サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
アメリカ大統領選
livefortoday.jp
Google の検索結果の最上部に生成 AI による回答が示される Google の「AI による概要」(AI Overview:以下「AIO」)が導入されてしばらく経った。 はじめてアメリカで本格導入された2024年5月頃(日本では同年8月)は、インデックス情報からサマライズした回答を検索結果上で示すという仕様がゼロクリックを促進することから、「オーガニック検索経由でのウェブサイトへのトラフィックが減少するのでは?」といった憶測や、「SEO は無意味化していくのか?」といった悲観論までさまざま飛び交った。 参考:AI による概要 : ウェブにつながる新しい方法AIO がオーガニック界隈で話題になった一方で、広告側はもともと(広告ランクなどによるが)検索結果の最上部から数行を確保していることが多かったため、本件に関する極端な悲観論はあまり見られなかった。意識している人がそもそも少なかったと
以下でそれぞれにかんたんな説明を加えてみたい。 1. 配信面の理由出さない理由の最初は「配信面」だ。↑で書いた字面のままだけど、とにかく広告枠が多すぎる。 メディアの広告売上は単純な式で表すと「RPM × 表示回数」になる。とにかくたくさんの人に見てもらって、RPM を高めればよいのだ。そして RPM を上げるてっとり早い方法は1ページあたりの広告枠数を増やすことである。 参考:Redditが示す検索連動型広告の可能性だから、メディアというビジネスは常に広告枠の増加圧にさらされている。油断するとポコポコと広告枠が増えてしまう生きものなのだ。 その結果、みなさんもご存知のとおりそのへんのウェブサイトは広告枠であふれていて、もうこれ以上増やす場所がないというところまできている。画面上に所狭しと広告が並んでいて、記事や動画を見るのも一苦労だ。一言でいえば広告枠が邪魔すぎる。 全画面表示で「✕」を
この「MAU 1.5億」という数字は他の主要 SNS と比較するとまだ数分の一程度の規模ではあるものの、徐々に無視できないサイズになってきている。2024年2月の段階で1.3億だったので1ヶ月あたり1,000万人増のハイペース。Threads は2023年7月のリリースなので、わずか3四半期で1.5億の規模まで成長したことになる。 ちなみに偉大な先輩というか元ネタである X (旧Twitter) に目を向けてみると、2024年3月の時点で DAU が2.5億、MAU は5.5億という規模感なので両者のあいだにはまだ 3倍以上の開きがあるわけだが、Threads が順調に利用者を伸ばしている一方で、X は公表している数字に1年以上変化がなく、横ばいの状態がつづいているようだ。
先日、とある場で検索広告のオークションモデルについて議論する機会があり、セカンドプライスオークションにおける品質の重要性について改めて考えることがあった。 そこで思い出したのが、「ランダム化されたセカンドプライスオークション」である。これは検索広告の価格と品質について学ぶにはちょうどよい対象なのだが、いかんせん広告ランクとGSP(ふつうのセカンドプライスオークション)の前提知識がないと理解しにくい。 というわけで、この「ランダム化されたセカンドプライスオークション(RGSP)」についてかんたんにまとめてみようと思う。 ※記事内で検索広告について解説しているものは、すべて「Google 広告」を対象とします ※「ランダム化されたセカンドプライスオークション」は長いので、以下はすべて「RGSP」で統一します 広告の表示と順序を決める「広告ランク」広告運用者にはよく知られているとおり、検索広告の
未経験で運用型広告の業務に就く人が一度は言われたことがある「ヘルプを読め」。 筆者はどちらかというと古参、かつ説明書を読むのが好きなタイプなのでこれまで言われる機会はなかったのだけど、言ったことは何度かある(と思う)。 アユダンテの寳さんが書いた a2i(アナリティクスアソシエーション)のコラム『わからないなか、わからないなりに、わかるものをつくろうとする構想力について』の冒頭は、以下のような書き出しではじまっている。(太字は筆者による) このコラムを読んでいる方は、デジタルマーケティングに深く携わっている人が多いと想像する。そんなあなたなら、先輩から「ヘルプを読め」とアドバイスされたことが一度や二度あるのではないか。なかには、アドバイスをしている側の方もいるかもしれない。 プラットフォームから提供されるヘルプを「ちゃんと読むこと」。シンプルながら、このことはデジタルマーケティングの世界で
