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アメリカ大統領選
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(最終更新:2009年9月 論文を中心に追記。過去の講演情報については本サイトの過去ログを参照ください:http://d.hatena.ne.jp/shamano/archive) 著作 濱野智史(2008)『アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか』NTT出版. アーキテクチャの生態系 作者: 濱野智史出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2008/10/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 99人 クリック: 1,146回この商品を含むブログ (262件) を見る 第25回 テレコム社会科学賞・奨励賞を受賞しました。http://www.taf.or.jp/award/prize/25_telecom.html アーキテクチャの生態系』まとめページ―目次・参考文献・索引など。http://d.hatena.ne.jp/shamano/20081105 初の著
告知2つです。 9/29『デジタルコンテンツ白書2009』関連のイベントに参加します。 デジタルコンテンツ白書(2009) 作者: 一般財団法人デジタルコンテンツ協会,株式会社DNPメディアクリエイト,経済産業省商務情報政策局出版社/メーカー: 一般財団法人デジタルコンテンツ協会発売日: 2009/08/27メディア: 大型本購入: 2人 クリック: 94回この商品を含むブログ (3件) を見る 今夏に発刊された『デジタルコンテンツ白書2009』に、「インターネット関連産業」という項目で論考を寄せました。ニコ動・初音ミク・東方・アイドルマスターについて、コンテンツビジネスという観点から論じた内容になっています。 来週9/29(火)に、関連イベントがあります。初音ミクの「白いクスリ」騒動についても議論する予定。場所は六本木のGLOCOMで、参加費は無料です(事前申し込みが必要ですので下記UR
7月頃、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 」に関する原稿を書いたのですが、諸事情につき刊行されない運びとなったとのことなので、せっかくなのでウェブサイト上にアップしたいと思います。約8,000字です。 ■ 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』(以下、『新エヴァ』と略す)の総監督である庵野秀明は、いまから約三年前にあたる二〇〇六年の九月に、同作品を制作するにあたって「我々は再び、何を作ろうとしているのか?」と題された所信表明を公開している(注1)。そこでは次のように書かれていた。なぜいまエヴァの再映画化を手がけるのか。それは「疲弊しつつある日本のアニメーションを、未来へとつなげたいという願い。蔓延する閉塞感を打破したいという願い」を実現するためである。もちろん、いまさら十年以上も前の作品を映画化するのか、という思いはある。事実、「エヴァはもう古い、とも感じ」る。しかし、庵野はこうも断言している。「この
コミケ 今週末、3日目日曜のコミケに頒布される2誌に寄稿しています。 ▼東浩紀さん&宇野常寛さん共同編集『Final Critical Ride』に、先日ABCで行われた藤村龍至さんとのトークショーの文字起こしが収録されています。 ファイナル・クリティカル・ライド続報 - 東浩紀の渦状言論 はてな避難版http://d.hatena.ne.jp/hazuma/20090718/1247855291 夏コミ新刊「Final Critical Ride」 - 第二次惑星開発委員会NEWS http://blog.goo.ne.jp/wakusei2nd/e/355cff0c1361862b12f89f5afb9db17b 以下、引用: 波状言論+PLANETS 2009 SUMMER SPECIAL Final Critical Ride 責任編集/東浩紀+宇野常寛 コミックマーケット 200
