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災害への備え
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デイリーポータルZのライター、関係者が愛読している本を語ります。 今回はライターの拙攻さん。レコメンドは「犬が星見た-ロシア旅行 (中公文庫)」 聞き手はまこまこまこっちゃん、こーだい、石川です。 では拙攻さん、お願いします。 拙攻: 1969年の旅行記なんですよ。旅行した人は武田百合子さんっていう文筆家の方で、旦那さんが武田泰淳さんという小説家。ご夫婦で、当時のソ連を旅行するという内容です。 石川: 海外旅行がまだ一般的じゃない時代ですよね? 拙攻: そうですね。 百合子さんは昭和の奥様なんで、基本的にずっと旦那さんに付いていくような感じなんです。旅行自体も旦那さんが急に行きたいと言い出してパック旅行に申し込んだもので、百合子さんは終始、テンションがずっと上がらない。当時としては相当レアな経験のはずなのに。 石川: ははは。 イケイケの中年女性という感じでかっこいいですね(著者紹介ページ
1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:新アクティビティ「フウリング」であなたの夏は快適になる > 個人サイト 片手袋大全 具現化されたイメージ 思い浮かんだもの、実現できた。 今、人類は初めて目にする。これが一本だけしか流れてこない流しそうめんだ 記事を書くたびに妻に手伝って貰うのは気が引けるのだが、今回もそうめんを流す係をやってもらわねば。 よろしく頼みますよ それでは早速、やってみよう。 特製の樋にそうめんを一本セットして… シュルルル ああ!あっという間に目の前を通り過ぎていった! 早い!これは反射神経と動体視力が試される。でも楽しい!もういっちょ来い! もう一回セットして… シュルルル キャッチ! ズズズッ 「…」 実現までの道のり
大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:“柔らか蒸し煮トマト”を丸ごとのっけるとなんでも面白いし美味しい いつかあの食堂に入ってみたいと思った 私が初めて大和上市駅に降りたのは2024年2月のこと。その駅から車に乗って15分ほどの距離にあるラーメン店「ラーメン河」を取材するためだった。 「ラーメン河」は、山あいの細い道沿いにポツンとあって、店の目の前には吉野川が流れている。店主に話を聞いたところ、もともとは愛犬にのびのびと過ごしてもらいたくて自然豊かなこの土地に引っ越してきて、ほぼDIYで築いた建物でたまにラーメンを作って近しい人に振る舞っていたのが、その美味しさから徐々に店っぽくなって、「めちゃくちゃ美味しいラーメンがこん
1993年生まれ。京都市伏見区出身、宮崎県在住。天性の分からず屋で分かられず屋。ボードゲームと坂口安吾をこよなく愛している。 前の記事:自生しているマタタビを採りにいく > 個人サイト もがき続けて100年生き抜くブログ 高千穂観光のオモテ/ウラ 僕はふだん、宮崎県の高千穂町で神職をしている。 高千穂は九州のなかでも有名な場所なので、観光旅行に来た友人を案内することもあるが、毎回同じルートなので僕のほうがまいってしまった。もはや何がおもしろいのか分からなくなっている。 言わずと知れた「高千穂峡」 神秘的な洞窟「天安河原」 廃線を活用したトロッコ列車「高千穂あまてらす鉄道」 とりあえず観光雑誌に載っているような鉄板のスポットを案内しているが、そうすると本当に観光雑誌のとおりのものしか見られない。案内される側はそれでいいのかもしれないが、僕はやることがなくて退屈である。 自分だけの観光案内がし
沖縄にあるローカルファストフードといえば皆さんは何を思い浮かべるだろうか。ルートビアで有名な「A&W」を思い浮かべる人もいるだろうし、ゴーヤーバーガーで有名な「JEF(ジェフ)」を思い浮かべる人もいるかもしれない。 だからこそ、声を大にして言いたい。「ピザハウスジュニアはもっと有名になっていい」と。 君はピザハウスジュニアを知っているか ピザハウスジュニアはちょっとジャンルの説明が難しいのだが、ハンバーグやステーキ、タコスやグラタンなどが食べられる沖縄ローカルのファストフード店で、2024年8月現在は沖縄県内に6店舗ある。 なんかちょっと小洒落たレストランのメニューが並んでいるのだが、カウンターでお金を払って注文したら自分で料理を受け取って席に持っていくファストフードのスタイルが採用されている。独立店舗もいくつかあるが、上の写真のようにフードコートの一角に入っている事もある。 浦添市にある
