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Naofumi Kagami “We have guided missiles and misguided men”, Martin Luther King. Menu Skip to content Castle104.com Twitter LinkedIn 社会系の議論に対する根本的な思い – 自然科学をもっと見習って欲しい 先日「なぜ日本にリーダーがいないと言われるのか、ちゃんと論理的に議論しようよ」という書き込みをこのブログにして、はてぶなどに拾われて、サーバが2回もダウンするぐらいに多くに人に見ていただきました。 その後Wordpressにキャッシュのプラグインを入れて、サーバダウンの対策を施しました。 コメント欄にはあまり書き込みはなかったのですが、Twitterなどでいろいろな人が意見を述べていました。Twitterやはてなブックマークの意見をまとめてくれているのが以下のリ
Naofumi Kagami “We have guided missiles and misguided men”, Martin Luther King. Menu Skip to content Castle104.com Twitter LinkedIn 以前に「ブラウザの使用シェア統計はどれが正確か?」という書き込みをしました。ブラウザの使用率統計としてしばしば引用されるNetMarketShareとStatCounterのどっちが信用できるかについての内容でした。 NetMarketShareもStatCounterもアクセスログ分析ツールです。Google Analyticsと同じようなものです。そしてNetMarketShareやStatCounterのツールが導入されているウェブサイトのすべてからデータを集めて、ブラウザの使用シェア統計を算出しています。 しかしここが大き
以前に「ブラウザの使用シェア統計はどれが正確か?」という書き込みをしました。ブラウザの使用率統計としてしばしば引用されるNetMarketShareとStatCounterのどっちが信用できるかについての内容でした。 NetMarketShareもStatCounterもアクセスログ分析ツールです。Google Analyticsと同じようなものです。そしてNetMarketShareやStatCounterのツールが導入されているウェブサイトのすべてからデータを集めて、ブラウザの使用シェア統計を算出しています。 しかしここが大きな問題です。ウェブに関わっている人は一人残らずGoogle Analyticsのことを知っていますが、NetMarketShareにしてもStatCounterにしても、全く聞いたことがない人が多いのではないでしょうか。 それもそのはずです。Wappalyzerと
このブログではブラウザの使用統計を頻繁に使って議論をしています。特にStatCounterをよく使います。しかしその統計は信用できるものでしょうか? 答えからいうと、そのままでは信用できません。 もう一つよく使われているブラウザ使用統計はNetMarketShareがありますが、どちらかというとこちらの方が信頼性が高いと考えられることが多いです。ただNetMarketsShareの場合は細かいデータは有料になってしまいます。StatCounterは地域ごとの細かいデータまで無償で公開されています。 このあたりの細かい議論は、Roger Capriotti氏が書き下ろしています。 StatCounterはChromeの使用シェアが高く出ているのに対して、NetMarketShareはInternet Explorerの使用シェアが高く出ています。したがってGoogle派か、Microsoft
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IDCとApp Annieからモバイルゲームに関する調査報告が発表され、iOSとAndroidを合わせた収益が、モバイルゲーム機(NintendoやSonyなど)の収益の3倍であったことが報告されています。もちろん他の統計でも報告されているようにiOSの方がAndroidよりもずいぶんと収益が多く、iOSはAndroidの倍以上があります。 iOSやAndroidなどのスマートフォンがいずれモバイルゲーム機を追い抜くのはかなり前から予想できたことであり、必然だったと言えます。特に驚くべきことではありません。 しかしこの報告の中には、これ以外に驚くべき内容も含まれています。 Androidの地域性が異常 Androidが世界的に非常に多く売れていることは繰り返し報告されていますが、具体的にどの国で使われているかというデータはあまり出てきません。しばしば指摘されるのはiPhoneは先進国の中で
