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「近所で入居できる介護保険施設を探していて、うちの市内ではなく隣の市にちょうどいい施設を見つけたのよ。 そこに決めようと思うんだけど、隣の市は介護保険の負担額がうちの市よりも割高だから、やめようかな…」 こんな疑問を抱いたことがある人のために、ここでは住所地特例の制度について説明したいと思います。 自治体によって介護保険の負担額は違うけど… 入所する介護保険施設探しをしていて、自宅がある市区町村ではなく隣の市町村に自分の希望に沿った有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)を見つけるケースも珍しくないでしょう。 その際に気になるのが、地域における介護保険の負担額の差です。公的介護保険の負担額は、たとえ同一サービスであっても地域ごとに利用料が異なるもの。この場合、隣の市区町村に合わせた負担額を改めて計算し直す必要があるのでしょうか? 実はこういった場合、住所地特例という特別な措置に
介護サービスには多くの種類があり、全部理解するのは大変です。その中で、色々な介護サービスの便利な部分をミックスした、まるで介護業界の救世主のようなサービスがあるのをご存知でしょうか? 在宅介護も選択肢の一つですが… 被保険者のいる世帯では、現在様々な事情から、有料老人ホームなどの施設での介護ではなく在宅介護を検討している家庭も多いのではないでしょうか。 在宅介護であれば時間的な制約を考えなくて済みますし、在宅介護支援サービスの利用頻度を調整することによって介護にかかる費用を抑えることも可能です。 一方で、介護する側の親族や世帯に負担がかかるリスクもあります。 そんな在宅介護をこれから始めるという方に、是非知っておいて欲しい、介護サービスがあります。それが小規模多機能型居宅介護です。 3つのサービスが一体化した新形態 小規模多機能型居宅介護とは、2006年4月の介護保険制度改正とともにスター
起業後数年で多くの会社が倒産するという現代。会社を存続させることも難しい環境といえるかもしれません。 それは、老人ホーム・福祉施設に関する経営でも同じです。 老人福祉・介護事業の倒産は2016年に91件を記録し、2000年の調査開始以降、最多となりました。 実は、今後も倒産する老人福祉施設が増えてくると考えられるのです。 ここでは、老人ホームが倒産する背景と、倒産した場合に入居者が置かれる状況について紹介していきます。 なぜ倒産する老人福祉・介護事業が増えたのか 2000年に介護保険制度が開始されたことをきっかけに「高齢者が増えるこれからの時代は介護事業で利益が得られる」という発想から、不動産事業や地主など、介護とは縁遠かった企業も老人福祉・介護事業に参入することが多くなりました。 ですが、新たに増えた業者は介護事業の知識や経験が不足しているケースも多く、優秀な職員が集まらないという状態に
施設の中には、独自のレクリエーションを実施しているところも多くあります。今回、フェリエドゥ稲田堤で行われている「サンライズ・リハビリ体操」を一部抜粋してご紹介します。座ってもできる運動になっていますので、日常生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。 今回取材にご協力くださった、「フェリエドゥ稲田堤」様とリハビリ療法士さんには改めて感謝申し上げます。 ・音楽レクリエーションを行う音楽療法士お二人のインタビューはこちら ・リハビリ療法士さんのインタビューはこちら 1.深呼吸を行います 両手をあげながら、鼻から息を吸って吐いてを3回繰り返します。 2.首のストレッチを行います 首を前と後ろに動かします。 前側の筋肉と、後ろ側の筋肉をよく伸ばしていきましょう。 まずはあごをひいておへそを見て、5秒数えます。 次に顔を前に戻して天井を見て、5秒数えます。 この動作を2回繰り返します。 次に左右に
