの彫刻家、外尾悦郎氏の記念講演もあった=2017年5月13日、都内 新聞に見開きで掲載された修猷館高同窓会総会の告知広告=2017年5月13日、西日本新聞朝刊 緊張した面持ちで入学式に臨む筑紫丘高の新入生たち=2017年4月7日、福岡市南区(撮影・中村太一) 吉武和彦(よしたけ・かずひこ) 1971年7月生まれ、北九州市出身。大学を卒業後、福岡市の月刊経済誌を経て、1999年9月西日本新聞社に入社。経済部、宇佐支局(大分県宇佐市)、経済部、東京報道部、北九州本社編集部から、2015年8月にqBiz編集長に。「ガラケー」を使いこなすが、今回の異動を機にスマートフォンの練習を始める。 「あの社長はしゅうゆう出身」 「あの部長はふっこうやもんね」 福岡で企業の取材をしていると、こんなフレーズを耳に
屋台で和やかに始まった座談会だったが、その後、徐々に白熱することに(撮影・佐藤桂一) ビールジョッキ片手に乾杯!でスタートした(撮影・佐藤桂一) 福岡では大学より「高校の人脈が物を言う」(地場企業社長)とされる。転勤族もうまく溶け込めば、芋づる式にキーマンを紹介してもらえるかもしれない。しかし、楽観は禁物だ。いわゆる「進学校」には微妙なライバル心がくすぶる。心のシャッターを閉じられないためには、何が“地雷”か知っておく必要がある。そこで、OBたちの覆面座談会を敢行すると、意外なNGワードが…。 ■天神の屋台に7人が集まった 冷静に真相のみを語り合う必要があった。そこで、あえて、気分が沈みがちなゴールデンウイーク明け初日の5月8日(月曜日)に会を開いた。 福岡市・天神の屋台。久々の仕事を終えた夜、「顔は写さないでよ−」「俺は後ろ姿でばれるやろ」などと不安を吐露しながら、男性5人、女性2人の計
あるOBが放った言ってはいけない一言とは…(撮影・佐藤桂一) 座談会の会場となった福岡市・天神の屋台。ゴールデンウイーク明け初日とあって、人通りは少なかった(撮影・佐藤桂一) 福岡では大学より「高校の人脈が物を言う」(地場企業社長)。これを検証し、福岡に転勤してきた方々が溶け込みやすくなることを目指して開いた「人気校」(学習塾の英進館)7校OBの覆面座談会。県内4地域のうち、福岡VS北九州、筑後、筑豊の構図となる中で、1人のOBが放った言葉とは。そして、終盤には、「福岡の財界を動かす高校人脈」も。後編のスタートだ。 ⇒前編「OBが明かす意外なNGワード」 ■「御三家」にみえた微妙な関係 福岡以外の3地域のOB1人がついに言ってしまった。 某OB「御三家と言っても、がおか(筑紫丘)の存在は薄いよね。(卒業生の)タモリさん頼みでは…」 だが、筑紫丘OGは冷静だった。 「タモリさんは先輩です。1
安倍政権が掲げる「1億総活躍」の一環として、自民党が5月、留学生を労働力として積極的に活用するために、日本語学校の教育の質向上に向けた文部科学省の責任を明確化することや、入管難民法が規定する外国人留学生の就労制限(週28時間)の緩和などを政府に提言することが分かった。留学生の日本企業への就職支援強化も促す。政府は、提言を経済財政運営の指針「骨太方針」などに反映させる。 提言案をまとめたのは、自民党1億総活躍推進本部に設置された「誰もが活躍する社会をつくるプロジェクトチーム(PT)」(穴見陽一座長)。 日本語学校の管轄は現在、法務省が事実上担当しているため、不法在留などの取り締まりに重点が置かれ、教育内容や教員の質の確保に関する監督責任の所在が曖昧になっている。提言案は、新法制定を含む法改正を視野に、文科省の教育面での責任を明確化するとともに、法務、外務両省などとの連携強化を促す。 日本語学