GMailが9周年を迎えたということで、その軌跡を振り返ったポストがありました。 Gmail: 9 years and counting 以前に私はこのブログで「AppleとGoogle, Amazonのイノベーションのおさらい」と題した記事を書きました。その中で最初のGoogle検索を除けば、以後のGoogleのイノベーションは『「十分」なものを無償化するというイノベーション』ばかりであると述べています。 つまりアイデアは古いものを使い、新しさは無料だということ。ほとんどそれだけ。 ここでは本当にそうなのかどうかをInfographicを眺めて検証します。ざっと見たところ、GMailの進化は以下のポイントに要約されます; 「無料のものとしては…」という改善。 カレンダー、チャット、ビデオチャットなど、他のサービスのバンドリング。 「Webベースとしては…」という改善。デスクトップアプリケ
昨日もFirefox OS関連のブログを書き、その中でAndroid 4.0があまりにも高いスペック(iOS 6を越える)を必要としていることについて紹介しました。その関連で、以下の記事を見つけましたので紹介します。 tsuchitani氏による「【メモリ256MB】この軽さが実現するとは…Firefox OSが示すスマートフォンOSの新機軸」 Androidは元々組み込み機器で広く用いられているARMやMIPS、そしてパソコンで用いられているx86、と異なった命令セットを備えた機種で同じアプリが動作するように、Dalvik VMという仮想マシンをOS本体に内蔵し、その上で様々なアプリを動作させる一方で、それぞれのハードウェアに搭載されているCPUの命令セットを直接実行して高速動作するアプリも許容するなど、込み入った構造になっていて、しかもOSの進化の過程で様々な新機能や、アプリが新しい機
Samsung Galaxy S4のローンチイベントがあまりにも退屈だったので私はちゃんと見ませんでしたが、どうやらAndroidやGoogleのことについてはほとんど触れられなかったようです。 Android携帯メーカーのGoogleばなれについてはここ数ヵ月間でかなり顕著になっていますが、私が予想していたよりも速いペースで進んでいるのが驚きです。 AndroidのリーダーだったAndy Rubin氏が降ろされましたが、Googleはこの状況にかなり危機感を抱いている可能性があります。今年の前半に具体的な策がGoogleから発表されるかも知れません。例えばスマートフォン用のChrome OSの発表などが考えられます。Samsungしか利さないAndroidの開発終了も現実的なオプションとして検討されていることでしょう。
アップデート: 3/19日、Satoshi Nakajimaさんのブログに関連した書き込みがありました。単純に人事を根拠に議論しています。そしてどうしてChrome OSとAndroidの統合を急ぐかについては『「すべてをウェブ・アプリケーションとして提供する」というGoogleのビジョンには Chrome OS の方が相性が良い』と書くにとどめています。しかし結論は同じです。AndroidとChrome OSは統合される予定であり、それもChrome OSを優先した形になるということです。私も同意見です。人事を見ただけで十分にこの結論に至ります。 Androidの開発を指揮していたAndy Rubin氏が役割を降ろされ、別の部署に移されることが発表されました。 5月にAndy RubinがD11会議で話す予定だったそうなので、今回の話は比較的唐突だったようです。 いまのところどうしてこう
イノベーション論の第一人者のClayton Christensen氏はイノベーションをひとくくりだ考えるのではなく、破壊的なイノベーション(disruptive innovation)と持続的なイノベーション(sustaining innovation)と分けて考えています。そして破壊的イノベーションは市場の構造をひっくり返す力を持ったもの、持続的イノベーションは市場の覇者がそのまま力を保ち続けるものと位置づけています。 さてMozilla Foundationが新たに開発したFirefox OSですが、これはかなり破壊的イノベーションの要件を満たしているような気がします。私自身はFirefox OSを触ったわけではないのですが、特にKDDI取締役執行役員専務の石川雄三氏のコメントを参考に考えてみたいと思います。 破壊的イノベーションはローエンドから入る Wikipediaの記事にも書いて
