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衆院選
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4日、佐賀競馬場で行われた第24回JBCクラシック(3歳上・JpnI・ダ2000m・1着賞金1億円)は、好位から3角で内をすくって先頭に立った川田将雅騎手騎乗の1番人気ウィルソンテソーロ(牡5、美浦・小手川準厩舎)が、好位から脚を伸ばした4番人気メイショウハリオ(牡7、栗東・岡田稲男厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分08秒0(良)。 さらに3馬身差の3着に7番人気キリンジ(牡4、兵庫・新子雅司厩舎)が入った。なお、2番人気ウィリアムバローズ(牡6、栗東・上村洋行厩舎)は6着に、3番人気ノットゥルノ(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)は5着に終わった。 勝ったウィルソンテソーロは、父キタサンブラック、母チェストケローズ、その父Uncle Moという血統。近7戦は強敵相手の戦いであったこともあり勝ち切れない競馬が続いていたが、その鬱憤を晴らすような圧勝劇。重賞はこれが4勝目、そしてJpn
JRAは8月10日、角田大河騎手(21)=栗東・石橋守厩舎=が死去したことを発表した。 元騎手の角田晃一調教師=栗東=を父に持ち、兄・大和=栗東・角田晃一厩舎=も騎手という競馬一家に育った。22年3月に石橋守厩舎所属でデビュー。初騎乗から1、2Rをいきなり連勝と存在感を示し、1、2年目はともに36勝をマークした。2年目の23年3月には、毎日杯のシーズンリッチで重賞初勝利。今年もここまで18勝と着実に白星を伸ばしていた。 同騎手は8月1日の夜、函館競馬場の馬場内に自身が運転する自動車で侵入し、芝コースを損傷させた。同日に函館市内で開催されていた花火大会を見るためと説明していたが、JRAは重大な非行行為にあたるとし、8月3日から騎乗停止処分を科していた。また、23年には競馬開催中におけるスマートフォンの不適切使用で、同5月13日から6月11日まで30日間(開催10日間)の騎乗停止処分を受けた。
JRAは8月2日、角田大河騎手(21)=栗東・石橋守厩舎=が函館競馬場の馬場内に自らが運転する自動車で侵入し、芝コースを損傷させたと発表した。日本中央競馬会競馬施行規程の第148条4項に基づき、8月3日から裁定委員会の議定があるまで騎乗停止となった。そのため、今週末は日曜の札幌11R・エルムSのベルダーイメルなど今週末の札幌で予定していた土曜7鞍、日曜7鞍の計14鞍が乗り替わりとなる。今後、JRAによる裁定委員会が開かれ、正式な処分が決まる。 事件は8月1日の20時30分頃に函館競馬場内のガードマン室に、芝コース内を自動車が走行していると連絡が入った。ゴール前で停車させたところ角田河が運転し、同乗者が1人いたことが発覚した。当日に函館市内で開催された花火大会を見るためだったといい、酒は飲んでいなかった。芝コースには、車輪の跡がくっきりと残っている。 角田河は23年4月の競馬開催中にスマート
TCK特別競馬組合は9日、所属騎手の的場文男騎手(67)=大井・フリー=に対して競馬開催期間外の不適切な行為により、当該騎手による騎乗が競走の公正を害する恐れがあるため、特別区競馬組合競馬実施規則第39条第1項第2号の規定に基づき、12日までの騎乗変更を命じた。 同組合は「現状、処分委員会が調査中のため詳細はお答えできない」と説明したが、騎手間でのトラブルの報告があり、的場文のみに非があったとみて処分が下された。なお、同騎手は8日から5カ月半ぶりに騎乗を再開したが、痛みから9日は乗り代わることになっていた。 ※第39条 (1)当該騎手による危険があるとき。 (2)前号に掲げるもののほか、当該騎手による騎乗が競走の公正を害するおそれのあるものであるとき。 提供:デイリースポーツ
