史跡と小籠包で知られる開封市を目指す学生らの集団/Jiao Xiaoxiang/VCG/Getty Images via CNN Newsource 香港(CNN) 彼らは冷え込む深夜に50キロ近くもペダルをこぎ、大挙して押し寄せる。バイクシェアのサービスを利用して中国中部・河南省の鄭州市から史跡と小籠包で知られる開封市を目指す夜間サイクリング。現地の学生の間で一大ブームを巻き起こしたこのトレンドは、観光促進を目指す地元自治体も当初は後押ししていた。 しかしあまりの人気ぶりに手が追えなくなった今、当局は警察を配備したり自転車レーンを閉鎖したりして熱狂を抑えようと躍起になる。何万台もの自転車のために両市を結ぶ交通はマヒ状態。開封市では乗り捨てられた自転の山が道路をふさぎ、鄭州市の通勤客は帰宅に使う自転車を見つけるのに苦労する。 当局は交通の乱れと安全上の懸念を理由に、自然発生的な集会の取り締