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ビスフェノールA(BPA)は、プラスティックや缶詰のコーティングなどに含まれる化学物質で私たちの健康に悪影響を及ぼします。 BPAは至る所に存在し、プラスティックの飲料水、お弁当、缶詰、歯科材料など口に入れるものに使われています。 これらBPA製品から微量なBPAが溶け出し、それを経口摂取することで体内へ吸収されていきます。 体内に吸収されたBPAはどうなるのか。 内分泌撹乱物質として作用し 、体内でホルモンのような振る舞いをし、私たちのエストロゲン受容体に結合し内分泌ホルモンをかく乱、生殖システムに有害な被害を及ぼします。 1988年、妊娠中のメスマウスにBPAを与え、産まれた雄マウスを調べたところ、前立腺は肥大、精巣上体は縮小し、精子の生産が減少したという報告があります。¹⁾ 厚生労働省は、マウス実験で性周期異常がみられたため、食品健康影響評価を依頼中ということを発表しています。 妊娠
ビタミンDはステロイドホルモンであり、主に紫外線にさらされると皮膚によって合成され、カルシウムや骨の代謝に影響を及ぼすことが知られています。 血清ビタミンD値は生殖に重要な役割を果たすと報告がある一方、妊娠率とは関係がないとする報告もあります。 抗ミューラー管ホルモン(AMH)は、タンパク質ホルモンであり、卵巣予備能マーカーとして知られています。 AMHは卵胞の顆粒膜細胞に発現し、卵胞刺激ホルモン(FSH)に対する卵胞の感受性を抑制することで、卵胞の成長をコントロールしています。 したがって血清AMH濃度の低下は、卵巣予備能の重要な指標となります。 ビタミンDサプリメントを摂取してAMH値が変化 ビタミンDの摂取はAMH値を変動させるのか、自分のデータで比較してみました。 就寝前ビタミンD1000IU×2T服用。 ビタミンDサプリメント摂取前のAMH0.86ng/dl、血清ビタミンD値 2
着床不全を経験した女性に、医療用乳化製剤であるイントラリピッドを静脈注射することで、妊娠率が上昇したという報告をご紹介します。 2017年1月から2018年5月、IVF/ICSIを受ける着床不全の経験がある女性102名を対象とした。 52名の治療群は、採卵直後と胚移植1時間前に20%イントラリピッドを静脈投与した。 50名のプラセボ群は、生理食塩水を投与した。 生化学的妊娠率は、治療群40.38%、プラセボ群16%と有意な差があった。 着床率 16.6%対6.6% 臨床的妊娠率 62%対14% 出生率 28.8%対10% IVF/ICSIを受け着床失敗を繰り返す女性が、イントラリピッド静脈投与を受け着床率、妊娠率、出生率が有意に増加したことを報告したものです。The effect of administration of intravenous intralipid on pregnanc
排卵誘発剤の治療に対し反応が不十分な患者に成長ホルモン剤を投与したところ、体外受精の成績が改善したという論文を紹介いたします。 2019年2月~12月の間、四川省の生殖医療センターから105名の卵巣刺激低反応患者(POR)と58名の卵巣刺激低反応ではない(非POR)患者33‐43歳が登録された。 卵巣刺激低反応患者は、成長ホルモン(GH)処置を行う群(POR-GH群)と成長ホルモン(GH)処置を行わない群(POR-C群)無作為に割り付けた。 全ての患者がGnRHアンタゴニストによる卵巣刺激を受けた。 月経2日目からrFSH注射し、卵胞の成長と血清ホルモン値に応じてrFSH投与量を調整した。 POR-GH群では、組み換え成長ホルモン4IUをトリガー日まで連日皮下注射した。 主席卵胞が12mmに達した時、および/または血清E2値が300pg/mlに達した時にガニレストを投与した。 主席卵胞が1
COVID-19に感染すると、ほとんどは軽度の症状で治癒しますが、糖尿病、肥満など代謝性疾患を持っている場合、重症化するリスクがあることが分かってきています。 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は女性の代謝疾患で、アンドロゲン過剰、月経異常、多嚢胞性卵巣がみられます。 アンドロゲン過剰状態では、コレステロール上昇、糖代謝異常、冠動脈疾患のリスクが上がります。 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者はCOVID-19重症化のリスクが平均よりも高いグループであると考えられ、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の女性がCOVID-19の感染リスクを高めているかどうかを調査した報告です。 2021年5月にイギリスから発表されました。 2020年1月31日から2020年7月22日までの期間、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)患者21292名と多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)ではない患者78310名の感染率を比較した。
早期閉経(POI)とは 日本人の平均的な閉経年齢は50歳前後ですが、早期閉経(早期卵巣不全)とは40歳前に月経がなくることをいいます。 早期卵巣不全(POI)は、40歳未満で高ゴナドトロピン性無月経と定義され、高ゴナドトロピンとは一般的に40mIU/ml以上とされます。 発症年齢は初潮直後から39歳とどの年代でも発症しますが、10代での発症は少ないです。 ほぼ前例で卵巣が萎縮し、抗ミュラー管ホルモン(AMH)は測定不能とされます。 カウフマン療法、GnRHa投与、rFSH/hMGによる排卵誘発を行うと、発症2-3年以内の症例であれば20-30%で排卵に至るとされています。 そのため、月経不順がみられた場合、婦人科などのレディースクリニックで一度診てもらうと良いでしょう。 早期閉経で妊娠 早期閉経女性に対して、ゴナドトロピンを添加した多血小板血漿(PRP)を投与することで、早期閉経期女性の卵
トマトの栄養素リコピン リコピンが含まれている一般的な食品は、トマト、ピンクグレープフルーツ、スイカ、アプリコット、グアバ、パパイヤ、ローズヒップがあります。 親油性のため、他の脂質と一緒に摂取したり調理すると、リコピンの吸収が改善されます。 リコピンは体内に吸収された後、優先的に精巣、副腎、肝臓、前立腺へ蓄積し、精巣の濃度は他の組織の10倍にもなるといわれています。 リコピンを摂取し、精子精液の状態が改善した報告をご紹介します。 酸化ストレスによるリコピンの比較分析 こちらの研究では、酸化ストレスを抱える40~60歳の患者45名と、年齢・性別をマッチさせた健常対照者30名を対象とした。 2週間のリコピン制限食の終了後、10週間リコピン補給をし、酸化ストレスバイオマーカーを測定した。 結果、全ての対象者が脂質過酸化と酸化ストレスが減少した。 Comparative analysis of
妊活している方は、ルイボスティーなどのカフェインが入っていないお茶を飲んでいる方が多いと思います。 中にはルイボスティーは独特な香りと味があり、苦手という方もいると思いますので、この記事ではノンカフェインのお茶をご紹介いたします。 ルイボスティー ルイボスティーは南アフリカに自生した樹木の葉を乾燥させたもので、風味豊かなノンカフェイン飲料です。 一般的なルイボスティーは紅茶のような赤い色をしていますが、未発酵のグリーンルイボスティーもあります。 グリーンルイボスティーのフラボノイド(ポリフェノール)量は、通常の赤いルイボスティーより多く含まれています。 いずれもタンニン量が少ないため、鉄分の吸収を阻害することがなく、フラボノイド(ポリフェノール)が豊富に含まれています。 ルイボスティーが体内の抗酸化力を増加させたという研究報告があります。 15人を対象とした研究で、血漿中の抗酸化力は有意に
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