運転手の多くが福岡県内の高校を卒業しているという西鉄バス=2017年3月6日、福岡市・天神(撮影・吉武和彦) 関連商品まで登場して話題を集めた博多弁=2009年、福岡市博多区の上川端商店街 博多弁を記したクリアファイルも登場したことがある=2008年 すーすーするぅ(肌寒い)、一万円札ばこまめて(両替して)−。福岡市では日常会話に博多弁が使われることが多い。その浸透力は、時には、公共交通機関の乗務員がアナウンスで語ってしまうほど。ただ、東京や大阪の人には理解できない場合もある。意味を取り違えると、思わぬトラブルも起きかねないため、転勤や就職で福岡に転入した後は、気をつけてほしい。 ■運転手の7割が福岡の高校卒 「どこから乗りんしゃったとですか…」(乗ったのでしょうか) マイク越しに男性運転手が博多弁で優しく語りかけた。平日夜、福岡市内を走る西鉄バス車内でのこと。お年寄りの女性客がバスを降り
経営難に陥っているサッカーJ2のV・ファーレン長崎に対し全国で英会話教室などを運営するNOVAホールディングス(東京)が5億円を超す規模の出資を行う方向で最終調整していることが6日、分かった。既存株主がそのままであれば出資比率は過半数となる。 クラブは2016年度決算で約1億2千万円の赤字を計上し、累積赤字は3億円を超える見通し。4月にも給与支給が滞る恐れがあるためスポンサーを探していた。NOVAが支援に乗り出すことで財政基盤が強化され、当面の危機は回避される見通しが強まった。 同社は長崎県内を含む全国で約400の英会話教室と、約千の学習塾を運営。J2の大口スポンサーとなることで、将来的にサッカー教室の展開につなげる考え。同社関係者は「地元の企業とともに長く愛されるチームにしたい」としている。
ブレーキとアクセルの踏み間違いを防止する「保護ブレーキシステム」の仕組みを模型で説明する石崎辰之さん。左に止めた自家用車に同装置を取り付けている ブレーキとアクセルの踏み間違いによる車の事故を防ぐ装置を、大野城市御笠川で民間車検工場を経営する石崎辰之さん(69)が開発した。低速走行時に急加速すると、エンジンが停止する仕組み。車のリサイクル部品を使って製作した。石崎さんは「高齢者の思わぬ事故による悲劇をなくすお役に立てれば」と話す。 「保護ブレーキシステム」と石崎さんが名付けたこの装置は、通常走行中に誤って反応しないよう、時速0〜16キロの低速時(範囲は調整可能)に限り、アクセルを踏んで急加速した場合に作動する。エンジンを止めると同時に、ブレーキペダル近くのアクチュエーター(駆動装置)が自動的にペダルを踏み込んだ状態にし、車両を停止させる。 運転を再開するには、ブレーキペダルを踏んでチェンジ
【ワシントン山崎健】日本の外務省が1987年、米政府に対し、核兵器の持ち込みに関する密約を含む50年代後半の日米安全保障条約改定交渉など、広範囲にわたる日米関係の米公文書の非公開を要請していたことが、西日本新聞が米情報自由法に基づき入手した米公文書で明らかになった。密約などについて米側は要請通り非公開としていた。米公文書公開への外務省の介入実態が判明したのは初めて。 「際限ない」米側不快感示す 文書は87年4月、米公文書の機密解除審査部門責任者の一人、故ドワイト・アンバック氏が作成した「機密解除に関する日本の申し入れ書」。作成から30年たち機密解除の審査対象となる50年代の米公文書について、在米日本大使館は87年1、3月、機密を解除して国務省刊行の外交史料集に収録しないよう同省東アジア太平洋局に文書で申し入れており、同局とアンバック氏が対応を協議した3ページの記録だ。申し入れは米歴史学者の
スペースワールドのジェットコースター=2015年9月、北九州市八幡東区(撮影・野村創) 魚やエビなど約5千匹を氷漬けにしたスケートリンク=11月27日、北九州市八幡東区のスペースワールド(撮影・中原岳) 来年12月末で閉園を発表したテーマパークのスペースワールド(北九州市)。その理由は「諸般の事情」と明かさないが、大型投資に踏み切れず、さらに集客に苦しむという“悪循環”に陥っていたとみられる。入場者数はピークの24%減となった2012年度の164万人を最後に、13年度から「非公表」を続けている。閉園後についても口を閉ざしたままだ。 地元の事情に詳しい関係者によると、設備業者の間では、運営を危ぶむ声が漏れていたという。「配電盤の工事など、遊具を維持するのに必要な更新投資を行う時期に来ているのに、工事がまだ行われていないようだ。大丈夫なのか」といった内容という。 「利益が薄く、コストを切り詰め
