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TerraformのState TerraformのStateとは、Terraformで管理しているリソースの状態をJSONで記述したものであり、ファイルとして永続化されている。 Stateが何のためにあるのか、についてはオフィシャルな解説があるので詳しく説明はしないが、Stateには主に以下の目的がある。 Mapping to the Real World Metadata Performance Syncing このエントリでは、Performanceに着目する。 State Refresh Terraformは、plan/applyを実行する際に、どのような変更を行う必要があるのかを決定するために、リソースの最新の状態を知る必要がある。 デフォルトの動作では、plan/applyを実行するたびに、すべてのリソースの最新の状態を取得しにいく。 これがState Refreshである。
Microservices Demo: Sock Shopの CloudFormation TemplateをTerraformとPulumiに移植したので、それに関するメモを残しておく。 モチベーション 最近仕事ではTerraformを触っている時間が一番多いので、研究もこの辺りのツールに関連する技術を対象とした方が良いのでは、と考えた。研究を行うためには、類似ツールの比較が必要だし、比較のためには、サンプルコード程度のものではなく、実際の環境に近い状態を再現できるコードが必要、というのが移植のモチベーションになっている。 移植元コード Deployment on Amazon EC/2 Container ServiceにAmazon ECSへのデプロイ手順が載っているが、肝心のCloudFormation Templateは、元リポジトリではDeplicated扱いで削除されている。
毎年4月1日に備忘録的にふりかえりエントリを書いてるので、今年も書いておく。 大学院に入学した なんやかんやあって、今年から京都大学大学院情報学研究科博士後期課程に進むことになった。 京都大学大学院情報学研究科博士後期課程の入試、無事合格しました。4月から2年ぶりに学生に戻ります。 — mizzy (@gosukenator) February 10, 2021 これに関しては、書くと長くなるので、別エントリで書くかもしれないし、書かないかもしれない。需要がありそうなら書きます。 仕事しながら大学に通っていた時のWEB+DB PRESSのインタビュー記事に対して、当時まだ面識がなかったまつもとりーさんからこのようなコメントをいただいていた。 このまま博士にもいかれるのだろうか / “第4回 宮下剛輔(mizzy)~はたらきながら大学に通う:シューカツ女子ともよの会社訪問記―知りたい!あの人
概要 マネージドなコンテナ実行環境の普及に伴い、Configuration Managementツールを利用する必要がある現場は少なくなったが、Configuration Managementツール自体の必要性はまだ失われていない。また、モバイルコンピューティングやエッジコンピューティングの普及に伴い、Configuration Managememntツール自体のあり方も今後変化していくと考えられる。 本予稿では、Configuration Managemantツールの役割を整理し、Configuration Managementツールの今後のあるべき姿を検討する。それにより導きだされた、Configuration Managementツールを3層で構成する方式を提案し、その中で中心的な役割を果たすポリシー定義用中間言語について考察する。 Configuration Managementと
会社勤めしていないと、評価制度というものがなく、自分がやったことをまとめる機会もないので、今年も軽くまとめエントリを書いておく。 フリーランス情報、表に色々出てくるのはとても良いんだけど、本当に人によって様々なので、色々な情報見比べた方が良い、と思ったので、リンク集的なものをつくってる。 https://t.co/GJ0HdI4LEC — Gosuke Miyashita (mizzy) (@gosukenator) June 6, 2019 放置してアップデートしてないなこれ… 仕事について 昨年の振り返りエントリ からの変更点としては、トレタ さんとは契約終了となった。2年間ありがとうございました。 リクルートマーケティングパートナーズ さん、タレンティオ さん、アカツキ さん、某社さん、さくらインターネット研究所 さん、の5社の仕事は現在も継続中。 「某社」さん、昨年の時点では名前を