「ザ☆ネットスター」7月号に出演します。 詳細は番組HPをご欄ください。長島☆自演乙さんのナマ足は必見?です。 http://www.nhk.or.jp/netstar/program.html こ、これはまさか!クイズ??いいえテストです。 ついに困ってクイズかよ、とか言わない! そう、まさかの抜き打ちテスト実施です! 題して「第1回ねとすた上半期中間テスト(夏)」! きゃんち先生がネットの濃い問題をズバズバ出していきますよ。 さあテストに挑戦して、情弱から脱出だ! シークレットゲストも登場します! ゲスト出演者: 今野宏美(声優)、濱野智史(情報環境研究者) 長島☆自演乙☆雄一郎(格闘家)、金田朋子(声優) ほか 放送日時: 2009年7月3日(金)24:00〜24:39(BS2) 7月5日(日)25:00〜25:39(BS hi) 7月10日(金)11:00〜11:39(BS hi)
『アーキテクチャの生態系』に関する情報をまとめたページです(http://d.hatena.ne.jp/shamano/20081105)。 目次・参考文献・索引・正誤表などを公開します(一部未完成、随時更新します)。 アーキテクチャの生態系 作者: 濱野智史出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2008/10/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 99人 クリック: 1,146回この商品を含むブログ (262件) を見る 以下、『アーキテクチャの生態系』をご紹介頂いた皆様へのリンク集&コメントです(随時更新予定)。【更新:11月6日】 「アーキテクチャ」と「情報環境」としての雑誌システムの終焉(【海難記】 Wrecked on the Sea )http://d.hatena.ne.jp/solar/20081104#20081104f1 仲俣暁生さんにご紹介いただきました。
以前も告知したのですが、『Review House 02』に寄稿しました。タイトルは「月はまた昇る――ニコニコ動画における「コメントアート」とその「保守主義」(メンテニズム)をめぐって」というものです。 目次や販売場所などの詳細は、編集長の伊藤さんのブログをご確認ください。Amazonでは買えないようです。 ブロググビグビ: Review House 02 通販受付!! http://assaito.blogzine.jp/assaito/2008/10/review_house_02_55d0.html 都内書店(新宿紀伊国屋、新宿ジュンク堂、池袋ジュンク堂、ブックファースト新宿店、渋谷リブロ、Nadiff、photographer's gallery、タコシェ、模索舎、三省堂神保町店など)、ブックファースト京都店などにて、順次販売予定です。 僕のレビューは、ふんどしP「初音ミクオリジナ
次は来月の告知ですが、11/9の文学フリマで頒布される、ゼロアカ道場の皆さんの同人誌に寄稿したり、インタビューされたり、インタビューに参加したりしています。 詳細は以下のまとめをご参照ください。 「東浩紀のゼロアカ道場」第4回関門同人誌まとめ - noir_kかくかたりき改めnoir_kはこう言った http://d.hatena.ne.jp/noir_k/20081022/1224641033 筆者が関わっているのは、以下の3冊です。 東浩紀のゼロアカ道場 「取り急ぎ、目次を公開します」 - ポリリズム やずやとミツノのゼロアカ道場同人誌制作日誌 http://d.hatena.ne.jp/yazunami/20081027/1225118997 タイトルは「擬似同期化するファッションの世界」。話題はなぜか「ファッション」についてです。あ、でも脱オタについてじゃないです(笑)。といっても
アーキテクチャの生態系 作者: 濱野智史出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2008/10/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 99人 クリック: 1,146回この商品を含むブログ (262件) を見る 諸々忙しく、慌しくしているうちに、いつのまにか発売日が来ていました…。 事前にご紹介頂いていた皆さん、ありがとうございます。 東さんにも、とても立派な帯を頂きました。 ウェブから生まれた新世代の社会分析。 本書ぬきにニコニコ動画は、そして日本社会は語れない。 ――東浩紀 おいおい内容紹介のエントリなども書きたいと思いますが、とりあえず、この本は「Wired Vision」の連載(濱野智史の「情報環境研究ノート」 | WIRED VISION)をまとめたもの、ということになっています。しかし、全352Pの内容のうち、Wiredと完全に被っているのは1/3程度ではないかと思います
