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突然だが、納豆の入ったスパゲティを食べたことがあるだろうか。 匂いや味の個性ゆえ、くせもの扱いされることもある納豆。だが、別の食材と合わせたとき、大げんかに発展することは意外なほど、ない。 ゆえに、スパゲティのトッピングとしても納豆を見かける機会がある。「イカ納豆」などは想像しやすいかもしれないが、「納豆ミートソース」なんてのもある。 ……だが、ちょっと待ってほしい。 冷静に考えてみると、いや、冷静に考えるまでもなく、スパゲティは「イタリアン」だ。 イタリアに納豆はない。それどころか、醤油、梅干し、青じそあたりもないんだろう。 だけど日本には、納豆トッピングをはじめ、和風スパゲティがわんさかある。ありすぎるくらいに、だ。 一体、何がどうなって、こんなにも和風スパゲティが増えたんだろう。調べてみると、パイオニアの存在に行き当たった。 和風スパゲティの今をつくった『壁の穴』と『ハシヤ』 まずは
京都にはオリジナリティ溢れるお店があります。その店の名は、7月に開店1周年を迎えた『タルタルクラブ』。 文字通り、ほとんどの料理に「タルタルソース」がたっぷりとかけられた、 タルタルファンにはたまらないレストランです。 今回、ぜひこちらを紹介したいと取材交渉をしていたのですが、そんな中、突然の訃報が…。その店のシェフがお亡くなりになったのです。 記事にすべきか悩みました。けれど、初代がお店に込めた想いと、店を継ぐ2代目への応援のため、最大限の敬意を払って筆を執ることにしました。 今回は突然「2代目店長」としてバトンを渡され、お店を継続させるために力を尽くしている、ご子息の山田明義(あきよし)さん(42)にお話をうかがいました。 亡くなったシェフは「タルタルおやじ」と呼ばれた 訪れた場所は京都のベッドタウン、山科(やましな)。 目指す『タルタルクラブ』は、地下鉄の東西線・東野駅を降り、新幹線
2018年秋、渋谷を訪れるラーメンファンは大きな悲しみに暮れていました。 創業50年以上を誇る老舗ラーメン店「亜寿加」が、渋谷の再開発のために閉店となってしまったのです。 同店の名物「排骨担々麺」を、愛してやまないラーメンファンは少なくありません。 亜寿加の排骨担々麺 薄い衣がサクサクとした排骨をかじり、ゴマの香りが広がるスープを楽しむ1杯は、唯一無二の味。当時はあまりに身近な存在だったため、お店が無くなるなんて想像だにしませんでした。 そこに、突然の閉店の知らせ。 ▼閉店を知った後で、亜寿加を訪れた際のツイート 桜丘の再開発で閉店が決まっちゃってる渋谷の亜寿加さん、排骨担々麺を食べに訪れました。担々麺がうまいってのは、この店で学んだかもしれないなあ。 いい物件があれば移転の可能性も、っていう言葉を僕は信じてるよ。まだお別れじゃないよ 場所: 亜寿加 https://t.co/vK7b0r
2018年、銀座「バンゲラズ キッチン」登場の衝撃 2018年1月、銀座に突如現れた南インド・マンガロール料理専門店「バンゲラズ キッチン」は、2つの意味でわれわれに大きな驚きをもたらしました。 ひとつめはもちろん、未知なるマンガロール料理への驚き。 南インド・カルナータカ州の港町マンガロールに、いわゆるカルナータカ料理とは異なる料理体系があるなんて、だれも知らなかったわけですから。 築地から仕入れた海鮮を華やかなスパイス使いで調理するシーフード料理の数々。プルップルな食感に驚くニールドーサや、竹筒で提供される芳醇な香りのビリヤニ・・・ ニールドーサ:ニールは「水」の意味。米粉を発酵させず作るプルップルのドーサ スズキのタンドール焼き:その日に仕入れた新鮮な魚を、調理法を選んで食べられるのが醍醐味 マトンビリヤニ:竹筒で提供されるビリヤニは香り高く、失神する美味さ フィッシュビリヤニ:新鮮