大学卒業が確定した pic.twitter.com/wEEXoUpCcY — Gosuke Miyashita (mizzy) (@gosukenator) March 13, 2019 以前 37歳で大学生になりました というエントリを書きましたが、7年かかってようやく卒業しました。在籍できる期間は最長8年間だけど、2年次から編入という形で入学したので、卒業できてもできなくても、今年度が最後でした。 仕事しながらの大学生活がどんな感じだったのか、振り返ってみたいと思います。 授業や単位について 授業は以下の3つの形態になっています。 スクーリング 実際にキャンパスに行って、2日あるいは3日間丸々授業を受ける形態。最終日は科目修得試験を受け、試験に合格できれば単位認定。 テキスト LMS(学習管理サイト)にあるサブテキストと、指定された教科書を読みながら学習を進めていく形態の授業。サブテキ
3月1日よりさくらインターネット研究所の客員研究員になりました。 分散型データセンターOSとリアクティブ性を持つコンテナ実行基盤技術のこれから - 人間とウェブの未来 を読んで、以下の様にツイートしたタイミングで、matsumotoryさん から「一緒にさくらの研究所で研究開発しませんか?」と誘われたのがきっかけです。 さくらインターネット超おもしろそう ー 分散型データセンターOSとリアクティブ性を持つコンテナ実行基盤技術のこれから - 人間とウェブの未来 https://t.co/j8OWjEEyvt — Gosuke Miyashita (mizzy) (@gosukenator) December 26, 2018 ちょうど、今年度で 大学 を卒業予定で、次は修士や博士、というのも、選択肢になり得るかな、と考えていました。とは言え、すぐに具体的に動こう、と思っていたわけではなく、h
フリーランスとして食っていけなくなったのでアルバイト始めました pic.twitter.com/AG92ed5xsI — Gosuke Miyashita (mizzy) (@gosukenator) March 23, 2018 このツイートは、たまたまセブンイレブンの制服を着る機会があったので着てみたついでに撮影して冗談でツイートしただけ。ツイートした後に、あ、これエイプリルフールネタにとっておけば良かった、と思った。 仕事について 昨年も一昨年と同様、リクルートテクノロジーズ ATL での仕事がメインで、それ以外には golang でミドルウェアを実装する仕事や技術顧問的な仕事が少し、という感じだった。 ATL の仕事としては、libspecinfra の開発をしていたけど、昨年いっぱいで契約が終了した。libspecinfra の開発は続けたいと思いつつも、仕事として時間が割けなく
Lambda Function のソースコードはこちら。 これは何? 「アレクサ、ごはんだよを開いて」 「誰にごはんだよと伝えますか」 「長男」 「長男にごはんだよと伝えました」 といった感じで、アレクサから家族の誰かに、ごはんができたことを LINE してもらうやつ。 「アレクサ、ごはんだよ 長男」でも呼び出せるようにはなっているけど、認識率が悪く、10回に1回ぐらいしか認識しない。 つくった動機 飯の支度ができて「ごはんだよ」と叫んでも、長男や次男は部屋の中でイヤホンつけて音楽聴いていて、声が届かないことがよくある。そういう時は LINE で知らせてるけど、いちいちスマホを手にとって、LINE を開いて、友達リストから息子達を探して…とやるのは手間がかかる。家事をしてる最中は特に面倒。 なので、声だけで LINE でごはんだよと通知できるやつをつくった。 使い方 GitHub 上の R
色々試行錯誤したのでメモ。 結論 dbus crate を使う。 経緯 開発中の libspecinfra で、systemd 配下の service の状態を取得できるようにするための provider を書こうと思い、色々調べたりコード書いて試したりした。 使えそうな crates を探す まずは目的に合う crates がないか crates.io で検索。ざっと以下のようなものが見つかる。 systemd systemd-dbus dbus dbus-bytestream systemd crate は libsystemd の Rust インターフェースで、sd-daemon、sd-id128、sd-journal、sd-login に対応している。が sd-bus は まだ実装が不完全 なようなので、目的には合わなさそう、と判断。 systemd-dbus crate は2年半