4月20日の福島牝馬Sで落馬した吉田隼人騎手=美浦・フリー=について、兄の吉田豊騎手=美浦・フリーが同25日、美浦トレセンの調教中に報道陣の取材に応じて、容体などについて語った。 吉田豊騎手は「福島の病院に会いに行きましたけど、くも膜下出血です。意識はありますが、意識障害がある状態です。体は動かせているので麻痺とかはなさそうですけど、しゃべることや記憶がどれだけ残るか。病院の先生からもすぐに良くなる感じではなく、長く見てくださいと言われています。あれだけの怪我でも命は助かったので」と神妙な面持ちでコメントした。 スポーツ報知
世界的名手で日本でもおなじみのオリビエ・ペリエ(51=フランス)が25日の騎乗をもって現役を引退すると、英競馬メディア・レーシングポスト電子版が伝えている。25日は仏南西部のラ・テスト競馬場で2鞍に騎乗する。 ペリエは凱旋門賞3連覇(96〜98年)を含む4勝の実績。フランスでは4度の平地リーディングジョッキーに輝いた。日本でもJRAで379勝、重賞39勝を挙げた。02年と03年にシンボリクリスエス、04年はゼンノロブロイで有馬記念3連覇した経験を持ち、01年ジャングルポケットと04年ゼンノロブロイでジャパンCを制した。 短期免許を取得して日本で騎乗する外国人騎手のパイオニアとして、日本と海外の架け橋となった。 スポニチ
「ジョッキーたちは、命を守り合う仲間」人馬の命を守るため──より強く持ち続けたい思い【In the brain】 4月6日、起きてほしくないと思い続けてきた事故が起きてしまいました。 事故は起こり、そして康太が旅立ってしまった。落馬したという事実だけを切り取れば、先行馬との距離が近すぎたことが原因なので、事象そのものは当該馬に騎乗していた騎手の責任です。当然、周りにいたジョッキーたちは誰も悪くない。かといって、康太が雑に乗っていたのかとなると、決してそんなことはない。ただ、あの瞬間、ほんの少し、本当にほんの少しだけ、前の馬との距離が近すぎてしまった。 康太への想い、思い出は、僕の心にあります。ここで僕がお伝えしたいのは、ほんの数センチの差で、ああいった事故が起きてしまう危険な部分もあるのが『競馬』だということ。死につながる事故がJRAでは20年間起こらなかったというだけで、そういった事故が
康太は昨日、天国に旅立ちました。 土曜日の落馬後からずっと意識のない状態で、何とか頑張ってほしいと願ってはいましたが、正直、いつ息を引き取ってもおかしくない状況でした。 そんななか、頑張って心臓を動かし続け、家族や友人たちが気持ちの整理をするため、そして、それぞれがお別れを言うための時間を作ってくれた康太。優しい康太らしい最期だったと思います。 明るくて、本当にいいヤツで、弟であると同時に大事な友達のような存在でした。もう笑って冗談を言い合えないこと、レースで競い合うことができないこと、とても寂しいです。 ですが、いつまでも悲しんでばかりはいられません。普段からよく話をしていたので、僕には康太の気持ちがよくわかります。 まだ35歳。これからも続くはずだった人生で、まだまだやりたいことがあったのは間違いないです。ただ、ここまでの人生にはまったく悔いがなかったと思いますし、大切な家族のために、