前回の記事では、ミシュランガイドには“絶対”に載らない、日本ラーメン裏世界の頂点である「がんこラーメン」を紹介した。 ▶ラーメン界のサグラダ・ファミリア!極限の旨味を立体的に組み立てた「がんこラーメン」がすごい 今回は、進化するラーメン界の最前線を走っている「丿貫(へちかん)系ラーメン」を紹介しよう。 爆弾のように旨い「丿貫系ラーメン」 丿貫系ラーメン最大の特徴は、“旨味が徹底的に抽出された”スープにある。 がんこラーメンの旨さが立体だとすると(がんこラーメンを食べると、旨味に立体感を感じる)、丿貫系ラーメンの旨さは、まるで爆弾である。 その爆弾の核は、組み合わせがほぼ無限大にも等しい「ダブルスープ」に起因している。 少々長くなるが味の理解のためにも大切なので、ラーメンにおけるダブルスープの進化の流れをみていくことにしよう。 すべての始まりは、中野「青葉」の魚介豚骨 カズさんの投稿より 画
「和菓子職人でもある店主が、目の前でできたての『練り切り』を作ってくれるバーがある」という噂を聞きました。 「え? 甘いものとお酒?」 基本的におつまみはしょっぱくあってほしい典型的な酒飲みなので、当然そう思ったわけですが、実際に行った人によると、これが合うんだとか。 もしもそこに新しいお酒の喜びが待っているとしたら、食わず嫌いはもったいない。 何事も経験。よし、行ってみよう! 西荻窪駅近くにある小さなバー というわけで、そのお店「をかしや」を目指し、西荻窪にやってきました。 路地裏にさりげなく佇むお店 目立つ看板などはなく、 こちらのオリジナルマークが目印 ご覧の通り、ちょっと隠れ家的な雰囲気のあるお店。 もしも「ここで合ってるかな?」と不安になったら、入り口横の小窓を覗いてみましょう。 そこに、 “看板ヨーロッパコノハズク”のちょびちゃん の姿があれば間違いありません。 店主の戸辺麻理
日本の国民食と言っても差し支えないほどに、老若男女に愛される食べ物である餃子。 大皿の上に綺麗に並んだ焼き餃子を目の前に、「いただきます!」と勢いよく箸を伸ばし、小皿に入れたタレにじゃぶじゃぶつけて餃子を頬張る姿は、珍しい光景ではない。 しかし、ちょっと待ってほしい。 みんな、餃子を食べるときに何も考えずにタレをつけてないか? 餃子は、醤油やお酢、ラー油など、タレの組み合わせによって、味を自在に調整できる食べ物だ。しかしそれはときに、繊細に調整された餃子の味を殺すことに繋がりかねない。 ゆえに、筆者は基本的に餃子には何もつけずに食べる。 まずは、餃子をそのまま食べてみて、その本来の味を堪能したあとに、「これはお酢でさっぱりの方がいい」「下味が薄いので醤油とお酢かな」というようにタレの必要性を感じたときにだけ、タレをつける。それがセオリーではないかと思うのだ。 すべての餃子がタレなしでいいと
恥ずかしい話だが、若い頃はとにかくお金がなかった。 介護士として、横浜で働き始めた社会人1年目。奨学金の返済に、実家への仕送り…そしてはじめての一人暮らし。 とにかくお給料が足りない。働けど働けど、我が暮らし楽にならざり、ってやつだ。「人間をやる」ってこんなにお金がかかるんだなぁ、なんてことを考えていた。 でも、そんな生活のなかで楽しみだったこともある。それは、学生時代に友人が教えてくれたあの店に行くことだった。 月に一度、必ず食べに通ったお店 給料日のあと、1ヶ月がんばった自分へのご褒美に通っていた店がある。 月末が楽しみだったのは、あの店に行けるから。 あのころは原付で30分かけて通っていたが、今日は電車で来た。 ……この大通りを原付で走っていたことを思い出す。 今日は歩道から、ちょっと角度のちがう景色を見れた。 すこし先の角を曲がると、その店はある。 バーグ戸部店。 横浜・川崎市内に
