サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
ga.ferret-plus.com
こんにちは、小川卓です。 Google アナリティクスに最近追加されたレポート(まだベータ版ではありますが)の1つに「セッションの品質」というレポートがあります。セッションの品質はどういう仕様なのか?どのように活用できるのか。筆者確認した範囲での気付きを共有いたします。 ※2017年4月現在の情報になり、今後変わる可能性があります。 セッションの品質ってそもそも何? セッションの品質は、Google アナリティクスが機械学習を用いて、全てのセッションに対して1から100の点数を付与します。 この数値の意味ですが、公式ヘルプより引用します。 アナリティクスでは、スマートリストやスマートゴールと同様の機械学習を使用して、ユーザーがコンバージョンにどの程度近づいているかを示す「セッションの品質」指標と「セッションの平均品質」指標を測定します。ユーザー エンゲージメントはセッションごとに評価され、
こんにちは、小川卓です。 1年ほど前の記事で「Googleアナリティクスでサイト内検索設定をして、ユーザーのニーズを把握しよう https://ga.ferret-plus.com/article/47」という記事がありました。この当時でもサイト内検索キーワードを取得する必要性はありましたが、2016年末にYahoo!からの検索キーワードもhttps化とリダイレクトに伴い、ほとんど計測できなくなってしまいました。 以下はあるECサイトの「キーワードが取得できている」割合を表したデータです。 (2016年夏に検索流入数が落ちているという課題はありますが)見ていただきたいのは取得率の部分になります。今まで3割程度は取得ができていたのですが、2017年1月ごろに一気に取得率が5%を切っているのがわかるかと思います。 正直、Googleアナリティクス(あるいは他のアクセス解析ツール)で「オーガニッ
こんにちは、小川卓です。 Google アナリティクスでは「イベント」というユーザーの行動やアクションを計測するための変数が用意されています。ファイルのダウンロード、外部リンクのクリックなどに使うことができます。カテゴリ・アクション・ラベル・値という4つの変数を設定することができ、それぞれの発生回数などをレポートで見ることができます。 以下はイベントの「回数」をカウントするために作成したカスタムレポートです。4つの指標はいずれもイベントの発生回数を数える物ですが、それぞれ定義が違います。 「合計イベント数」「ユニークイベント数」「ユニークなディメンションの組み合わせの数」「イベントの発生したセッション」それぞれの違いと利用シーンを紹介します。既にこの4つの違いが分かっている方は大丈夫ですが、知らない方のほうが多いのではないか?ということで記事化しました(と言いながら、筆者も最近ようやく理解
すべての記事blog数値が合わない!?Google アナリティクスでの「ソーシャルメディア」の流入とコンバージョンについて理解しよう こんにちは、小川卓です。 ソーシャルメディアからの流入とコンバージョンを見るために皆さんはどのレポートをどのように使っていますか?この2つの指標を見るレポートはいくつかあるのですが、定義の違いがあったり、レポートごとに癖があったりします。本記事を通してそれらを説明してまいりますので、自分にあったレポートを使って見ましょう。 ソーシャルメディアからの流入数とその内訳を見るのであれば「チャネル」レポートがオススメ! ソーシャルからの流入を見る場所はいくつかあります。 集客>サマリー 集客>すべてのトラフィック>チャネル 内の「Social」をクリック 集客>すべてのトラフィック>参照元/メディア あるいは 参照サイト ソーシャル>サマリー ソーシャル>参照元ソー
こんにちは、小川卓です。 以前の記事で Google Data StudioにGoogle アナリティクスのデータを取得して活用する方法を紹介しました。これだけでも便利だったのですが、2017年2月にサーチコンソールとの連携も発表されました。 参考: Data Studio: Search Console Connector 今回はこちらの連携方法と見られるレポートについて紹介いたします。また、実際に私が作ったサンプルもあわせて公開します。 サンプルレポートをチェック それでは早速、筆者が作成したサンプルレポートを共有します。 以下URLにアクセスをしてみましょう。 https://datastudio.google.com/open/0B3m6DYZilcTHZ0xZdHE0N0RZMjg ※2枚のシートに分かれており、1枚目が以前公開したGoogle アナリティクスのレポートになります