「起業できる」とうたい、内容の乏しいセミナーに高額の受講契約を結ばせたとして、福岡県内の20代の男女6人が福岡市の起業家育成塾「primo(プリモ)」や代表らに計約730万円の賠償を求めた訴訟の判決が30日、福岡地裁であった。鈴木基之裁判官は「社会経験の乏しい若者に組織ぐるみで詐欺行為に及んだ」などとして、全額の支払いを命じた。 判決によると、予備校生ら6人は2014年4月〜15年12月、会員制交流サイトなどを通して知り合った女性らから「プリモに入れば、起業して時間とお金を自由に使えるようになる」などと勧誘を受けた。6人は消費者金融から借金するなどして54万〜129万円を払い、起業家育成プログラムの受講契約を結んだ。 鈴木裁判官は判決で「執拗(しつよう)に勧誘して誤信させ、内容に見合わない高額の受講料を支払わせた」とした。プリモ側は「プログラムは確実な成果を約束するものではなく、虚偽の説明
下村 ゆかり(しもむら・ゆかり) 2006年西南学院大商学部卒。11年8月から経済部。流通、金融担当などを経て、15年3月に第一子を出産。産休と育休を取得して16年3月に職場復帰。現在は製造業担当。 「女性が輝く社会づくり」に「輝く日本」。安倍晋三首相が語る日本の将来像は、いつでもキンキラキンだ。職場のテレビでその言葉を聞くたび、疲れる。「もうやれるだけのことはやってるよ。勘弁してくれ」と言いたくなる。 「輝いている女性」って何だ。 働いて子育てもしている女性か。専業主婦じゃいけないのか。独身じゃいけないのか。乳幼児のために献立を考えて、散歩や遊びに連れて行って…と毎日ローテーションを入れ替えながら、兼業主婦の私よりハードスケジュールで動き回る専業主婦に、さらに働けというのか。仕事にまい進して税金もしっかり納めている独身女性のどこが悪いのか。じゃあ男性は全員ピッカピカに輝いてきたっていうん
来年秋に閉店する「ツタヤブックストア天神」=福岡市中央区今泉 ツタヤがシニア層を狙った大型書店の出店を最終調整している九州大キャンパス跡地=福岡市中央区六本松 「代官山蔦屋書店」の売り場 大型商業施設「枚方T‐SITE」の外観=大阪府枚方市 「ツタヤブックストア天神」は閉店へ レンタル大手TSUTAYA(ツタヤ)が、福岡市中心部にシニア層を狙った大型書店を2017年秋に出店することが分かった。売り場面積は約3千平方メートル。ツタヤとして九州で最大規模、初業態という。関係者によると、同市中央区六本松の九州大キャンパス跡地で最終調整している。出店に合わせ、同区今泉1丁目の「ツタヤブックストア天神」を同年秋に閉店する。 ⇒ツタヤが急ぐ「ツーブランド化」の理由 ⇒蔦屋書店の狙いは「プレミアムエイジ」 九州トップに聞く 大型書店は、九州大キャンパス跡地でJR九州が開発する「六本松複合ビル」(仮称)に
無料通信アプリを提供するLINE(東京)が、福岡市博多区で計画していた福岡社屋の建設を断念したことが23日、分かった。建設予定地はJR九州に売却する方向で調整しており、今月末にも正式決定する。約700人が働く子会社「LINE Fukuoka」(福岡市)の業務は継続する。 ⇒きゃりーも来る みんな「福岡」なワケ ⇒「美人の宝庫」と称賛されるワケ ⇒福岡って 「住みやすい」95%、テレビに出れば高視聴率 LINEは2013年、アプリ開発や利用者サポートを担うLINE Fukuokaを設立。
東日本大震災を教訓に国が災害対策への活用などを想定していたマイナンバー制度の導入後、初の大規模災害となった熊本地震で、熊本、大分両県と被災した41市町村のうち、初動対応に制度を活用した自治体がゼロだったことが、西日本新聞の取材で分かった。国は被災者の安否確認や避難所の人員把握に活用できると説明してきたが、普及率の低さや個人情報漏えいの懸念、使い勝手の悪さなどが露呈。活用の前提となる関連条例が未整備の自治体も目立った。 各自治体に制度の活用状況を尋ねたところ「個人番号カードが住民に普及しておらず、災害対策本部の検討事項に出なかった」(熊本県西原村)などの回答が目立った。建物の被災棟数が同県内で最多とみられる熊本市の担当者は「国から運用法が示されていない」と困惑。「使い勝手が悪い。制度を活用しなくても避難者は把握できる」(同県南阿蘇村)、「庁舎が破損して使える状況にない」(同県宇土市)などの現
