中国のAI新興企業「ディープシーク」とは?/Greg Baker/AFP/Getty Images via CNN Newsource (CNN) 驚異的な効率性と性能を見せつけた中国製の人工知能(AI)が米ウォール街を揺るがした。「ディープシークR1」の発表を受け、27日の米株式市場はハイテク株を中心に急落に見舞われた。 ディープシークR1を開発したのは、1年前に創業したばかりの中国企業ディープシーク。米著名IT投資家のマーク・アンドリーセン氏は「スプートニク・モーメント(米国が他国に出し抜かれた瞬間)」と形容した。R1は、米オープンAIの「GTP―4」やグーグルの「ジェミニ」など、はるかに先行していたはずの米国製AIにほぼ匹敵する性能を、ごくわずかなコストで実現した。 ディープシークはR1のベースとなるAIモデルをわずか560万ドル(約8億7500万円)で開発したとしている。一方、米国