1977年滋賀生まれ。お天気キャスター。的中率、夢の9割をめざす気象予報士です。 好きな言葉は「予報当たりましたね」。株式会社ウェザーマップ所属。 ツイッターでも気象情報やってます。(動画インタビュー) 前の記事:梅雨に関係なく雨が降っている~気象予報士増田さんの天気解説7月 > 個人サイト ウェザーマップ・増田雅昭 ツイッター @MasudaMasaaki 今年は理由もなく暑い 林: 7月は暑かったですね。11日ぐらいから少しのあいだ涼しかっただけで。 増田: その前にがーっと気温が上がってて、もうこれ梅雨明けだろうみたいな話があったけど、気温が下がるタイミングで梅雨前線が南に下がったんですよね。 林: 梅雨明けは7月の…… 増田: 18日ですね、関東甲信は。 林: 梅雨明けして、そのまんまどんどん上がってます。雨は20日のあたりに降ってますね。 増田: それは雷雨なので、 林: さいき
1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:7絵文字クイズ ~7つの絵文字が表すものは何?~ > 個人サイト ほりげー 来るたびに知らない場所が増える街、渋谷 日本のサグラダ・ファミリアといえば横浜駅だが、渋谷駅周辺も負けていない。常にどこかで工事が行われており、ちょっと目を離したすきにデカいビルが建っている。街全体が巨大モンスターのようだ。渋谷は生きているのである。 自己増殖を続ける渋谷だが、当然どこかにしわ寄せがいって、ビルとビルのつなぎめが不自然になっていることであろう。この記事は、そんなつなぎめを愛でるという趣旨だ。 せっかくなので、いまの渋谷がすごいことになっていることを示すためにも、渋谷を一筆書きで回ろう。 大まかに描いた今の渋谷。オレンジの線が今回のコース。なんと、一度も地上に降りることなく一周
すごくおかしい、すごく便利、すごく変わってる。「これすごくない?」と人に言いたいことを伝えるコーナー。 今回は6本! ・クセの強すぎる賞品 ・ハニーバター太郎は王様と仲良し ・人間の皮膚みたいな壁紙がある ・熊にあいさつ ・三角コーンのための小部屋 ・アワジシマスゴクカタイアイス
いよいよぎょうざの満洲で餃子を食べる。 しばし寝たあと、フロントのある階に戻り、ぎょうざの満洲で食事をすることに。もちろん、ぎょうざを頼みます。 ぎょうざを2枚頼んだ ぎょうざの満洲のぎょうざは、キャベツの味がしっかりしており、甘くてうまい。酢醤油、酢コショウ、どっちでもパクパク食べられる。 こうなると、やはり発泡している麦汁風味の冷たい飲料が飲みたくなってしまうのが人情というもの。(人情とはなにか?) 発泡している麦汁風味の冷たい飲料。うまい。もちろんオールフリーです 飲酒していた頃はノンアルビールの良さが今ひとつよくわからなかったが、飲酒しなくなった今となっては、ノンアルビールを飲む気持ち。めちゃくちゃわかる。ビールの代替ではなく、こういううまい飲み物としてのめるようになってきた。 そして、餃子といえばチャーハンだろう。少なくともぼくの中ではそうなっている。 シンプルな「チャーハン」
マグネットやポストカードなど、おみやげはフォーマットが決まっている。場所は違えど、だいたい買えるアイテムは一緒。 どこにも旅行してない場合は、あのフォーマットにそって家のおみやげを渡せばいいのではないか。 どこにも行ってない夏休み明けの気まずさ どこにも旅行してない夏休み明けは気まずい。みんながおみやげを配り歩く中、自分はただもらうばかりで、何も渡すものがないのだ。 でも、どこにも行かない夏休みは、それはそれで背徳感があって優雅な過ごし方だ。おみやげを入手するために、わざわざ旅行する必要はないだろう。 それでも、もらうばっかりではちょっと気まずい。 どこにも行かずに、自分の家のおみやげを用意できないだろうか。 私はほとんど家に人を招くことがないので、あまり行くことができないという意味での希少価値は、遠方の観光地よりも高い。 おみやげを作る場所としてのポテンシャルを秘めているのではないか。
先日、群馬県の沼田に河岸段丘を見に行ったおり、日帰り温泉つきのぎょうざの満洲があったので行ってきた。 温泉に入って、ぎょうざの満洲で飯が食える。 想像しただけでたまらない。 老神温泉の日帰り温泉「東明館」 吹割の滝から5キロほど南下したところに、老神(おいがみ)温泉という小さな温泉街が、片品川の渓谷に張り付くようにある。 老神温泉です この日は最高気温が35度の猛暑日で、殺人的な日差しの中フラフラしながら温泉に向かう。 日曜日であったものの、温泉街は誰一人も外を出歩いておらずひっそりと静まり返っている。 パンフレットなどを見ると、老神温泉では12年にいちど巳年に全長108メートルもあるバカでかいヘビの神輿が街を練り歩く祭りが行われるらしい。 そういったイベントがあるときはかなり賑やかになるようだが、今日は暑いからなのか、それとも元々こんなに人が少ないのか、なぜかはよくわからないけれど人の気
