サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
アメリカ大統領選
performingarts.jpf.go.jp
岡田利規Toshiki Okada 1973年横浜生まれ、熊本在住。演劇作家、小説家。チェルフィッチュを主宰し、作・演出を手がける。2005年に『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。以降、その活動は国内外で高い注目を集め続けている。2008年、小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』で第二回大江健三郎賞受賞。2016年よりミュンヘン・カンマーシュピーレ劇場のレパートリー作品の演出を4シーズンにわたって務め、2020年には『The Vacuum Cleaner』がベルリン演劇祭の“注目すべき10作品”に選出。タイの小説家ウティット・へーマムーンの原作を舞台化した『プラータナー:憑依のポートレート』で2020年第27回読売演劇大賞 選考委員特別賞を受賞。2021年には『夕鶴』でオペラの演出を初めて手がけるなど、現在も活動の幅を広げ続けている。 チェルフィッチュ公式サイト ht
高山明Akira Takayama 高山明(1969年生まれ)は、ドイツでの演劇活動の後に帰国し、2002年にPort Bを結成。2006年以降、身体を張ったリサーチに基づいて演劇的発想を都市空間に展開するプロジェクトを開始。2010年に、都市の中に実在する「宗教施設」「シェアハウス」「路上生活者の集まり」「出会いカフェ」などを“避難所”として設定し、“避難民(参加者)”が巡る『完全避難マニュアル』を発表して注目を集める。以来、ジャンルを超えたアーティストを巻き込みながら人間の観点から都市を浮かび上がらせる『国民投票プロジェクト』『東京ヘテロピア』『横浜コミューン』などさまざまなプロジェクトを国内外の都市で展開。 Port B http://portb.net/ ピーター・ブルックが出発点だったという彼の演劇観から、難民をテーマにしたドイツのムーゾントゥルムとの最新プロジェクト『ヨーロピア
松田誠Makoto Matsuda 一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会代表理事、ネルケプランニング代表取締役。演劇プロデューサー。代表作は、ミュージカル『テニスの王子様』、劇団EXILE、『ロミオ&ジュリエット』、『ロックオペラ モーツァルト』、ミュージカル「黒執事」、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」他 一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会 https://www.j25musical.jp 漫画、アニメ、ゲームを舞台化した「2.5次元ミュージカル」が注目されている。名門中学のテニス部が全国大会団体戦で勝ち上がっていくマンガ『テニスの王子様』が2003年に初めてミュージカル化されたのをきっかけに、一世を風靡した少女マンガ『美少女戦士セーラームーン』、悪魔で完全無欠の執事が活躍する『黒執事』、超常的な能力をもった忍者が
沢井一恵Kazue Sawai 箏曲家。1941年、京都生まれ。8歳で宮城道雄に入門。63年東京芸術大学音楽学部卒業。79年、夫の沢井忠夫と沢井箏曲院を創立。79年第一回リサイタルで芸術祭優秀賞を受賞。求められればどこへでも行く全国縦断「箏遊行」ツアー、一柳慧、吉原すみれと組んで日本各地70回にも及ぶ現代音楽コンサートを敢行した「トライアングル・ミュージック・ツアー」、高橋悠治プロデュースによるリサイタルをはじめ、ポップス、ジャズ、クラシック、現代音楽など様々な分野の音楽家と多彩な活動を展開。89年には池袋のスタジオ200でジョン・ケージの2台のプリペアド・ピアノのための『3つのダンス』を四面のプリペアド十七絃箏に編曲した箏ヴァージョンを初演。海外での活躍も目覚ましく、ニューヨークのBANG ON A CANフェスティバル、ドイツのメールス・ジャズ・フェスティバル、パリ市立劇場などアメリカ