JRAは11日、6日の阪神競馬7Rで落馬負傷した藤岡康太騎手=栗東・フリー=が10日午後7時49分に死去したと発表した。35歳だった。落馬後は意識不明の状態が続き、入院加療していた。 藤岡康太騎手は、1988年12月19日、滋賀県出身。祖父が厩務員で、父が健一調教師、兄が佑介騎手という家庭に育った。07年3月に栗東・宮徹厩舎から騎手デビュー。競馬学校の23期生で同期には浜中俊、丸田恭介、田中健、荻野琢真、宮崎北斗、草野太郎、大下智(現調教助手)、池崎祐介元騎手がいる。 07年3月3日の中京1Rで父の管理するヤマニンプロローグに騎乗し、初騎乗初勝利を達成。ルーキーイヤーはJRAで24勝を挙げ、中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。09年にジョーカプチーノのファルコンSで重賞初制覇を果たすと、同年のNHKマイルCで10番人気の低評価を覆してG1初制覇を達成した。 その後もコンスタントに白星を
6日の阪神7R(4歳上1勝クラス)でスウィートスカーに騎乗した際に落馬、頭部と胸部を負傷した藤岡康太(35=フリー)について10日朝、兄の藤岡佑介騎手が栗東トレセンで現状を、以下のように説明した。 「たくさん心配されている方もいらっしゃると思うので現状をお伝えしておきたいと思います。落馬でご迷惑、心配をお掛けて申し訳ありませんということと、まだ意識が戻っていない状態で、本人の頑張りに期待するしかないというところで、僕ら家族も見守っている状態です。ファンの方もたくさん心配されている方がいらっしゃると思うので、何とか帰ってこられるように願ってあげてほしいと思います」とコメントした。 スポニチ
1月某日、美浦トレセンに大手牧場の重鎮の姿が。これはまたとない機会と思い、気になっていた質問をぶつけてみた。 「ウマ娘の影響力は、現場でも感じ取っていますか?」 いまさらながら、話題の『ウマ娘 プリティーダービー』について説明したい。公式サイトによると、“かつて名勝負、伝説のレース、偉大な記録を生んだ競走馬の名前と魂を受け継いだ『ウマ娘』たちが織りなすクロスメディアコンテンツ!”とのこと。世間ズレしてブームに乗り遅れた私は詳しく知らなかったのだが、熱心なユーザーである記者仲間に聞くと、実在する名馬を基にしたキャラクターを育成し、レースで活躍させるゲーム(21年にサービス開始)だそうだ。 ゲームに先駆けて漫画やアニメ化もされており、もともと競馬が好きだったファンにとどまらず、それまで競馬に興味のなかった人々もとりこにしている大人気コンテンツ、それが『ウマ娘』である。もちろんトレセン内でも話題
JRAは2月14日、2022年4月16日の福島8Rで落馬し、第4胸椎脱臼骨折の大けがを負った藤井勘一郎騎手=栗東・フリー=が2月29日をもって騎手を引退すると発表した。2月17日に京都競馬4レース(11時30分発走予定)終了後に、京都競馬場のウィナーズサークルで引退セレモニーも行われる。 藤井騎手は、中学3年生でJRA競馬学校の騎手課程を受験しようとしたが、体重を1キロ落とせず断念。豪州に単身渡って01年に見習い騎手免許を取得した。その後、シンガポール、韓国など13か国を渡り歩き、海外で516勝。南関東競馬やホッカイドウ競馬でもキャリアを積んだ。 クリソライトで16年コリアC、モーニンで18年コリアスプリント(ともに韓国G1)を制し、19年2月に6度目のチャレンジでJRA騎手免許試験に合格。記録の残る81年以降では、海外で騎手免許を取得した後にJRAの騎手試験に合格した日本人は、横山賀一元
04年スプリンターズSを制した快足馬カルストンライトオ(牡、父ウォーニング)が7日、けい養先の日西牧場(北海道日高町)で老衰のため息を引き取った。26歳だった。 現役時代は栗東・大根田厩舎に在籍し、大西とのコンビで02年アイビスSDを快勝。勝ち時計53秒7は現在も新潟芝1000メートルのJRAレコードとして刻まれている。04年アイビスSDで隔年V、続くスプリンターズSでG1馬の仲間入りを果たした。 引退後は種牡馬入り。産駒は14年生まれのメイショウテンセイがダート1200メートルで5勝し、オープン入りを果たした。 日西牧場の高山直樹代表取締役社長は「きのう立てなくなって今日、早朝に亡くなりました。うちに来て5、6年。おとなしくて、かわいかった。思い出はたくさんあります」と別れを惜しんだ。 スポニチ
