「魔女叔母さんもの」ってあるよな。 魔女叔母さんってのは要は「時をかける少女」に出てくる、主人公にアドバイスをくれる不思議な雰囲気の叔母さんだ。 思春期あたりの女の子が主人公の物語って、やけにこの「魔女叔母さん」がよく出てくる気がする。 迷える主人公に知恵と知見を授ける少し浮世離れした独身の叔母さん。 「魔女叔母さん」って物語を進める上で便利なんだろうな。 この原型っていうか元ネタって何なんだろうね。 ちょっと捻った使い方だけど最近だと「違国日記」もこの構造を持ってる。 新鮮だったのはこれまでの「魔女叔母さんもの」ではあくまでアドバイス役に過ぎなかった「魔女叔母さん」が「違国日記」では主人公と共に生活することを余儀なくされるってことかな。