最近車に乗ることが多く、ほぼ毎日乗っているせいか、コネクテッドカー関連の技術に興味が沸いてきた。ので、調べたことや試したことなんかをメモしていく。 まずは車両情報をパソコンから取得することにトライ。調べてみると、車両情報をパソコンやスマホから取得するためには、車に搭載された OBD-II ポートに、ELM Electronics 社 製の ELM327 というチップを積んだアダプタを挿し、Bluetooth や Wi-Fi を経由して取得する、というやり方が一般的なようだ。 というわけで、Bluetooth 版 (写真左)と Wi-Fi 版(写真右)を買ってみた。 まずは Bluetooth 版。macOS Sierra の場合、ペアリングすると /dev/tty.OBDII-Port というデバイスファイルが見えるようになるので、screen コマンドで接続して対話する。 $ scree
株式会社はてなに入社して二軒目の家を建てました。 https://t.co/a4UFOYRW8M — Gosuke Miyashita (@gosukenator) March 31, 2017 このはてな入社エイプリルフールネタもそろそろ飽きられてそうなので、少しだけ変化させた。今年は土曜日というタイミングもあって、本当だと思う人は皆無だろうし。 はてなに入社すると家が建つ、というやつ、どういうコンテキストだったか忘れてしまった。 フリーランスになって2年が経った で触れたように、昨年2月に法人登記したので自分をフリーランスと呼んで良いのかどうかよくわからないけど、働き方はまったく変わってないので、フリーランスで いいのだろうと思っている。 仕事について 昨年は リクルートテクノロジーズATL での仕事がメインで、あとは技術顧問的なものや golang でのミドルウェア開発なんかをやって
監訳者なので5冊もらった。帯で名前が隠れているので、左下2冊は帯を外した状態。右下2冊は原著。なぜ2冊あるかというと、自分で買ったものと、監訳作業用にもらったものがあるから。 発売日は3/18ですが、既に先行販売してる書店とかあるかも。あと、電書版はまだないですが、オライリーさんのいつものパターンだと、間もなく電書版も出るはず。 O'Reilly Japan の紹介ページ Amazon の商品ページ 翻訳は数々の技術書、例えば最近だと、入門 Python 3 とか SOFT SKILLS とか 詳解 システム・パフォーマンス などを翻訳されている、長尾 高弘 さんです。 どんな本かというと、オライリージャパンのサイトにある紹介文を引用すると、こんな感じです。 Infrastructure as Codeは自動化、バージョン管理、テスト、継続的インテグレーションといった、ソフトウェア開発のプ
Infrastructure as Code という言葉が現れてから少なくとも8年ほど経過しており、この言葉もすっかり定着したように見えるが、Martin Fowler 氏が最近自身のブログで Infrastructure as Code について触れており 、また、氏の同僚である Kief Morris 氏が O'Reilly Media から Infrastructure as Code という本を出す(現在 Early Relase 版や Free Chapters が入手できる)ようなので、このタイミングで改めて Infrastructure as Code について、その歴史を振り返るとともに、現在の状況について整理してみようと思い、このエントリを書くことにした。 内容的には、以前書いた インフラ系技術の流れ と若干重複してる部分もある。 そういえば日本でも最近、サーバ/インフラ
株式会社はてなに入社しました。 — Gosuke Miyashita (@gosukenator) March 31, 2016 ↑はちょうど2年前の 4月からクックパッドで仕事してます と同様、エイプリルフールネタです(実際にありえそうなので判断に迷った人いそうだけど)。 フリーランスになって1年が経った というエントリを書いてからちょうど1年経ったので、この1年を振り返ってみる。 仕事について 1年目は、元々正社員になる前提で、様子見ということでクックパッドと業務委託契約を結んでいたので、基本フルタイムコミットで決まった時間にオフィスで仕事、という形だったけど、2年目はオフィスに行く日数を減らしたり、リクルートテクノロジーズの仕事の割合を増やしたりした。 2年目の前半は、クックパッドの仕事が週4日で、そのうち2日はオフィスに行き、リクルートテクノロジーズの仕事は週1日リモートで、という