こんにちは、小川卓です。 今回はGoogleが提供開始予定の「Google Optimize」の結果画面について詳しく確認をしていきましょう。準備方法に関しては前回の記事を御覧ください。 ▼関連記事: 「Google Optimize (BETA)」で無料かつ楽にA/Bテストを設定しよう (準備編) Google Optimizeの結果を確認しよう 結果は「Experiments」内にある、「Reporting」アイコンをクリックすることで確認ができます。結果画面のそれぞれの内容と意味を確認してみましょう。 一番上の青いバーでは、アドバイスが表示されます。ここでは「まだ実験を続けてください。最低2週間は実施することを推奨します」といったような内容が記載されています。テストが完了し明確な勝者がいる場合はその旨、記載されます。 その下にはテスト対象のセッション数が表示されます。全体の数値と日ご
こんにちは、小川卓です。 今回はGoogleが提供開始予定の「Google Optimize」について紹介いたします。Google OptimizeはA/Bテスト及びマルチバリエイトテストを行うためのサービスです。無料で利用することがだき、画面上でテストパターンを作成することが出来るため、サイトにファイルをアップロードなどすることがなく簡単にテストを開始・評価することができます。 https://www.google.com/analytics/optimize/ 筆者も事前に申し込んでおき、2016年12月中旬から利用が可能となりました。いずれ誰でも使えるようになるかとは思いますがベータ版であることから、記事を読んでいただいている時点で、記事内容とは異なった仕様や設定などになっている可能性があることをご了承ください。 本記事では、実際の登録からテストパターンを作成し、テストを開始するとこ
こんにちは、小川卓です。 今回はGoogleが提供している、前回解説したデータビジュアライゼーションサービス「Google Data Studio」で作成したサンプルレポートを元に、「Google Data Studio」ならではの機能や特徴を見ていきます。 ▼関連記事: 「Google Data Studio」を活用したGoogle アナリティクスレポートを作成してみよう(操作編) そしてGoogleアナリティクスに用意されているレポート作成機能「マイレポート」との違いはどこにあるのか?また、Google アナリティクス以外のデータを取り込んだ例についても書きます。 サンプルレポートをチェック それでは早速、筆者が作成したサンプルレポートを共有します。 以下URLにアクセスをしてみましょう。 https://datastudio.google.com/open/0B3m6DYZilcTH
こんにちは、小川卓です。 今回はGoogleが提供している、データビジュアライゼーションサービスの「Google Data Studio」を利用して、Google アナリティクスのレポートを作成してみましょう。 Google Data Studio は Googleが提供している無料サービスになります。有償版で提供されている「Google Data Studio 360」を制限付きで無償で提供しているのが本サービスになります。 https://datastudio.google.com/ 今回はGoogle Data StudioにGoogle アナリティクスのデータを取り込むところまでを紹介いたします。そして次回は実際に筆者が作成したサンプルレポートを共有し、詳しい設定方法や使い勝手についてご紹介します。 では、実際に作成をしてみましょう。 Google Data Studioで使うデー
このようにデータを分割し、他のセグメントやサイト全体の数値と比較をすることで気付きを発見することができます。 Googleアナリティクスではデフォルトで22種類のセグメントが用意されています。大きく4つのタイプに分類することが可能です。 【全体・デバイス】 すべてのユーザー タブレット トラフィック タブレットと PC のトラフィック モバイル トラフィック モバイルとタブレットのトラフィック 【流入元】 ノーリファラー 検索トラフィック 参照トラフィック 自然検索トラフィック 有料のトラフィック 【訪問の種類】 新規ユーザー リピーター シングル セッション ユーザー マルチ セッション ユーザー 直帰セッション 直帰以外のセッション サイト内検索を実行したユーザー 【コンバージョンと購入】 コンバージョンが達成されたセッション コンバージョンに至ったユーザー コンバージョンに至らなかっ
こんにちは、小川卓です。 Googleアナリティクスが提供するセグメント機能はアクセス解析から気づきを発見するために大切な機能の一つです。皆さんの中にもセグメント機能は知っているけど、どのように活用すればよいか、分からないという方もいるのではないでしょうか。 セグメント機能を活用できるようになると、Googleアナリティクスが数値を見るためのツールから気づきを発見するためのツールに変わります。そしてこのセグメントを活用するためには、Googleアナリティクスがデフォルトで提供するセグメントをなんとなく反映しても意味がありません。 ■Google アナリティクスが用意しているデフォルトセグメントの一部 大切なのは仮説を検証するためのセグメント作成です。では、この仮説はどのように出せばよいのか?今回の記事では仮説の考え方をご紹介します。 1.「仮説」はサイトを利用すること生まれる 見出しのとお