現在、仕事を引退したり子どもが独立したりしてからペットを飼う高齢者が増えています。第二の人生をペットと共に暮らすことは、生活にハリをもたらし有意義な時間となるでしょう。 しかし、高齢者がペットを飼うことにはさまざまな注意点があります。 ここでは、高齢者がペットを飼う際に知っておきたい重要なポイントをご紹介します。 高齢者が覚えておきたいペットとの生活でよくあること ・ペットの世話が大変になってくる 60~70代でペットを飼い始めると、健康であっても徐々に自分の体力が落ちていくため、「毎日の世話が大変」といった悩みを抱える方が多いです。 犬の場合、毎日散歩に連れて行く必要がありますし、糞尿の掃除などもしなければいけません。またペットも高齢になると衰えていくため介護が必要になることもあります。 ・急な入院などで預け先に困ってしまう 体力の衰えた高齢者は、怪我や病気などで入院する可能性が高くなり
現在、日本では超高齢化社会が問題視されています。これは、単純に寿命が延びて高齢者が増えているということが原因ではありません。日本の人口減少も問題視されており、一部では100年後には日本の人口が約半数になると言われています。 この少子化及び高齢化は、地方ではなく都市圏で進んでいることをご存知でしょうか? ここでは、都市圏で進む超高齢化社会の問題点をご紹介します。 2025年問題とは 2025年問題とは、第一次ベビーブームの1947~49年に生まれた「団塊の世代」と呼ばれる人たちが、後期高齢者となり少子高齢化問題に拍車をかけてしまう問題のことです。 2025年になると、65歳以上の高齢者は日本に3658万人に達すると言われています。これは3人に1人以上が高齢者となる数字です。 高齢者の増加によって、認知症の高齢者の増加や介護・医療の問題、社会保障の問題、住まいに関する問題などさまざまな問題が2
年齢を重ねるとともに、睡眠の質は変化していきます。健康な高齢者の方でも眠りが浅くなったり、深夜に目が覚めてしまったりするようになります。 特に認知症の方は、睡眠の質が悪くなりやすいという特徴があるため注意が必要です。 ここでは認知症の方がなりやすい睡眠障害と、その対策方法についてご紹介します。 睡眠障害とは? 睡眠障害と聞くと、「なかなか寝付けない」「夜眠っていてもつい目が覚めてしまう」といった症状を思い浮かべる方もいるでしょう。 睡眠障害は、睡眠に何らかの形で問題があることを指します。このため【寝付けない・眠れない】だけが睡眠障害ではなく、他にもさまざまな症状があります。 睡眠障害になる原因には、生活環境の変化やストレス、精神的・身体的な病気など複数の要素が考えられます。 睡眠障害の症状には、代表的なものに「不眠」が挙げられますが、これだけではありません(※1)。 ・昼間の強い眠気 ・睡
「冠婚葬祭などの行事で、親の介護をできない日がある」「介護に疲れてしまったので、リフレッシュしたい」といったとき、ショートステイを利用するという選択肢があります。ショートステイは、在宅介護を受けている要介護者が、1日単位で施設において過ごすことのできる介護サービスです。ここでは、ショートステイとはどのような介護サービスなのか、費用、利用条件、利用方法などについて紹介します。 ショートステイとは 「ショートステイ」とは、在宅介護を受ける要介護者が介護施設に短期間だけ入所する介護サービスのことで、1日単位で利用することができます。ショートステイは、介護保険が適用されるかどうかによって分類されます。 ・介護保険適用のショートステイ ・介護保険適用外のショートステイ 「介護保険適用のショートステイ」と「介護保険適用外のショートステイ」では、費用、サービス、予約の取りやすさなどの面で違いがあります。
連日数多くのニュースが飛び交う現代社会。私たちにとって見逃すことができない福祉情勢も、法制度の改正や経済の流れなどと絡み合いながら日々変化を続けています。 そして介護に関しても、様々なニュースが報道されているのはご存知の通りです。今回はその中で、注目すべき話題をいくつかピックアップしてみました。 空きがあっても人手不足で対応できず…特養の苦しい現状 かつて入所の困難さが半ば常態化していて問題になっていた特別養護老人ホーム(特養)が、最近では「ベッドの空きが増えてきた」との報告がされて、ニュースになりました。 特養の入居待ちが減ってきたという情報は、以前にも当欄で紹介しましたが(「入居が難しいはずの特養で空きが? 要介護に関する条件変更で起きたこと」参照)、この時は介護保険法の改正で要介護度1~2の人が原則上入居できなくなり、競争倍率が下がったことが主な原因でした。 しかし今回のケースは事情