こんにちは、ライターの菅本香菜です。私はいま、北九州市の小倉で創業90年の鰻屋「田舎庵」におじゃましています。 というのも、北九州で生まれ育った人から「小倉には鰻の神様がいる」と教えてもらったからです。 「鰻の神様、どんな人だろう・・・。(なんとなく、こわそう)」 「今いくから、ちょっと待っててね!」 「はい! ああ、鰻の香ばしいかおりがする〜!」 「・・・ん?」 「鰻を折り曲げて焼いてる…!」 「え、鰻に水を…?」 「金串でブスブス刺してる……鰻の焼き方ってこんなのでしたっけ!?」 お店の焼き場をのぞいた瞬間から、いきなり驚かせてくれたのが、田舎庵の緒方弘さん。 なんでも緒方さんが作る鰻の蒲焼きを求めて、全国の鰻好きたちがお店へとやってくるそうです。「鰻の神様」と呼ばれるなんて、よほどの神ワザを持っているに違いない…。 そんな期待を胸に抱きながら、72歳とは思えない超パワフルな緒方さんに
古今東西、それなりにグルメを満喫してきた自信がある。そして最近、とあるラーメンにガチ恋している。 四谷三丁目の「がんこラーメン」である。 ラーメン裏世界の頂点「がんこラーメン」 現在のラーメン文化の表世界における頂点は、ミシュランガイドで初めて一ツ星を取った「蔦」、あるいは湯河原にある「飯田商店」あたりだろう。 だが個人的には「がんこラーメン」はこれらに負けず劣らず、というかはるか先の頂きに達しているように感じる。 ミシュランガイドには”絶対”に載らない日本ラーメン裏世界の頂点、それが「がんこラーメン」だ。 店の歴史は古い。創業者となる一条安雪氏のラーメンキャリアはおよそ45年であり、その詳細について書き始めると長いので、興味ある人は各自で調べて欲しい。 普通は老舗というと「昔ながらの味」を堅実に守っていくものだけど、がんこラーメンに関してはそれが当てはまらない。 いまだに進化の真っ只中に
かつて「インド料理の一番人気メニュー」だったバターチキン。 けれど、いつの間にか「インド料理の初心者向けメニュー」に成り下がってしまった感のあるバターチキン。 ですが、ここであえて言いたい。 「本当に美味しいバターチキンがあったら、みんな食べたいですよね?」 その答えは、なんと千葉県にあったのです。 「バターチキンはインド料理の定番」は本当か? クリーミーでリッチな味わいのバターチキンは、日本で最も人気のあるカレーのひとつ。 タンドリーチキン、ナン、そしてバターチキンといえば、インド料理の定番メニュー3点セット・・・というのが、長きにわたり常識でした。 けれども90年代以降、ビジネスで来日するインド人が増えるにつれ、 「どうやらインドの庶民は普段ナンを食べないらしい」 「日本にきて初めてナンを食べたインド人も多い」 「そもそも日本のインド料理店のほとんどは、インド人ではなく、ネパール人やバ
さかのぼること4ヶ月前、Amazon Prime Videoで「ある作品」が初めて配信されることになり、事件的な盛り上がりをみせました。 作品のカスタマーレビューは4.8。レビューの84%は星5つをマークし、コメント欄では「歴史的快挙!」や「平成最後のプレゼント」など、すがすがしいほどの歓喜で一色です。 この作品というのが、国民的人気アニメの「サザエさん」です。 アニメ・サザエさんは1969年(昭和44年)の10月5日、フジテレビで始まりました。少しだけでも見ていただくとわかりますが、現代のサザエさんとは表情も声も違っていて、磯野家全員の性格もエッジが効いています。 当時の時代背景を尊重し、原版のまま配信していて、社会生活史としても貴重な資料とも言える本編は見応えたっぷりなんです。 そこで今回私は、サザエさん一家の夕飯の皿数や、カツオが食べたいとせがむお菓子の種類、サザエさんが行くスーパー