Pinterest announces a new ad deal with Google as it approaches 500M MAUs | TechCrunch Pinterest と Google の提携は Win-Win まず、どちらにとってもメリットがわかりやすい。この提携によって Pinterest は収益化できていないトラフィックをマネタイズできるし、Google はすでに下降路線たどっている自社のディスプレイネットワーク広告に重要なパートナーを迎え入れることができる。両者にとって Win-Win な提携といえると思う。 パートナーシップの設計はとてもシンプルで、Pinterest は Google のアドマネージャー経由で Pinterest 上に広告を配信するというもの。これは世の中の多くのネットメディアが採用している方法とまったく同じだ。 言い換えれば、Pinte
コンバージョントラッキングのいちばんの功績は、「成果を可視化する」ためのコストを劇的に下げたことではないだろうか。 インターネット広告にはテレビのような大がかりな認知度調査は基本的にいらないし、数週間後ではなくほぼリアルタイムにクリックやコンバージョンといった実績を確認することができる。どの経路からどれくらいの反応があったかも一目瞭然。とても便利でわかりやすい。 便利でわかりやすいものは、そうでないものよりも投資しやすい。可視化のコストが低いということは、小さなトライを早くたくさん積み重ねられるということだ。その結果、インターネットはこれまで広告が出せなかった企業にも裾野を広げ、広告主の数を増加させることに成功している。 現在では、もはや存在しない世界を想像するほうがむずかしいほど、広告主は当たり前のようにコンバージョントラッキングを利用している。広告を配信することとコンバージョンを計測す
Shopify は2023年2月にアプリストア検索を改善したと発表しています。Shopify は EC プラットフォームなのでもともとサイト内検索の提供者側ですが、上記の対象はマーチャントが自社ECにインストールするアプリのマーケットプレイス(アプリストア)内の検索です。アプリの検索アルゴリズムを改良しただけでなく、アプリ広告の関連性の評価も更新しているとのこと。 その他上記以外でも、Instagram や TikTok は検索面を対象にした広告のテストをそれぞれ続けています。(ただし今のところ Facebook と同様にターゲティングではなく「プレースメントとしての検索結果面」になりそう) 配信面が検索結果であることと、キーワードでターゲティングできること(配信面は検索結果)とでは RPM に天と地ほどの差があることは以前の記事でも書きましたが、そのことに気づいているプレイヤーがぞくぞく
Twitterの検索広告がはじまっています2023年1月25日、Twitter は「Twitter キーワード広告」という検索連動の広告メニューをリリースしました。アナウンスの段階ではオープンベータという立ち位置でしたが、オープンベータということはアルファやリミテッドベータは経過したという意味でもあり、要するに事実上のローンチです。 これ、個人的にとても印象的な発表だと感じました。 参考リンク 何がどう印象的だったのかといえば、この「Twitter キーワード広告」によって、Twitter が 検索結果は「インプレッションリクエストに対応するための数あるプレースメントの一つ」ではなく「ユーザーの欲求に対する意味のある結果(≒回答)を表示する場所」であり、かつ「関連性があってしかも儲かる!」と理解したと感じたからです。 SNSにとって、検索結果は単なるプレースメントだった もちろん、これは
ECzine(イーシージン) の「定点観測Google」に代表の岡田の記事が掲載されました(2024年9月)2024年9月5日
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『LIFT合同会社(LIFT, LLC.)|運用型広告・マーケティング支援』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く