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よくある退職エントリ 今月末で約10年間勤めた(共)情報・システム研究機構 国立情報学研究所 (以下、NII)を退職することになりました。個人的にはやっと2019年13月が終わったという気分です。私がNIIで最後に所属したオープンサイエンス基盤研究センターでは毎月おやつセッションというのが行われているのですが、先月のおやつセッションクリスマススペシャルで、”NII時代(30代)総集編”というプチ最終講義的な何かをしました。過去の発表スライド (SlideShare, SpeakerDeck, FigShare )から内容抜粋して作ってみたらこの10年本当にいろんなことをしたなと感慨深かったので、それをベースに退職ブログを書くことにしました。 こういうことしようとすると脱線するのが世の常で、手始めにいい加減WordPressから脱却したいと常々思っていたので、以前から準備はしていたJekyl
これはWikimedia Advent Calendar 2018 13日目の記事です。 ScholiaはWikidataに学術情報集約して使おうという野心的なプロジェクトです。書誌、著者、機関等のデータをWikidataに入れることで、まとめや関連付けを行い、さらにその利活用を推進することができます。 図1: Scholia Scholia のウェブサイトはhttps://tools.wmflabs.org/scholia/ です (図1)。ここでは、著者や機関のプロフィール、論文や賞といった単純な情報の提示や可視化から、機関をまたいだ共同研究や引用関係の比較のような凝った探索もできるようになっています。表示情報はすべてWikidataからSPARQLクエリで取得して作成されています。 図2: Turing Award コンピュータ科学の賞であるチューリング賞 (図2)を見ると、受賞者リ
ここ最近オープンサイエンスの流れをうけて研究データのオープン化とか研究データ論文とかがにわかに話題になっているのですが,まずは自分がやってみないとということで,手始めに人工知能学会全国大会の原稿用に作ったデータセットにDOIふるというのをやってみました.なんでもDOIをふってくれるサイトとしてはfigshareとかがありますが,今回はZenodoを使ってみることにしました.理由はGitHub連携が面白そうだったからです. ZenodoのSign UpはGitHubかORCIDのアカウント持っていれば簡単にできます.私の場合はGitHubアカウントで登録して後からORCIDにも連携しました. 利用の仕方は,直接アップロードするか,Dropboxと連携するか,GitHubと連携するかになっています.一回毎に2GBまでOKだそうです.対象種類に制限はなくて,論文,ポスター,画像,ビデオ,ソフトウ
オープンデータ活用コンテスト___未来とメトロ___東京メトロ 10th anniversary 以下はFacebook上での議論をまとめたものです. 東京メトロさんは以前から”オープンデータ”を行うという宣伝をしていたのですが,昨日やっと概要が公開されました.企業がオープンデータを出してその活用コンテストも行うというのは大変素晴らしいことで,何より多くの人が興味を持ちやすいデータですので是非応援したいし,できれば何かアプリを作りたいなとも思っています. しかし,現在の応募規約について様々な疑問がでており,これはオープンデータではなく単なるAPIコンテストになっているのではないかという懸念があります.ちなみにこの規約のページは何故かPCのブラウザからは404 Not Foundですが,スマフォのブラウザからは見られるようになっています (PCからもヘッダ変えると見られます). 上から順番に
(2014-05-19追記) 5/16に無事本家サイトが復活したようです.また関連ニュース記事を追加しています. 4/9に datago.jpというサイトを立ち上げました.おかげ様で色々反響がありました.データカタログサイトの問題やdatago.jpについてはdatago.jpについてや下記のメディア等の記事を読んでいただくとして,ここには事の顛末を記録として書いておきます. データカタログサイト(試行版) (休止中) datago.jpについて 政府のオープンデータカタログサイト、正式版開設に向け試行版が休止 (ZDNet Japan) 政府オープンデータをもっと利用者フレンドリーに:OKFJの懸念と日本政府へのお願い (OKFJ) 日本政府のデータカタログサイト(試行版)「data.go.jp」の閉鎖に伴う仮サイト「datago.jp」の開設と今後 (ITmedia) オープンデータ:
WikidataはWikimediaのプロジェクトの一つで,人間と機械が同じように参照・編集可能なフリーな知識ベースです.誰もが簡単に構造化データを作れます.WikidataはすでにWikipediaの言語間リンク等に利用されています. 技術的に見ると,WikidataはLinked Dataを基盤としています.まず,http://ja.wikipedia.org/wiki/森薫のWikidataページはhttp://www.wikidata.org/wiki/Q433255になります.DBpediaと異なり,一つのアイテム毎にユニークなid (Qの後のXXXXX)があり,それに多言語のラベルが付くようになっています.WikipediaとWikidataの対応関係を知るためにはリゾルバがあります.リゾルバのURI設計はhttp://www.wikidata.org/wiki/Special
実習2: ツールでの活用: Sgvizler SgvizlerはJavaScriptライブラリで,SPARQLのクエリを書くだけでチャート等を表示することができます.可視化には主にGoogle Visualization APIが利用されています.使う方法は以下の3種類です. div要素での埋め込見 フォームからの入力 直接JavaScriptから実行 1 div要素: 円グラフ ja.dbpedia.orgに含まれているインスタンス数の多いクラスの割合を円グラフとして表示する例です. 1.1 ローカルで実行 実行用HTMLファイルを右クリック→"リンク先を保存"でローカルに保存してください 保存したファイルをブラウザで開いてください.普通はダブルクリックすれば開きます.
これはCivic Tech Advent Calendar 2013 22日目の記事です. 12月20日に日本政府のデータカタログサイト試行版(data.go.jp)が公開されました.日本では経済産業省が先行して今年1月にOpen DATA METIを公開しており,CKANをベースに作成されていました.data.go.jpにおいてもデータ以下の部分にCKANが採用されている (図1) とのことなので,data.go.jpを例にCKANについて書こうとおもいます. 図1: data.go.jpのCKAN部分 CKANはOpen Knowledge Foundationが開発している,オープンソースのデータポータルソフトウェアで,世界中の国や自治体,コミュニティ等に採用されています.データをWeb上に公開するだけならば,Web上にファイル置いてデータの紹介ページを作れば良いのですが,データポー
実習1: SPARQLの活用 1 DBpedia DBpediaはWikipediaから構造化データを抽出してLinked Open Dataとして再公開するコミュニティプロジェクトです.主にWikipediaのInfoboxやリンク関係等を扱っています. DBpedia トップページ DBpedia SPARQLエンドポイント 1.1 DBpediaを触ってみる Wikipedia: http://en.wikipedia.org/wiki/Tokyo DBpedia: http://dbpedia.org/resource/Tokyo WikipediaのIRIのen.wikipedia.org/wikiをdbpedia.org/resourceで置き換えるとDBpediaでのIRIになります WikipediaでJapanを検索して,Japanに対応するDBpediaのページを見てみ
実習1: SPARQLの活用 本実習では,代表的なデータセットであるDBpediaやその日本語版であるDBpedia Japanese, LinkedGeoData等の例を通して,SPARQLを実際に経験します. テキスト 実習2: ツールでの活用 SPARQLのツールでの活用例として,JavaScriptの可視化ライブラリであるSgvizlerを取り上げます. テキスト
LinkedData.jpに投げたのをこちらにも載せます. FacebookのOpen Graph Protocol (Web pageに埋め込むほう)は元々RDFaやMicroformatsから派生して作られていますが,今回のf8からの変更で,Open Graph API (グラフの情報を取得するほう)がJSONだけではなくてTurtleを返すようになりました. 例えば私のfacebookの情報はhttp://graph.facebook.com/fumihiroから取れます. % curl -H 'Accept: text/turtle' http://graph.facebook.com/fumihiro @prefix rdf: <http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#> . @prefix rdfs: <http://www.w3.