超高齢社会といわれるほど、日本は世界でトップクラスの長寿国。お年寄りが暮らしやすい社会は、治安がしっかりした安全な地域社会の保全があってこそです。 高齢者が被害者になる犯罪件数は昨今減少傾向にあるとはいえ、対策は必須。特にお年寄りがターゲットにされがちな詐欺被害など、みんなで対策を考えなければなりません。 数は減少、しかし割合は上昇……高齢者相手の犯罪 世界有数の長寿国・日本も、こと治安に関しては、まだまだ高齢者には不安が多い国。高齢者を騙す卑劣な犯罪は後を絶ちません。 警察庁発表の平成28年7月の資料によれば、この10年間で刑法犯罪の年間発生数は年々減少傾向にあり、65歳以上の高齢者を被害者とした件数も10年で5万8,000件ほど減少しています。ただし高齢者を被害者とした犯罪の割合は逆に4.4%上昇しており、高齢者相手の犯罪の多さが際立つ形になっています。 こんなに沢山!詐欺の手口 同じ
介護福祉に携わる人たちの間で使われる専門用語の一つに、IADLとADLという言葉があります。 どちらも重要な意味を持つ言葉ですが、介護の世界から縁遠い人からすれば、なかなか中身を想像できる言葉ではありません。 今回は、介護について深く理解するために、IADLとADLの用語について解説していきます。 ADLとIADLの用語解説 ADLは「日常生活動作」、IADLは「手段的日常生活動作」とも呼ばれ、介護の世界では使われる機会の多い言葉です。 まずはADLの説明からしておきましょう。 ADLは「Activity of Daily Living」の略で、食事やトイレ、入浴や整容、さらに移動などといったような、私たちが日常生活の中でごく当たり前に行っている習慣的行動のことです。 一方、IADLは「Instrumental Activity of Daily Living」の略です。「Instrume
「サービス介助士」という高齢者や障害者をサポートする上で活用できる資格が、お客様との交流が多いサービス業から最近注目されつつあります。 サービス介助士という名前を知っていても、仕事内容や役割を知っている方は多くないかもしれません。 今回は、サービス介助士が求められる理由と仕事内容、ホームヘルパーとの違いについてご紹介していきます。 サービス介助士のニーズが高まる日本 サービス介助士は、高齢者の人口の割合が大きくなってきた日本において、高齢者や障害者をサポートするために、需要が高まりつつある資格です。 たとえば街中で困った高齢者や障害者を見かけたときに「助けてあげたい」と思っても、実際に「どのように介助すればいいのか」分からずに不安になってしまうもの。その不安の原因は知識や技術がないことからくる自信のなさにあると考えられます。 そこで、いつどんなときでも困っている人を咄嗟に助けられる「知識」
車いすを必要とする方の外出を介助する場合、さまざまなことに注意しなければいけません。何気なくまたいでいる段差や、利用しているエレベーターでも、車いすを利用する際には、ちょっとしたコツが必要になります。 ここでは、車いすを利用して外出する際に知っておきたい、車いすの介助方法をご紹介します。 車いす介助での段差の登り降り 厚生労働省が掲載している資料(※)では、車いすの段差の登り降り時の介助について次のように紹介しています。 車いすで、ちょっとした段差を登るときは、座席背面にある、テッピングレバーを踏んで、前輪を浮かせるようにしましょう。 前輪が浮くことで前の段差を登りやすくなります。 段差を降りるときは、正面から降りるのではなく後ろ向きで降りるのが基本です。段差の高さにもよりますが、進行方向に向かって背中を向けることで車いすに座っている人が前のめりになるのを防ぐことができます。 ※厚生労働省
近年、高齢者が起こす自転車事故が増えています。 身体的に衰えていることもある高齢者は、事故に遭うと重症化するケースが多いため注意が必要です。 高齢者が自転車事故を起こすことには、さまざまな原因があります。 今回は高齢者の自転車事故の原因と予防・対策法についてご紹介していきます。 一番死亡率が高いのは65歳以上? 平成27年に警察庁交通局より発表された「平成26年中の交通事故の発生状況」(※)によると、自転車乗車中の負傷者数が最も多いのは16~24歳の22.1%でした。続いて、65歳以上が18.5%、15歳以下が17.2%となっています。 対して、自転車乗車中による死亡者数は65歳以上が63.9%と最も多く、続いて60~64歳の9.8%、50~59歳の8.9%となっています。 ※警察庁交通局「交通事故の発生状況」 高齢者の自転車事故の原因は? 交通事故は、複数の要因が重なることにより起こりま