こんにちは、小川卓です。 Google アナリティクスは利用者も多くセミナーや勉強会なども定期的に開催されています。またブログ記事や書籍などの情報も大変充実しています。しかし、Google アナリティクスは常に進化しているツールです。最新あるいは精度が高い情報を入手するには公式サイトを利用することをオススメします。 GoogleはGoogleアナリティクスに関する様々な情報を発信・ディスカッションする場を用意しております。ぜひ皆さんも活用してみましょう。筆者は、まずわからないことがあったらこれら公式サービスでチェックを行うようにしています。 日本語版: http://analytics-ja.blogspot.jp/ 英語版: https://analytics.googleblog.com/ 最新の機能や情報・事例に関してはブログを通じて確認を行いましょう。 (大きな)仕様変更なども時々
こんにちは、小川卓です。 オウンドメディアやブログなどを運営して記事を書く際に「バズ」を狙うことが集客や認知に繋がるという観点があります。しかし、これだけでは一時的な増加で終わってしまう事も多く、メディアやブログの安定的な成長は見込めません。また速報性・話題性が高いものは最初だけ訪問数が増え、長い目で見るとサイト全体のPVに必ずしも貢献しません。 長期的なトラフィックを生み出しているコンテンツ、生み出していないコンテンツを調べることで傾向が見えてきます。ではどのように調べれば良いのでしょうか。 そんなときに用いると便利なのが、「初週率」「初月率」です。 例えば、記事Aは公開した月に話題になった事で20,000ページビューあり、その後は月500ページビューだとします。逆に別の記事で、最初は月8,000ページビューしか無く、その後月2,500ページビューあるとしたら。累計のページビュー数はどの
こんにちは、小川卓です。 Google アナリティクスには「ナビゲーションサマリー」というレポートがあり、こちらのレポートを確認すると、あるページにどこから来たのか、そしてどのページに移動したのかを確認することができます。 行動>サイトコンテンツ>すべてのページ>ナビゲーションサマリー こちらのレポートはページ間の遷移を見るために非常にわかりやすいのですが、以下2つの課題があります。 1つ目はURLだけだとページ内にあるどのリンクをクリックしたのかが分かりづらいという事。例えば上記の例であれば、/144341のページがどこにあるのか、対象ページを自分の目で見て探さないといけません。 もう1つの課題は、Topページから同一ページへのリンクが2か所以上ある場合、どのリンクが何回クリックされたのかが区別つかないという事です。 この2つの課題を解決するために「ページ解析 & Page Analyt
タグマネージャではタグの一元管理ができるだけでなく、タグの出し分けなどの便利な機能も使えます。サーチコンソールやアドワーズなどのサービスを併用している方にも特にオススメです。
1日・7日・14日・30日のアクティブユーザーの数値になります。画像の下に出ている数値は、最後の日付の数値が出ています(ここでは7月31日)。この数値の意味は以下の通りです。 1日のアクティブユーザーは、単純に「その日のユーザー数」と一致します。 7日のアクティブユーザーは、「その日を含む、過去7日の間に一度でも訪問があったユーザー数」です。 具体的には、2016年7月25日~31日のデータになります。14日や30日に関しても考え方は同様です。定義上、 1日のアクティブユーザー数 < 7日のアクティブユーザー数 < 14日のアクティブユーザー数 < 30日のアクティブユーザー数 という関係が成り立ちます(計測開始直後は除く)。 本レポートに関しては、他のレポートと同じようにセグメントをかけることもできます。では、このレポートをどう見て、気付きやサイト改善に繋げればよいのか?具体的に確認して
Googleスプレッドシートのデータを定期的に自動更新することが可能です。この機能を使えば、前週の数値が、今週の月曜日には入っているという状態を作ることができるため、レポートを毎週(あるいは毎日)手動で更新する必要がなく、運用がかなり楽になります。 取得してきたデータを参照してグラフを作っている場合、それらグラフなども自動的に更新されるので、作成の手間が極限まで減らせる便利な機能といえます。 具体的な設定方法は、以下のとおりです。
今回は、Googleアナリティクスに備わっているショートカット機能をご紹介します。業務を効率化できるので、Googleアナリティクスを日ごろから使っている方におすすめの機能です。 ショートカット機能の特徴や基本的な使い方まで、順を追って解説します。 Googleアナリティクスを使っていると、いつも同じ操作をしていることがあります。アドバンスセグメントやセカンダリディメンションなど、毎回のように設定をするのは面倒ですし、効率的ではありません。 Googleアナリティクスにはショートカットという機能があるのですが、これを使うことでレポートの設定を保存しておくことができます。設定をやり直す手間もなくなるので、Googleアナリティクスを開いたらすぐに見たいデータを閲覧することができるようになります。 なお、ショートカット機能で保存しておけるのは、アドバンスセグメントやセカンダリディメンションの他