予約不可、 店内待ち合わせ禁止、 大声禁止、 寝たら退場、 混雑時2時間制限、 ケチ臭い奴には塩対応、 偉そうな奴は出禁、 馬鹿も出禁、 これだけ厳しいローカルルールを掲げたお陰で客層がかなり良くなった。お客様は神様だと思ってる馬鹿な貧乏人を相手にするのは相当なコストが掛かるんだよ。 — 黒かどや (@kadoya1) 2019年1月3日 向島『かどや』店主の青木さんの「酒場のローカルルール」についてのツイートを目にしたとき、正直言って少し驚いた。 「厳しい」とあるわりには、優しいな、と思って。 青木さん:「大声出すとか、お店で寝るとかね、誰だっていやじゃないですか。それを誰も言えないから僕が悪者になって、言ってるんです。必要に駆られてですよ。少しでも社会が変わればいいと思って。お客様が神様、という世界で僕は商売はじめて、さんざんいやな思いをしたんで。 昔と比べればだいぶ変わりましたけどね
東京は銀座、歌舞伎座の裏にある喫茶店「アメリカン」が、私は大好きです。かれこれ5年ほど、月に1度のペースで通っています。 銀座の一等地にあるとは思えぬ、パンチの効いた店内(失礼)がまた魅力的。 壁という壁に貼られているのは、店主・原口さん(以下、マスター)の出身地である「佐賀県」に関連するポスターと、来店した著名人のサイン。 かと思うと、謎の木彫りの置物やぬいぐるみが置かれていたり……とにかく情報量が多い! ところで「アメリカン」は、ボリューム満点のサンドイッチで大人気のお店です。 テレビ・新聞・雑誌・インターネットと、取材はひっきりなし。お昼時には連日行列ができ、スープがなくなると営業を終了する人気ラーメン店のように、15時前後には食パンがなくなるので営業を終了します。 ▲厚みがゲンコツサイズのサンドイッチ 食パン約1斤を使用したジャンボなサンドイッチは、具材もてんこ盛り! そんなお店に
東京から大阪へと引っ越した私は、たまに東京へ帰るたびに無性に醤油ラーメンが食べたくなる。鶏ガラベースのシンプルであっさりした、東京の下町らしいラーメン。 町の中華料理店でそういうラーメンをズルズルとすすっては、「ああ、東京に帰ってきたなぁ」と感慨にふけるのだ。 そのいわゆる「東京ラーメン」を代表する老舗が、渋谷区の笹塚にある。店の名は『福寿』。創業67年。昭和の時代をそのままに伝える店の建物は、眺めていると「遺産」という言葉が頭に浮かぶほど、貴重なものに思える。 そしてその建物の中で食べるラーメンは、シンプルでありながらどこまでも味わい深い。 今回、改めて『福寿』のラーメンを味わいつつ、この店の2代目店主である小林克也さんにゆっくりお話を聞いてきた。 愛おしさがこみあげてくるようなラーメン やってきたのは、京王電鉄・笹塚駅。 駅前はキレイに整備されている印象だが、駅の北側には下町感のあふれ
ライター、プロコレクター。なんでもすぐに集めて分類し、人々に忘れられがちなを社会の側面を分析する。近著に独自のコレクション論を展開した『無限の本棚』(ちくま文庫)、歌謡曲を通じて日本の戦後史を読み解く『レコード越しの戦後史』(P-VINE)がある。 Twitter では、なんと呼んだらいいのか? 昔から熱い食べ物が大好きで、汁物は熱ければ熱いほどいいと思っているぼくは、しばし考えた。 「あまい」「しょっぱい」「すっぱい」「からい」……味の好みはいろいろあるが、「おまえはどんな味が好きか?」と問われたら、ぼくは「あつい」と即答してしまうような人間だ。 火傷上等。どんとこい。肉体的に許されるのならマグマだって飲んでみたい……だがきっと死んでしまうだろう。 そんな自分の嗜好を「マグマ舌」と命名することにした。これまで誰からも賛同を得られたことはないが、そう決めた。 マグマとは言わないまでも、それ
中野駅北口は、無数の飲食店がひしめく東京屈指の飲み屋街。 その中に、女将さんがひとりで切り盛りし、美味しい料理とお酒が揃う、知る人ぞ知る名店があるとの情報を入手しました。 特に、女将さんおまかせコースのお得さがとんでもないことになっているらしい! 今回は、このお店のファンだというRettyグルメニュース編集者さんが、「今までで一番満足度が高かった」とおすすめする、4,000円の「女将のおまかせコース」(飲み物代別)を予約し、お店を訪れてみました。 繁華街の中、うっかりしていると見すごしてしまいそうな、つつましいのれんが目印の「美酒嘉肴 ゆきみさけ」。 入り口にこんなメニューが張り出されていました。 「本日のおばんざい」だけでこれだけメニューがある時点で、すでにすごい。 そして注目したいのが、左端のお通しに関する表記。この丁寧な文章を読んだだけで、お客を想う女将さんの人柄が伝わってきます。
