シークレットサービスに囲まれるトランプ前大統領。バトラー郡の保安官が当時の状況を振り返った/Gene J. Puskar/AP (CNN) 米ペンシルベニア州バトラーでの選挙集会でトランプ前米大統領が銃撃された事件で、バトラー郡の保安官は18日までに、地元警官が屋根上に潜む容疑者を見つけたものの対処できなかったことを明らかにした。 CNNの取材に述べた。保安官によると、バトラー・タウンシップの地元警察に集会会場の周囲に不審な人物がいるとの情報が寄せられて警官が出動。この最初の情報では銃の所持を示唆していなかったという。 不審者を探していた警官は建物の屋根上にいるのを発見後、同僚の警官に体を高く持ち上げてもらって建物壁面の突出部分などをたどって屋根上に到達。その後に容疑者が振り返って、警官をじっと見つめ、銃を向けてきたという。 危険を感じた警官は身を隠すため居場所から離れていた。この後に銃撃