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2021/10/15 餓えと争いをなくすため、砂漠をゴミで緑化する。「アフリカの人道危機を解決する実践平和学」 アジア・アフリカ地域研究研究科 教授 大山 修一 くすのき・125 京都大学創立125周年記念事業の一つとして設立された学内ファンド*「くすのき・125」。このファンドは、既存の価値観にとらわれない自由な発想で、次の125年に向けて「調和した地球社会のビジョン」を自ら描き、その実現に向けて独創的な研究に挑戦する次世代の研究者を3年間支援するというものだ。 *「学内ファンド」とは、京都大学がめざす目標に向けて、京都大学が持つ資金を学内の教職員等に提供する制度のことです。 西アフリカのニジェールにおいて、砂漠化が問題となっているサヘル地帯の緑化を進める大山修一先生は、「アフリカの人道危機を解決する実践平和学」という研究テーマで2020年度に採択された。大山先生によると、ニジェールが抱
これまでありそうでなかった本学の紀要編集者間のネットワーク。本ネットワークでは学内・外の紀要の編集者を広く結び、ともに紀要の未来を考え、その可能性を追求します。 *紀要:大学・研究機関刊行の学術誌
様々な研究分野におけるデジタルアーカイブのこれまでとこれからについて考えています。 研究資料の共有をウェブ上で実現することを目的として、これからのデジタルアーカイブがどうあるべきかを考える若手の研究者や実務家中心の集まりです。さらに媒体を問わない様々な資料とデータの作成、管理、長期保存、信頼性の保証など、多様な観点からの悩みや疑問、不満等を話し合うことで、有意義な情報の共有、研究素材の提供、異分野との交流を目指します。デジタルアーカイブを媒介として学内、地域、機関等の連携を目指します。
ワークショップ概要 科学技術社会論や科学哲学、科学技術史、科学技術政策、科学技術倫理、科学計量学、科学コミュニケーション、科学人類学といった、科学技術の実践とその背後にある知識体系について人文・社会科学的観 点から分析・考証する学問分野及び研究領域(ここでは「メタ科学」と総称する)は、ワーキング・サイエンティストが十分に扱えていない歴史・ 概念・社会・政策・倫理・コミュニケーションなどといった、科学技術における価値を巡る問題領域に対して専門性を持って考究を深められる点において、科学技術の健全な発展に寄与しうると考えられてきています。しかしながらその一方で、メタ科学の営みは細分化しており、生産される知も断片化(知の連環を喪失)している傾向があり、メタ科学自体の学際化を推進しようとする動きも研究者個人・研究グループ・学会のレベルで徐々に起き始めています。 本シンポジウムでは、メタ科学の学際化を
2016/02/18 時代と分野を越えて「読む」 防災研究所附属地震予知研究センター 加納靖之 助教 文学研究科博士後期課程 橋本雄太 「ある土地で大地震が起こる頻度は百~数百年に一度。地震を理解し、今後の防災に役立てるためには昔の災害が記録された古文書を読み解かなければなりません」と、古文書の解読に取り組む科学者たちがいる。彼らはいま、分野を越えて人文学の研究者たちとともにデジタル技術を活用して解読を加速させつつある。みんなで読めば、困難は乗り越えられる。「読む」ことを通じて越境し続ける研究者たちに、「読む」ことから拡がる知の可能性について話を聞いた。 地震学者と古文書 2015年の初秋、北部構内にある理学研究科セミナーハウスの高い天井の下で、スクリーンに映しだされた古い絵図に頭をひねる人々がいた。スクリーンを前にコの字型に座り、たどたどしく「ゆう…がた、やま…つ…なみ?で、そうろう…」
現在、遺伝子と病気の関係が解明されつつあり、創薬は、巨大なデータの中で、病気の原因となる遺伝子と結合できる化合物を薬候補として捜し出します。そこで、ICTが得意とする情報処理技術による薬候補の発見とその副作用予測を、統計・機械学習・データベースを用いて実現しました。 出展代表者 医学研究科 臨床システム腫瘍学講座 江谷 典子 特定研究員(JST CREST) 参加者 医学研究科 江谷 典子 特定研究員(JST CREST) 来場者より ICTで守るビックデータ賞 もっと活躍してほしいで賞 アカデミックデイを経ての感想 研究の全体像や将来の展望をさらに理解してまとめる機会となりました。 日本の「ビッグデータの利活用」や「個別化医療」は出発点に立ったばかりですが、その出発点でお話をさせていただいたり、熱心にお話をしてくださる方々が多く来場されたことには驚きつつ、感謝しております。 将来展望とし
お茶を片手に座談会 テーマに沿ってみんなで語り合うトークライブ。登壇者の話に耳を傾けたり、ふいに質問をしたり、思い思いのスタイルで参加できる企画です。今年は、「オープンサイエンス(社会に開かれた研究)」をテーマに2つの座談会を行いました。 *当日の様子は以下から視聴できます。 ● YouTube https://www.youtube.com/watch?v=zClWeHc5_7k ● ニコニコ生放送 http://com.nicovideo.jp/community/co2986551 ※視聴にはニコニコ会員登録が必要です。 第一部 「100万円あったら、どの研究に投資する?体験!クラウドファンディング」 いま注目されている研究資金の新しい集め方、クラウドファンディング。「クラウドファンディングって何だろう?」「研究者じゃなくても研究に参加できるの?どうやって?」「ずっと気になっていたけ
