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COVID-19の特異性を理解してこそ ウイルス感染症学を専門とする押谷仁教授は、COVID-19パンデミックが発生して以来、その対策の中心で奮闘してきました。その一方で、流行が繰り返されることにいら立つ人たちから、メディアやSNSを通した批判にもさらされてきました。それでも使命を果たし続ける押谷さんに、その胸の内と実情を伺いました。 (2022年3月8日にオンラインで収録) 瀬名: 押谷先生とはこれまで、いっしょに3冊の本を出してきました。最初は、2009年の新型インフルエンザパンデミックが発生した年に対談をしてそれをまとめた共著『パンデミックとたたかう』(岩波新書、2009)。2冊目はぼくがウイルス学の研究者である父とまとめた『インフルエンザ21世紀』(鈴木康夫監修、文春新書、2009)に押谷先生へのインタビューを収録しました。そして2020年には、NHK BS1スペシャルの座談会に基
今こそ総合知を ― COVID-19は転換点 押谷仁教授は、国のCOVID-19対策に従事する傍ら、東北大学新型コロナウイルス対応特別研究拠点プロジェクトの一環として、「感染症共生システムデザイン 学際研究重点拠点SDGS-ID」を立ち上げています。その思いも含めて、前回に続き、押谷さんのこの2年間の活動を振り返っていただきました。 (2022年3月10日にオンラインで収録) 瀬名: 先日、Yahoo!ニュースのコメント欄に、ロシアのウクライナ侵略関連のニュースがトップに出るようになったことで、コロナの新規感染者数がトップに出なくなって気持ちが落ち着くようになったという意見が出ていました。これを見て、いろいろ考えさせられました。その気持ちはわかるのだけれども、なんというか、人々の世界観の限界を突き付けられた思いがしました。自分の目に見える新型コロナのニュースは怖い、あるいはこれまで怖かった
常日頃研究室の学生に伝えていることです。指導方針、運営方針、特に当研究室と合わないと思われる方も併せて読んでいただけると色々なことが何となくわかってもらえるのではないかと。 研究室に閉じこもらないでください 研究は1時間をかければ何とかなるというものではありません2。研究がうまくいかないのであれば、ずーっと研究室に閉じこもるなんてことはせずに、どっか行ってきてください。また、もっと広い意味で、一つのことを深めるのはもちろん大切ですが、それと同じくらい、色々なものを見て経験することも大切だと思います3。なので、当研究室は留学やインターンシップも奨励していますし、ちまちませずどかっと休むように、とも言っています。尚、研究室来なくていいですよ、研究そこそこでいいですよ、という意味では全くないので誤解無きように。こう言っちゃなんですが、うちの学生の業績は客観的にみて結構すごいと思いますよ4。 不平
当研究室において学生1が論文2を書く際に指摘している一般的事項のまとめです3。研修II要旨の書き方とダブる面は多々ありますが、改めて。尚、研究室としての論文発表に関する事柄はこちら。論文を書くに際してのべからず集はこちら。 全体について まずは全体構成を決めましょう。 まずはどのような構成で論文を書くのかを確定させましょう。まず基本を身に着けるべきですので、最初のうちはIMRADで書くことを推奨しています4が、論文の内容によっては他の構成が適切である場合もあろうかと思います。論文は言いたいことをすべていえばいいわけではなく、適切な情報を、適切な順番で提示していくことが重要です。ここが変わると全体が大きく変わる可能性もありますので、まずは指導教員としっかり議論し、 どのような構成にするのかを明確にしてください。 なるべく短く。 論文の長さは論文の価値とは全く無関係です5。むしろ長くなるほど価