ローンの仮審査も通って、資金面の目処がついたところで、次は土地探し。土地が決まらないと、その上に建てる家を具体的にどうするのか、話が進められないので。 といっても、土地探しから契約、決済まで、ハウスメーカーの担当営業が間に入って色々やってくれて、特に苦労したこととか、ハマったこととかもないので、マンガ はじめて家を建てました! とか読んでもらった方が有益な情報が得られると思う。 土地の条件 土地を探すにあたって、まずは条件を整理。我が家の場合は以下の3点について条件を設定した。 通学区域 広さ 予算 次男が絶対に転校したくない、と言うので、現在通っている中学校の通学区域内、というのが外せない条件のひとつ。通学区域は自治体のウェブサイトに載っているのでそれを参考にした。 広さについては、各ハウスメーカーと打ち合わせを進める中で、7人家族であれば家の広さは大体これぐらいは必要、というのが見えて
今回は住宅ローンの話。 いつも通り、自分の場合はこうだった、という話であって、他の誰にも当てはまるわけではないし、特にお金に関しては杜撰なので、ここに書かれてる内容をあまり参考にしない方がいいです。 借入可能額を試算する 家づくりを進めるにあたって、借入可能額+頭金で、自分がどれぐらいの金額を出せるのかを把握しておくと、その後の話がスムーズに進むので、なるべく早い段階で把握しておきたい。 自分はスーモカウンターで試算方法を教えてもらい、2パターンの借入可能額の試算を行った。 ひとつは年収からどれぐらい借入ができるか(金融機関がどれぐらい貸してくれるか)を試算。もうひとつは、毎月の返済額からどれぐらい借入ができるかを試算。 「住宅ローン 返済シミュレーション」とかでググると、試算できるサイトが色々出てくるけど、金利とか返済負担率とか、慣れないと何を入れれば良いのかよくわからない部分があったり
今回は業者選びについて。 スーモカウンターで業者を紹介してもらう 其の1 で書いたように、住宅展示場の営業戦略にはまり、とあるハウスメーカーで話を聞くことになり、家を建てることにしたわけだけど、そのためには業者を選ばないといけない。でも、業者はものすごくたくさんある。スーモカウンター でもらった資料を見ると、200〜300社(でも実際にはもっとありそう)。近所の住宅公園だけでも20社ぐらいあり、そこだけでも全部回るのは時間的に厳しい。そもそもどう選んだらいいのかすらもわからない。 というわけで、其の2 で書いたように、まずはスーモカウンターに行ってみた。 ここで家づくりの基本について教えてもらい、こちらの要望を出して、それにあった業者を4社紹介してもらった。この時出した要望は以下の通り。 木造がいい。 将来的に家族の人数が変わって、間取りを変えることを考えると木造軸組が望ましい。 なんとな
昨今要求が高まっているシステム配備の自動化の実現に欠かすことができないサーバの状態を自動的にテストするツールServerspecを開発し、インフラ分野における業務の効率化に貢献した。Serverspecは日本国内だけでなく、海外でも活用されている。 「第10回 日本OSS貢献者賞・日本OSS奨励賞」受賞者を選定 | 日本OSS推進フォーラム 推薦してくださった方、選考してくださった実行委員会のみなさん、ならびに Serverspec にコントリビュートしてくださったみなさん、使ってくださっているみなさん、ありがとうございます。 「日本OSS貢献者賞・日本OSS奨励賞」 | 日本OSS推進フォーラム によると、『「日本OSS奨励賞」は、… ≪中略≫ … さらなる活躍を推奨する … ≪以下省略≫』とのことで、次は貢献者賞に選んでもらえるような実績が残せるよう、精進したいと思います。 受賞者の名