まいど、下関マグロっす。 みなさんは、『王将』の餃子は好きですか?僕は大好きです!その餃子でビールをいただくのがなんとも至福の時なんですよ。 そんな王将の餃子が食べ放題になり、しかもビール飲み放題が付いてくる店舗があるというので、早速行ってきました。 こちらが餃子の食べ放題、そしてビールなどのドリンク飲み放題を実施している『餃子の王将 水道橋店』です。 以前から知ってはいたのですが、条件が4人以上ということでなかなか訪問できず…。 やっとメンバーが5人そろったので、行くことができました! こちらですね。「宴会セット」という名前のようですね。 男性が2500円、女性が2000円(税別)。制限時間は120分で、ラストオーダーは30分前です。 周囲のテーブルもみなさん、この「宴会セット」を注文しています。 まずはカンパーイ! 飲み放題のドリンクメニューです。 ソフトドリンクなどもありますね。 待
1963年東京生まれ。出版社でグルメガイドの取材、編集などをするうちに料理の魅力にはまり、フジテレビ「アイアンシェフ」評議員なども務める。「和の食と心を訪ね歩く会」主宰、「軽井沢男子美食倶楽部」会長。2017年12月よりRetty TOP USER PRO。 Rettyアカウント 新宿って不思議な街だなあと思います。 いかがわしい場所もたくさんあり、夜間の一人歩きはいまでも恐い。表通りに華やかに展開している飲食店はチェーン店ばかりですが、実はちょっと裏に行くと美味しい店がひっそりと営業しているのです。 西武新宿駅近くの雑居ビル3階にある「魚と心の居酒屋のだぴん」もそのひとつ。新宿アルタの裏で創業して28年、こちらに移って7年だから、もう35年も新宿の食いしん坊に親しまれてきました。 「のだぴん」の名前は創業者の野田一彦さんの名前から。寿司職人を経験してから、寿司も出す居酒屋として独立したの
和歌山県が好きで、よく県内を車でめぐっているという友人から、「動かなくなったバスの中で営業しているラーメン屋さんが和歌山に複数ある」という話を聞いた。 その友人が和歌山の魅力にハマっている理由は、県内をくまなく探訪すればするほど、和歌山にしか見つからない独特の文化に行き当たるからだそう。その「バスラーメン」も、和歌山独自の文化なのだろうか。 気になって調べてみると、確かに和歌山県内にバスを改装して店舗としているラーメン店(中には居酒屋も)がいくつもあるらしいとわかった。 しかし、それはかなり昔の話で、そういった店は時の流れとともに徐々に姿を消し、現在はほぼなくなってしまったようだ。 そんな中、『山崎食堂』という、廃バスを店舗にしてラーメンを提供している店が現在もあるらしいことを知った。 検索するとお店の電話番号が出てきたが、電話しても「おかけになった番号は現在使われておりません」のアナウン
まいど、下関マグロです。 本格的な中華のバイキングが980円でいただけるお店があるそうです。 というわけで、行ってみました。 新宿の靖国通りを花園神社の方向へ。ビルの3階にお店はあります。 いかにも本場という感じの入り口ですね。 こちらが『北京胡同焼肉 本店』です。 土曜日、予約をして妻とともにうかがいました。 平日はドリンクバーもついて980円(税込)なのですが、土日はプラス150円(税込)だそうです。 どうしますかとお店の方。 ドリンクバーは注文せずこちらをいただきました。 サッポロ黒ラベル生ビール 中ジョッキ432円(税込)です! カンパーイ! というわけで、バイキングへGO! サラダバーも充実しています。 中国語と日本語でメニュー名が書かれています。 「油淋鶏」かと思いきや「油淋魚」! 日本語では「ユーリンサカナ」と書かれていますね。 隣にあるちょっと辛いソースをかけていただきます
