芸人に麻酔をかけて意識を失わせるシーンを配信したAmazonプライム・ビデオのバラエティ番組『KILLAH KUTS』をめぐり、日本麻酔科学会が「断じて容認できるものではない」と批判する声明を出して波紋を広げた。 番組側は「胃カメラ検査を目的とし、医師による監修」をおこなっていると説明していたが、麻酔科学会は、世界的歌手マイケル・ジャクソンさんの死因ともされる麻酔薬の不適切な利用に警鐘を鳴らした。 【画像】意識を朦朧とさせる男性芸人 その後、問題とされたエピソード「麻酔ダイイングメッセージ」のエンドクレジットから、「医療監修」をつとめた2人の医師のうち、1人の名前が消えた。番組には他にも編集の形跡がある。 麻酔科学会の声明に対する見解を尋ねるため、弁護士ドットコムニュースは、Amazonプライム・ビデオの運営会社や医師に問い合わせたが、11月10日までに回答は得られなかった。 ●学会「⿇酔