1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。(動画インタビュー) 前の記事:イモバンのイモのかわりを考える(デジタルリマスター) > 個人サイト 妄想工作所 こんな簡単でいいのか いや、ステレオカメラは別に「トイ」ではないのだった。往年の名機も世に出回ってはいる。が、現在製造しているメーカーはごく少なく、写真のメインストリームからは明らかに外れている。 そこがいい。 という人は私だけではないはずだ。なんとか自作したいと思っていたら、あるサイトで超簡単なステレオカメラの作り方を紹介しているではないか。 (「簡易ステレオ写真の勧め」の河野さんにご提供いただきました。ありがとうございました。) どれくらい簡単かといえば、上の写真にもある通り。つまりこういうことで
1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:箱をかぶると逆VR なんてシンプルなコロッケ 『11ぴきのねこ』という馬場のぼる先生の絵本のシリーズがある。第1作は1967年発行のロングセラーである。 11ぴきのねこたちは団結しつつも好奇心や食欲に素直でとてもかわいい。自分の脳内会議を見ているような気持ちになる。 そのシリーズのうちの1作、『11ぴきのねことあほうどり』を読んでいた 器用とは言いがたいねこたちが突然コロッケの店をはじめる。 楽しそうに作ってるな(馬場のぼる 作『11ぴきのねことあほうどり』こぐま社、1972年、p.4-5) 絵本にはこうある。
メタバース上にあるフリーダムなコンテンツを紹介するコーナー。 ネットの黎明期にテキストサイトが流行ったように、いまメタバースには野放図かつ初期衝動にあふれた創作物がたくさんあるという。 このシリーズでは、有識者をナビゲーターに迎えて、そんな「メタバースの端っこ」を体験しに行きます。
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:扇風機をハンディファンにする チャーハンを食べる夏 暑くて夏バテをしている。ずっと眠い。外に出れば暑いし、建物に入ると涼しいで寒暖差が激しくて体力を消耗している。消耗かるたが作れるぐらい消耗している。助けてくれ。 そんな中、ライターの月餅さんから「前に行ったお店のチャーハンがおいしかったので行きましょう!」と誘われた。夏バテにはチャーハンだからね。行こう。 東海道線の大船駅にある石狩亭である。 開店時間が10時と早い。「朝からがっつりと食べたいなー」と思う人にぴったりのお店。朝からチャーハンを食べたいというときがあんまりないという人、それ夏バテかもしれません。チャーハンを食べて。 暑い中食べる味噌ラーメン。そし
窪田鳳花とはなにものなのか(聞き手・江ノ島茂道) 江ノ島: 窪田さんは、おいくつなんすか。 窪田: 今31歳ですね。 江ノ島: もう30代なんだ。 窪田: もう30代になりました。 江ノ島: 宮崎県出身在住ですか。 窪田: いや出身は京都で、今住んでるのは宮崎ですね。 神職になった3つの理由 江ノ島: お仕事は神職で、おじいちゃんがやられてる神社で働いている? 窪田: 祖父の神社また別であって、別の神社で神職として働いています。 江ノ島: おじいちゃんがやっている神社で働いていると思ってました。 窪田: 祖父の神社は休みの日にたま行ったりするぐらいです。普段は定時決まってるサラリーマンみたいな生活をしています。 江ノ島: そもそもなんで神職についてついるんですですか。子供の頃からの夢ですか? 窪田: インタビュアーですね~~。 江ノ島: なんで神職についたのかなと思って。 窪田: そもそも
1993年群馬生まれ、神奈川在住。会社員です。辛いものが好きですが、おなかが弱いので食べた後大抵ぐったりします。好きな調味料は花椒。 前の記事:父とパターゴルフを真剣にする > 個人サイト ぼんやり参謀 メルカリにはなんでも売っている かれこれ30年くらい前、「たまごっち」を筆頭にキーホルダー型の小型ゲームがそれはもうどえらい勢いで流行ったことがあった。 私は流行ドンピシャの世代ではないのだが、それでも先に挙げたブロックくずしやデジタルモンスター、たまごっちを模倣したなんだか良くわからない育成ゲームなどを熱心に遊んでいた覚えがある。 そういえば最近あの手のゲームを見かけないな、また遊びたいな、と思ったので早速メルカリで探してみた。 あった。これだ。完全にこれ。 私が当時死に物ぐるいで遊んでいたブロックくずしと全く同型のゲームがあった。うわー、これだよこれ。 内容はブロックくずしではなくテト
