毎日新聞は15、16両日、第50回衆院選(定数465=小選挙区289、比例代表176)が27日に投開票されるのを前に、特別世論調査を実施し、取材を加味して序盤情勢を探った。自民党と公明党の連立与党で過半数を維持する見通し。裏金事件の逆風を受ける自民は議席を減らす公算が大きいが、接戦区の多くで競り勝てれば単独過半数(233議席)を維持できる可能性がある。立憲民主党は公示前の98議席から議席を増やしそうだ。 調査では小選挙区で5割近くが投票態度を明らかにしておらず、情勢が変わる可能性がある。 自民は山形、富山、滋賀、鳥取、徳島、高知、熊本の各県の全ての小選挙区で優位に戦いを進めているが、宮城や新潟などでは苦戦。全289小選挙区のうちリードしているのは130程度で、40以上の小選挙区で激しく競り合っている。 比例代表では、公示前(72議席)並みの議席を確保できそうだ。小選挙区と比例を合計した自民