「第22回『大東亜聖戦大碑』の撤去を求める集会」(主催・「聖戦大碑」撤去の会)が8月3日午後2時、金沢市香林坊1の石川県教育会館2階第1会議室で開かれる。同会は、アジア諸国を植民地支配した日本の加害責任がなかったことにされようとしているとして、「不二越強制連行・強制労働訴訟を支援する北陸連絡会事務局」の中川美由紀さんを招く。 中川さんは「謝罪なき不二越・日本に未来はない~徴用工闘争が突きつけるもの」をテーマに講演。戦時中に朝鮮半島から富山市の機械メーカー「不二越」に強制連行されて過酷な労働を強いられたとして、韓国の元女子勤労挺身(ていしん)隊員らが同社に損害賠償を求めてきた。30年以上にわたり、この女性たちを支援してきた中川さんは、問題の現状も語る。