Twitterを見れば分かるとおり最近RDF Storeの調査をしているのですが、その過程でOntoWikiを使おうとして色々嵌っているので、ログを残しておきます。現在Ubuntu10.04での動作を確認しています。 Virtuosoのインストール Open Link Virtuosoは複数のデータ形式を統合して扱えるデータベースです。RDF Triple/Quad Storeとしても使え、SPARQLにも対応しています。Open Source版とClosed Source版があり、Closed版ではClusterやSnapshoなどの追加機能があります。ここではOpen Source版を使います。 まずVirtuoso Open Source Editionのインストールです。Ubuntuのrepositoryにあるのが6.1.0で、これだと最新のOntoWikiが不具合起こすので、de
しばらく慌ただしかったのでブログを書けずにいました.twitterでは報告済みなのですが,新しいプロジェクトを始めるために4月末で早々に前職を退職し,5月中旬から別の職場に転職しました.Interop2010のW3Cブースにて概要を話しましたので,紹介代わりにスライドを貼っておきます. 同時期にW3CでもLibrary Linked Data Incubator Groupが始まりました.1年時限付きのグループで,既存の事例集めや要求事項まとめなどが目標のようです.このプロジェクトからも取り敢えず数名参加しています.しかし,一度標準化の世界に関わるとどこ行っても関わることになっているような気がしてこの世界狭いなと. 学術資源のためのオープン・ ソーシャル・セマンティックWeb プラットホームプロジェクト
Amazonで予約して購入していたのですが,やっと読みました.Webアーキテクチャや基礎技術についてのとても良い教科書だと思います.去年まで3年ほど分散情報システム構成法という講義を何人かで担当していましたが,この講義の最初の数回分の教科書として使えます. 15-17章の郵便番号検索サービスはcontent-negotiationでRDFも返してくれると嬉しいなと思いましたが無理ですかね?ここでも読み仮名語彙問題はでてくるのですが. 後,この本読んだ後にはArchitecture of the World Wide Web, Volume Oneを読むのがお勧めです.
今日有志でSemweb&LOD勉強会を行いました.そこでとりあえず日本語で議論できる場所が必要ということになったため,Google GroupsにLinkedData.jpというグループを作りました.LinkedDataやSemantic Webについて議論したり開発したりする場になれば良いなと思っています.ご興味のある方は是非ご参加下さい.
RubyからRDFを使うライブラリをいくつか紹介してきましたが,最近急ピッチで開発されているRDF.rbが本命になりそうです.まだSPARQLは使えず,基本的なことしかできませんが,やっとどれを使ったらいいのかよくわからないという状況が変わりそうです. ちゃんとした紹介を日本語で書こうと思っていたら,作者達が良くできたチュートリアルを書いてくれたので,それを翻訳することにしました.とりあえずここに置いておくことにします. RubyによるRDFデータの解析と永続化 (Parsing and Serializing RDF Data with Ruby) original text 2010/04/21 by Arto このチュートリアルでは、Ruby用のライブラリRDF.rbを使ったRDFデータの解析と永続化の方法を学びます。RDFを基礎としたLinked Dataの永続化形式には色々ありま
自分用メモとして,言語毎にRDFを扱えるライブラリのまとめをしていきたいと思っています.とりあえずまずはRubyから.RubyはRDFライブラリの対応具合がばらばらで,これといったものがありませんでした.一番人気がある方法がJRuby経由でJenaを使うことです.私はCライブラリであるRedlandのRubyバインディングをたまに使っていました.しかしここ最近,Pure Rubyなライブラリが出てきているので,調査しています. まず今回はRdfContextです.Reddyがベースとなっています.主な機能は以下の通り. Parser: RDF/XML, RDFa, N3 Store: List(Array), Memory, SQLite3 Serialization: RDF/XML, N-Triples まだRDFの入出力しか対応しておらず,SPARQLなどの機能はTodoとなっていま
$Id: ldap.sdoc,v 1.34 2005/06/18 05:02:09 torry Exp $ 2005/08/31 Fix ssl path. 2005/06/18 Fix typo (Thanks to Jonathan Beasley) 2004/05/26 English edition (Thanks to Norio Touyama, Noritada Shimizu), apache2 (Thanks to Youichi Toyota) 2003/09/28 NIS書き直し, Wiki作成 2003/09/16 smtps, MUA, apache 2003/09/15書き直し, FreeBSD4.8, qmail 2003/09/12全般的に書き直し, FreeBSD5.1の設定追加, qmail書き途中 2003/08/31 SSL/TLS関係修正,cour