【第1回】たい焼きにはたくさんの兄弟がいた こんにちは。 明治時代から昭和初期までの食文化史を主に研究している、近代食文化研究会と申します。 「お好み焼きの物語」という、お好み焼きの歴史本を書いています。こちらもぜひ読んでみてください。 さて、今回のお話は、東京都港区三田からはじまります。三田といえば、慶應義塾大学のキャンパスがあり、グルメで思い浮かぶのが「ラーメン二郎 本店」です。 Takagi Tomohiro Williamさんの投稿より 画像引用元:https://retty.me/area/PRE13/ARE16/SUB1302/100000000029/26582184/ このラーメン二郎、私の専門分野である明治時代にはもちろん存在しません。 明治の中頃の慶應義塾生徒が夢中になっていたグルメは、「亀の子焼」という焼き菓子でした。 「明治の中頃から芝田村町にある亀の子焼屋は非常に
全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン&ラーメンライター。 自身のインターネット番組、ブログ、Twitter、Facebookなどでも定期的にラーメン情報を発信。 その他、ミュージシャンとして、サザンオールスターズのトリビュートバンド「井手隊長バンド」や、昭和歌謡・オールディーズユニット「フカイデカフェ」でも活動。 ブログ Twitter Facebook 全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。 昨年12月に新横浜ラーメン博物館を卒業した『すみれ』。 言わずもがな札幌を代表する味噌ラーメンの名店ですが、その『すみれ』が首都圏からなくなってしまうと聞き、ラーメン界には激震が走りました。 しかし、この2月に横浜の野毛に「すみれ」が新店をオープンするという、嬉しいニュースが入ってきたのです。 店主の村中伸宜さんは、「25年間『すみれ』を育ててくれた横浜には、少なく
ここ最近、東京で流行りそうなメシの1つに「水炊き」がある。 水炊きとは、博多を代表する郷土料理で、鶏を使って作られる鍋だ。そのルーツは南蛮料理にあるとされており、南蛮料理が長崎に伝わり、博多へと徐々に経由するにつれて、現在の形へと収束していったという。 その名の通り、水で鶏肉を炊くことが「水炊き」の名前の由来とされている。 獣肉を食べ慣れなかった頃の日本人には、水で鶏肉を炊くだけで十分に味が濃く、おいしかったのかもしれないが、美食に慣れた現代人の舌だとそれではちょっと物足りない。 そのため、今現在の主なスタイルとしては、まず鶏ガラなどを使って一度濃い出汁を取り、それを使って鶏肉を炊くといった手法が主流となっている(厳密には、これはスープで鶏肉を炊くので「スブ炊き」と呼ばれる手法なのだが)。 肝心の水炊きの味だが、これが実にウマい。長時間鶏ガラを煮込んで取った出汁と鶏肉の出汁を掛け合わせるこ
2月上旬、『焼きそばは飲み物。』と名乗る焼きそば専門店が、新橋と池袋で立て続けにオープンした。 屋号を聞いて「おや、もしや?」と思った方もいるかもしれない。 実はカレーチェーン『カレーは飲み物。』を運営する会社が経営母体で、『とんかつは飲み物。』に続く、「◯◯は飲み物。シリーズ」の第3弾なのだ。 『焼きそばは飲み物。ニュー新橋ビル店』は、烏森口の目の前にあるニュー新橋ビルの地下1階に暖簾を掲げている。 客席は厨房を囲むL字型カウンターのみ。看板メニューは「踊る! ソース焼きそば」だ。 焼きそばは飲み物。池袋東口店 こちらの焼きそばの最大の特徴は、麺とソースへの手間のかけ方だろう。 開発した中心人物は、『焼きそばは飲み物。池袋東口店』の店長、奥村哲也さん。同店は、もともと昨年1月に『やきそばる。』という屋号で開業していた。 その『やきそばる。』時代に1年ががりで理想の麺とソースを探求し、行き