女性の進出という観点で見れば、2023年の中央競馬は、歴史的な年として記録されるだろう。3月から2人増えて6人となった女性騎手は、50勝と躍進した永島まなみ騎手(栗東)を筆頭に、全員が2桁勝利をあげた。12月には、24年度の新規調教師試験で前川恭子・調教助手(当時栗東・坂口智康厩舎)が合格。24年1月1日付で免許が交付され、中央競馬史上初めての女性調教師が誕生した。 「経営者」出現の意味 前川調教師は千葉県富里市出身。厩舎関係者との縁故はないが、実家の近くが馬産地であったため、幼い頃から馬に親しむ機会があり、筑波大時代は馬術部で活動。美浦の乗馬苑でアルバイトをしたことが、トレセン入りにつながった。牧場勤務を経て03年に競馬学校厩務員過程を履修し、同年10月に栗東・崎山博樹厩舎で厩舎人として一歩を記した。 今回が5回目の受験で、平均的な受験者よりは遅めのスタート。栗東の他厩舎の調教助手との間
G1を3勝した白毛のアイドルホース、ソダシ(牝5歳、栗東・須貝尚介厩舎、父クロフネ)が現役を引退することが10月1日、分かった。須貝調教師が明らかにした。今後は北海道のノーザンファームで繁殖牝馬になる予定。 同馬は6月4日の安田記念で7着に敗れた後、脚部不安を発症。北海道苫小牧市のノーザンファーム空港で休養していた。通算成績は16戦7勝。総獲得賞金は6億2923万4000円。重賞6勝。G1は2020年阪神JF、2021年桜花賞、2022年ヴィクトリアマイルの3勝。 須貝調教師「きょう、ちょうど妹のママコチャがG1を勝ったことで、金子オーナーから『ちょうどいいタイミングでバトンを渡せるのではないか』とお話がありました。ソダシは本当にファンの皆さまに愛されてきたと思います。白毛馬として、次々と歴史的快挙を成し遂げてくれました。世界的にも注目される存在になり、本当に頑張ってくれたと思います。妹の
JRAは9月12日、2006年のオークスと秋華賞を制し、同年度のJRA最優秀3歳牝馬と最優秀父内国産馬を受賞したカワカミプリンセスが起立不能となり、11日に死んだことを発表した。20歳だった。現役引退後は、北海道新ひだか町の三石川上牧場で繁殖牝馬としてけい養され、繁殖牝馬から引退後も同牧場で余生を過ごしていた。 三石川上牧場の上山浩司代表は「最後まで元気で気丈な馬でした。また、現役引退後もファンの皆様からたくさんのプレゼントをいただくなど、とても人気のある馬でした。これまで応援どうもありがとうございました」とコメントした。 現役時代は栗東の西浦勝一厩舎に所属。2006年2月に新馬勝ちし、君子蘭賞、スイートピーSと3連勝で臨んだオークスを3番人気で勝って牝馬クラシックで重賞初制覇。続く秋華賞も制して、デビューから本田優現調教師の手綱で無傷5連勝で牝馬2冠に輝いた。その後は勝ち星に恵まれなかっ
昨年の菊花賞を制したアスクビクターモア(牡4=田村、父ディープインパクト)が放牧先で熱中症による多臓器不全で急死した。JRAが9日、発表した。8日付けで競走馬登録を抹消した。 一般的にサラブレッドは寒さに強く、暑さに弱い生き物とされている。今回は放牧先での悲劇でレースとは無関係だが、JRAは近年の猛暑を考慮し、手を打っている。 来年より、夏競馬における暑熱対策を強化すると発表済み。熱中症リスクが著しく高い時間帯でレースの休止時間を設ける。 具体的には1Rの発走時刻を繰り上げ(午前9時半頃)。午前中に前半5Rまで行い、正午前後から気温が最も上がる時間帯にレースを休止。午後3時頃に再開し、6R以降の後半レースを行う。メイン競走の時間帯は変えず、最終レースの発走は午後6時半頃を想定。人馬の安全確保を最優先に開催を進めていく。 実施予定は7〜8月。対象となる競馬場は検討中だが北海道(函館、札幌)は