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:皿回し、はじめました(デジタルリマスター) > 個人サイト むかない安藤 Twitter 緊張しています 友だちから、自宅の庭でバーベキューパーティーをやるから来ないかと誘っていただいた。 いまその家に向かっています うれしく参加表明させていただいたのだけれど、参加者の中で知っているのは誘ってくれた友だちだけで、あとは全員初対面なのである。こういう時って何を持って行ったら正解なのだろう。 現在わかっている情報は以下 ・閑静な住宅街にあるおうちの ・庭でバーベキュー ・仕事関係の人と、ご近所さんが参加します すでに緊張感ただよう情報ではないか。 その友だちの家には何度か行ったことがあるが、素敵すぎて帰ってから自分ちの冷蔵庫の中身を全部出して
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:おれが令和最新版だ > 個人サイト webやぎの目 こんな怖いまんがみんな読んでんの? 林: 僕が紹介したいのはこれです。「ちいかわ」。 石川: ちいかわにこんな付箋つけてる人はじめて見ました。 林: ちいかわ読まなきゃと思って、全6巻買ったんですよ。 ネットで読めるものをわざわざ本で買うところもおじさんだなと思ったんだけど。 ちいかわってさ、すごい人気でショップも予約制でふらりと入れないんだよ。 石川: たまに1話ずつとか流れてきて読むことはあるんですけど、まとまって読んでないからあんまり知らないんですよ。 林: まず「今こんな怖いまんがみんな読んでんの?」って思った。
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:お台場で見るべきものはプランクトン > 個人サイト webやぎの目 「令和最新版」はこれ ネットミームにもなっているが、令和最新版の画像がこれらだ。 見たことありますよね ブルーの風がしゃわ~と出ている。涼しげだ。 そして今は「令和最新版」ではなく「2024新型」という名前のほうが多い。 でも僕らの心には「令和最新版=青い風」という図式が残っているので本稿は引き続き令和最新版として続ける。 令和最新版の風は青いすけすけの布で再現できるのではないだろうか。さっそく新宿の生地屋さんに寄ってみる。 令和最新版っぽい布はたくさんあって興奮した 令和最新版、こんなところにいたんだ!
コーヒーの味の説明に「レッドカラント」「デーツ」などと書いてあることがある。よく分からないので、実際に食べてコーヒーの味と比べてみたい。 コーヒーの味の説明が分からない 最近、コーヒーが好きになってきた。いろんなお店を回っているが、よく分からないことも多い。 その一つがコーヒーの風味の説明だ。 いろんなコーヒーを置いてあるところでは、お客さんに分かりやすいようにそれぞれの味の特徴を書いてくれたりする(フレーバーノートというらしい)。 たとえば「ビルベリーのような爽やかさ」「デーツのような奥深さ」と言葉を尽くして説明してくれるのだが、例えられている対象をそもそも知らないことが多い。 「ブラックカラント知ってますよね? あんな感じです!」と歩み寄ってくれているが、分からないなーと思いながら、雰囲気で選んでいる。 コーヒーの味はどんな風に説明されているのか? お店によっては、説明を書いた紙をくれ
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:肉パフェなど考えてみる(デジタルリマスター)
1993年生まれ。京都市伏見区出身、宮崎県在住。天性の分からず屋で分かられず屋。ボードゲームと坂口安吾をこよなく愛している。 前の記事:コストコのクマのぬいぐるみと最期に踊りたい > 個人サイト もがき続けて100年生き抜くブログ 猫が好きなマタタビ 個体差もあるが、一般的に猫はマタタビが好きだ。枝や粉末がホームセンターなどで市販されていて、与えると酔っぱらったようにへろへろになる。 過去記事:「マタタビvs風呂上がりの飼い主 より長く猫の気を引くのはどっち?」 近年の研究結果により、猫がマタタビに夢中になるのは蚊を忌避する成分を体に擦りつけるためだと明らかになっている。すなわち蚊が媒介する伝染病から身を守ることができるのだ。依存性や体への毒性もないそうだ。霊薬すぎるだろ。 枝タイプのほかに乾燥させた実を粉末状にしたものもある そんなマタタビが近所に生えているってなんだかワクワクする。何気