タイトルの通り、10月から 株式会社リクルートテクノロジーズ Advanced Technology Lab の技術顧問になりました。 技術顧問といっても、あまり顧問的な仕事ではないのですが、中の人として活動するにあたって肩書きが必要で、他にわかりやすい名称が思いつかなかったので、技術顧問という肩書きになりました(技術フェローの方が近いかな、という感じだけど、事情によりフェローは使えないので)。 ATL の中の人としての活動ですが、世の中に新しい価値観をもたらすような OSS の研究・開発、言い換えると、Serverspec のような OSS を新たに生み出すのがメインのミッションとなります。 クックパッドの方も業務委託は継続させてもらうので、ATL での研究開発と、クックパッドでの現場運用、双方で良いフィードバックサイクルを回し、お互いにメリットがあるような成果を出していければいいな、と
ブログ書くまでが YAPC、ってことで、YAPC でお会いした方々に「家づくりエントリの続き楽しみにしてます」とか「続きまだですか」とか言われたので、其の2を書く(YAPC まったく関係ない)。 前回のエントリ のような流れで家を建てることになったわけだけど、それまで家を建てることなどまったく考えたことがなく突然のことだったので、家を建てる流れとかまったく知らず、何をしていいのかさっぱりわからないので、家づくりについて情報を集めることにした。というわけで、今回は、どんな風に情報を集めたかについて書く。 あくまでも自分の場合はこうだった、というだけの話であって、同じやり方を勧めるわけではないので、ご参考まで。 スーモカウンター まずインターネット上で検索してみたところ、スーモカウンター で 無料セミナー をやっているのを見つけたので、行ってみることにした。セミナーは色々あるけれど、1組様2講
フリーランスのソフトウェアエンジニアでしかも(確定申告的な意味での)実績が1年しかない人間が、ローンを組んで家を建てることになったので、その辺についてシリーズで書いていくことにしようかと。 フリーランスのエンジニアで家を建てた人の話としては、@a_matsuda さんの Hacking (My) Home という素晴らしいスライドがあったり、フリーランスではないけど、同業種のエンジニアが家を建てた話としては、元同僚の @morygonzalez さんの 2000 ブクマを超えるエントリ などもあったりするので、併せてどうぞ。 今回は、元々家を持つつもりは一切なくて、一生賃貸でいいや、というか、今後の家族構成の変化(子供が自立して出て行くなど)を考えると、断然賃貸の方がいいだろう、と思っていた人間が、なぜ家を建てることになったのか、そのきっかけになった出来事について。 ゴールデンウィーク中に
DevOps: Why Silos Suck And How To Break Them というエントリをたまたま目にして、「DevOps」という見なれない言葉が出てきたので、気になって調べてみたところ、自分が何となくやっていたことや、今までもやもやと考えていたことに一定の方向性が与えらえた気がしたので、整理してみることにします。 DevOps とは? 簡単に言ってしまうと「開発者と運用者の間の壁を取り払うためのベストプラクティス」と言えそうです。 開発者と運用者の間の壁? Flickr の中の人による 10+ Deploys Per Day: Dev and Ops Cooperation at Flickr という Velocity 2009 でのプレゼンスライドには「Devs versus Ops」という章があり、以下のような言葉が載っていました。 "It's not my mach
フリーランスになって1年が経った というエントリで少しだけ触れた、仕事でも絡んでいる Walter を自分はどう使っているのか、という話を書きます。 TL;DR Serverspec/Specinfra 本体のインテグレーションテストに Walter を Wercker と組み合わせて利用している Wercker は並列実行サポートしてないけど、Walter と組み合わせることで並列実行できて便利 Docker on CoreOS, CentOS 6.5, CentOS 7.0, Ubuntu 14.04, FreeBSD 10.1 の各 VM を使ったテストを並列で実行してる ローカルでも実行できて便利 (Wercker v2 でもできるようになってるけど、Walter の場合は Docker 環境なくてもできる) Dogfooding のため、Walter を Wercker と組み合