iPhone 3GSを発売日にナンバーポータビリティで新規購入してから3ヶ月以上立ちました.それまでもiPod Touchは使っていたのですが,やはり常時ネットワークに繋がるというのは大きな違いでした.もうAU携帯には戻れないと思うほど依存した生活を送っています.キャリアがソフトバンクということで,AUよりも電波の届かないところが多いという印象ですが,概ねなんとかなっています.12月からは前々月に1000万パケット以上の通信をしたユーザに対して速度制限がかかるそうですが,その影響がどれくらいになるかですね. ここらで一度,現在良く使っているお気に入りの iPhone App をまとめておきたいと思います.最初からインストールされているものは除外しています. 1. Twittelator Twitter クライアントは大量にあるので全部は比較できていないのですが,現状では Twittelat
初のEvernote本が出たというので買ってみました.結論から言うと,すでにEvernoteを使っている人には必要ない本だと思います.Evernoteそのものの使い方の本なので,今までEvernoteを知らなかった人や,インストールしたけど良く分からなくてそのまま放置してあるという人向けです.そういう方に手にとって頂いて,裾野が広がれば良いなと思います. もう一つ, EvernoteハンドブックというのがPDFで販売されているようです. アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。 一度ページを再読み込みしてみてください。 私もこんな本を書いてみたかったと思うような,とても感覚に合う本でした.実際,紹介されている項目の多くはすでに私も実践している内容で,それほど目新しい内容ではありませんでした.どちらかというと,iPhoneを使うとこんなに便利になるんだよ,と他人に紹介したくなる
パフォーマンス向上とSSD書込を減らす努力をします。まず、/var/log,/var/tmp,/tmpはtmpfs (RAMDISK) にしておきます。この用途だと昔のlogは見ないでしょうし。また、他のパーティションを、relatimeからnoatimeに変更して、ファイル読込時間を書き込まないようにします。但し、/homeだけはrelatimeにしたほうが、muttのようにatimeを見るアプリケーションを使う場合には良いようです。最近のカーネルはrelatimeがデフォルトらしいですね。/var/log, /var/tmp,/tmpの中身は、再起動する前に消しておきます。そうしないとディスクに残ったままになりますので。 $ sudo vi /etc/fstab .... UUID=xxxxxxxxxxxxx / ext2 noatime,errors=remount-ro 0 1 U
HNS: Hyper NIKKI SystemとtDiaryで昔日記を書いていたのですが,ある時点で全公開はどうなのかなと思うようになったので,mixiの中に閉じて書いていました.しかし,最近またオープンにしたほうが良いと思えるようになってきたので,過去日記の一部を公開しようかと考えています. HNSからtDiaryには既にデータ移行してあるので,tDiaryからWordPressに移行する方法を探していました.どうやら,多くの人が,tDiary からMovable Typeへの移行にあるスクリプトによってtDiaryからMovableType形式に変換することで,WordPressに取り込んでいるようでした. 私はtDiaryでWiki記法を使っていたため,変換用スクリプトにいくつか修正を加えました.またいくつか不具合も修正しました.修正点は以下の通りです. * のリスト形式を<ul><
Google CalendarがiPhone/iPod TouchとWindows Mobile用のSyncを提供し始めたというので,iPod Touchで使ってみました.結果,問題なくiPod TouchのカレンダーとGoogle Calendarが同期できています.設定後に”Sync”を2回押さないといけない場合があるそうですが,私は一度も聞かれませんでした. 一つ問題があるとすれば,他人の共有カレンダーは取り込んでくれないところですかね.自分の所有カレンダーしかSyncしてくれません.追記: 共有カレンダーの設定もできました.5個まではSyncできます.まず,Safariでhttp://m.google.com/syncにアクセスし,英語表示に切り替えます.そうすると現在Google Calendarで使用しているカレンダー一覧が出てくるので,Syncするカレンダーを選択すればOKで
