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【矢坂健】「水なきゃ生きていけないでしょプロジェクト」をご存じでしょうか。仙台の大学生達が、「生きるための水はどんなことがあっても供給停止させてはいけない」と、今年の2月に立ち上げたプロジェクトで、仙台市水道局に申し入れを行った際にはマスメディアでも取り上げられ話題を呼びました。ブログで情報発信をされていますが、立ち上げに至った経緯や真意を発起人たちから直接聞きたいと思い、今回仙台POSSEの事務所にお邪魔して取材してきました。 フードバンクの活動で目にした貧困の現場 筆者はふだん医師をしており、救急外来で対応をしていると、時折、生活困窮が原因で健康を害されている方にも出会います。水道が止まっている方もいらっしゃいました。このような場合、医師としての治療介入よりも、社会福祉などの支援の方が重要であり、歯がゆい思いをしました。そういうこともあって、水道の問題に目をつけた大学生達の声を直接聞い
自分の髪が、国宝修復に使われる!?「漆刷毛ヘアドネーション」に参加してみた 2021年9月1日 CULTURE ヘアドネーション, ヘアードネーション, 仙台市, 宮城県, 泉清吉, 漆刷毛, 漆刷毛ヘアドネーション 【若栁誉美】長く伸ばした髪の毛を寄付をする「ヘアドネーション」が近年広く知られるようになってきた。有名なのは「医療用ウィッグ」を製作するための寄付。ヘアドネーションに賛同する美容室で髪を切った場合は美容室から一括して製作団体に送ってもらうことができ、自分で団体に送付することもできる。 記者は今回、医療用ウィッグの製作用途以外にも自分の髪の毛を寄付できるプロジェクトがあることを知った。それは「漆刷毛ヘアドネーション」。漆塗りを施す刷毛(はけ)を製作するための寄付で、全国の職人・愛好家の手元に届き、国宝の修復に使われることもあるという。活動が昨年執筆した記事にも関連のあるものだっ
【高校生が取材した沿岸部の今】汚水の逆流を防いだ仙台の影の功労者「南蒲生浄化センター」 2021年3月3日 SOCIAL, 特集 3.11, まいぷろ, 仙台市, 南蒲生浄化センター, 宮城県, 宮城野区, 尚絅学院高校, 東日本大震災 【高校生が取材した沿岸部の今】東日本大震災から10年を迎える仙台市沿岸部の今を知り、伝えようと、尚絅学院高校インターアクト部の生徒たちは昨年から、宮城野区中央市民センターのもと沿岸部各地で取材活動を行ってきました。震災当時幼稚園生や小学生だった高校生たちは、取材を通じて何を感じたのでしょうか。TOHOKU360では4回にわたり、高校生たちがこの一年で執筆した記事を掲載します。 東日本大震災による壊滅的被害を乗り越えた南蒲生浄化センター。そこではいま、近未来型下水処理場を目指すさまざまな取り組みが行われていました。 仙台の汚水の約70%を処理 南蒲生浄化セン
東北大学発の電子技術「スピントロニクス」を用いて、同じ消費電力で従来の100倍以上の演算性能を持たせることができる新たなスピントロニクスを用いた新たなAIプロセッサやメモリを開発している。5GやAIが登場し人々が扱うデータが膨大になる中、あらゆる電子機器の基盤を変え、桁違いに性能を向上させうる革新的な技術として世界中から注目を浴びている。 パソコンやスマホなどをの性能を桁違いに向上させる新技術 東北大学の大野英男総長が世界をリードする研究を続けてきた「スピントロニクス」は、電子の回転で発生する磁気の向きを利用して記憶や演算を行う技術だ。パワースピンのCTOを務める半導体研究の第一人者・工学研究科の遠藤哲郎教授はこの技術を半導体集積回路のメモリからプロセッサに用い、さまざまな電子機器の性能を桁違いに向上させる基盤技術として社会実装を進めている。 例えば現在のコンピューターは電源を落とすとCP