4月からクックパッドで仕事してます というエントリを書いてからちょうど1年経ったので振り返ってみる。 フリーランスになった経緯 そもそも最初からフリーランスになるぞ、と思ってなったわけではなく、なんとなく流れにしたがってたらフリーランスになってた。 もう少し詳しい経緯。色々あって2014年3月に無職(有給消化中のファッション無職じゃなくガチ無職)になって、普通に正社員として次の会社を探していて、知り合いに声をかけて話を聞いて回っていた。その中でクックパッドに決めたのは、セコンさん や mirakui さん の、これからクックパッドの技術やインフラをこうして行きたい、という思いや考えに共感し、そこに自分が価値を提供できるイメージが具体的に沸いたから。 ただ、事情があって最初から正社員ではなく、お互い様子見ということで、正社員になる前提で半年間業務委託契約という形で仕事してみましょう、というこ
面倒なので簡単に。 やったこと Serverspec が Black Duck Open Source Rookies of the Year 2013 に選ばれた(2013 だけど発表は 2014 年だった)。 Serverspec の論文書いた。 Developers Summit 2014 で登壇した。 フリーランスになった。 #ChefConf 2014 で登壇した。 WEB+DB PRESS に寄稿した。 July Tech Festa 2014 で基調講演やった。 Serverspec 本(通称アホ毛本)で単著デビュー(発売は来年だけど)。 よかったこと 論文執筆とか、WEB+DB PRESS への寄稿とか、US のカンファレンスで登壇とか、やれたらいいなー、と思ってたことがいくつか実現できた。 単著デビュー、しかもオライリーから、しかも自分が開発したOSSをネタに、というのは
ここ半年ほど取り組んでいた Serverspec に関する本が出ます。2015年1月17日発売予定です。 O'Reilly Japan - Serverspec Amazon.co.jp: Serverspec: 宮下 剛輔: 本 どんな内容か、というのは、サイトの紹介文や目次を見ればわかるので、ここでは、なぜこの鳥が表紙に選ばれたのか、といったことでも書こうかな、と思ったんですが、こういうのは明かさない方がおもしろいので、やっぱり書かないことにします。おそらく、何という名前の鳥なのかすらわからない方が大半かと思いますが、あえて伏せておきます。名前や生態は最後のページに載っていますので、知りたい方は買うなり、店頭で確認するなりしてみてください(妻が Facebook に名前を書いちゃってるけど)。 本書は、開発者である自分にしか書けないことをできる限り盛り込み、自分以外の人でも書けるような
追記 はてブでつっこみもらいました が、実行するカレントディレクトリは /var/lib/docker/execdriver/native/$id を使うのが正しいようです。(情報読み違えてた。)こちらには container.json があるので、ソースツリーからコピーしてくる必要ないですね。 また、コンテナ ID 取得は、docker ps -q --no-trunc の方が良い、とも教えていただきました。 つっこみにしたがって、最後の方の説明とシェル関数書き換えました。 つっこみありがとうございます! tl; dr タイトルまま 経緯 Docker でつくったコンテナの中に入って状態を確認するために、コンテナ内で sshd を立ち上げてアクセスする、ってなことを以前やってたんですが、コンテナ内で sshd を立ち上げる、というやり方がいまいちだし、そもそもコンテナの仕組みから考えれば
4/24(木) 発売の WEB+DB PRESS Vol.80 に テスト駆動インフラ&CIの記事を書いた というエントリを先日あげましたが、記事に対する更なる補足を。 記事中に DigitalOcean に公開鍵を手動で登録する手順があるのですが、実はこの手順、 vagrant-digitalocean が自動でやってくれるようなので、手動でやらなくても良いようです。 ソースコードを読んでみたところ、vagrant-digitalocean は、ssh_keyname で指定された名前の公開鍵が DigitalOcean 上に登録されていなければ、private_key_path で設定されたファイル名に .pub をつけたファイルの内容を登録する、という動きをするようです。 本特集の手順だと、手動で DigitalOcean 上に公開鍵を登録しており、vagrant-digitaloc
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