先日ここでも触れましたが(「秋葉原無差別殺人事件」関連」)、先月末に刊行された以下の書籍に、論考を寄せています(約16,000字)。 濱野智史 (2008)「なぜKは「2ちゃんねる」ではなく「Mega-View」に書き込んだのか? ――2000年代のネット文化の変遷と臨界点をめぐって――」, 大澤真幸編『アキハバラ発 〈00年代〉への問い』岩波書店. アキハバラ発―〈00年代〉への問い 作者: 大澤真幸出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/09/26メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 136回この商品を含むブログ (52件) を見る 目次・著者一覧などはこちら:http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0220470/top.html この論考の中では、「VIP替え歌」の一例として、あの、ニコニコ動画で「またお前かww」で大人気の、雌豚さんの楽曲
来週日曜の12日に(3連休の中日ですね)、下記のイベントに出演します。荻上チキさんと宇野常寛さんとの鼎談です。 「若手批評家サミット2008 ――ウェブコミュニティとコンテンツの未来」 インターネットや携帯電話が「当たり前」のものとして定着した現在、私たちのコミュニケーションと、そこで消費されるコンテンツはどのように変化し、どのような課題が浮上するのか。そしてそんな時代における批評メディアの役割とは? 1980年前後生まれの三人の論客が、縦横無尽に語りつくす新世代批評家サミットが実現! 話者:荻上チキ×濱野智史×宇野常寛 日時:2008年10月12日(日)13時30分開場、14時開始、16時終了 場所:三省堂書店神保町本店(http://www.books-sanseido.co.jp/shop/kanda.html) 予約先:03-3233-3312 チケット料金:500円 【荻上チキ(
『ゼロ年代の想像力』を上梓されたばかりの宇野常寛さんが編集されているミニコミ誌、『PLANETS』Vol.5(2008年8月30日発売予定)に、これもけっこう長めの論考を寄せました。詳細は以下をご参照ください。 〈PLANETS vol.5〉2008年8月30日発売予定 - 第二次惑星開発委員会NEWS http://blog.goo.ne.jp/wakusei2nd/e/4bb460385d64744388db6497bd80f84b タイトルは「梅田望夫と西村博之の「思想」を比較する――ゼロ年代の「情報/日本」社会をめぐって」というものです。内容はタイトルのとおりです。おそらく普通に考えたら、ちょっと並べるにはありえないくらいに遠い――読者層も支持層もあまりに違う――と思われるこの二人を、エイヤっと一つの軸の上で比較する、という内容になっています。そして、この日本社会で「ネット(と社会
当日は「ニコニ・コモンズ」についてコメントをしました。言及してくださった記事にリンクします。ありがとうございます。 「MADは日本の文化」--ニコニコ動画、動画作成用素材を提供へ:ニュース - CNET Japan http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20376659,00.htm ニコニコ大会議2008 〜日本の夏、ニコニコの夏〜 まとめ&レポート - 革命的非モテ同盟 http://d.hatena.ne.jp/furukatsu/20080704/1215158561 ※追記:7/7 19:43 以下、7/7付けの記事です。 ニコニコ大会議2008、元ドコモ夏野氏やひろゆき氏がプレゼン - BB Watch http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22385.html ニコニコ大
7/4に開催され、大盛況だった「ニコニコ大会議2008」。僕は一応出演者の一人でもあったのですが、開演から出演直前まで、(そして出演後もあわせて)2階の観客席で観覧していました。どうしても、このイベントは会場で絶対にナマで見ないといけない、と思っていたからです。そして、その直感は間違っていなかったと思います。そのことに関連して、どうしても一つだけ、触れておかなければならない感想というか論考のメモのようなものを書きたくなりました。以下、推敲を全くしていないので、かなり荒れている文章ですが、お許しください。 ちなみに、当日のイベントは、本当に会場の熱気と臨場感があまりに圧倒的で、言語化しようとすればその全てが言い尽くせずに零れ落ちてしまうような、すばらしいものだったと思います。特に、運営の皆様、本当にあれはお世辞でも社交辞令でもなく、すばらしかったです。また、あのようなイベントが開催される日が