介護休暇は、2021年1月の制度改正によって取得単位が変わりました。 介護休暇が取得可能な日数としては、対象となる家族が1人の場合は5日、2人以上の場合は10日です。特に、会社で規定が設けられていない場合は、毎年4月1日から翌年3月31日までを1年間としてカウントします。 ■時間単位で取得が可能 介護休暇は、2021年1月の制度改正によって、1日単位または時間単位での取得が可能となりました。ただし、時間単位での取得が困難な業務に就いている労働者は、労使協定を締結されている場合、1日単位のみでの取得となります。 介護休暇を時間単位で取得する場合、1日分とカウントする時間数は所定労働時間によるため、労働者によって異なるケースがあります。所定労働時間と同じ時間数の介護休暇を取得する場合は、1日という取り扱いです。ただし、時間単位で取得する場合の1日の時間数は、所定労働時間に端数がある場合、切り上
在宅介護が長く続くと、家族などの介護者の負担が大きくなり、介護ストレスや介護疲れを招いてしまうことが少なくありません。介護ストレスは、身体的な問題や精神的な問題を引き起こし、「介護うつ」につながるケースもあります。そこで、介護疲れの原因や介護ストレスによって引き起こされる問題について触れた上で、解消法をご紹介します。 介護は、長期間にわたって日々続くものであることから、在宅介護に取り組む人の多くがストレスを抱えています。親の介護ストレスの原因には、主に以下のようなものがあります。 ・介護による疲労・睡眠不足 ・介護時間の長さと孤立 ・金銭的な問題 身体介護は、肉体的な疲労を招きやすく、夜のトイレの介助やオムツの交換などを行うと、睡眠不足を招いてしまいます。 また、要介護度が高くなるにつれて介護時間が長くなると、介護者は自分の時間を取りにくくなり、孤立を招いてしまうこともストレスの原因です。
老人ホームは集団生活。ご自宅での生活と比べると、行動が制限されて我慢しなければならないこともあるでしょう。 そんな中、ヒューマンライフケア鳩ヶ谷の郷で大切にしていることは「お客様の普段の生活に近づける」こと。「選ぶのは入居者様であり、職員ではない」という考えのもと、いわゆるマニュアルというものは作らず、あくまでお客様主体での介護を行っています。 「私たちの職場に入居者様がお住まいになっているのではなく、入居者様のお住まいに私たちが日々働きに来ている」という気持ちを大切にしている施設長。そんな施設長が率いるヒューマンライフケア鳩ヶ谷の郷について、施設長、介護スタッフの方々、入居者様からお話を伺いました。 お客様の普段の生活に近づける、それだけです 技術力の高い施設と言われていますが… <施設長> 技術があるというのは、我々は医療従事者ではないのでそこは重視はしてません。 それは医療がやること
地震のような自然災害が起きた際、お年寄りが環境の整備が不十分な避難所で長期間生活をしなければならないケースが発生します。そしてその避難生活の影響で健康を害し、生活再建がスムーズにいかなくなるという問題も起きています。 今回は、避難時に特別なケアを要する高齢者のための福祉避難所について考えましょう。 福祉避難所の定義って? 2011年3月に発生した東日本大震災では、非常に多くの高齢者や障害者が犠牲となり、その後の避難所生活でも整備の不十分さが災いして健康を害したり、その後の生活の立ち直りに支障をきたしたりするケースが報告されました。 この事例を教訓として踏まえ、従来の福祉避難所のガイドラインを改定する形で2013年8月に作成されたのが「避難所における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」です。厚生労働省では、福祉避難所の定義を以下のように定めています。 ・高齢者、障害者、乳幼児その他の特に配
