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関数や変数の命名規則において、時折キャメルケースにすべきかスネークケースにすべきかで論争になるようであるが、個人的には正直なところうんざりしている部分がある。もっとも、どちらかを選んだら統一すべきではあると考えては言えるが・・・。 キャメルケースとスネークケースについてわからない方もいるかもしれないので、ここではキャメルケースとスネークケースについて説明しながら主観を述べてみたい。 キャメルケースとは キャメルケース(CamelCase)とは、複合語の語頭を大文字にする記法で、一般的な利用例としてはマクドナルドのロゴ「McDonald’s」が挙げられる。 キャメルとは「ラクダ」の意味で、語頭の大文字がラクダのコブのように見えることが語源のようである。 プログラミングでよく用いられるキャメルケースには大きく分けて以下の2種類がある。 パスカルケース/アッパーキャメルケース – 複合語の先頭を
これまで開発などいろいろな用途で使っていたMacではUnix系関連のツールのパッケージ管理ソフトとしてMacPortsを使っており、長らくお世話になっていたが、いろいろあってMacPortsからHomebrewに乗り換えることとなった。 MacPortsはかなり有能なパッケージ管理ソフトで、Unix系ツールのみならずごく一部ながらOS Xのアプリもインストール可能で、コマンドを入れれば一通りアップデートすることも可能というのが有利だった。しかしながら、いろいろな面で弊害が結構大きくなったので、それに対応するためにこれまで使っていたMacPortsからHomebrewへ乗り換えた。 ここでは乗り換えた理由と、乗り換え方法を説明したい。なお、ここではMacPortsへの移行方法として書いているが、MacPortsなどをインストールおらず、初めてのパッケージ管理ツールとしてHomebrewを使い
これまでiOS 9/El Capitan/Xcode 7以降で要注意箇所、App Transport SecurityのTLS要件が思った以上に厳しかった件、Xcode 7ではデフォルトでビルド時にビットコードが含まれる ((実際にはiOSをターゲットにした場合のみ、OSXをターゲットにした場合はデフォルトではビットコードに含まれない)) 、iOS 9/El CapitanではIPv6対応が必須だが・・・などでiOS9及びXcode 7などへの言及をしばしば行ったが、まだ要注意箇所があった。ここでは、それについて説明を行いたい。 それは、『iOSのPUSH通知(APNS)の特徴・ノウハウまとめ(iOS 9まで対応)』(Qiita)及び『WWDC 2015 – Big changes to Apple push notifications』(Odecee)によれば2016年からApple P
C言語とC++では整数を扱う型として、intをはじめ、longやshort型などが扱われている。ちなみに、これらは実際には一定のバイト幅のメモリーに割り当てられるのだが、これが実に曲者で、実際の環境に応じてそれぞれの型でビット幅のサイズが異なるという実装任せの仕様になっており、これが原因で移植性に悪影響を及ぼすことが往々にしてある。 C/C++における型と実際のビット幅 C言語およびC++言語においては、実装状況に応じて実際に扱われているビット幅が変わっている。今日のコンピューターでは8bit=1byteとして扱われているものが多いことと、現在のコンピューターでは32ビットまたは64ビットのアーキテクチャーが主流となっているため、それを前提に説明する。 C言語の仕様においては、整数型char、short、int、long、long longの型はいずれもサイズまでは指定されておらず、実装に
2015年9月9日にアップル社よりXcode 7 GM seed ((GM seedはAppleにおける製品候補版の名称で、アップデートの余地はあるものの、テストで深刻なバグがないことが確認された段階でそれが正式版になる)) が提供され、iOS 9向け及びOS X El Capitan向けのアプリ向けの開発環境の準備が整いつつあるが、Xcode 7では地味に要注意箇所がいくつかある。 iOS9+Xcode7の組み合わせ時に発生する起動時のクラッシュ問題とネットワークリクエスト問題についてはiOS 9/El Capitan/Xcode 7以降で要注意箇所およびApp Transport SecurityのTLS要件が思った以上に厳しかった件を参照してもらいたい。今回は別件たるビットコードについて説明したい。 Xcode 7からはiOS向けバイナリーではデフォルトでビットコードが含まれるように
米アップル社は今年中にiOS/OSX/Xcodeの次のバージョン(それぞれiOS9, OSX El Capitan, Xcode 7)のリリースを予定しているが、当方がbeta版を使った経験上、開発サイドで気をつけなければならない点が見つかった。ここではその要注意箇所について説明したい。 (iOSのみ)最初に表示するビューコントローラーの設定の仕方は適切か これは古いアプリ(それもiOS3/4時代からリリースしているような)で、なおかつInterface Builderを使わずに開発されたアプリのソースコードに多いが、最初に表示するビューコントローラーをAppDelegateのwindowプロパティーにaddSubviewする形で表示した場合、少なくともbeta4の段階ではiOS9/Xcode7では正常に動作しない(アプリクラッシュする)。 これについては、代替としてwindowのroot
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