1. 吉備真備(日本囲碁の始祖)中国で囲碁を学び、日本に伝えたとされる。 大宝律令の中に碁に関する項目があること、隋書倭国伝に「好棋博、握槊、樗蒲之戯(囲碁、握槊、樗蒲(さいころ)の競技を好む)」との記載があることから、実際にはさらに以前から伝わっていた説もある。 2. 本因坊算砂(初代本因坊)囲碁四家の筆頭・本因坊家の始祖。 信長・秀吉・家康等に仕え囲碁を指南する。 後の幕府の保護に繋がる礎を築いた。 初代碁所であると同時に初代将棋所でもあった。 3. 徳川家康(囲碁の保護)本因坊・安井・井上・林の四家を召し抱え囲碁を庇護した。 幕府の庇護のもと囲碁に専念する職業棋士が誕生し四家の互いの切磋琢磨により日本での囲碁の技術が飛躍的に向上、多くの名手が生まれる土壌が整えられた。 朝鮮通信使で来た囲碁の名手と日本の棋士との差は3子であったという。 近世囲碁の発展、振興に絶大な貢献。囲碁殿堂表彰に