現役時代にジュビロ磐田などでもプレーした元イタリア代表FWサルヴァトーレ・スキラッチ氏が、18日にこの世を去った。治療を受けていたパレルモの病院が発表している。 イタリア代表、21世紀の最強ベストイレブン。史上最高の守備陣に伝説的なファンタジスタも続々 故郷パレルモのメッシーナでプロキャリアをスタートさせると、その後はユヴェントス、インテルとセリエAの名門クラブで活躍したスキラッチ氏。両クラブでUEFAカップ優勝などを経験すると、イタリア代表として出場した母国開催の1990年ワールドカップでは大会得点王および最優秀選手に輝く活躍でチームを3位に導いている。そして1994年には磐田に加入し、1997年に現役を引退している。 そんなスキラッチ氏だが、2022年には結腸がんを患っていることが発覚。そして先日、イタリア国営放送『Rai』は「深刻な状態でパレルモ市民病院に緊急入院した」と報じていた。