今日これで数時間潰してしまったのでメモ。 Ruby 1.9のCSVでShift-JISのファイルを読み込むときのバグです。 # encoding: UTF-8 require 'csv' CSV.foreach('test.csv', row_sep: "n", encoding: "SJIS:UTF-8") do |row| puts row.join(':') end CSV.foreach('test.csv', encoding: "SJIS:UTF-8") do |row| puts row.join(':') end ファイル”test.csv”は以下のもので、行末は”n”でエンコーディングはShiftJISで保存してあります。 今日は,2月末なのに,東京でも,大雪でした ruby 1.9.2-p290で実行すると NaoAir:Desktop nao$ ruby test.r
ブログが割とよく読まれているソフトウェアエンジニア、Satoshi Nakajima氏が『誰も言いたがらない「Sony が Apple になれなかった本当の理由」』のブログ記事の中で日本の家電メーカーの問題点を述べています。 僕は過去に「なぜ日本にリーダーがいないと言われるのか、ちゃんと論理的に議論しようよ」と題して、日本の問題点を議論するときにしばしば目にするめちゃくちゃな論理について紹介しましたが、Nakajima氏のは残念ながらそれのまさに好例のような記事です。 Nakajima氏はSonyの問題点として以下の点をあげています。 「何を自分で作り何をアウトソースするか」が最適化できない企業は世界で戦えない。 ハードウェア技術者よりもソフトウェア技術者が重要なのであれば、不要なハードウェア技術者は解雇し、優秀なソフトウェア技術者を雇うのは当然である。 日本の家電メーカーは、未だに終身雇
先日「iBooks Authorは電子書籍ではなくブックアプリを作るソフト。だからePub3じゃない。」という書き込みの中で、iBooks AuthorがePub3を採用しなかった最大の理由はデジタルの可能性を最大限に追求したいからだろうと推論しました。 その書き込みをしたときから気になっていたことがあります。ePub3ではJavascriptが使えます。そしてJavascriptを使えば、もしかしてiBooks Authorと同じようなインタラクティブなウィジェットが作れるかもしれません。つまり、iBooks Authorと同じ機能をePub3で実現することが不可能とは断言できないのです。 それにもかかわらずiBooks AuthorがウィジェットにePub3を採用しなかった理由は何だろうと考えました。以前の書き込みをした当時は、ePub3やJavascriptのような業界スタンダードに
Macworld誌のJason Snell氏が“Why iBooks Author is a big deal for publishers : Now creators can make interactive books without becoming app developers”という記事でiBooks Authorの位置づけを出版社の立場で紹介しています。 ポイントは以下の通り; iOSアプリの開発は難しく、高い。特に優れて開発者を探すのが難しいのです。 iPad用の雑誌とか書籍タイプのアプリにはすごいものがあるけど、普通の出版社にはなかなかあれほどのものは作れません。 iBooks Authorがすごいのは、Al GoreのOur Choice並みの書籍タイプのアプリが、iOSアプリ開発をしなくても作れてしまうことです。 iBooks AuthorがなぜePub3フォーマット
先ほどNHKで「シリーズ日本新生 : 生み出せ!“危機の時代”のリーダー」という討論番組をやっていましたが、会場でプレゼンとかをしている人の論理があまりにもめちゃくちゃなので、耐えられずに消してしまいました。 「日本にリーダーがいない」というのはよく言われる話です。でもその原因をちゃんと論理的に考えている人はほとんど聞きません。またリーダーがいないから日本がだめになっていくんだという議論についても、本当にそうなのかを論理的に述べている人も見かけません。単なる憶測や思い込みで話している人がほとんどです。 番組をちゃんと見ていないので、本当は批評する資格はないのですが、一般的な話として自分の考えを紹介します。 日本の問題をなるべく論理的に考えてみましょう。 スティーブ・ジョブズを例に出すことのアホらしさ スティーブ・ジョブズが亡くなったのがついこの前だからみんな例に出すのでしょうが、本番組でも
東芝が2つのCPU、38個のセンサー、カメラなどを搭載したロボット掃除機(名前は「スマーボ」。要するに「ルンバ」もどき)を10月1日に発売するそうです。実売予想価格は9万円前後。月次販売目標は5,000台だそうです(正確な数字はわかりませんが、それに対してルンバはおそらく2010年で年間10万台を販売)。 東芝ホームアプライアンス株式会社のプレスリリース 東芝が「ルンバ」のようなロボット掃除機「Smarbo」を10月1日に発売する(ITmedia) この掃除機、何がすごいかというと価格がすごい。これでルンバの半分ぐらい売れるかもという販売予想の大胆さもすごい。 Amazonで”roomba”を検索してみるとわかりますが、ルンバは¥34,780のルンバ530から¥82,800のルンバ780まであります。新しい東芝のロボット掃除機スマーボは、後発でありながら最上位機種よりも高い9万円のモデルだ