昨年の菊花賞を制したアスクビクターモア(牡4=田村)が放牧先で熱中症による多臓器不全で死んだ。JRAが9日、発表した。8日付けで競走馬登録を抹消した。 アスクビクターモアは父ディープインパクト、母カルティカ(母の父レインボウクエスト)の血統で、21年6月の2歳新馬でデビュー。初戦は3着だったが、続く未勝利戦で初勝利を挙げると、22年のG2・弥生賞ディープインパクト記念で重賞初制覇。皐月賞5着、日本ダービーは3着だったが、クラシック最終戦の菊花賞を制した。 今年の宝塚記念(11着)がラストランとなった。通算12戦4勝。獲得賞金は3億4527万5000円(付加賞含む)。 スポニチ
7日(水)、門別競馬4RのJRA認定フレッシュチャレンジ(2歳新馬・ダ1200m)で、クラグオー産駒のマルゼンスキーツー(牡2、北海道・佐久間雅貴厩舎)がデビューを迎える。 同馬は父クラグオー、母エーシンラピッド、母の父クロフネという血統。馬名の意味は「マルゼンスキー(父父父父名)+2。父系血統を世代を超えて継ぐ」。 名前から察する通り、同馬はマルゼンスキーの直系産駒。4代父×母母母父でマルゼンスキー4×4のクロスを持っている。3代父スズカコバンはミスターシービーやカツラギエースと同世代で、85年の宝塚記念覇者。また、祖父クラキングオー、父クラグオーはホッカイドウ競馬で活躍した。 クラキングオーは僅か3頭の産駒から2頭の重賞ウイナーを輩出。うち1頭のクラグオーが種牡馬入りして血を繋ぐと、クラグオー産駒はデビューした5頭全てが勝利を挙げる活躍だ。 本馬もまずはデビュー戦での勝利が目標。貴重な
「ダービーを見て、すごく怖かった」レース直後に急逝した悲しみを乗り越え、イグナイターでさきたま杯を勝つまで 先週31日、浦和・さきたま杯JpnIIをイグナイターが制しました。昨年の地方競馬の年度代表馬で、JRA馬と戦うダートグレード競走はこれが3勝目。しかしながら、新子雅司調教師は「今回は怖かった……」と胸の内を明かします。 そのきっかけは、日本ダービーのゴール直後、スキルヴィングが急性心不全で倒れたこと。8年前のJBCスプリントで同じ理由によって管理馬が倒れた悪夢と後悔が蘇ったといいます。大レースで勝つには究極の仕上げが時に求められます。 そこで生きる人たちの「ちょっと馬ニアックな世界」を覗いてみましょう。 好位から直線でグイッと伸びると、スマイルウィ(船橋)をクビ差交わしてさきたま杯を勝ったイグナイター。地方競馬の年度代表馬にあたるNARグランプリ年度代表馬に昨年選ばれた園田・姫路競馬
現役時代に重賞4勝を挙げて、名バイプレーヤーとして人気を集めたナイスネイチャが30日12時40分、北海道浦河町の渡辺牧場で死んだ。35歳だった。存命のJRA重賞勝ち馬としては最高齢だった。同日、認定NPO法人引退馬協会がホームページで発表した。 ナイスネイチャは父ナイスダンサー、母ウラカワミユキ、母の父ハビトニーの血統。通算成績は41戦7勝(重賞4勝)。90年に栗東・松永善晴厩舎からデビュー。3歳時に小倉記念、京都新聞杯、鳴尾記念と重賞を3勝。その後は有馬記念で3年連続で3着に敗れるなど惜敗が続いたが、6歳時の高松宮杯で17戦ぶりの勝利を挙げた。総獲得賞金は6億2358万5600円。 96年に現役引退後、97年からは種牡馬として日高スタリオンステーションで繋養され、代表産駒のセイントネイチャーはJRAで3勝を挙げた。また、99年にワイド馬券が発売開始となった際にはキャンペーンキャラクターに