【東北大発】CO2も核廃棄物も出さない「量子水素エネルギー」で世界のエネルギー産業を刷新する クリーンプラネット 2020年10月8日 東北大発!イノベーション CO2, Google, TUSG, クリーンエネルギー, スタートアップ, 東北大学, 水素発電 (量子水素エネルギーの商用化に日夜取り組む、吉野社長(右)と岩村教授(左)。神奈川県にある研究開発拠点「KAWASAKI BASE」はエンジニアと科学者で活気にあふれている) 二酸化炭素を一切排出せず、原子力発電で懸念される暴走事故の危険性もない、クリーンで安全な新たなエネルギー「Quantum Hydrogen Energy(量子水素エネルギー)」の開発と普及に取り組む。環境に最も優しいスマートシティやオフィスビルの電力を賄う発電装置、電気自動車への搭載など幅広い電力源としての社会インフラ導入を目指し、将来的には火力発電や原子力発
【写真企画「東北異景」】第1回 仙台を見下ろす巨大仏−仙台大観音(仙台市泉区) 自然の摂理は時として思いもよらない景観を生み出す。一方で、人間という社会的動物は欲望のままに巨大な建築物や異様な光景を作り出してきた。あらためて注意深く見回すと、我々の周囲には奇妙で不可思議な風景、違和感を覚える「異景」が数多く潜んでいる。東北各地に存在する「異景」を探す旅に出掛けよう。(文・写真/佐瀬雅行) 真っ白に輝く巨大な仏像 中心部の高層ビル、津波の傷跡が残る東部の沿岸地域、広瀬川に沿った散策路…。仙台市内の様々な場所で、ふと気付くと真っ白に輝く巨大な仏像が目に飛び込んでくる。JR仙台駅から北西に約7㌔、標高180㍍ほどの丘陵地に立つ仙台大観音だ。 大観音から離れて望遠レンズを覗くと、摩訶不思議な風景が現れた(佐瀬雅行撮影) とてつもないスケールの観音菩薩立像は、正式名称が「仙台天道白衣大観音」。周辺の
フォロワー数1万9千人を超える「おいでよ宮城」のツイッターアカウント 【若栁誉美=仙台市】短文投稿サイト「ツイッター」に、非公式で地域を応援するアカウントが存在する。「◯◯においでよ」(◯◯には地名が入る)の名称で地元の情報を発信しており、東北六県の県名を冠したアカウントから「釜石」「弘前」のような市町村単位まで多岐に渡る。 その「おいでよアカウント」の中でも、1万9000人以上のフォロワー(閲覧者)を持ち、ツイッター上で抜群の影響力を誇る「おいでよ宮城」さん(以下、おい宮さん)。この春、東京へ戻ることを発表していることを受け、TOHOKU360は「おい宮さん」に直撃取材。宮城を発信し続ける思いを聞いた。 自分が一番「宮城においでよ」に影響を受けた おい宮さんがツイッターで「おいでよ宮城」のアカウントを始めたのは、4年前の2013年。「自分の故郷である宮城に興味を持っ
倉庫で起業する「倉庫系ベンチャー」がアツい! 倉庫内のオフィス街「ニュー倉庫街」品川に誕生 2017年3月14日 PR 【PR記事】「倉庫」と聞いて、何を思い浮かべるだろう。暗くて、無機質で、埃っぽく、モノが積まれている場所……。そんな印象が持たれがちな「倉庫」だが、なんと今、若い起業家の間で「倉庫」を「オフィス」として活用するのが人気になりつつあるという。その人気はじわじわと広がり、東京・品川には2017年4月、倉庫を大規模リノベーションし、起業家やクリエイターがオフィスや共用スペースとして使える「ニュー倉庫街」がオープンするとのこと。人気沸騰間近の「倉庫系ベンチャー」ブームを追った。 4/6「ニュー倉庫街」内覧会開催!申し込みや詳細はこちら 「倉庫」が「おしゃれ」って、どういうこと? 「倉庫」がオフィスになる、とはどういうことなのだろう?ブームの真相を探るため、訪れたのは東京都港区芝浦
東京電力福島第一原発事故後の廃炉作業の進展や周辺地域の現状を知ろうと、2月1日から2日にかけ、世界各地の原子力分野の若手専門家たちが福島県を訪れた。海外から初めて福島を訪れた専門家たちは何を見て、何を感じたのか。TOHOKU360は、2日間にわたる彼らの視察を独占密着取材した。(安藤歩美) スマホで360°VR動画を体験 ※必ずYouTubeアプリを起動してご覧下さい 視察に訪れたのは、原子力に携わる若手の国際的ネットワーク「International Youth Nuclear Congress (IYNC) 」のメンバー。アメリカ、ロシア、中国、オーストラリア、イタリア、オーストリア、台湾から研究者や実務家が集まり、原発の廃炉に向けた最新の技術や、原発周辺の現状について学んだ。 彼らに、福島を訪れた理由を聞いた。 アメリカのダニエル・オコーネルさんは「アメリカでは福島の原発事故のあと、
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