上杉周作さんがTwitter上に以下の言葉を書き込んでいて、あっちこっちでretweetされていました。 どこに書いてあったか覚えていないのですが、Steve Jobs氏とかはあたかも未来を見て来たかのようにイノベーションを語るそうなので、なるほどねって思いました。 イノベーションとはなにか?私は主に Clayton Christensen の著書を読んだり、あるいはApple社の遍歴を見ながら、以下のことではないかと思っています。 イノベーションは、人々の生活を豊かにするものです。豊かにしないものはイノベーションにはなりません。また革新的でなくても、生活を大きく改善できるものであれば、それはイノベーションです。 多くの人が昔から思いついていることであっても構いません。また試作機を誰かが作ったものであっても良いのです。この段階ではまだイノベーションは起こっていません。イノベーションが起こる
GETの利点と言えば、 検索結果をブックマークしたり、URLをコピーしたり、リンクを作ったりできます。POSTを使っている場合は、検索トップページにしか移動できません。 アクセスログにクエリーが保存されますので、どのような条件で検索されたかを後で分析することができます GETはプロキシサーバでキャッシュされますので(キャッシュが恩になっていれば)、サーバへの負担が減らせます ということで僕は圧倒的にGETにするべきだと思いますが、世の中のウェブサイトを見ると、POSTを使っているウェブサイトがかなり多いです。 W3Cでも Use GET if: The interaction is more like a question (i.e., it is a safe operation such as a query, read operation, or lookup). Use POST
Asymcoというハイテクの動向を追いかけたブログが非常に秀逸で、急速に話題になっているみたいですが(僕はJohn GruberのDaring Fireball経由で知りました)、著者のHorace Dediuが「存在の理由」(“the existential theory”)というこれまた面白い記事を書いていました。 簡単に言うとこうです。 会社にいるときは、主にデータの収集とそれをプレゼンテーションすることを行っていました。聴衆は最小で一人、最大でも数十人。そしていったん発表が済むと、記憶としてはだいたい3日持ちません。ひと月もすれば完全に忘れ去られます。 なぜこうなるかというと、企業内では情報の伝達と貯蔵、消費は制限されるからです。この結果、企業内アナリストの仕事は限りなく無駄になってしまいます。 もう嫌になってしまったきっかけは、経営陣のミーティングで発表する分析に2週間費やしたの
アップデート ドコモが言っている2年契約で4万円強について、情報源等を追記します。 2年契約と言っているのは例えばPC Onlineの記事で確認できます。またこの場合、ドコモのスマートフォン割引価格と同様のものが適応されてはじめて4万円強の価格になるだろうとぼくは考えています。 ドコモから発売されるGalaxy Tabの本体価格も料金プランもまだ正式には発表されていませんが、本体価格がだいたい4万円強になるということ、それと料金プランがドコモの他のスマートフォンのプランに準ずること(通話料金も必要そうだということも)が言われています。 そこで予備的ではありますが、iPadとの料金プラン比較をしてみました。iPadもGalaxy Tabの2年縛りがあるので、24ヶ月使った場合の料金を比較しています。 なおSamsung Galaxy Tabの本体価格は¥40,000として計算し、月々の支払い
伝説的起業家でベンチャーキャピタリストのPaul Graham (Wikipedia)が”Ramen Profitable“というエッセイを書いていました(和訳)。 「バイオの買物.com」のビジネスをやる上で僕が気をつけていること、僕がどうして資金調達などをしないのかなどが良く説明されています。 バイオでインターネットを使ってビジネスをやろうという会社はいくつかあります。いずれもまだ本格的に立ち上がっていませんが、資金調達に奔走したり、もしくはウェブサイト開発外注などを主な収入源としているところも中にはあります。そういうところはこのエッセイを見て、ちょっと考えを巡らしてみることをお勧めします。このエッセイが必ずしも正しいとは言いませんが。 “Ramen Profitable”というのは、創業間もないベンチャー企業が、創業者の生活費をギリギリまかなうだけの収入を得ている状態を意味する言葉で