Evernote APIのライブラリとサンプルはAPIのページからダウンロード可能です.サンプルはJava,Perl,PHP,Python,Rubyが用意されています.Rubyのサンプルはsample/ruby/EDAMTest.rbです.まず,EDAMTest.rbの13-16行目を,取得したAPI key,secret,開発サーバのユーザ名,パスワードで置き換えます. consumerKey = "your-api-key-here!" consumerSecret = "your-api-secret-here!" username = "your-username" password = "your-password"
Evernote は去年から開発者向けのAPIを提供しています.Evernote APIは,Facebookが開発したThriftで書かれています.Thriftは多言語間を接続するためのRPCフレームワークで,現在はApacheのプロジェクトとしてオープンソースとして公開されています.Thriftは現在C++,Java,Python,PHP,Ruby,Erlang,Perl,Haskel,C#,Cocoa,Smalltalk,OCaml用のコードを生成できるようです.Thriftを用いることで,資源管理をC++,並列処理をErlangといったように,得意な分野ごとに言語を分けるといったことが可能になります.Thriftについては,CyDN - フレームワーク 「 Thrift 」 調査報告やKansai.pm#10 での発表資料 (Thrift について)が参考になります. Evernot
Evernoteを使っているとキーボードで操作したくなるときがあるのですが,Windows版のキーボードショートカットとENScript.exe というコマンドライン用のツールついてまとめているブログがありましたので,備忘録として書いておきます.Mac版だとAppleScriptで操作できるみたいですね. Evernote のキーボード操作 [備忘録]Evernoteコマンドラインのヘルプ一覧 Evernoteのコマンドラインで使えそうなの、使えないもの Windows Scripting (evernote.com) Mac Scripting (evernote.com) 昨日Evernote APIのDevelopers keyを取得したのですが,それはまさにLinux用のコマンドラインツールを作りたいからでした.暇を見て作りたいと思います.
evernote-ubuntu WineHQのEvernoteの項目にはある程度動くと書かれているので,前から試してみたいと思っていましたので,今回やってみました.結論から言うと,日本語表示・入力共に可能ですが,速度が実用的ではないです.今動かしているマシンはCore 2 Duo E8500+4GB memoryですが,動作がもっさりしています. まず,最新のWineをインストールします.WineHQにはUbuntu8.10用のapt lineが用意されていますので,/etc/apt/sources.listに以下の行を追加します. 次に,aptのための公開鍵を取得し,Synaptic Package Managerの認証/AuthenticationからImportします.その後にwineをインストールすればOKです.wineのバージョンは1.1.13~winehq0~ubuntu~8.
この本は三森ゆりか氏の”外国語を身につけるための日本語レッスン”の続編です.この人は常に,日本の国語教育と欧米(特にヨーロッパ)の国語教育の差が,日本人が外国語学習する上で問題であるという主張をしています.この本ではその中でも”テクストの分析と解釈・批判 (critical reading)”について取り上げています.”テクストの分析と解釈・批判”とは,テクストに書かれている事実を様々な角度から分析し,それを根拠として客観的・論理的に解釈し,批判的な考察を行うための技術です. 欧米ではこの技術を習得するためのシステムが昔から存在します.最終的に”テクストの分析と解釈・批判”を誰もが行えるようになるために,子供は幼稚園の頃から国語教育として段階的に教わります.さらには,他の言語を学習する際にも同じ段階を踏みます.”テクストの分析と解釈・批判”について学ぶことが,言語学習での約束事になっている
たまに名前を出しますが,Tomblooは素晴らしいFirefox Addonです.複数のWebサービスを使用していて,それぞれbookmarkletを使い分けているような人は,今すぐ使用を検討すべきです.例えば複数のソーシャルブックマークサービスを使う場合には,Tomblooを使うことでリンクやタグを同時に投稿できます.twitterやwassrのように複数のマイクロブログサービスに投稿ということもできます. 特にtumblrユーザは使うべきでしょう.tumblrとTomblooの組み合わせは,新しい情報共有手段を提供してくれます.共有したいと思った画像や動画,文章を手軽に自分のTumblrに投稿することが可能です.また,他人のTumblrページを見ている時には,その一部をReblogすることもできます. Tomblooは全てのWebサービスに対応しているわけではありませんが,日本人がよく
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