博多―熊本の営業運転が再開され、JR熊本駅を出発する九州新幹線の車両(手前)=23日午前11時54分、熊本市西区 熊本地震の影響を受けて運休が続いている九州新幹線の熊本−新水俣について、JR九州が27日夕にも営業運転を再開させる方針であることが分かった。25日、同社関係者が明らかにした。 再開はこれまで28日を目指していたが、復旧作業が順調に進んだため、1日前倒しが可能になったという。27日午後に試験運転を実施し、問題がなければ営業運転に踏み切る。ただ、今後の作業の進捗次第では遅れる可能性もある。 石井啓一国土交通相は26日、熊本地震により一部区間の運休が続いている九州新幹線が、27日午後にも全線で営業運転を再開できる見通しになったと記者団に明らかにした。 JR九州によると、熊本―新水俣駅間については27日午前9時ごろから試験走行を実施。午後1時ごろ終了の見込み。 試験走行の結果、安全が確
食事におにぎり→「こんな食事じゃ戦はできない」 物資配送の滞り→「あんたら(地元自治体)の責任。政府に文句言うな」 政府は20日、熊本地震の政府現地対策本部長を松本文明内閣府副大臣から酒井庸行内閣府政務官に交代したと発表した。松本氏は15日から、熊本県庁内の対策本部で政府と被災地の連絡調整を担っていたが、言動を熊本県や被災自治体から批判されており、事実上の更迭との指摘がある。 菅義偉官房長官は交代理由を「昼夜たがわず食料支援などで指揮をした。体力面を考慮した」と説明。河野太郎防災担当相は「交代は予定通り」と強調した。 一方、政府関係者は西日本新聞の取材に「(松本氏は)県との連携がうまくいっていなかった」と認めた。別の関係者も、松本氏が本部長を続ければ「政権に大打撃となる。早め早めに手を打った」と話した。 関係者によると、松本氏は食事におにぎりが配られたときに「こんな食事じゃ戦はできない」と
黒田二十四騎と黒田長政に扮(ふん)し旧福岡城内を練り歩く武者行列=3月27日、福岡城おおほりまつり 博多総鎮守として「博多っ子」の心のよりどころになっている櫛田神社 福岡藩の中心部が武士の町・福岡と商都・博多の間で明確に線引きされていたことを表す正保福博惣図(1646年、福岡市博物館所蔵) 福岡市中心部を流れる那珂川。右が「博多」、左が「福岡」=福博であい橋から撮影 ■混乱生む要因多数 今やNHKの“顔”として定着した感のある桑子真帆アナウンサー=神奈川県出身=に、「博多と福岡の違いは何だと思うか?」と質問が飛んだ。今年3月までレギュラー出演していた人気番組「ブラタモリ」の博多編(2015年9月放送)でのことだ。 福岡県外の人にとって、博多と福岡の違いは分かりにくい。そのうえ、それらの地名を地元の人々は結構あいまいに使う。 例えば、空路での福岡入りなら到着は福岡空港だが、JRやフェリーだと
西日本鉄道が福岡市・天神に所有する「福岡ビル」と、隣接する商業ビル「天神コア」「天神ビブレ」を一体的に再開発するため、ビブレの地権者に対して土地の売却・貸借の優先交渉権を求める文書を提示したことが分かった。地権者の大半は応じる意向で、早ければ4月にも交渉が始まる。天神中心部で、新たな大型再開発計画が動きだす。 ⇒天神再開発「連鎖」に期待 天神ビブレは、商店街を再開発して1976年に建てられた。地権者は旧商店主など41者。空調や電気設備の老朽化が進み、機器の交換だけでも数億円はかかることから、地権者たちは昨年、ビルの今後の方針について協議。不動産開発業者に各地権者が権利を売却か賃借し、建て替えてもらう方針を決めた。 西鉄は本社の入る福岡ビルを10年以内に建て替える方針で、倉富純男社長は自社が建物を区分所有するコアと、ビブレも合わせた「一緒の建て替えがベスト」との考えを表明している。ビブレ地権
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