この1月に行われた2016年度の介護福祉士国家試験では、受験資格に「450時間の研修」が加わったことも手伝い、受験者数が前年度の約半分に減りました。さらなる介護人材不足が今から懸念されます。 したがって介護に頼らず、できるだけ長い間健康でいたいものです。今回は、介護状態を招きやすい「寝たきり」につながる要因の一つ、廃用症候群(はいようしょうこうぐん)について考えます。 気がつけば要介護?廃用症候群の恐ろしさ 廃用症候群とは、長く体を動かさないでいることで次第に心身機能が低下し、いつの間にかベッドから起き上がれなくなり、そして歩けなくなり、ついには要介護状態に陥ってしまう症状のことです。 本人も知らない間に症状が進行する、この廃用症候群とは一体どのような理由で起こるものなのでしょう? 一つ目の要因は生活が不活発になることです。高齢者は地震などの災害時に避難所で暮らさなければならない場合や怪我
介護療養型医療施設の廃止が決まった翌年にあたる2018年4月、介護医療院という医療ケアと介護が必要な方が生活するための新たな介護保険施設が設けられました。 本記事では、「介護医療院について詳しく知りたい」という方に向け、介護療養型医療施設が廃止となった理由や介護医療院の特徴、入所に必要となる費用やメリット・デメリットについて解説します。
「オレンジリング」というものをご存知でしょうか? オレンジリングとは、認知症養成講座を受講して認知症の方やその家族を支援するために正しい知識を身につけた方に渡される目印のようなものです。 ここでは、オレンジリングと認知症サポーターについてご紹介します。 オレンジリングとは 認知症サポーターキャラバンが開催する「認知症サポーター講座」を受講し、認知症サポーターとなった際に渡されるオレンジ色のリストバンドです。 これは他のサポーターや支援団体と連携して認知症を支援するサポーターの証でもあります。 認知症サポーターは、周りの方々に対して認知症に関する正しい知識を伝えたり、できる範囲で認知症患者やその家族を手助けする方です。 認知症サポーターキャラバン 認知症サポーターキャラバンとは、厚生労働省が実施する“認知症サポーターを増やして認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指す団体”を指します
カロリー、脂質、糖質、コレステロールなど、健康を保つためや身体のスタイルを保つために、気にしている人も多いのではないでしょうか。「粗食」が健康に良いとされている一方、高齢者では低栄養傾向にあることをご存知でしょうか。高齢者が栄養不足になると、実はますます老化が進んでしまうこともあるのです。高齢者が低栄養になりやすい原因と、潜んでいるリスク、また対策方法を紹介します。 最近の高齢者は低栄養傾向…低栄養に潜むリスクとは? 「低栄養」とは 「低栄養(ていえいよう)」とは、エネルギーやたんぱく質が不足し、健康な体を維持するために必要な栄養素が足りない状態のことです。まずは低栄養かどうかをチェックしてみましょう。低栄養かどうかは「BMI」「体重変化」「血清アルブミン値」の3つの指標で確認できます。 ①「BMI」でチェック 一番簡単な方法として、BMIによる低栄養のチェックがあります。BMI(体格指数
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超高齢化社会の現代を元気に過ごしてゆくために大切なことといえば、将来寝たきりにならないための予防対策ですね。 「ロコモティブシンドローム」や「フレイル」については以前に紹介しましたが、今回は「サルコペニア」について。この機会に是非覚えてください! サルコペニア・ロコモ・フレイルの違いって? 高齢者層の健康寿命にまつわる用語、ロコモティブシンドローム(ロコモ)とフレイルについては、以前「要介護を招くロコモティブシンドロームを防止! 40代からの対策」でも説明しました。今回はそれに続いて、サルコペニアについてご説明します。 サルコペニアとは、要約すれば「加齢による筋肉量の減少」という意味です。1989年にアメリカのローゼンバーグ氏によって提唱され、ギリシャ語の「サルコ(筋肉)」と「ペニア(喪失)」を組み合わせて命名されました。 ロコモやフレイルと同様、要介護状態の前提要因の病態として位置づけら