すべての記事 Googleスプレッドシートの公式Googleアナリティクスプラグインを活用して楽にデータ取得&レポート更新!(準備&データ取得編) こんにちは、小川卓です。 以前で「Analytics Edge」というツールを活用して、Excelから直接Google アナリティクスのデータを取得する方法をご紹介し、多くの方に読んでいただき感謝です。 ※参考:めちゃ便利!ExcelからGoogleアナリティクスのデータを直接取得!楽に集計・分析が出来る無料プラグイン「Analytics Edge」(準備&データ取得編) ※参考:すぐに活用!ExcelからGoogle アナリティクスのデータを直接取得!楽に集計・分析が出来る無料プラグイン「Analytics Edge」(活用編) しかし、本ツールに関してGoogle公式のツールじゃないので「いつ利用できなくなるかが不安」あるいは「会社の大切な
こんにちは、小川卓です。 Google アナリティクスのデータをダウンロードして、Excelで計算式を入れて数値を算出する。このような作業をしたことがある方は多いのではないでしょうか? しかし、Google アナリティクスの「計算指標」を利用すれば、このような作業も(一部ですが)楽になります。 今回は、Google アナリティクスの「計算指標」の使い方をご紹介します。また皆さんのサイト理解や分析に繋がる、3つのオススメ計算式もお伝えします。 計算指標の作成方法 「+新規計算指標」を押した後に、設定画面で各項目を入力していきましょう。 - 名称:計算式の名称を記入しましょう - 表示名:API用に英数字とアンダースコア(_)を利用した名称をつける必要があります - フォーマットタイプ:値の表示方法を選ぶことができます - 浮動小数点: 3.25 といった形式 - 整数: 3 といった形式(小
アカウントはGoogleアナリティクスのデータ構造の中の一番上位になります。この中にプロパティやビューが入ってきます。 Googleアナリティクスを最初に利用する際にアカウント登録を行いますが、そのユーザーアカウントのことを指します。 プロパティ(青枠)をグルーピングするイメージだと分かりやすいです。 アカウントの次の階層にあるのがプロパティです。このプロパティという言葉、日常生活でもあまり耳にしない言葉です。Googleアナリティクスをこれから導入しようとしている人には何のことを言っているのかよくわからないことも多いようです。 プロパティとは簡単にいえば、アクセス解析をする対象のホームページのことです。 例えば、 ホームページを2つ持っていて、それぞれのアクセスを調べたいとします。 このときに必要なプロパティは2つです。 アクセス解析をするホームページが複数あるのであれば、その数と同じだ
Googleアナリティクスの行動フローという機能をご存知でしょうか。 ユーザーの動きが可視化することができ、見ているだけでも面白い機能ではありますが、しっかりと使いこなせている人はあまり多くないようです。 今回は、Googleアナリティクスのビジュアルフロー機能の一つ、行動フローについてご紹介します。 また、行動フローと似た機能のゴールフローとの違いや、基本的な使い方についても解説します。 行動フローとは、ホームページのアクセスデータを視覚的に確認できる機能のことです。ホームページ全体を通して、ユーザーがどのように行動したのかが可視化され、一目で行動を知る事ができます。 行動フローと似たような見た目の機能にゴールフローというものがありますが、これらは「サンキー・ダイアグラム」と呼ばれる方法でレポートが表示されます。各ページはノードと呼ばれる囲みとして表示されていて、その間をコネクションと呼
ゴールフローとは、Googleアナリティクスのビジュアルフロー機能の一つです。ホームページのコンバージョン(目標)に沿って、どのようにユーザーが行動したのかが視覚的にわかります。 上の画像が、ゴールフローです。 流入元や各ページは、ノードと呼ばれる枠で囲まれています。各ノードをつなげる線(コネクション)がユーザーの行動を表現していて、コネクションのそれぞれの太さからトラフィックが知る事ができます。 こういった表示方法のことを「サンキー・ダイアグラム」と呼びます。ユーザー行動がとてもわかりやすく表示されるため、重宝されています。 ゴールフローでわかるのは、コンバージョンに関するユーザーの行動です。 会員登録を例にあげて解説します。会員登録では一般的に専用のフォームがあります。ゴールフローを使うと、会員登録に到達した経路(流入経路)を知ることができます。 また、フォームから離脱してしまったユー
WordPressはとても使いやすいCMSです。企業サイトからオウンドメディア、ECサイトなどさまざまなホームページがつくれます。このサイトをご覧になっている方の中にも、日ごろからWordPressを使っている方は多いのではないでしょうか。今回は、WordPressサイトにGoogleアナリティクスが導入できるプラグインを7つご紹介します。
