ベビーブーム世代は前の世代よりも健康状態が悪い傾向にあるとする研究が発表された/skynesher/E+/Getty Images ロンドン(CNN) ベビーブーム世代は、その前の世代よりも長生きするとみられているが、前の世代よりも健康状態が悪い傾向にあることが分かった。学術誌「ジェロントロジー」に掲載された研究で明らかになった。 オックスフォード大学とユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究者らは、1945年以降に生まれた人々は、前の世代が同じ年齢だったときよりも健康状態が悪く、いわゆる「世代間の健康の偏り」があることを発見した。 この研究の筆頭著者であるローラ・ヒメノ氏は7日、CNNに対し「ベビーブーム世代は、前の世代が同じ年齢だったときと比べて、医師が診断した糖尿病、高コレステロール、心臓障害、その他さまざまな慢性疾患を抱える可能性が高いことがわかった」と述べた。障害率が