日本生産馬アルバートドックが、「イタリアでリーディングサイアーを獲得」という喜ばしいニュースが入ってきた一方で、イタリア競馬の実態はとても苦しいそう。 ダービーがGIIに格付けされてしまったことにはじまり、賞金の支払い遅れなどの問題についてミルコ騎手は「心配になる」と話します。 日本競馬とイタリア競馬の違いや、イタリアで競馬が衰退してしまった理由についてミルコ騎手の見解を伺いました。 (取材・構成=森カオル) Q「2016年の小倉大賞典と七夕賞を勝ったアルバートドックが、2022年のイタリアのリーディングサイアーになったというニュースを見て、なんだかうれしくなりました。財政難が叫ばれて久しいイタリア競馬ですが、多少は盛り返しているのでしょうか? アルバートドックには、種牡馬としてもっともっと活躍してほしいです!」(雨のち晴れさん) ミルコ アルバートドックには乗ったことはないけど、何度も同
JRAは3日、今村聖奈騎手(19)=栗東・寺島、古川奈穂騎手(22)=栗東・矢作、永島まなみ騎手(20)=栗東・高橋康、角田大河騎手(19)=栗東・石橋、河原田菜々騎手(18)=栗東・渡辺、小林美駒騎手(18)=美浦・鈴木伸=の6人に30日間の騎乗停止を科したことを発表した。 競馬開催中に騎手控室でスマートフォンを使用したため。日本中央競馬会競馬施行規程第147条19号の「競馬の公正確保について業務上の注意義務に違反した者」に該当すると認められ、処分が下った。 同様の処分では15年3月に、JRA通年免許を取得したC・ルメール騎手が騎乗予定前日の調整ルームで携帯電話からリツイートして30日間の騎乗停止となった例などがある。 提供:デイリースポーツ
4月30日(日)に京都競馬場で行われた天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)で2着に入ったディープボンド(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)が、同レースの2着賞金を加算し、総賞金が6億4591万3800円に到達。これによりGI級未勝利馬の獲得賞金ランキングで歴代1位に躍り出た。 ディープボンドは19年10月に京都競馬場の2歳新馬戦でデビュー。3歳春の京都新聞杯で重賞初制覇を果たした。その後も21年、22年に阪神大賞典を連覇するなど活躍。天皇賞(春)では一昨年から3年連続の2着に好走した。 【GI未勝利馬の歴代獲得賞金ランキング】 1位 ディープボンド 6億4591万3800円 2位 キョウトシチー 6億2870万1000円 3位 ナイスネイチャ 6億1918万8000円 4位 バランスオブゲーム 6億1769万5000円 5位 ダイワテキサス 6億1326万2000円 6位 メイ
◆サンタアニタダービー・米G1(4月8日、サンタアニタパーク競馬場・ダート1800メートル=8頭立て) カナダを拠点に活躍する木村和士騎手が騎乗した大井所属のマンダリンヒーロー(牡3歳、藤田輝信厩舎、父シャンハイボビー)は惜しくも鼻差の2着に敗れた。優勝は重賞2連勝中のプラクティカルムーブ(牡3歳、 T.ヤクティーン厩舎、父プラティカルジョーク)。勝ち時計は1分48秒69。 レース序盤は隊列の真ん中5番手から人気のプラクティカルムーブ(R.ヴァスケス騎手)を前に置く形で追走したマンダリンヒーロー。ペースアップした3コーナー過ぎに内ラチ沿いから徐々に進出すると、直線入り口ではスキナー(V.エスピノーザ騎手)と競る形でスパートした。4角先頭で早めに抜け出したプラクティカルムーブとの差を徐々に詰めると、最後は非常に際どい首の上げ下げまで持ち込んだ。大井競馬から米国G1を勝つという史上初の快挙こそ
◇G1・大阪杯(2023年4月2日 阪神芝2000メートル) 春の古馬中距離王決定戦で、武豊がジャックドール(牡5=藤岡)を初のG1制覇に導き、異次元の金字塔を打ち立てた。 54歳19日で大阪杯を迎えた武豊は、岡部幸雄が保持していた騎手のJRA・G1最年長勝利記録(53歳11カ月27日、02年天皇賞・秋=シンボリクリスエス)を塗り替えた。 35年前の88年、武豊は菊花賞をスーパークリークで制し、19歳7カ月23日という史上最年少のG1勝利記録も持つ。最年少と最年長記録のダブル保持という偉業にネットには驚愕と賛辞の声があふれた。 「凄すぎる」「まさに生ける伝説」「どっちも保持してる武豊、ナニモンだよマジで」「最年少記録と、最年長記録を保持してるアスリートなんて聞いた事ない!」「最初に大レース勝った時(スーパークリークで菊花賞)はまだ昭和だったんですよね…」などの声が上がり、武豊を称えていた。