山形治江Harue Yamagata 1959年生まれ。ギリシャ悲劇研究家、翻訳家。日本大学教授(研究所)。津田塾大学英文科卒業。早稲田大学大学院博士課程満期修了。イギリス・カンタベリ-大学演劇科にてDiploma取得(Drama)。1987〜90年、ギリシャ政府給費留学生としてアテネ大学大学院に留学。著書に『ギリシャ悲劇 古代と現代のはざまで』『古代ギリシャ悲劇観劇ガイドブック』など。『エレクトラ』の翻訳により第11回湯浅芳子賞(翻訳・脚色部門)受賞。 2500年前にアテネで成立した世界最古の演劇であるギリシャ悲劇が、21世紀のいま、蜷川幸雄の演出により日本で毎年のように公演が行われている。これまでに上演されたのは『オイディプス王』『エレクトラ』『メディア』『オレステス』。そのすべての翻訳台本を手がけたのが、ギリシャ悲劇研究家の山形治江である。現代ギリシャ語からの訳し下ろしで日本の若い観
藤田貴大Takahiro Fujita 1985年4月生まれ。北海道伊達市出身。劇作家、演出家。桜美林大学文学部総合文化学科にて演劇を専攻。2007年に「マームとジプシー」を旗揚げ。作品ごとにキャストとスタッフを集め、公演を行っている。作品を象徴するシーンを幾度も繰り返す“リフレイン”を創作の特徴とする。2011年に発表した3連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で第56回岸田國士戯曲賞を26歳で受賞。以来、様々な分野の作家との共作を積極的に行うと同時に、演劇経験を問わず様々な年代の参加者との創作にも意欲的に取り組む。太平洋戦争末期の沖縄戦に動員された少女たちに想を得て描かれた今日マチ子の漫画『cocoon』(2013年、2015年)を舞台化。同作で2016年に第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。演劇作品以外でもエッセイや小説、共作漫画など活動は多岐に渡る。 マ
藤本隆行Takayuki Fujimoto 1987年よりパフォーマンス集団「ダムタイプ」に参加。パフォーマンス作品『S/N』『OR』『memorandum』『Voyage』の照明を手がけ、『OR』以降はテクニカル・マネージメントも担当する。また、池田亮司の映像と音楽によるコンサート作品シリーズ「formula」や、香港の振付家ダニエル・ユン、ベトナム生まれのフランス人振付家エア・ソーラ、シンガポールの映像作家チョイ・カーファイほか海外のアーティストのパフォーマンス作品などに照明デザインを軸に参加している。近年は、ギタリストの内橋和久やシンガーのUAとのインスタレーション/コンサート『path』、ダンスカンパニーMonochrome Circusとのコラボレーション『Refined Colors』『lost』で、LED照明デザインを特徴とする作品を制作。2007年には最新作『true/本当
日本と世界をつなぐ、 舞台芸術Webメディア Performing Arts Network Japan(PANJ)は、多様性をもつ刺激的な日本の現代舞台芸術情報を海外に発信することを目的に、2004年に国際交流基金が創刊した毎月更新の日英二言語によるウェブサイトです。また世界の舞台芸術シーンの動向にも注目し、インターナショナルプレゼンターの紹介を併せて行い、国際交流の活性化を図ります。
別役実Minoru Betsuyaku 1937年、旧満州(現、中国東北部)生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。日本の不条理劇を確立した劇作家として、多くの演劇人に影響を与えた。小説家、童話作家、エッセイスト。ベケットらの不条理劇に影響を受け、鈴木忠志らと劇団早稲田小劇場を創設。戯曲『象』(1962年)で注目され、『マッチ売りの少女』(1966年)と『赤い鳥の居る風景』(1967年)で第13回岸田國士戯曲賞を受賞。1971年、『街と飛行船』『不思議の国のアリス』で紀伊国屋演劇賞受賞。同年『そよそよ族の叛乱』で芸術選奨新人賞、 1987年に戯曲集『諸国を遍歴する二人の騎士の物語』で読売文学賞、1988年、『ジョバンニの父への旅』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。2007年、劇作130本を達成する。戯曲や童話の他に、生物学の常識を覆す奇書のふりをしたジョークエッセイ『虫づくし』をはじめ、日本古来、お