費用が安くて人気がある特別養護老人ホームですが、一方では「入所困難」とのイメージもあります。しかし入所条件が変わって以降はその図式も少しずつ変わりつつあるようです。 そこで、全国47都道府県にある特養の定員および入所申込者数を調査して「入所難易度」を比較してみました。お探し中の方、是非ともご参考に! 「要介護3以上」なって変わったことは… 老人福祉施設の中でも長年「希望者が多くて入所が困難」「長期間の待機を余儀なくされる」といわれ続けた特別養護老人ホーム(特養)でしたが、去る2015年4月から入所条件が原則「要介護3以上」と厳しくなりました。この規約改定、特養の入所状況にどのような変化をもたらしたでしょうか? 今回、厚生労働省が公開する各データを基に、都道府県ごとの特養の入居難易度について調査してみました。ただし、厚労省の公開しているデータではありますが、集計時期や基準が統一されていないな
老人ホームは老後を健やかに生活するための施設です。そのため「過ごしやすさ」に重点を置いて施設選びに取り組む方もいることでしょう。たとえ設備や住環境からホームを選んだとしても、施設内の人間関係によっては居心地の悪い環境になってしまう恐れがあります。 ここでは老人ホームにおける人間関係のトラブルが起こる原因や、対処法についてご紹介します。 利用者同士の人間関係のトラブル、実は珍しくない? 集まる人数が多いほど、人間関係に端を発するもめ事は起こりやすくなります。デイサービスや老人ホームでも利用者同士のもめ事が起こり、周囲の人に迷惑をかけてしまうことがあります。トラブルの内容は、その対象者にどのような障害や症状があるのかによっても異なります。 例えば、認知症の症状がある方の場合、幻覚や妄想などから周りの人とトラブルになることもあります。 認知症などの症状でない方の場合でも、他の利用者の陰口を言った
今では当たり前のようにあるインターネット環境は、非常に便利な反面、注意しなければいけない危険な一面も秘めています。最近では、高齢者がその被害者になってしまうケースが多々あります。 ここでは、高齢者が関わるインターネットトラブルの事例をご紹介します。 インターネット通販によるトラブル 「インターネットで買い物をしたけれど商品が届かない」という通販詐欺や「届いた商品が写真と違う」「偽物の商品が届いた」などのトラブルが多いと言われています。 最近では、「SNSサイトの広告(バナー)をクリックしたら、化粧品購入ページに進んでしまい、(不当な)請求が表示された」といったケースや、「パソコン操作中に“ウイルスに感染した”といったメッセージが表示されて、その場でウイルス対策ソフトの購入サイトへ移動させられた」などの相談を寄せる高齢者が増えています。 架空請求によるトラブル インターネットは、人目につかず
最近、介護施設での虐待というニュースを見ることが多くなりました。介護施設に自分の親を預けることに、不安を感じている方も多いでしょう。そこで今回は、高齢者に対する虐待の現状について調査した結果をまとめました。自身が介護をどのように行うべきかについて、考える良い機会にしましょう。 虐待判断件数 市町村が介護施設での高齢者に対する虐待と判断した件数は、平成25年の221件から平成26年には300件に増加しました。(35.7%増) 一方、市町村が在宅介護での家族・親族・同居人による虐待と判断した件数は同じ期間で15731件から15739件と8件の増加(0.1%増)となっており、介護施設における虐待の増加割合が非常に大きいことが読み取れます。 虐待相談、通報件数 市町村へ寄せられた、介護施設での高齢者への虐待に関する相談・通報件数は平成25年の962件から平成26年には1120件に増加しました。(1
晩婚化の影響によって、子育てを始める年齢も遅くなっています。そのことから子育てと同時期に、親や義理の親の介護も始めなければならないことがあります。日本における、育児と介護のダブルケア問題の現状と、自治体の対策はどのようになっているかについて説明します。 ダブルケアとは 親への介護疲れだけでも大きなストレスになります。しかし、世の中には介護に加えて自分の子の育児を同時に対処しなければならない方も存在します。 このように、育児と介護を同時にどのように行うのかという問題はダブルケア問題と呼ばれています。 ダブルケアの状況 平成28年4月の内閣府の発表によると、育児と介護を同時に担う人数は約25万人と推定されています。男女別にみると女性が約17万人、男性が8万人となっており、女性の方が負担を多く抱えているということが分かります。 年齢層に注目してみると、ダブルケア問題を抱える人の平均年齢は男女とも
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