ここ最近、色々動きがあったようなので、メモ。 ■まず、YouTubeに注釈がつけられるように。 YouTubeによる機能紹介ページ:http://jp.youtube.com/t/annotations_about デモ動画は以下。 YouTube - Interactive card trick:http://jp.youtube.com/watch?v=tbEei0I3kMQ やり方についての解説。 Going My Way: Annotation (注釈) がつけられるようになった YouTube のビデオ:http://kengo.preston-net.com/archives/003720.shtml ただ、こちらは、旧「mojiti」等の例にもれず、あくまで動画に「注釈」をつけられるサービスであって(YouTubeの上の機能では動画の投稿者だけが注釈をつけられる仕様のようです
二つ続けて告知になります。まず一つ目ですが、現在発売中の『ユリイカ』2008年6月号(目次紹介)に原稿を書かせていただきました。特集「マンガ批評の新展開」ということで、マンガについて書かせて頂いています。 ユリイカ2008年6月号 特集=マンガ批評の新展開 作者: 荒川 弘出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/05/26メディア: ムック購入: 4人 クリック: 48回この商品を含むブログ (51件) を見る 題目は以下のとおりです。 濱野智史(2008)「平坦な戦場をループさせることで生き延びること――『リバーズ・エッジ』 と 『ひぐらしのなく頃に』 をMADする?」『ユリイカ』第40巻第7号, pp.100-109. 以下、内容紹介などをつらつらと。 普段、筆者はマンガ評論を専門にしているわけではないのですが、以前ここにアップした『ジョジョ』第6部についての文章がきっかけになっ
2つめの告知です。『InterCommunication』No. 65 2008年夏号(目次紹介)に、原稿を書かせていただきました。こちらは今月末の発売予定で、Amazonだと5/30となっています。しかも、実に10数年にわたって刊行されてきた『InterCommunication』誌は、これが最後の号になるとのことです(休刊のお知らせ)。ということで、皆さん記念にぜひ買いましょう! 僕も保存用にたぶん3冊くらい買います(笑)。 Inter Communication (インターコミュニケーション) 2008年 07月号 [雑誌] 出版社/メーカー: エヌ・ティ・ティ出版発売日: 2008/05/30メディア: 雑誌購入: 11人 クリック: 91回この商品を含むブログ (23件) を見る しかも、なんとも恐れ多いことに、今号では3つの記事にクレジットさせて頂いています。以下、内容紹介を簡
一ヶ月ぶりの更新ですが、いくつかご報告を。最近かなりばたばたしておりまして、こちらでご報告できずじまいでしたが、先日、CNETにインタビュー記事が載りました(4/28)。 ニコニコ動画とAR(現実拡張)技術が可能にする「ニコニコ現実」という未来:コラム - CNET Japan:http://japan.cnet.com/column/pers/story/0,2000055923,20370895,00.htm 聖地巡礼 実はこのインタビュー、もとは去年の冬に受けたものなのですが、その後公開時期がずれたこともあり、今年3月にあったOGCの後日談的エピソード(AR+ニコニコ動画≒ニコニコ現実?という着想)を加筆した内容になっています(3ページ目)。 ちなみに、実際に僕が白川郷に行ったのは去年の9月で、バイクで実に9時間もかかったのですが(結局日帰りできずマンガ喫茶で宿泊した)、いやそれはも
もうひとつ近況報告です。ロンドン大学の Goldsmiths Media Research Programme の研究グループが、「ニコニコ動画」に関する研究を行うためにイギリスから来日されているのですが、先日、インタビューを受けました。そのレポートが以下にアップされています。 Tag-Wars A conversation with Hamano-san - Metagold A Research Blog about Nico Nico Douga http://d.hatena.ne.jp/metagold/20080513/1210652036 このグループは、基本的にカルチュラル・スタディーズやメディア論の観点から、「情報社会における新しいメタデータのあり方」をテーマに、日本のニコニコ動画をケースに取り上げているとのことでした。メインのインタビュアーはGoetz Bachmann