1.前置きと仕入れ 人間には、ハチャメチャな値段の食材をメチャクチャな量作ってみたいという欲望があります。そういうわけで、まずは「カラスミ食べ放題」という狂ったパーティーを開催した時の画像をご覧ください。 一般的なご家庭で製造が可能で最も高級な食材とは何かと考えると、カラスミはかなり有力な候補と言えると思います。 ちょっと検索していただければわかりますが、国産の上物だと末端価格で100グラム1万円以上になってきますね。 1グラム100円と考えると、500円硬貨が7グラムなので、500円硬貨よりグラム単価が高いということになってきます。すいません、自分で言っててちょっとわからなくなりました。 まぁ、そんなわけでカラスミは自宅で作れます。原料となるのはボラの卵巣、通称ボラ子。 10月くらいから豊洲市場には結構入荷していて、1キロ4千円~4万円くらいです。値段の変動幅がベンチャー企業の株価みたい
まいど、下関マグロです。 蕎麦やしゃぶしゃぶをはじめとした50品目の食べ放題に加えて、ドリンク50種類の飲み放題が付いたサービスを発見しました。 しゃぶしゃぶだけ食べ放題というのはよくありますが、そこに50品目つくとは大変豪華ですね。 お店があるのは飯田橋駅から歩いて5分の場所。さっそく行ってきました。 こちらが『しゃぶ蕎麦 小次郎』です。 こちらの蕎麦は挽きたて・打ちたて・茹でたての「三たて蕎麦」が名物なんだそう。蕎麦だけでもすでに期待できそうですね。 こちらですね。1人100分で2980円ですよ。 プラス500円でビールも飲み放題になるそうですが、通常の飲み放題でも乾杯時のビールが一杯サービスされるそうです。 というわけで、ビールでカンパーイ! こちらは出来たての豆腐バーです。 ほんのり温かい。優しい味わいです。 お肉は注文しなくても自動的に出てくるようです。 さっそくしゃぶしゃぶ。こ
「丼丸」って聞いたことありますか? 私はプライベートでよく利用するんですが、実は知らない人が結構いるという事実を最近知って驚きました。 「嘘でしょ?」と。 こちらが丼丸のメニューなんですが、いかがでしょう? 豊富な種類の海鮮丼が、一律500円(税抜)で食べられる海鮮丼の専門店で、全国に400店舗以上も存在してしているんです。ふとした時に見かけるので、割と有名だと思ってたんですが…? もしかしたら、気付かずに利用したことがある人は多いかもしれませんね。なぜなら丼丸は一般的なフランチャイズとは異なる特殊な業態だから。 私も知らなかったんですが、メニューの種類も店によって全然違うし、とにかく自由度が高いらしいんですよね。 丼丸ファンとしては、もっと丼丸のことを知りたいし、広めたい。ということで、さっそく本社に行って話を聞いてきました! 下町のお寿司屋さんが、今の海鮮丼ブームを作った 丼丸の本社が
Top グルメな人おすすめ 【現地レポ】ベトナムグルメの桃源郷!神奈川には「いちょう団地」と呼ばれる、あまりに現地メシなスポットが存在する パスポートなしで行ける海外?知られざる多国籍タウン「いちょう団地」 「いちょう団地」って聞いたことありますか? 横浜市と大和市にまたがる神奈川県最大の公営住宅。 そこには、なんと10か国以上の国籍の人々やその家族が住んでいるんです。 そして驚くべきは、この「いちょう団地」でいただけるベトナム料理のレベルの高さ。 もはや、パスポートなしで行けるベトナム旅行。初めて訪れたときの驚きは半端ではありませんでした・・・ 今回は、知られざる多国籍タウン「いちょう団地」に潜入、昇天必至のグルメを皆さんにもご案内しましょう。 いちょう団地への行き方 小田急江ノ島線、高座渋谷駅を東口へ出て10分ちょい。 大和市立渋谷中学校を目印に歩いていくと、堺川の向こうに見えてくる巨
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