表現は照れる 岡田 デイリーは、ライターみんなでやっているのが特徴ですよね。面白いことを表現するだけなら一人でもできると思うんですが、なぜ仲間を集めてやっているんですか? 一人でやるより、面倒なことが増えたりも、あると思うんですが。 林 なんででしょうね。おれ毎回、ライターが集まる場所を借りたりしていますもんね。みんなにお茶を買ってきたり。 岡田 撮影の時、林さんが率先してお茶を買ってきて下さるし、めっちゃ動きますよね。「橋田(玲子)さん買ってきて!」とか絶対言わない。 林 言えないですよね。偉そうじゃないですか、そういうの。 なんで一人でやってないんだろう……。自分がやってることが面白いと思っているんですが、変わったことをする仲間がいると嬉しいし、不安が減りますね。 それに、照れもある。恥ずかしい。表現する人ってみんな、恥ずかしいことをやっていますよね。映画監督は俳優に、「おれが考えた話
1978年生まれ、甲子園出身。兵庫県西宮市出身と言っても誰もわかってくれないので甲子園出身と言うことにしているけど、甲子園は大阪府だと思われがちなのが悩み。 好きなバレーボールはモルテン。好きな音楽家はKAN。 前の記事:「黒字、出ちゃいました」 独立から半年、デイリーポータルZの今 林雄司に聞く デイリーポータルは「変わったことをしていない」 林 岡田さんはデイリーに書いてみて、どうですか? 岡田 すごく悩んでいましたし、今も悩んでいます。 最初、デイリーはライターが内面を表現する媒体だと勘違いしていました。でも実は「観察」と「事実」、それに伴う「発見」だけを書いているんですよね。内面を書くときも、自分自身も含めて外から観察し、客観的に書いている。 林 内面の悩みとか生きづらさとかのテキストより、キリンって変な鳴き方すんだよ! みたいな話の方が面白いと思っているから、そういうことを記事で
太刀魚は、その名のとおり「太刀」に似ている。 海中で縦になって泳ぐ姿は細長く銀色に光り、本当に刀のように見える。 名前の由来どおり、太刀にしてみた。 太刀魚は刀っぽい 太刀魚は静かに縦に泳ぐ。大抵の魚が横向きに泳ぐので、水族館で見ると異様な光景である。 縦に泳ぐのって疲れないのだろうか。横に泳ぐ魚と違う筋肉を使ってそう 確かに刀に似ている。太刀魚と呼ばれるのも納得。 水族館で見かけるたび、太刀にしてみたいなぁと思っていた。 ということで、出来たのがこちら。 太刀魚の太刀!!! 細長い魚を持っているだけだけど、完全に武器!!強そう!! かなり太刀っぽくなったぞ!!さすが太刀魚!! ただ素材は木と粘土で、本当の戦いをしたらすぐ折れる強度で出来ている。 どれぐらいの強度なのか、今から説明していこう。 糸のこで切る 全部木で作るのが一番良いのだろうが、背びれの部分を彫刻刀で掘る作業、体力使いそうだ
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:小学一年生の表紙を俺が飾る > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 日本一広いパン屋 パンが好きだ。小麦の匂いがたまらなく食欲を誘う。パンにはいろいろな種類があるので、いくら食べても飽きることがない。また私は広い場所が好きでもある。開放感を常に求めているのだ。 日本一広いパン屋「ますやパン麦音」に来ました! 北海道帯広市に日本一広いパン屋がある。それが「ますやパン麦音」だ。ますやパンの創業は1950年。いくつかの店舗があるのだけれど、その中でも「麦音」は日本一広いという素晴らしい特徴を持っている。 この広さ! 日本一! 敷地面積は11,000平方メートル。単独ベーカリーとしては日本一の敷地面積を誇っている。私が
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:マスクメロンかき氷は4950円
1978年生まれ、甲子園出身。兵庫県西宮市出身と言っても誰もわかってくれないので甲子園出身と言うことにしているけど、甲子園は大阪府だと思われがちなのが悩み。 好きなバレーボールはモルテン。好きな音楽家はKAN。 前の記事:「白えび」以外もうまい! ビーバーシリーズ食べ比べ 黒字、出ちゃったんですよ 岡田 独立してから半年以上経ちました。デイリーポータルといえば赤字運営でしたが(※20年以上の歴史で黒字は1回きりだった)、独立採算になってしまって……。お金、大丈夫ですか? 林 実は……出ちゃったんですよ、黒字。 黒字、出ちゃった 「出ちゃった」って、会社としてはふつうのことのはずなんですが……。デイリーポータルが利益を優先して、おれなんかが金持ちになってもしょうがないから、多少苦しいぐらいの方が面白いかなって思ってたんです。 黒字だって言ったら、これまで運営を助けてくれていた「デイリーポータ
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