設立趣意書 現代社会に生きる私たちは、インターネットが、驚異的なスピードかつグローバルな規模で普及・発展する、激動の状況に置かれています。そして私たちはしばしばこの状況を、「グーテンベルク」以来の《革命》として捉えてきました。かつてメディア論の大家マーシャル・マクルーハンは、新しいメディア技術の出現によって大変革がもたらされる事態を、「銀河系 Galaxy」の比喩で表現しました。文字通り、インターネットの巨大さは「天文学的規模」に達しており、その全体像を捉えることは、私たち21世紀の人類社会が取り組むべき知的課題として立ちはだかっています。 さてその一方で、いま私たちは、インターネットという大銀河の中に、とりわけ活発な動きを見せる「小銀河系」が生まれつつあるのを目の当たりにしています。それがニコニコ動画です。誕生から1年足らずというスピードで、瞬く間に数百万人規模の利用者数を集めたニコニコ
先週金曜、「OGC2008」で講演させて頂きました。レポートして頂いた記事をコレクトします。まとめてくださった皆様、ありがとうございます。 爆発的成長を遂げた「ニコニコ動画」コミュニティサービスに見る、多面的ユーザーインタラクションの革新、オンラインゲーム産業への教訓, 『Internet Watch』:http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20080315/nd.htm ニコニコ動画は2007年最大ヒットのオンラインゲーム--日本技芸 濱野氏が分析:ニュース - CNET Japan:http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20369488,00.htm 「ニコニコ動画≒ゲーム」説 “ネタ勝負”でレベルを上げろ - ITmedia News:http://www.itmedia.c
4Gamer.net ― [OGC2008#04]「ニコニコ動画は2007年最大ヒットのオンラインゲーム」ネット社会学の若手論客,濱野智史氏にネットコミュニティについて聞いてみた:http://www.4gamer.net/games/033/G003334/20080304041/ 3/14に予定されている「OGC2008」の事前取材です。なんと2万字超!(まさに「ちょww」って感じのボリュームになってますが(笑))。4gamer記者のTAITAIさんとけっこう話が盛り上がり(後半はむしろ私のほうが聞き手にまわっています)、オンラインゲームの方面からも、Web 2.0 / CGMの方面からも読めるような内容になっているのではないかと思います。ちなみに、もちろん取材当日はこんなに理路整然と喋れたわけもなく、かなりの加筆修正を入れました。本当にお手数おかけしました>TAITAIさん とりあえ
(すでに1月も中盤に入ってこういうのもなんですが)新年明け一発目のエントリがWiredVisionに掲載されました→『恋空』を読む(1):ケータイ小説の「限定されたリアル」 | WIRED VISION。先日ここで少し予告したように、ケータイ小説の『恋空』について書きましたが、肝心の『恋空』の中身にはまだ触れておらず、「次回に続く」という形になっています。本当はさっさと『恋空』の内容分析に入りたかったのですが、自分の悪いくせで、いろいろとノート的に書いてしまいました…。 さて、今回のエントリを書くにあたって、ケータイ小説をめぐるネット上の議論や考察を読んで回ってみたのですが、ひとつ感じたことがありました。それは、こうした議論の多くが、ケータイ小説の「中身」についての議論ではなく、その「外側」について、すなわちケータイ小説の《状況論》や《位置づけ論》に終始しているきらいがあるのではないか、と
はじめに ユリイカ2007年11月臨時増刊号 総特集=荒木飛呂彦 鋼鉄の魂は走りつづける 出版社/メーカー: 青土社発売日: 2007/11/26メディア: ムック購入: 5人 クリック: 886回この商品を含むブログ (130件) を見る 大変いまさらな話題なのですが、『ユリイカ』の荒木飛呂彦特集(11月臨時増刊号)を年末に購入して読みました。そうしたらやっぱりジョジョを読み返したくなってしまって、年末年始からマンガ喫茶で読みふけっています(最近出た第4部のノベライズ版も購入したのですが、残念ながらまだ読めていません)。個人的には、ジャンプを読み始めた頃にちょうど始まったということもあり、「第4部」が一番好きなんですが、やはりラストの圧倒的な感じは「第6部」が抜群だと思っています。そこで唐突ではありますが、以前、第6部について個人的に書いてみた文章があるので、少し手を加えて、ここにアップ
