「お客様は3,000円キャッシュバックの対象となっております。キャッシュバックのお振込をさせていただくのに、◯◯というサービスにご加入いただいて・・・・・」 また始まった。 いきなり、仕事時間中だというのにお構いなしに電話をかけてきて、一方的にまくしたてる。 マニュアル通りに一言一句間違えず、淀みなく説明文を読み上げる鼻声のキツイ担当者の声が異常に耳障りである。 不明な相手からの電話にうっかり出てしまった自分を呪う。 しかし、この手のキャッシュバック特典の電話が頻繁にかかってくるのは何故だろう。 年がら年中キャンペーンを張って、通信キャリア会社はどのくらいの費用を年間計上しているのか想像できない。 ある一定の条件はあるのだろうが、一口3,000円からのキャッシュバックを大多数に大盤振る舞いするのだから、相当な金額を広告宣伝費に使っているに違いない。 3,000円を振り込んでくれるのは嬉しい