こんにちは。小川卓です。 Googleアナリティクスには「ベンチマーク」という機能があります。 こちらの機能を利用すると、業種×国(県)×サイト規模の組み合わせで、セッション数・新規率・ページ/セッション・平均滞在時間・直帰率などの「ベンチマーク」を見ることができ、自分のサイトと比較をすることができます。 上記の画像の例では、「Internet & Telecom(インターネット、情報通信)のカテゴリ、日本国内かつ一日の平均セッション数が「100-499」の場合の数値を表示してくれます。 このように、自分のサイトの数値は他サイトと比較して良いのか、悪いのかを判断するのに便利だったりします。 今回は、最初にこの「ベンチマーク」の仕組みを紹介します。ページの最後には表作成のローデータもダウンロード出来るようにしてあります。ぜひ活用ください。 そして、後半からは「日本」の業種やサイト規模ごとの数
こんにちは。小川卓です。 Google アナリティクスはPCサイト・スマホサイト以外にも、アプリの計測を行うことが可能です。とはいっても、アプリの分析をする機会はまだまだ少ないのではないでしょうか? 今回の記事では、Googleアナリティクスでアプリ分析する際に使える4つのレポートとその活用方法について紹介します。 アプリ計測をする前に、Googleアナリティクスでアプリ計測を実装する上でのポイントをいくつか列挙しておきます。 いわゆるURLの概念がないため、アプリ内の各画面に名称を付けて疑似的なURLやページとして計測をする必要があります。 そのために最初に画面と画面名の対応表を作成してから、実装を進めていきましょう。そのためページだけではなく、イベントやカスタムディメンションなどもフル活用することになります。それぞれの仕様や制限を把握しておきましょう。 ブラウザと同じように、GAのSD
仮説を立てるといっても難しいことではありません。 「こういったユーザーの動きを見てみたいな」という条件を決めるという事と同義です。 例えば、 ECサイトで商品を沢山買ってくれるユーザーの分析を行いたいのであれば、「月に5回以上購入した人」あるいは「月に50,000円以上使った人」という条件を決めます。 あるいは、 購入に近いけど購入をしていないユーザーの分析を行いたいのであれば、「商品をカートに入れて購入プロセスを開始したけど、完了していないユーザー」といった条件を決めるのが良いでしょう。 分析したいユーザー、あるいは、改善を行いたいページや機能などを念頭に入れてまずは仮説立てをします。 そして、これらのユーザーを特定するためにGoogleアナリティクスのセグメント機能を使ってセグメントを作成しましょう。 ■カートから決済に進んだけど、未購入だったユーザーというセグメントを作成している図
「ユーザー」のメニュー内にある「ユーザー エクスプローラー(ベータ版)」からアクセスが可能となっており、こちらのリンクをクリックすると上記のような画面が出てきます。 ※まだ一部のユーザーのみ開放されている機能のようです(2016/4/25時点) クライアントIDが表示され、その横にいくつかの指標が表示されるという形になります(具体的には、セッション・平均セッション時間・直帰率・収益・トランザクション・コンバージョン率となります。) 本レポートではセグメントをかける事が出来るため、特定の流入元からのユーザー、購入経験があるユーザーなどセグメントを使ってクライアントIDを最初に絞り込むという事が可能です。 ここで表示されるクライアントIDとはGoogle アナリティクスがブラウザごとに発行しているIDになり、Cookieの仕組みを利用しています(_gaというCookieに保存されている値と同一
Googleアナリティクスでは、サイト内で検索をしたキーワードを取得し、分析することが可能です。 ユーザーが入力したサイト内検索キーワードには、求められているコンテンツのヒントが多く含まれています。対応するコンテンツを作成することができれば、ユーザー満足度を上げることができるでしょう。 今回は、Googleアナリティクスでサイト内検索のデータを取得する必要性とその設定方法を解説します。 Amazonや楽天で買い物をすることをイメージしてください。何か欲しい物があるときに、基本的にはサイト内で検索をするのではないでしょうか。 例えば、ECサイトで「七分丈 シャツ」のサイト内検索キーワードが多く、その商品が現在ないのであれば、その商品を用意することができれば売上拡大のチャンスかもしれません。 このように、サイト内検索をするユーザーは求めているものが明確にあり、それを探すためにサイト内検索を行い
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Googleアナリティクスを一から学べる情報サイト|アナリティクスガイド』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く