中島かずきKazuki Nakashima 1959年福岡県生まれ。舞台の脚本を中心に活動。85年より座付き作家として劇団☆新感線に参加。以来、物語性を重視した脚本作りで<いのうえ歌舞伎>と呼ばれる時代活劇を中心としたシリーズを担当。市川染五郎・堤真一主演の『アテルイ』(03年新橋演舞場)で、第47回岸田國士戯曲賞を受賞。近年、匠ひびき主演の『レディ・ゾロ』、宮本信子主演の『OINARI〜浅草ギンコ物語』等々、劇団☆新感線以外の外部プロデュース公演の脚本も積極的に手がけている。 http://www.vi-shinkansen.co.jp/ 大阪の小劇場を振り出しに、日本で有数の人気劇団になった劇団★新感線。演出家のいのうえひでのりと座付き劇作家の中島かずきがつくりだす、歴史や伝説上の個性的なキャラクターが活躍する派手な伝奇ロマン活劇は、若者を引きつける新しいエンターテイメントとして大成功
飴屋法水Norimizu Ameya 1961年生まれ。78年、アングラ演劇の中心的存在だった唐十郎主宰の「状況劇場」に参加し、音響を担当。84年「東京グランギニョル」を結成し、カルト的な人気を博す。87年「M.M.M」を立ち上げ、メカニックな装置と肉体の融合による『スキン/SKIN』シリーズでサイバーパンク的な舞台表現を固める。 90年代は舞台から美術活動に移行しながらも、人間の身体に一貫してこだわり続け、輸血、人工授精、感染症、品質改良、化学食品、性差別などをテーマとして扱い、「TECHNOCRAT」という名のコラボレーション・ユニットの一員として作品を制作。95年、ヴェネツィア・ビエンナーレに「パブリック ザーメン」で参加するが、その後美術活動を停止。同年、東京・東中野に「動物堂」を開店し、様々な生物の飼育と販売を開始した。97年に出版された『キミは動物(ケダモノ)と暮らせるか?』(
平田オリザOriza Hirata 1962年東京生まれ。劇作家、演出家、青年団主宰。こまばアゴラ劇場芸術総監督、城崎国際アートセンター芸術監督。大阪COデザインセンター特任教授、東京藝術大学COI研究推進機構特任教授、四国学院大学客員教授・学長特別補佐、京都文教大学客員教授、(公財)舞台芸術財団演劇人会議理事長、富士見市民文化会館キラリ☆ふじみマネージャー、日本演劇学会理事、一般財団法人地域創造理事、豊岡市文化政策担当参与、奈義町教育・文化の町づくり監。 16歳で高校を休学し、1年半かけて自転車による世界一周旅行を敢行。世界26カ国を走破。1986年に国際基督教大学教養学部卒業。在学中に劇団「青年団」を結成。大学3年時、奨学金により韓国延世大学に1年間留学。 「現代口語演劇」を提唱し、1990年代以降の日本の現代演劇界に多大な影響を与える。海外公演に意欲的に取り組み、フランス、韓国、中国
井手茂太Shigehiro Ide ダンスカンパニー「イデビアン・クルー」主宰。イデビアン・クルーは、95年に『イデビアン』で旗揚げし、以来、国内外で公演活動を行っている。日常的な身振りや出演者の個性を活かした動き、オリジナリティのある群舞などの振り付けで注目される。現代美術家・椿昇や音楽家・ASA-CHANGなど、異分野のアーティストとのコラボレーションにも取り組んでいる。最近では、『AMERIKA』(松本修演出)、『ルル』(白井晃演出)、『クラウディアからの手紙』(鐘下辰男演出)など演劇やミュージカルなど多数の舞台作品の振り付けを担当し、高い評価を得ている。04年に振付家として初めて読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞。 http://www.idevian.com/ 日本のコンテンポラリーダンスシーンの中でも異彩を放っているイデビアン・クルーは2005年で結成10年を迎えた。主宰の振付家・
マティアス・ペースMatthias Pees マティアス・ペースはジャーナリストとしてキャリアをスタートし、ベルリン・フォルクスビューネ劇場やハノーファー州立劇場でドラマトゥルグを務めた後、ブラジルに渡り制作会社を立ち上げた。その後、ドイツに戻り、ウィーン芸術週間のチーフ・ドラマトゥルグを務め、2013年より2022年までキュンストラーハウス・ムーゾントゥルム(フランクフルト・アム・マイン)の芸術監督・経営責任者。 2022年9月、その彼がベルリン演劇祭をはじめ複数のフェスティバルやプロジェクト、展示会場のグロピウス・バウを束ねるベルリン芸術祭総裁に就任した。新運営体制やフェスティバルの改革について聞いた。 聞き手:山口真樹子 この度はベルリン芸術祭総裁ご就任おめでとうございます。各方面からとても期待されていることと思います。まず、ムーゾントゥルム時代に得たもっとも重要な経験と認識はどのよ