「わたしらが作ってん!」と小学生が誇らしげに語る学校図書室があると聞き、京都市立洛央小学校を訪ねた。正面玄関から校舎に入ると夢のような空間が広がる、それが、京都大学工学研究科建築学専攻・建築環境計画学講座(門内輝行教授)と小学生とのコラボレーションによって生まれ変わった「ブックワールド」だ。完成後もさまざまな人々を巻き込みながら成長するブックワールド。門内教授らにこのプロジェクトへ込めた思いを聞いた。 私たちの暮らし、発見のデザイン 洛央小学校は、京都の中心街、四条烏丸界隈からほんの少し南へ下ったところにある。小学校の校舎としてはめずらしく、正面玄関から入ってすぐ、1階の広々とした空間に図書室がある。2013年から2014年にかけて、門内研究室は8ヶ月にわたってこの図書室「ブックワールド」の改修を手がけた。改修を終えたあとも研究室と小学校の関係は続き、ワークショップを開催するなど図書室の可
2014/09/25 生命倫理学のあるべき姿 文学研究科 児玉聡 准教授 医学部附属病院 佐藤恵子 特定准教授 iPS細胞研究所 鈴木美香 研究員 生命倫理学は、医科学研究や保健医療に関わる倫理的・法的・社会的な諸問題に取り組む学問であり、近年のテクノロジーの発展にともない、その重要性が高まっている。京都大学の融合チーム研究プログラム―SPIRITS―の支援を受け、研究領域を横断した取組により現代の諸課題に対応し、かつ次世代の研究者の育成をも目指す生命倫理学のプロジェクトが立ち上がった。生命倫理学の役割や、課題は何であるか。プロジェクトの中心メンバーに聞いた。 生命倫理学、その成り立ち 「生命倫理学(Bioethics)」は、文字通り、「生命(Bio)」と「倫理・倫理学(Ethics)」を結び付けた造語である。1970年代のアメリカで生まれた比較的新しい学問領域で、その代表的な研究機関の一
井手研究室が中心となって国内外で展開されている文化財の高精細デジタル化プロジェクトは、その価値を忠実に保存するハードウェアから、分析や表示・閲覧のためのソフトウェアまで、トータル設計された総合システムによって支えられている。「科学技術は誰のためのものであるか、何のためのものであるか」を問いかけ続ける井手教授とプロジェクトチームの試みについてご紹介する。 「芸術のための科学技術」 文化財の「今」の姿を適切に保存し、後世に継承することは、その時代を生きる人々の課題であり、これまでも様々な知恵によって管理、保存がなされてきた。しかし、それらの歴史的文化財の中には、永年にわたって蓄積された変化や、近年の自然環境の変化によって保存状態や修復などに深刻な問題を抱えるものが数多く存在している。今日では、デジタル技術を用いて文化財情報をデータ化し、保存や修復に活用するための「デジタルアーカイブ」の研究が盛
アフリカでしばしば大発生し、農作物に深刻な被害を及ぼすサバクトビバッタ。防除のために巨額の費用が投じられているが、未だに根本的な解決策は見出されていない。その謎に包まれた生態を調査するため、単身、西アフリカ・モーリタニアに渡った日本人がいる。「愛するものの暴走を止めたい」と語る、野生のサバクトビバッタ研究者、前野ウルド浩太郎、その人である。 「相変異」の解明が世界を救う アフリカに生息するサバクトビバッタは「相変異」を起こすバッタだ。環境によって「相」、つまり、モードを変える。普段はお互いを避け合うおとなしい「孤独相」を示しているものの、エサが乏しい状況下などで限定された場所に集まり、他個体とぶつかり合いながら育つと、群れることを好み、獰猛な性格の「群生相」となる。孤独相の時は、周囲にある植物の緑など、生息している環境に合わせて自分の体色を似せて天敵の目をくらますが、群生相になると黒や黄色
記事を探す Information 一覧へ すべてアカデミックデイSPIRITSくすのき・125お知らせ くすのき・1252024/04/03採択者インタビュー「分子の自己集合現象を理解し、これまでにない素材を生み出す。『第三の素材:高機能タンパク質のデバイス素子化』」 くすのき・1252024/03/29採択者インタビュー「自然免疫システムと遠隔転移の関係を究明し、人々が安心してがん治療に向き合える未来へ『がんの遠隔転移は予防できるのか?』」 くすのき・1252024/03/28採択者インタビュー「岩石の物性を切り口に、大地の恵みをもたらす地中世界の物理法則を探究する『地球熱システムの包括的理解が拓く地球と共存する社会』」 アカデミックデイ2024/03/19アカデミックデイ 2023 報告書を公開しました アカデミックデイ2024/03/19アカデミックデイ 2023 報告書を公開しま
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