24-1:http://wiredvision.jp/blog/hamano/200712/200712261600.html 24-2:http://wiredvision.jp/blog/hamano/200712/200712271200.html 24-3:http://wiredvision.jp/blog/hamano/200712/200712281000.html 今週から、連載第24回に相当するエントリーを、3回に分けてアップ中です(また間を空けてしまい、申し訳ありません)。これまでWiredVisionの連載では、同期/非同期という論点について、「ニコニコ動画」や「Twitter(マイクロブログ)」や「セカンドライフ」といった個別のサービスごとに考察してきたのですが、今回の「同期性」をめぐる一連の考察では、その論点をメディア環境全体に当てはめてみる、というものになってい
先週末から今週にかけて、伊豆大島に行ったり引越しをしたりでまともにネットにアクセスできない状態が続いていました(先週はWiredVisionの連載のほうも落としてしまったのですが、今週分はなんとかアップすることができました:第23回【同期性考察編(4)】「欲望」型のマスメディア、「欲求」型のインターネット)。そのためもあって、ご紹介が大変に遅くなってしまったのですが、先日第22回で取り上げた「共通知識」という概念について、同じくWiredVisionで連載されている小島寛之氏が、「いくら情報交換しても確信に至らないメカニズム〜eメールゲーム」というエントリを書かれています。もし未読の方がいらっしゃいましたら、ぜひあわせてお読みください。 ちなみに、もともと筆者が同期型/非同期型コミュニケーションと「共通知識」の関係についての着想を得たのは、今回の一連の考察を書く前に、チウェの『儀式は何の役
WiredVisionの連載第22回(第22回【同期性考察編(3)】なぜニコニコ動画の「時報」は強力なのか。それは「共通知識」を生むからである。 | WIRED VISION)では、マイケル・S-Y・チウェの『儀式は何の役に立つか』(安田雪訳、新曜社、2003年)を参照しながら、同期的メディアのテレビのほうが共通知識を生み出しやすく、非同期的メディアの手紙(DM)は共通知識を生み出しにくい、という仮説の抽出作業を行いました。非同期型より同期型のコミュニケーション・メディアのほうが、「共通知識」を生みやすいということ。この点はとても重要ですので、小島寛之氏の『確率的発想法』(NHK出版、2004年)での「共通知識」に関する記述をお借りしながら、筆者なりに「同期/非同期」の軸を際立たせる形で、以下に説明してみたいと思います。 (ちなみに以下の文章は、本来は連載内に収める予定だったのですが、あま
とはいえTwitterで告知をつぶやいているだけだと、いまいちストック性に欠けるので、今後は「自分が参加予定の or 行こうかなと思っているイベント・シンポジウム等の日程」を、Google Calenderでまとめて公開することにしました(公開カレンダーなので、皆さんのGoogle CalendarやiCalに登録することもできます)。 XML:http://www.google.com/calendar/feeds/hdrut75lp2aji8g9f27bev2dts%40group.calendar.google.com/public/basic iCal:http://www.google.com/calendar/ical/hdrut75lp2aji8g9f27bev2dts%40group.calendar.google.com/public/basic.ics こちらもウィジェ
はじめに さて、当日のBBAシンポジウムでは、世界最大のSNS「MySpace」の日本版である「MySpace Japan」と、日本版セカンドライフとしても知られる「splume」についてのお話が聞けました(11/25追記:以下の記事で、シンポジウム全体の詳細なレポートが書かれていますので、ご参考まで:仮想コミュニケーションビジネスの勝因を探る―シンポジウム「仮想世界におけるコミュニティサービスの現在」 - iNSIDE)。その感想と、そこから触発されて考えたことを、以下にメモ的に書いてみたいと思います。 (※書き終わってから追記:とかいってたらだらだらと長くなってしまいました・・。いろいろあまりに荒削りな文章なので、手を入れなおしてWired Visionのほうに再掲するかもしれませんが、とりあえずメモということで以下、載せておきます) splumeのアーキテクチャ設計 まず、「splu
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