「形而上学」という言葉は、普段はほとんど聞かないと思います。何となくですが、難しい評論文に出てくるというイメージですね。 実際にこの言葉を学ぶと、アリストテレスなどの哲学者が出てくるため、分かりにくいと感じる人も多いようです。そこで今回はこの「形而上学」について、なるべく簡単に分かりやすく解説しました。 形而上の意味・由来 まず、「形而上」の意味を辞書で引くと次のように書かれています。 【形而上(けいじじょう)】 ①形をもっていないもの。 ②哲学で、時間・空間の形式を制約とする感性を介した経験によっては認識できないもの。超自然的、理念的なもの。 出典:デジタル大辞泉(小学館) ※【形而上の英語訳】⇒「metaphysics(メタフィジクス)」 「形而上」は「けいじじょう」と読みます。意味は、「形のないもの、形を超えたもの。精神的なもの」だと考えてください。 「形のないもの」とは一体どういう