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衆院選
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2021 年の Azure Static Web Apps(以下 SWA) は、ついに 5 月に GA するなど嬉しいアップデートがたくさんありました。逆にいうといろいろ選択肢も増えたため、どの機能をどこで活用すべきか悩む場面も多くなってきたのではないでしょうか。そこで、一旦このタイミング(2021 年末)で、SWA の活用プラクティスをテーマ別に QA 形式でまとめてみました。 Static Web Apps の用途は?Azure でフロントエンドの Web アプリケーション(特に SPA のような静的アプリ)をホストするなら、まず Static Web Apps を第一候補として選択して良いと思います。 よく Blob Storage の Static Web Hosting と比較されますが、機能的にはほとんど SWA でもカバーできるのとコスト的にも Blob が有利になることはな
2020.2.11: Connection 作成と ER の削除について追記しました 最近、Azure の専用線接続サービスである ExpressRoute を使った検証環境を構築する機会がありました。ExpressRoute は、一般的なケースではオンプレミスのデータセンターと物理的な接続が必要となるため、気軽に検証することができないと思われがちですが、Oracle クラウド(以下 OCI)とのクロスクラウドネットワークを使うことで、(ハマらなければ)1 時間もかからずに接続できることがわかりました。(なお、この記事はネットワークやインフラに精通している方向けではありません。) Azure と OCI の直接接続は、もう数年前から実現しているので公式ドキュメントも以下のように両クラウドから提供されています。 Microsoft Docs: Azure と Oracle Cloud Inf
Microsoft Build 2020 で、Azure App Service の新たなオプションとして 静的サイトのホスティング を実現する Static Web Apps が発表になりました(執筆時点で Public Preview)。JavaScript で開発する Web フロントエンドのメインストリームである SPA(Single Page Application))や 静的サイトジェネレータを使う JAMstack の運用に最適化されているそうです。 詳細は 公式アナウンス や 公式ドキュメント: Azure Static Web Apps documentation を読んだ方がいいですが、ざっと現在わかっている機能や特徴を書いておきます。 App Service Static Web Apps の概要App Service Static Web Apps(名前が長いので以
この記事は Vue.js #3 Advent Calendar 2018 の17日目の記事です。 昨今のフロントエンド界隈では、なんでもSPAのアーキテクチャを前提として語られる雰囲気を感じますが、Non-SPAなサーバーサイドのMVCフレームワーク(LaravelやRails、ASP.NET Coreなど)をメインに使いつつ、Vue.js などのJavaScriptライブラリを使って画面に味付けをしたいというニーズも相変わらず存在します。また、あえてそう設計すべきアプリケーションも多くあるでしょう。 ここで、 Vue.jsの公式サイト(日本語版) の冒頭に書かれている文章を紹介します。 …Vue は少しずつ適用していけるように設計されています。中核となるライブラリは view 層だけに焦点を当てています。そのため、使い始めるのも、他のライブラリや既存のプロジェクトに統合するのも、とても簡
日頃、Azure Functionsを運用していると、何かとログを見る機会が多いのですが、ここ最近でAzure Functionsのログや監視周りがいろいろと新しくなっていて、仕事上でも各プロジェクトの現場で説明する機会が多くなったので、少しまとめておきたいと思います。 Azure Functionsのログ周りで、現時点(2018年夏)で特に気にしておくポイントは以下4点あたりかと思っています。 ビルトインの監視機能は使わない ログはApplication Insightsに送信する C#ではILoggerを使う ログ周りの設定をhost.jsonに入れておく これ以外のポイントについては、公式ドキュメントにいろいろ書かれています。 Azure Functions を監視する | Microsoft Docs ログの出力先ポータルでFunction Appを新規作成すると、ログの出力先にB
Azure Functionsを書くときはもっぱらVisual StudioとC#で作っていますが、 とある機会があって久々にJavaScriptのFunctionをAzureポータル上で作成してみたところ、 (ポータル上での実装は避けていましたが)これはこれでありかなと思えてきましたので、自分用のメモとしてざっと手順を残しておきます。 今回作成するFunctionは以下のような感じで構成しています。 Azureポータル上で実装 言語はJavaScript FunctionsのランタイムはV1 HTTPトリガー Cosmos DB バインディング(入出力) HTTPバインディング(出力) ユースケースとしては「Function Appが公開するAPIにPOSTされたJSONデータをCosmos DBにUpsertする」を想定しています。 Function Appの準備Function(関数
DockerCon EU 2017でDockerにKubernetesが統合されるとアナウンスされていましたが、早くもDocker CE for MacのEdgeリリースでk8sがローカル環境で使えるようになってました。これまでローカルのk8s環境はminikubeをインストールしていたのですが、この機会にDockerで完結させるように移行してみました。 Docker上のkubernetesセットアップまず、既にMac上にHomebrewでkubectlを入れている場合は削除しておきます(Dockerであらためてkubectlがインストールされるので)。 Kubernetesが統合されたDocker CE for Macをダウンロードし(執筆時点ではEdgeリリースのみが対象)、インストールすると設定画面に「Kubernetes」メニューが出来ているので、「Enable Kubernete
Build2017で�いよいよパブリックプレビューとなった Azure Database for MySQL ですが、既存のClearDBからの移行を試していると、(プレビューということもあり)案の定いくつかの問題に遭遇してしまいました。 ここでは、App ServiceにデプロイしているWordPressからのMySQLへのSSL接続について、発生する問題を回避しつつ�設定する方法を紹介します。 Azure Database for MySQLのセキュリティ構成Azure Database for MySQL(以下Azure MySQL)には、**[接続のセキュリティ]**という設定項目があり、デフォルトではSSL接続の強制が有効になっています。ファイアウォールについても設定が必須になっています。 したがって、WordPress側に何も設定しないままだと、(当然ですが)SSL接続が必須の
DocumentDBのデータの格納状況やRUの消費状況などのメトリクスは、基本的にポータルで確認することができますが、グラフでざっと全体感を見るよりも、特定のコレクションについての正確な情報が知りたい局面などもあると思います。 公式docs: DocumentDB の要求、使用状況、およびストレージの監視 そのような時は、公式ドキュメントにも述べられているように、DocumentDBのAPI群を使ってコレクションのより詳細な使用状況データを取得するのが一般的です。 DocumentDB APIにはRESTを使ってアクセスする方法がありますが、さすがデータベースのマネージドサービスというだけあって、他のサービスのRESTよりもアクセス方法が厳しく、キーさえあれば良いというわけにはいかないとても複雑な手続きが必要です(ハッシュの生成に結局コードを書かなきゃいけない等、個人的には二度とやりたくな
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