ライフサイエンス研究支援の試薬や機器を日本で買うと、米国より2-3倍高いというのは割と一般的に言われています。実際には製品やメーカーによる違いが大きく、ものによっては米国より安い値段で売っていたりするのですが、古くからある製品についてはおおむねその通りです。 どうしてこうなってしまうのでしょうか? 日本と米国の流通システムの大きな違いは代理店の存在です。日本では顧客である研究者とメーカーの間にほぼ必ず代理店が入っています。代理店は研究者からの注文を受け、メーカーに発注し、製品が届いたら研究室に届けにいきます。それに対して米国では研究者は直接メーカーに発注し、メーカーから直接製品が届けられます。 日本と米国の違いは代理店の存在だから、代理店のマージンの分だけ価格が2-3倍になっているに違いない。そう思っている研究者も多いと思います。 しかし実際には代理店は平均で高々10%ぐらいしかマージンを
アップデート 下記のコード例では状態を保存するために input type=”text” を使いました。この値を表示したくない場合は、input type=”hidden” を使わずに style=”display:none” とした方が良いようです。ブラウザによっては(例えばSafariの5以降) type=”hidden”の値が保存されるとは限りません(Webkit Bugzilla)。input type=”text”とstyle=”display:none”の組み合わせに方が、異なるブラウザ間で確実に動作してくれそうです。 AJAXをたくさん使ったページでバックボタンを使えるようにしたいと思って、ウェブでいろいろ探しました。見つかったのは例えば Really Simple History (RSH)やYUI Historyなどで、以下に述べるようにかなり怖いぐらいのハックをしている
僕は生化学・分子生物学の研究が専門で、2001年以降にプログラミングを始めています。そしてオブジェクト指向プログラミングをちゃんと勉強したのは2005年頃からです。 プログラミングを勉強しながら、オブジェクト指向プログラミングと多細胞生物の仕組みとのよく似ていることを強く感じました。オブジェクト指向プログラミングではオブジェクト同士がメッセージをやり取りできますが、メッセージをやり取りする以外にはお互いに直接干渉しないようになっています。また各オブジェクトは独立性が高く、作業をするためのメソッドとデータを共に内包しています。 同じように細胞は、仮にそれが人間などの多細胞生物の一部であったとしても、独立性が高く、お互いにサイトカインなどでメッセージをやり取りしています。そして受け取ったメッセージを処理するためのメカニズムはすべて個々の細胞が内包しています。その独立性を最も顕著に示しているのは
録画してあった上田泰己さんの「プロフェッショナル:仕事の流儀」を先ほど見ました。とても面白かったです。いつも場違いの「脳では〜」コメントを連発する、僕の恥ずかしい高校の先輩、茂木さんも、真の研究者の前では黙ってしまうのだなというのも面白かったのですが、それよりも何よりも、データを前に考え込み、頭の中で理論を構築している上田さんの姿が良かったです。 実際の研究現場で実験を繰り返している人にとって、データの解釈を真剣にゼロから考えるなんてまさにあこがれではないでしょうか。みんな研究者を志したのは、雑然としたデータの山の中から宝石を見つけ出し、そして生命の新しい理論を導きたい、あるいは疾患の治療法を見いだしたいからではないでしょうか。そういう意味で上田さんの志は確かにとても格好いいのですが、現場の研究者全員に共通しているものでもあると思います。 僕はもう不惑を過ぎて研究の現場から離れているのです
2009年末、”The Official Google Blog”に掲載された Jonathan Rosenberg, Senior Vice President, Product Managementの記事、“The meaning of open”を和訳しましたので、以下に紹介いたします。 この内容に賛同するかしないかは別として(私も部分的には賛同していません)、非常に示唆に富んだ文章であることは間違いないと思います。 もし何かに利用したいということであれば、引用、転載、修正は全く自由ですので、よろしくお使い下さい。 なお、この翻訳はGoogle翻訳者ツールキット (http://translate.google.com/toolkit)を使って行いました。 —– 以下翻訳 —- オープンであることの意味 インターネット、グーグル社、そして我々の利用者にとって「オープン」であること意味
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