とある本によると、「幸せな**を送るための条件を明確に説明することは困難である。一方で、うまくいかなかった**は、その大半において、明確かつ共通の理由がある」のだそうです。この叡智に富んだ文句に敬意を表し、少し端的に、こういった方はたぶん当研究室を志望しないほうがいいんだろうな1ということをまとめておきます2。研究室学生への希望/要望も併せて読んでいただければと。 懇切丁寧な指導を期待する方 それなりに具体的な研究指導方針はこちらにまとめていますが、特に大学院生に対しては、このパラメータはこれ、このパラメータはこれ、これをこうしてこうやればOKといった、といった感じの細かい研究指導をすることはまずありません3 。何をやろうということはもちろん指示しますし、その際の注意点なども私の把握している範囲で伝えますが、具体的にどうやるかということは自分で調べて進めてね、というかむしろ君が勉強して私に
Information 新しいプロジェクトが始まります。 科学の不定性との関係で科学教育のあり方などを考えるプロジェクト「科学の多様な不定性と意思決定:当事者性から考えるトランスサイエンス」を今年度(2013年度)より実施いたします。 公開シンポジウムや研究会などを開催する予定です。詳しくは 「科学の多様な不定性と意思決定:当事者性から考えるトランスサイエンス」WEBサイトに掲載いたします。 (2013/04/) パネルディスカッションの冒頭部分を掲載しました。 パネルディスカッションの冒頭部分をYouTubeに掲載しました。(承諾をいただいて掲載しています。) ▼画像かこちらをクリック パネルディスカッションのつづきは、今後も続々と掲載いたします。 (2013/03/14) 「法律時報」2013年1月号に、開催報告が掲載されました。 日本評論社「法律時報」(B5判 毎月27日発売)にシン
0887 科学 御用学者がつく られる理由 「科学」はときに,水戸黄門の「葵の御紋」の 印籠に似ている。 「科学的」と言われた瞬間,市 民はひれ伏さなければならないかのようだ。時代 劇では庶民の味方である黄門様が印籠を用いるか ら,視る者は溜飲を下げられるが,悪代官が葵の 印籠を使ったとしたらどうだろうか。そして現実 に,科学者がそのように振る舞っていると批判を 浴びることがある。いわゆる「御用学者」批判で ある。なぜこのような事態が起こるのか。そこに は科学と社会の関係に根をもつ重大な問題が存在 している。 「御用学者」 問題を解きほぐす 福島第一原子力発電所の事故によって,専門家 の発言が社会的に争点となる事例が続出した。情 報が不足し,社会に十分に伝えられない中で,事 故の見通しについて,あるいは放射能リスクの評 価と人々がとるべき対応について,楽観論や「安 全・安心」に偏った言説が
0314 KAGAKU Mar. 2012 Vol.82 No.3 2011 12 22 “ ” p. 11 WG 8 WG WG “ ” 20 mSv/ l 100 mSv 20 mSv/ l 20 mSv/ 特集 〈〉 住民ではなくリスクを管理せよ ―― 『低線量被ばくのリスク管理に関するワーキング グループ報告書』 にひそむ詐術 尾内隆之� おない たかゆき 流通経済大学法学部 調 麻佐志� しらべ まさし 東京工業大学大学院理工学研究科 Risk management or mind control? : Possible messages in the report by the working group on the risk management of low-dose exposures Takayuki ONAI and Masashi SHIRABE *1―以下, 『
岩波書店「科学」 2010年2月号 ・「法廷における科学」 科学グループ 本堂 毅 P.154-P.159 (岩波書店許諾によるPDF版) ・「プルトニウムの研究史」 科学グループ 平田光司 P.170-P.174 ・「未来を“かたる”ことば」 法グループ 尾内隆之 P.187-P.191 2010年12月19日(日) 法と科学の哲学カフェ 「合理性の衝突」 を開催しました. 開催報告はこちら 日本物理学会2010秋発表原稿 「法と科学の接点にみる科学教育の課題」 本堂 毅,小林泰三,平田光司 日本物理学会誌2011年4月号 談話室 「JSSTS-4S合同国際会議開催記念・市民講演会 『社会のなかの科学: 21世紀の科学および市民の社会的責任』に参加して」 (物理学会許諾によるPDF版) 科学グループ 本堂 毅 東北大学高等教育開発推進センター紀要(2011) 「法と科学の接点:科学を通し
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