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ドラクエ3
qiita.com/sym_num
reddit/lisp 英語圏のreddit/lispで投稿しましたら、思いのほか反響がありました。日本訳をここに投稿します。 よくある質問 reddit/lispを見ていると、頻繁に同じ質問が繰り返し出てくるのを目にします。 「Lispは優れているにもかかわらず、なぜもっと広く使われないのでしょうか?」 私は、その答えはLispの本質そのものにあると考えています。私の意見では、Lispは知的なおもちゃです。ここでは、この問題に関する私の考えを共有したいと思います。 個人的なチューリングマシンへの欲求 1958年、マッカーシー博士はLispを考案し、発表しました。当時、IPL-Vというシステムが存在していましたが、マッカーシー博士はおそらくこれよりも優れたものを求めていたのでしょう。彼はかつて、自分の個人的なチューリングマシンが欲しいと言ったことがあります。Lispは多くの研究者に受け入れ
はじめに 開発環境をそれまでのWindowsからLinuxに全面的に移行しました。自分のメモも兼ねて書き記します。 発端 「プログラミングElixir」(Ohmsha)を読みつつ試していたのですが、Windows上のiexでどうも本の通りにならない箇所がありました。WindowsのターミナルはいまだにシフトJISが使われていますし、開発ツールもLinuxに比べれば充実していません。この際、WindowsからLinuxに移行することにしました。 Windows Subsystem for Linux(WSL) 以前からVMWareによりUbuntuを使っていました。メイン開発環境をUbuntuにすることにしたものの、仮想OSでは速度が出せません。また、最近になって動作が不安定でした。何か他にないかと探していましたら、マイクロソフト純正のUbuntuが提供されていることがわかりました。Wind
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? #はじめに 最近、Elixirに出会いました。とてもフレンドリーな言語でありながら、本格的な関数型プログラミング言語でもあります。武市先生訳のバード&ワドラー本を読んだ頃を回想しつつ、自分なりの関数プログラミングについて雑文を書きました。私は関数プログラミングについて正式な教育を受けておりません。間違いがありましたら編集リクエストをいただければ幸いです。 #出会い 「関数プログラミング」という言葉、概念に出会ったのは武市先生訳の「関数プログラミング」(R.バード・P.ワドラー 共著)を読んだ時でした。奥付を見ると1991年4月20日初版
#はじめに 自作のISLisp処理系について型推論の機能を追加しました。この間、試行錯誤したこと、考えたことを書き記しました。 #動機 下記のコードは有名な竹内関数、たらいまわし関数です。現在のコンピューターは高速になり(tarai 12 6 0)程度はたいていの処理系で1秒以内に計算を終えます。しかし、さらに高速にしたい、SBCL(よく利用されるLispの処理系)の速度を超えたいと私は考えました。そのためには効率のよいコードを生成する必要があります。自作の処理系Easy-ISLisp(以下「EISL」)はCへ変換するタイプのコンパイラをもっています。Lispは動的型付け言語であり、あらゆる型をもつデータを処理しなければなりません。このためコンパイラが生成するコードも冗長にならざるを得ません。しかし、データの型がわかっていればもっと効率のよいコードへ変換することができるはずです。かといって
出会い 平成28年3月、五味先生の「はじめてのLisp関数型プログラミング」を読みました。そこでISLispのことに触れていました。ISLisp規格は日本人研究者の案が基となった国際規格であり、その日本人研究者の中には、あの湯浅先生の名前がありました。興味がわいた私は早速、規格書を読み始めました。読み進めるうちに、ISLisp規格はコンパクトで一貫性のある優れた設計であることが、わかってきました。惚れ込んだ私は自分でもISLisp処理系を制作することにしました。4月に制作にとりかかり、7月にはほぼ完成しました。その間に得た情報、知見などをお伝えしたいと思います。 ISLisp規格誕生の経緯 1980年代にCommon Lisp規格が制定され標準化に向かいました。しかし、問題もありました。Common Lispの仕様は巨大でした。文献1からそのあたりのことを引用します。 ISLISPの標準化
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