現地時間25日、アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われたドバイワールドC(4歳上・G1・ダ2000m)は、道中最後方からとなった川田将雅騎手騎乗の4番人気ウシュバテソーロ(牡6、美浦・高木登厩舎)が、直線で一気に前の各馬を差し切り、早めに先頭に立って粘った3番人気アルジールス(セ6、英・S&E.クリスフォード厩舎)に2.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分03秒25(良)。 3着には11番人気エンブレムロード(牡5、沙・A.アブドゥルワーヒド厩舎)が入った。なお、1番人気カントリーグラマー(牡6、米・B.バファート厩舎)は7着に終わった。 8番人気テーオーケインズ(牡6、栗東・高柳大輔厩舎)は4着、10番人気クラウンプライド(牡4、栗東・新谷功一厩舎)は5着、2番人気パンサラッサ(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)は10着、5番人気ジオグリフ(牡4、美浦・木村哲也厩舎)は11着、9
現地時間25日、アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われたドバイシーマクラシック(4歳上・G1・芝2410m)は、先手を取ったC.ルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)が、持ったまま後続を突き放し、2着の4番人気ウエストオーバー(牡4、英・R.ベケット厩舎)に3.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒65(良、コースレコード)。 3着には8番人気ザグレイ(牡4、仏・Y.バルブロ厩舎)が入った。3番人気シャフリヤール(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)は5着、5番人気ウインマリリン(牝6、美浦・手塚貴久厩舎)は6着だった。 勝ったイクイノックスは、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ、その父キングヘイローという血統。従来のレコード2分26秒65を1秒も縮める圧巻の走りを披露し、天皇賞・秋、有馬記念に続くGI・3連勝を飾った。
3月18、19日の中央競馬は、中山、阪神、中京の3場72競走を消化した。一見、何の変哲もない週のようだが、実は3月初旬から、関係者の間では開催中止という危機感が高まり、16日の時点では最高潮に達していた。 美浦、栗東両トレセンの厩務員4労組は賃金体系(俸給表)のあり方を巡って使用者側である日本調教師会(手塚貴久会長)と長く交渉を続けた末、3月2日にこの問題に絞った団体交渉を行ったが不調。これを受けて労組側は3月10日、18、19両日の開催ストを通告したのである。 団交は16日に再開となったが、接点を見いだせないまま夕刻に終了。ところが、17日午前に団交続開後は極めて複雑な経過をたどり、18日はストと競馬開催が並行する異例の事態となった。一体、何が起きていたのか? 背景と今後の展開にも触れる。 「新賃金体系」とは? 一連の事態は、民間企業の賃上げ交渉の集中回答日と重なっており、細かい事情を知
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