坂手洋二Yoji Sakate 1962年生まれ。1983年に燐光群を旗揚げ。以後ほとんどの作品の作・演出を担当する。99年にACCのグラントによりNYに留学。劇団外への執筆および演出、評論集・戯曲集も多数。日本劇作家協会会長を10年にわたって務める。日本演出者協会理事。国際演劇協会日本支部理事。演劇をひとつの「メディア」として捉え、「共同体」と「個人」の相克をテーマに、社会問題をジャーナリスティックな視点で掘り下げる。沖縄問題、自衛隊問題、宗教問題などを取り上げる一方、舞踏、音楽、映像といった他ジャンルとの交流シリーズや、現代能の形式を導入したシリーズ、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)にまつわる連作を発表。海外15カ国27都市で公演を実施し、海外のアーティストとの合作を行うなど、国際的にも活躍。岸田戯曲賞、鶴屋南北戯曲賞、読売文学賞、紀伊国屋演劇賞、朝日舞台芸術賞、読売演劇大賞最優秀演出
黒田育世Ikuyo Kuroda 6歳で谷桃子バレエ団に入団。以来、小・中・高校、大学卒業まで、クラッシック・バレエ一筋。大学時代にロンドンのラバンセンターに留学したのを機に、コンテンポラリーダンスの世界に引き込まれ、ダンサーとして本格活動を開始。2000年から「伊藤キム+輝く未来」のダンサーとして国内外の公演に多数出演。 2002年、初の振付作品『SIDE-B』で「ランコントル・コレグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ(旧バニョレ国際振付賞)ヨコハマ・プラットフォーム」の「ナショナル協議員賞」を受賞し、同年4月に女性だけのダンスカンパニー「BATIK」を設立。2003年には、静岡県舞台芸術センター主催「SPACダンス・フェスティバル2003」の「優秀賞」、「トヨタ・コレオグラフィーアワード2003」のグランプリ「次代を担う振付家賞」を受賞。2004年に『花は流れて時
三浦大輔Daisuke Miura 1975年北海道生まれ。劇作家・演出家。早稲田大学演劇倶楽部10期生によって結成された演劇ユニット「ポツドール」主宰。旗揚げ時点での演劇的に過剰なドラマ作りから、一転して演劇的なものをできる限り排除し、「リアル」なものを徹底して追及した「セミドキュメント」の作風を経て、現在は「ドキュメンタリー」タッチなものを巧みにドラマの中に注入することで得られる、「リアリティのある虚構」を描く手法にたどり着いた。岸田國士戯曲賞受賞作 現代の日本を象徴する性風俗や若者の生態を演劇として取り上げ、センセーションを巻き起こしている演劇ユニット「ポツドール」の三浦大輔(作家・演出家)。俳優の生な反応を引き出す究極の手法として、現実の人間関係や社会的コンプレックスや性欲を丸ごと舞台に上げる彼の真意とは? 自らテレビドラマ世代を自称する三浦の、現在にいたる軌跡を聞いた。 聞き手:
池田亮Ryo Ikeda 1992年、埼玉県生まれ。脚本家・劇作家・演出家・美術家・俳優。東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻卒業。彫刻家としての活動を経て、2015年にゆうめいを立ち上げ、作・演出・美術・映像を担当。亡き祖父の絵画を展示し実父と共演するなど、現実の関係性からの地続きで空間と物語を描く。ノンジャンルでの創作の多面性を解析しながら活動し、外部の公演やテレビドラマ、アニメへの脚本提供も多数。作品に自らが体験したいじめをもとにした『弟兄』(初演・再演2017年、再再演2020年)、自身の家族の話を実父が出演するかたちで演劇化した『あか』(2018年)、『姿』(初演2019年、再演2021年)など。 ゆうめい公式サイト https://www.yu-mei.com/ 美術大学で彫刻を専攻し、舞台美術も手がける「ゆうめい」の劇作家・演出家の池田亮(1992年生まれ)。自らのいじめ体験
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Performing Arts Network Japan』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く